僕の初めては全部、好きな先輩とだったのに・第2話

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先に口を開いたのは、まい先輩でした。

まい「こんなこと言い訳かもしれないけど、かずくんは・・・嫌いじゃないんだ。かずくんがあたしを・・・好きっていうのはなんとなくっていうか知ってたし・・・つうか、みんなバラしすぎだけどねwその・・・嬉しかったんだ。かずくんがあたしを好きで。でも・・・その・・・無理というか・・・」

僕「なにが無理なんですか」

まい先輩は言葉に詰まった。

まい「あたしはね・・・無理だと思う・・・」

僕「僕がですか」

まい「ちがう。二人が付き合うの」

僕「なんでですか?」

まい「あたしはかずくんを傷つける」

僕「そんなことないです!」

まい「そんなことない、そんなことないんだよ・・・」

まい先輩は俯いて、ふぅーと深いため息を漏らした。

まい「あたし処女じゃないよ」

僕「そ・・・そんなの・・・関係ないです」

正直ショックでした。

まい「どうしよう・・・嬉しいんだよね。ズルいよね、あたし。かずくんがあたしのこと好きな気持ちが嬉しくて、お互い傷つかないやり方ないかなって。かずくんに嫌われたくないって思ってる」

まい先輩は顔をあげた。
目が涙で溢れてた。

まい「かずくんに嫌われたくないよ・・・」

そう言うと、「うわぁぁん」と泣き出した。
僕はどうしていいかわからなくて、とりあえずまい先輩を抱き締めた。
まい先輩も僕にしがみついてきた。

まい「嫌われたくない、嫌われたくないんだよ」

僕「どうして僕が嫌うんですか?」

しばらく泣くとまい先輩は顔をあげました。
僕の胸元はまい先輩の涙でグショグショでした。

まい「ごべんで・・・」

僕はなんて答えていいか分かりませんでした。
まい先輩はそのまま顔をあげて、僕にキスしました。

まい先輩は俯くと・・・。

まい「ホント・・・ごめん・・・」

僕はもうテンパってて、付き合えるのか付き合えないのか分かんなくて、ただただじっとしてて・・・。
そしたら逆膝枕みたいになって、僕の膝の上にまい先輩が寝てて、サラサラの髪が僕の顔の下にあって、公園だから音も静かで。

高校生はダメですよね。
大好きな人が泣いてるのに、僕の膝の上に顔を乗せてるって思うと、大きくなってきてしまって・・・。
ここで立ってるとバレたら絶対嫌われると思って。
でも、まい先輩の体温とか匂いがヤバくて、ダメだと思うと余計に大きくなってきて、なんとか誤魔化そうとゆっくり腰を動かすんだけど、ちょうどまい先輩の顔辺りが僕の股間で、それが余計に刺激になって・・・。

そしたら、まい先輩が・・・。

まい「ふふっ・・・さいてーだね」

僕は血の気が引いていくのがわかりました。
まい先輩は顔も上げずに、「男の人ってとりあえずエッチしたいの?」って聞いてきました。

僕「ちがいます!僕は・・・!その・・・まい先輩が・・・好きだから・・・だから・・・」

まい「あたしだから興奮したの?」

僕「・・・はい・・・」

恥ずかしかったけど本当だった。
まい先輩は顔をあげると、「嬉しい・・・」と言って、またキスをしました。
童貞の僕にはまい先輩が男慣れしてるみたいで複雑な心境でした。

まい「あたしが好きだから興奮する?」

僕の目を見て言いました。

僕「はい・・・」

まい「あたし以外でも興奮する?」

僕「しません・・・」

まい「ホントに・・・?」

僕「はい・・・」

まい「じゃあ・・・」

そう言うと、また唇を重ねてきました。
今度は舌を出して。
僕はどうしていいのか分からず、とりあえず唇を開きました。

まい先輩の舌が入ってきました。
まい先輩は僕に体を押し付けるようにして、腕を首に回してきました。
僕もまい先輩を抱き締めるようにして、ギュッと腕に力を入れたときに「ぅふうぅ・・・」とため息のようなものがまい先輩の唇から漏れました。
まい先輩が体を押し付けるせいで、まい先輩の胸が僕に押し当てられる形になって、僕は体をよじるようにして少しでもその感触を味わおうとしました。

しばらく抱き合ってキスしていましたが、童貞の僕はどうしていいか分からず、しかもまい先輩のほうが経験がありそうで少しパニクっていました。
まい先輩は顔を離すと、「可愛い・・・好き・・・」と言ってまた唇を重ねました。
まい先輩に好きと言ってもらえて、僕は顔が真っ赤になっていくのを感じました。
目を瞑っていると、まい先輩の舌の感触と「ん・・・ん・・・」という、まい先輩の小さな吐息と「ぴちゃ、ちゅぷ」というお互いのキスの音がやけに大きく聞こえた気がしました。

まい先輩はまたゆっくりと体を離すと、中腰みたいな姿勢を支えるために僕の体に手を置いたんですが、そのときに僕の股間を押さえて、まい先輩の体重が思いっきりかかっていたので思わず、僕は「痛っ!」と声を出してしまいました。

