彼女との初キスは酢豚味

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3年前、普通の人より1年多くかかって工業系の大学を出た俺は、二回目の就活をするのが億劫で、学生時代バイトしていた料理屋にそのまま見習いとして雇ってもらった。
そこでウェイトレスをしていた、4つ年下の優と出会った。
初めは、元気な子だなーくらいにしか思ってなかったが、いつも自分なりに一生懸命で、口は悪かったけど、何気ない世間話の中でポロッと話したような、本人ですら明日には忘れていそうな、ちっちゃな悩みなんかも覚えていてくれる子だった。
ちょうど先が見えない時期で、『人生ってなんだ?』なんて痛いことを考え出していた俺にとって、優と仕事中にこっそり交わすような何気ない会話が日に日に楽しみになっていった。

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楽しみだから大事にしたくて、大事にしたいから優しくなって、笑ってほしくて、下らないちょっかいかけて・・・。
23年も生きてりゃ、それなりに恋愛経験あったつもりだったけど、手に入れる前から無くしたくないって思ったのが初めてで、飯誘うのにも、一ヶ月悩んだりして。
でも、悩んだところで気のきいたセリフなんか出てくるわけもなく・・・。
結局、朝の仕込みの時間に、二人になるのを見計らって、「今日、バイトあがった後、飯行かね?」と、なんの捻りもなく真っ向勝負。
緊張のあまり、相手の左45度に目線を外しながら返事を待つと、「ヤダ、お金もったいない」とのこと。

ここでびびったのが、一ヶ月考えたわりに、断られることを全く想定していなかった自分。
もうちょいオブラートにつつんで断ってくれてもいーじゃんとか、せめて三秒くらい考えろよとか、じゃあ奢るよって言うべきか?とか、おうし座恋愛運絶好調なはずなのにとか、泣いちゃだめだ泣いちゃだめだ泣いちゃだめだとか、自分の心の叫びは聞こえてくるのに相手へのセリフが浮かばない。
やっとの思いで、「そっか・・・」と一言、腹の底から搾り出す。

7割がた呆然自失で、次のセリフを模索しながら、(めざましTVの占いなんて二度と信じない!)とひたすら心に誓っていると・・・。

「うん。だから、材料買ってあつしさんの家に行こう。作ったほうが安いし美味しいじゃん?」とのお言葉。

クールな言い回しとは裏腹に、顔を見ると真っ赤。
四半世紀近く生きてきて、三次に初めて萌えました。
そんなこんなでバイトが終わり、初デート。

(だが、食料品屋さんって・・・。いきなり難易度高すぎね?)

そう思いつつも、平静なふりして、「んで、なに食べたいのさ?」とお伺い。

「あつしさん、中華つくれる?」

「大衆向けのなら大概は。秘伝のなにがしとかは無理」

「んじゃ、酢豚と春巻き!」とのご用命。

まあ、運良く、作れるメニュー。
ぽいぽいと材料をカゴに入れる。

「あー、たけのこは缶詰でいーかなー」と、のほほんと缶詰コーナーへ。

さて会計だ、とレジに向かおうとすると、「あつしさんこれ!忘れてる!」とのお声。
なんだと思って振り返ると、缶詰コーナーから、パイナップル缶を持った優が、ニコニコしながら歩いてくる。

「なんでパイナップル?」

「これが入ってなきゃ酢豚じゃないでしょ?」

「普通入れなくね?」

「えー?おいしいよ?それとも・・・あつしさんこれキライ?」

「いや・・・。んじゃ入れてみるか」

「うん!」

と、強制パイナップルフラグ。
昔、妹に同じこと言われたときは、一週間口を利かない大喧嘩になったけど、なんでだろう、今回は“それもいーか”って思えました。

んで、会計を済ませて俺の部屋へ。
途中、幾度となく手を繋ごうと思ったが、拒否られるのが怖くて断念したのは内緒。
玄関くぐったあたりでなぜかいきなり緊張。
本当に俺の部屋に優がいる。

