妹と混浴したら変なスイッチが入った・前編

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「どこか遠くに行こう!」

免許を取ったばかりの妹がこんな事を言ってきたのは、連休初日のことだった。
妹は19歳の学生で、つい先月の夏休みに運転免許を取得した。
俺は23歳で社会人1年生、これまでの貯金を頭金に今月ようやく車を購入した。
といっても中古の軽だが・・・。
5年落ちだがオプションフル装備でETCもついている。
軽なんてって思っていたが、なかなか愛い奴。
そんな宝物が心無いモンスターに狙われていた。

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妹とは普段から仲が良かったが、連休一緒に旅行するなんてことはしたことがない。

俺「何で突然?」

聞いてみると、大学の友人は帰省してしまったし、高校の時の級友たちも各々予定が入っている。
そこにきて格好の獲物が目の前に・・・ということだ。
俺も特に予定はなかったし、高速を体験したいと思ってたので賛同することにした。
どうせこのまま家にいても、「車貸して」と言われそうなので。

俺「んで、どこに行く?」

妹「とりあえず北!」

俺「・・・とりあえず?何か希望があるわけじゃないのか?」

妹「逃亡する時の定番よ。まだ決めてないけど早く出発しよう!残り時間が勿体ない!」

俺「なんでお前、学生のくせに休日にそんなに貪欲なんだよ・・・」

妹「一緒に出かけたらお兄の休みに合わせなきゃならないでしょ!」

俺「何泊する気だ・・・そんなに金ないぞ(汗)」

妹「とりあえず行きながら考えよう!」

俺「・・・それはとても危険な気がする」

手早く荷物をまとめ、俺達は家を出た。
やはり休日、いつもより格段に交通量が多い。
高速に乗るだけでいつもより時間をかけてしまった。
高速に乗った後も、止まるまではいかないが大渋滞でノロノロ・・・。
それでも仙台を過ぎた頃にはスムーズに流れ始め、ようやく行き先を考える余裕が出てきた。

俺「何か決まったか?」

妹「うーん、海か山か検討中・・・」

俺「まだそのレベルかよ。もう午後だし、宿も決めないとやばいぞ」

妹「混んでるかなあ?」

俺「(おいおい)高速の渋滞が見えなかったのかよ」

妹「・・・ヤバイじゃん!」

最寄りのSAで車を停め、俺と妹、携帯を駆使して調べに入る。

妹「せっかくここまで来たから山間の温泉なんてどう?」

俺「温泉か・・・良いかもな。それで調べよう」

妹「どうせなら秘湯!大きいホテルじゃなくて民宿!」

携帯で見た限り、すごい数の温泉が点在している。

(これだけあれば空きの1つや2つ・・・)

しかし考えは甘かった。
最初は希望のところに電話していったが、全く空きはなかった。
色々あたってみてもどこもいっぱい。
30分後には条件など構わず、ホテル、旅館、観光案内所・・・片っ端から電話した。
ガッカリしている妹を尻目に、「最悪ビジネスホテルかラブホかな~」と呟きながら携帯を弄っていると、ある温泉に興味が湧いた。

妹「なんでお兄とラブホ入んなきゃなんないの!ビジネスホテルも却下!それなら車中泊の方が旅っぽいでしょ!」

俺「それは俺が嫌だよ。俺は運転して疲れてんだぜ?」

妹「じゃあ私が運転するよ!私、結構上手いんだよ」

明らかに声のトーンが違う(汗)

俺「却下!絶対不可!ちょっと待て、まだ探そう」

そう言いながら俺はダメ元で気になった温泉宿に電話してみた。

俺「・・・空いてるってよ」

妹「温泉?」

俺「そう、2人1部屋だけだって、山奥の民宿らしい。決めていい?」

妹(コクコク)