まい「ご・・・ごめんっ!」

慌てて飛び退きましたが、僕の股間と頬をさすると、「痛くなかった?ごめんね、ごめんね?」と少し泣きそうになりながら聞いてきました。

僕「大丈夫ですよ」

まい「でも、その・・・すごく痛いんでしょ?当たったりすると・・・」

本当に心配そうに言うので、「そんなに弱くないですよ」と言って安心させ、少し勇気を持って・・・。

僕「今も・・・触ってるし・・・」

そう言われてまい先輩も意味を理解したのか、「きゃっ」と言って手を退けました。

まい「あ!違うの!触りたくないとかじゃくて!」

僕の目を見てそう言うと俯いて、クスっと笑って顔をあげると・・・。

まい「これじゃあ、あたしが触りたいみたいだよね」

と言いました。
でも目は笑ってませんでした。

まい「触って・・・欲しい?」

僕は喉がカラカラでした。

僕「はい・・・」

そう言うとまい先輩は僕のズボンに手をかけました。
僕のジーパンは脱がしにくいみたいで、しばらく格闘してたけど、僕が自分で半分脱ぐようにしてズボンをズラしました。
いきなりパンツも脱ぐのは恥ずかしかったので、パンツだけは残しました。

まい「触ってもいい?」

僕の了解を得る前に、まい先輩は僕のパンツの中に手を突っ込みました。

まい先輩は「うわ」とか「あ」とか言いながら、僕のモノをパンツから出すと握ったり、指でなぞったりしました。
僕は気持ちよくなって、でも声を出すのは恥ずかしくて、口を閉じて歯を食いしばってたら妙に鼻息だけが荒くなって・・・。
まい先輩の手の感触を目を閉じて感じていると、突然今までにない感触がモノを包みました。

(え!?)

そう思って目を開けると、顔の真下にまい先輩の後頭部がありました。
まい先輩の後頭部はゆっくりと上下し、そのリズムに合わせて僕のモノは生暖かい感触に包まれていました。

(まい先輩が僕のモノをしゃぶってる!)
(でも正直マンガとかで読むほど気持ちよくはないな)
(あー、でも手とは違う感じ)
(ヤバい、おしっこでそう)

僕は色んなことを考えてました。
その間もまい先輩は無言で、一定のリズムでフェラしていました。
僕はヌルい感覚ながらも、いつものオナニーの射精感とは違う、どちらかというとおしっこが出るときのような感覚に・・・。

僕「あ、待って、ヤバい、出そう」

もちろん、おしっこが出そうなんて言えないので、そう言うしかなくて・・・。
でもまい先輩は頭を離してくれなくて・・・。

僕「本当に出そうなんです、ヤバいです、離して!」

僕はまい先輩の頭を持って離そうとしたんですが、まい先輩はその僕の手を上から握るとそのまま下に持っていって、手をギュっと握り締めました。

今書いてると「精子が出そう」って言ってるようにしか聞こえないんですが、そのときは本当に「おしっこが出そう」と訴えてるつもりだったので、手を離してくれないまい先輩の気持ちがわからなくて。
でも、足の先から痺れるような今までにない快感が昇ってきて・・・。

僕「あーーごめんなさい!出る!出る!出る!」

絶叫に近い声をあげると、玉の方から中身を引っこ抜かれるような感覚が。
ものすごい気持ちいい射精感と一緒に尿道を通って、僕は公園だってことも忘れて、「はーーっはーーっ」と声を出しました。

まい先輩は僕が出し切るまで口は離さないでくれていました。
ゆっくりモノから口を離すと、「ぶえぇっ」と聞いたことない声を発して地面に精子を吐きました。
それはやっぱり精子でした。
僕は精巣ごと抜き出されたような感覚でしたがw

まい「ごめん、吐いちゃった」

そう言うと手で口を拭っているようでした。

僕「ごめんなさい!ごめんなさい!」

まい「なんで謝んの?気持ちよかった?」

僕は俯いて「はい・・・」と言うと、「よかった」と言って抱きついてきました。

まい先輩はすぐに体を離して、「ジュース買いに行かない?」と言うので、(ちょっとムードないなぁ~)と思いながらもついて行きました。
その間、お互い無言でずっと手を握っていました。
そういえば、さっき出したときに握ったのが初めて手を握った瞬間でした。

自販機でお茶を買うと、封をあけずに「ごめん、トイレついて来て」と言いました。

僕は訳が分からないまま公園のトイレまでついて行きましたが、トイレはちょっと怖かったらしく、「入り口にいてね!絶対だよ!」と言って中に入り、いきなり手洗いの水を出しっぱなしにしてました。
僕はそこで初めて何をしてるのか見当がつきました。

まい先輩が出てきた。

僕「ごめんなさい、ごめんなさい!ニガかったでしょ!?汚かったのに・・・!」

必死でそう謝ると・・・。

まい「え!?あ、汚くなんかないよ!あ、でも・・・おいしくはない・・・よね」

そう言って笑うと、背伸びして僕の首に手をまわしてキスをしてきました。

まい先輩の家まで手を繋いで歩いていましたが、その間もやっぱり無言でした。

まい「家・・・そこだから」

そう言うとキスもできない距離まで離れていきました。

まい「やっぱり・・・付き合うのはちょっと考えさせて・・・ごめん。でも・・・かずくんのことは嫌いじゃない・・・から」

そう言ってまい先輩は帰っていきました。

そのときの僕にはまい先輩のことが全然わかりませんでした。
でも今ならわかります。

『まい先輩は僕と付き合いたい・・・。付き合えたら』って、そのときはきっと思ってくれていたはずでした。

そう、あのときまでは。

<続く>

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