「意外と綺麗にしてんだねー」

「あ・・・うん。帰ってきて寝るだけだし」

「んじゃ、作ろっか?」

と、それなんてエロゲ?状態に多少テンパりながらも料理開始。

「あたし、どうしたらいい?」

「俺の彼女になってくれ!」と言える度胸なんてあるはずもなく、春巻きの中身を作ってもらう。

その間に酢豚を炒め、余ったたけのこで簡易たけのこご飯を作る。
春巻きを揚げて、いざ晩御飯。

作ってみたのはいいものの、どうにも箸をのばす気になれなかった酢豚の中の黄色いあいつ。
優がそれを一つ箸で摘んで、俺の目の前に差し出しながら・・・。

「はい、あーん!」

「・・・あ、どうも」

とまあ、間の抜けた返事をしながらパクリ。

「どう?おいしいでしょ?」

「あ、うん。意外とイケるかも」

・・・味なんかわかるか!

「おかえしはー?」と言うんで、春巻きを差し出す。

ところが、これが大誤算。
切ってなかったもんだから、表面が冷めても中はあつあつ。
いやもう、必要以上にあっつあつ。

かぷりと噛みつく優。

「っっっっあつっ!」

と声をあげて、コタツの横にこてんと倒れる。

(これはやばい!)

焦りつつ、コップに水をついで隣へ。
肩を揺すっても反応がないから、ちょっと強引にこっちを向かせる。
涙目でこっちを睨む優。

「ごめんごめん。どれ、見せてみ?」

「・・・ひはい」と言いながら、こっちを見ながらアッカンベー。

気付けば俺の左手は優の肩、右手はあごに。
顔と顔の距離は20センチ。
あっと思って、優の目を見ると、一度俺から目線を外した後、向き直ってゆっくりと閉じる。
覆いかぶさるようにしてキス。
彼女との初キスは、酢豚味。
ほのかに香るパイナップル。
離れて目を見ると、さらに涙目・・・。

「舌、痛ぇの?大丈夫?」

「ばか。嬉しいの!」

この瞬間、理性が殉死、二階級特進!
おでこに軽くキスをして、また口に。
舌をゆっくり差し入れると、向こうもおずおずと絡めてくる。
嬉しいやら愛しいやらで、相手の後頭部をがっちり掴みながら、10分くらいディープキス。

「我慢できそうにねぇんだけど。嫌だったら言って」

「でも、ご飯冷めちゃうよ?」

「冷めてもうまいから大丈夫」

「なんでそんなに自信あんのさ?w」

「料理は愛情だから」

「ばかw」

彼女に抱き寄せられてまたキス。

「ずっと前から大好きだから」

耳元で囁くと、首を噛まれる。

「いってぇ。なんで噛むのさ?」

「ご飯食べさせてくれないからw」

「んじゃ、俺も」

そう言いながら、キャミを上に捲り、胸に噛みつく。

「っぅん、ちょっと痛いよ」

「んじゃこう?」

乳首を唇で軽く挟みながら先っぽを軽く早く舐める。

「っちょっ、だめっ。んっ!」

今度は、乳首の周りを、円を描くようにゆっくりと舐める。
右手は彼女の下半身へ。
デニムのミニのホックを外し、下着越しに、ゆっくりとクリトリスの周りをなぞる。

「やっ!そこやだっ!」

「すっげぇ濡れてんだけど?」

「・・・濡れてないもん」

「へぇ、んじゃ確認すんね」

下着を脱がせて、キスをしながらゆっくりと右手中指を彼女の中へ。
そのまま優しく、上側の壁をなぞるように動かす。

「っ、っそこっ、やっ」

「気持ちいい?痛くない?」

「んっ、いっ、痛くない。気持ちいいかもっ」

「濡れてないのに気持ちいいの?」

「やっ、あつしさんいじわるっ、やっ」

指を入れたまま、彼女を背後から抱きかかえる体勢になって、右手を動かしたまま、左手でクリトリスを押さえる。
左手を少し震わせながら、右手の速度をあげる。

「ちょっ、やだっ、やだっ、気持ちいいっ!」

「イケるならイッちゃっていーよ。見ててやるから」

そう言いながら、さらに両手に鞭を打つ。

「見てんっのやだっ、あっ、ちゅーしてっ、あつしさん、っねっ?」

感じた顔でこっちを向かれて、そんなこと言われたら、従うしかないわけで・・・。

「はやっくっ、ちゅーっ、やっ、っちゃう、イッちゃうよっ、やぁっ、あっあっやあっ!」

唇を合わせた瞬間、腕の中で彼女の体が跳ねる。
彼女の中が、俺の指を、奥へ奥へと誘うようにうごめく。
ひとしきり震えた後、ぐったりと弛緩する体を抱きしめて、頭を撫でる。