俺「じゃあこれから向かいますので・・・ふう」

妹「やったじゃん!どんなとこ?」

俺「すごい山奥で露天風呂があるらしい」

妹「いーねー。・・・どれくらい山奥?」

俺「携帯が入らないらしい・・・民宿の電話、衛星電話らしい」

妹「衛星って・・・辿り着けるの?」

俺「途中、道が狭いんで気を付けて・・・だとさ」

早速ナビを設定し、向かうことにした。
高速は相変わらず車は多かったが流れに支障は無く、ほぼナビの時間通りに高速を降りた。
目的地は高速を降りて1時間ほど。

(思ったより近いな・・・)と楽観していたが、平地から徐々に上り始め、ダム湖をこえ、スキー場を過ぎてどんどん山が深くなってきた。

日常とはかけ離れた大自然。
妹はその雄大な景色にはしゃいでいる。

「紅葉になったら綺麗そうだね~」

俺は俺で急に道幅が狭くなり運転に四苦八苦。
狭い絶壁道、落ちたら絶対に死ぬ高さ。
対向車もバンバン来る。
そんな悲喜こもごもで目指す温泉に着いた。

妹「すっごい山奥!建物も昭和って感じ!」

俺「山奥はもう十分堪能した・・・ってお前平成生まれだろ」

妹「気分!気分!」

建物は何軒かあったが、どれも良い感じでくたびれている。
宿名で探しあて、チェックインした。
宿泊者で一番乗りだったらしい、今は日帰り客だけだという。
部屋は決して広くはないが2人で寝るには十分だろう。
純和風・・・というより◯◯荘って感じの古さ。
俺は少々引いていたが、妹は「雰囲気出てる~」と言ってデジカメで撮りまくっている。

しかし実は妹に言っていない俺的サプライズがあった。
実はここの風呂は混浴なのだ。
フロントでは特に説明を受けなかったので不安だったが、この無策無謀プランを提案した妹にちょっと痛い目にあってもらおう。
と同時に、他の温泉客で目の保養をしようと画策していた。

会社の若い先輩で温泉巡りをしている女性がいるが、その人がよく「この前行った所、混浴で焦ったわ~」なんて言っていて、一度「やばくないんですか?」と聞いたことがあった。
その人曰く、「知らない人だし、おばちゃんとか平然と入っているから慣れれば平気。最近じゃ結構若い人もいるから、恥ずかしがった方が目立つしね」と言っていた。

(最近じゃ結構若い人もいるから・・・いるから・・・)

この話を思い出し、混浴で検索を掛けて引っかかったのがこの温泉だった。
こっちも女連れであれば警戒もされないだろうし、むしろコイツ(妹)を餌に若い女に近づけるかも知れない!という即興エロプラン。

俺「早速、温泉入るか!」

妹「うす!」

部屋にあった浴衣を見つけ妹に渡した。
俺の撒き餌になるのも知らず、楽しそうである。
宿屋から出て矢印通り階段を下りて行くと川が流れていた。
おそらくこの川を見ながら入る露天だろう。
たまにすれ違う人は年配が多かったが、湯上りらしき若いカップルも居た。
妹はすれ違うたびに、「こんにちは~」と挨拶をしていた。
程なくして温泉入り口に到着した。
俺はこの上ない敗北感を感じていた。
男と女、入り口が別々だったのだ。

妹「ん?どうしたの?」

俺「いや、なんでもない・・・」

妹「じゃあ先に上がった方はそこのベンチで待ってること」

俺「へいへい。あんま長湯すんなよ」

そう言って別れた。
落胆の脱衣所。
トボトボと服を脱ぎ温泉に向かった。

(あ、タオルを部屋に忘れてきた。しょうがない、脱いだTシャツで体は拭くか・・・)

思ったより広く、川が目の前を流れていて実に開放的だった。
蛇口やシャワーの類が一切無い自然の景観。
入っていたのは、おやじ、おやじ、じーさま・・・当然皆男。

(ここは気持ちを切り替えて楽しもう)

体を流し、湯に浸かった。
お湯は少々白く濁っていて結構熱めだったが、運転で疲れた体に染み渡る感じだった。

(あー寝そう・・・)

目を閉じくつろいでいると、「っとっとっと、・・・へ?・・・え!!」と背後で聞き慣れた声がした。
声の方を振り返ると、髪を上げた全裸の妹が唖然として立っていた。
・・・全く隠していない。
他の客たちも全員、妹を凝視している。

妹「あの・・・あの・・・」

妹はきょろきょろし、全く体を隠そうとしない。
完全にパニクっている。
俺は見かねて「こっち!」と声をかけると、一瞬表情が和らぎ急ぎ、俺のもとに来た。

妹「ちょっ!お兄!どーなってんの?」

小声で聞いてきた。

俺「俺も知らん(嘘)、混浴だったのか・・・ってお前、隠せよ」

妹「!!」

妹は慌てて湯に浸かり、俺を盾にするように隣に座った。
そして俺の腕を取り、中腰で浴槽の一番奥に向かい、腰を下ろした。
背後は岩になっており、そこに俺を盾にして防御線を張った。
しかし元々いた所よりも浅く、座っても胸の高さまでお湯が来ない。
そして小声でのやりとり。