「すっげぇ可愛かった」

「・・・イッちゃったじゃん。ばかぁ」

そのまま抱き締めていると、不意に体を反転させて、俺の腕に歯を立てる。

「ってぇ。だから、なんで噛むのさ?」

「彼女でもない人に、こんなことしちゃダメなんだよ?」

「っつーかそれ、分かってて言ってる?」

「なに?言ってくんなきゃわかんないよ」

どうしても俺の口から聞きたいらしい。
顔と顔が5センチくらいの距離で、不安と期待と意地悪が一緒くたになったような表情の彼女に、はっきりと告げる。

「・・・ずっと前から好きでした。付き合ってください」

どうやら、俺の球種は、ストレートしか無いらしい。

「・・・ん。大事にしてね」

首を傾げて微笑む優に、感極まって、抱き寄せてもう一回キス。
年甲斐もなく泣きそうに。

「ってか、優は?言ってくんねぇの?」

「え?大好きに決まってんじゃん」

あっさり言われて、嬉しいけれど拍子抜け。

「即答かよ!いや、嬉しいけどね」

「先に言ったのはあつしさんだからね。あたしの勝ち!」

「いや、勝ちとか負けとか・・・」

「勝った人のほうが偉いんだよ?だから、あつしさんは、ずーっとあたしのこと大事にしなきゃダメなの!」

「ちょっと待て。したら、優は俺のこと大事にしてくんねぇの?」

「ううん。負けた誰かさん可哀想だから、ずっとそばにいてあげる」

首にしがみつかれて、キスされる。
無条件に幸せを感じたのは、人生初。
胸を触ろうとすると、手を押し返される。

「だめ!今度はあたしの番なの!」

組み伏せられてそのまま馬乗りの体勢に。
キスをしながらジッパーを下ろされ、そのまま下着ごと脱がされる。

「なんでこんなに大きくなってんの?w」

「・・・誰かさんが可愛い顔みせるから」

「ふーん。どうして欲しいのかなぁ?w」

「・・・手で触って欲しい」

(こいつ、Sッ気もあんのかよ)

そう思いつつ答えると、「触るだけ?こっちのほうが気持ちいいよ?」と、いきなり咥える。

「ちょっ、いいよ、そんなことしなくて」

「いいの、してあげたいの!」

そう言うと、唇で竿を優しくしごきながら、舌で亀頭をくるくると刺激する。
ゆっくりと顔を上下しながら、目が合うと照れくさそうに微笑む。

「・・・ひもちいい?」

咥えたまま喋らないでくれ。
振動がやばい。

「・・・ん。ってか、ちょっと待って。イキそう」

「待ったなひだもん!」

そう言って、ニヤッと笑うと、右手で根本をしごきながらディープスロート。
白旗あげたのに背後から撃たれた気分。
抗う術無し。

「っっ待った!ほんとに出るってっ!」

引き離そうと手を伸ばすものの、左手で袋を揉まれ、舌先で鈴口をグリグリと押し開けられた瞬間、あえなく撃沈。

「わりぃっ!イクっっ!」

宣言した瞬間、亀頭をストローに見立てたかの如く、チュゥーッと思いっきり吸われる。
その間も、右手は竿、左手は袋で大活躍。

「ッッッ!」

意識が飛びそうな快感とともに射精。
ビュクン、ビュクンと普段とは比較できない量の精子が、優の口の中に注ぎ込まれる。
その間も、ゆっくりと優しくだが、吸い上げるのをやめない。
ひとしきり吸い終わると、チュッと亀頭にキスをして、優が顔を上げる。
目が合うと、ニコッと微笑んでから、ゴクリと喉を鳴らす。

「飲んじゃったw・・・気持ちよかった?」

「・・・すっげー気持ちよかった」

「よかった。感じてるあつしさんの顔、すっごく可愛かったよw」

なぜか少し申し訳なさそうな顔をしながらそう言う優が可愛くて、キスをしようと顔を近づける。
が、顔を背けられる。

「ちょっ、ちゅーするの?嫌じゃない?」

「なんで?別に嫌じゃない」

「でも・・・。ちょっ!」

抱き寄せて強引に舌をねじ込む。
多少自分の味がしたが、舌を絡められた瞬間にまったく気にならなくなる。
頭の後ろに手を回され、しがみつかれる。
脳みそが、ふつふつと沸き立つような感覚。
膝を抱えて、お姫様抱っこでベッドに運ぶ。

「いい?ダメだって言うなら、止める努力はしてみっけど?」

「んじゃ、だめぇw」

「ん。努力したけど無理でした」

間髪入れずに唇に貪りつく。

「ちょっ、やっ、やめる努力は?」

右手を下半身に這わせると、すでにビチョビチョに濡れてる。

「だから、したけど無理だったって」

さっきと違い、中を掻き回すように動かしながら、首を甘噛みする。

「あっ、諦めんの、はやくっ、ない?やだっ、って、やっ、そこっ!」

「やだって割には腰動いてっけど?だいたい、優だって、さっきやめてくんなかったし」

「いじわる、言っちゃやっだっ、あっ、ばかぁっ!」

声を抑えるためなのか、たまに腕や肩を、かぷっと甘噛みされる。
微かな痛みが、この上なく気持ちいい。

「・・・入れるから」

いい加減、我慢できるはずもなく、指を抜いて亀頭を宛てがう。

「いい?」

「ぎゅってして、ちゅうしてくれたらいいよ」

「・・・ん」

ご要望どおり、抱きしめながらキスをして、舌を入れながらゆっくりと優の中に入る。

「っんっ、やだっ、あつしさんっ、ぃってくるよぅ・・・」

奥まで入った途端、根元をぎゅっと握られるような感覚。
カリの辺りではヒダがざわざわとうごめき、先端に優しく吸い付いてくる。
抜こうとすると、一転して全体が締まり、奥へ奥へと誘われる。

「ちょっ、優ん中、気持ちよすぎんだけど・・・」

暴発しそうなので慌てて動きを抑え、ゆっくりと先端で中をこするように動かす。

「んっ、あたしもっ、なんかっやばっいから、あっ、ゆっ、ゆっくり、ねっ?」

腰に手を回し、持ち上げて対面座位の格好に。
深く舌を絡め合う。
たまに腰を突き上げるたびに、優が浅く吐く吐息が耳にあたるのが心地いい。
射精感が落ち着くにつれ、軽く早く腰を突き上げる。

「やっ、あっ、あっ、まだっ、そんっ、うっ、ごいちゃっ、やっ、だっ、あっ、ってばっ!」

「嫌だって顔してねぇじゃん。ってか自分で腰動かしてね?」

「うっ、ごかしてっ、なっ、ないもん!ばかぁっ!」

そう言って、また首をかぷっと噛まれる。
いや、かぷっなんてレベルじゃない。
かなり痛い。

「ちょっ、痛いって、本気でっ!」

「んっ、んぅっん~、んっ、んっ!」

噛みながら喋られても、何を言っているのか全く分からないので、頭の中で勝手に、「もっと!もっと!」かな?と、自己完結。
おねだりされたら仕方がないので、左手で優の体をがっちり押さえて、右手はクリトリスへ。
クリトリスを触りながら、腰を激しく突き上げる。
ちょっとつらい体勢だが、そのおかげか、こっちはまだイキそうにない。

「やっ、なっ、なんで、やだってっ、っちゃうっ!イッちゃうからぁっ!」

「ん。ちゅーしてくれたらイッていいよ」

さっき言われたセリフをそのまま返す。
言った瞬間、しがみつかれ、前歯がぶつかるくらいの勢いでキスされる。

「んっ、あむっ、んんっ!」

舌を絡めながら、ビクビクと体を震わす優。
体を震わせながらも、舌だけは別の生き物のように俺の口の中を貪る。
震えが落ち着くまで、抱きしめながらそっと背中を撫でる。