俺「おい!あんま腕引っ張るな、後ろに倒れる!」

妹「私に寄りかかってもいいから隠させてよ」

そう言って俺の腕を引っ張って胸に抱え込んだ。
俺はバランスを崩して堪らず手をついた。
指先に妹のヘアらしきものを感じ、肩には柔らかい胸の感触が伝わってきた。

俺「お前、タオルは?」

妹「お兄こそ何で持ってないの?」

俺「部屋で気づけよ」

妹「お兄こそ」

とりあえず俺たちは一息つけた。
改めて周りを見る、というより背後が壁なわけでおのずと見渡す形となった。

(何だろう・・・、妹が入って来たことで明らかに空気が変わったんだが、ここまで露骨に視線を感じるものなのか・・・)

チラ見はしょうがないと思うが、数人にガン見されている。
あのおやじは絞ったタオルで体拭いていたのに、また湯船に浸かってやがる。
正面のおやじは、顔は上を向いているのに視線はこっちをガン見している。
なんというか、視線は妹なんだろうけど、その間に俺がいるわけで・・・。

(男の視線ってここまで露骨に分かるものなのか・・・俺も気を付けよう。・・・男って悲しいな・・・)

とりあえず俺はこれ以上近づけないよう威嚇するしかない。
あえて目つきを悪くし、ガン見しているおやじどもを睨みつけた。
努力の甲斐(?)もあり、何人かは出ていったが、俺では役不足らしい。

(違うものに餌を撒いてしまった・・・)と激しく後悔した。

俺「どーするよ?」

妹「あの人たちが居なくなったら出る」

俺「あ、そう」

幸い、半身浴状態のため長期戦でも大丈夫そうだ。
しかし・・・いくら妹とはいえ、今の状況はヤバイ。
今まで女とも思ってなかったが、あの光景の後、この感触である。
俺の中で妹と言えば、くびれから尻の形は良いと思ったことはあった。
胸も結構あるなとは思っていたものの、どーせブラで誤魔化してんだろ・・・とみていた。
さっき見た限り・・・良い。
サイズはやはり誤魔化していたところもあるのだろうが、形が完全に俺好み。
それが今、肩に当たっており、今まで感じたことの無い感情が湧き上がり始めていた。

(やべー、こいつで勃ちそう)

それは何か人として負けたるような気がしたため、なんとか堪えていた。
すると、「イタッ」と妹が呟いた。
以下、すべて小声でのやり取りだ。

俺「どうした?」

妹「岩で擦ったみたい・・・背中が滲みる」

俺「大丈夫か?」

そう言って妹に預けていた体を起こそうとすると。

妹「離れないでってば!」

より強く腕を引いてきた。
すると突いていた手が滑り、手の甲が妹の股間にモロに触れた。
グニュッとした感覚が伝わってくる・・・と同時に腕が痛みだした。
軽く間接が決まった状態になったのだ。

俺「(妹)さん・・・腕がきまってます、痛いです」

妹「・・・あ、ごめん」

抱いていた力を緩めた。
俺は妹に預けていた体を起こし・・・。

俺「俺に寄りかかれよ、背中が痛いんだろ・・・後ろは見られないから」

妹は「・・・うん」と言って俺に体を預けてきた。
相変わらず腕を抱えていたため、俺の右手は相変わらず妹の股間の位置に・・・。
先程と体勢を変えたため、手のひらが妹の股間に触れていた。
妹の太ももがこれを挟み込んでいる状態。

(こいつ、わざとじゃないだろうな・・・)

もうすでにフル勃起状態・・・、諦めました。
諦めれば、次にもたげてきたのが男の性。
自制していた反動か、遠慮無しに指を動かしてみた。
すると妹はビクッと息をついた。

妹「お兄!動かさないでよ!」

俺「え、腕が痺れて感覚が無いんだよ(嘘)。動いてんのか?」

妹「動いてるよ!ちょっとくすぐったいよ」

俺「少し我慢してくれよ、ずっと痺れてたんだから(嘘)」

妹「もう・・・」

責任を感じてか、これ以上何も言ってこなくなった。
こんなチャンスはないとばかりに、指で弄ってみた。

(こいつも女の造りしてんだなぁ)

擦ったり、開いたり、なぞったり・・・。
突起部分を指でグリグリ押すと全身に力が入ったのが分かった。
やめると脱力し、少し息が乱れていた。

<続く>

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