「・・・ヤダって言ったのにぃ」

対面座位の体勢のまま、上目遣いでほっぺを膨らませてそう呟く。

「結構感じてなかった?まだ、中、ヒクヒクしてるし」

「・・・だから、女の子にそういうことは言わないの!」

そう言って、繋がったままのしかかってくる。
顔が桃色なのは、余韻が残っているのか、羞恥があるのか。

「次、あつしさんの番ね!」

そう言うと、騎乗位の状態で、軽くキスをしてから、ゆっくりと腰を上下させてくる。
先ほどと違い、入り口がキュッキュッと断続的に締まり、裏筋をぞろりと別な生き物に舐められているような感触。
背筋が粟立つほど気持ちがいい。

「・・・ゆっくりな。優ん中、ちょっと気持ちよすぎる」

「さっきあたしがそう言ったとき、誰かさん、言うこと聞いてくれたっけ?」

見た目だけは無邪気な笑顔でそう言うと、俺の胸に手を乗せる。
両手の人差し指を軽く俺の乳首に当てながら、大きな円を描くように、水平に腰をグラインドさせる。
ただでさえきつい優の中に、自分の意志ではなしに擦りつけられる。

「ちょっ、ちょっと待った!それっ、やばいって!」

「んっ、じゃ、じゃあっ、こうっ?」

これまでの腰の動きが速くなり、さらに上下運動が追加される。

「ち、ちがっ、イキそうだっ、からっ、ゆ、ゆっくりっ!」

「やっ、んっ、イキそうなっ、らっ、っちゃえばいいっ、じゃんっ、んっ!」

優も感じているのか、腰の動きに規則性がなくなり、そのぶん予測できない刺激に快感が高まる。
このままじゃなす術がないままイカされると思い、“せめてささやかな抵抗を”とクリトリスに手を伸ばす。

「んゃっ!なっなにっ?んっ、そこっ!触っちゃっ、やだぁっ!」

ところが、これが大誤算。
触った途端、イヤだと言いながらも優の腰の動きがさらに速くなる。
中は既にドロドロに濡れていて、俺を離すまいとするように熱いヒダの1本1本が絡みつき、奥へ奥へと誘うように締め付ける。

「やっ、あっ、うんっ、き、きもちいい、よっ!あ、つしぃっ!」

気づくと、俺自身も快感を貪るように、下から激しく腰を叩きつけている。
より高い快感を得るためか、いつの間にかお互いのリズムが一緒になっていて、浅く吐く息と、ズチュッ、ズチャッと卑猥な音が規則正しく部屋に響く。
腰にざわざわと、甘くくすぐったい、痺れにも似た感触が広がる。
このまま果てたい衝動を抑え、なけなしの理性を総動員する。

「ゆうっ、ごめっ!もうっ、イクかっ、らっ!」

どいてくれ。
そう続けようとした矢先・・・。

「うっ、んっ、いいよっ!優のなかっ、に、出してぇっ!」

そう言うと、力尽きたように俺の上に倒れこむ。
だが、中だけは更に奥へと誘うように、強く優しく、いっそう絞り上げてくる。

「・・・イクっ!」

・・・ここで限界。
倒れてきた優を抱き締めながら、可能な限り奥へと突き上げ、二度目とは思えないほどの量を射精する。

「やぁっ!あっ、あぁっ!んやぁっ!」

出されたことがわかるのか、射精に合わせるように優が声をあげる。
放出に合わせ、ぎゅっ、ぎゅっと優の中に絞られ、頭の中が真っ白になる。
射精が止まらず、思考回路が上手く働かない。
胸の上に感じる優の確かな重みだけがただひたすら愛しくて、できる限り優しく、でも決して離れないように抱き締める。
それ以外、目を開けることすら億劫で、このまま寝ちゃおうかなーと思っていると、肩に走るあの痛み。

「・・・今度は、なんで噛むのさ?」

まだ微かに上気している顔が、拗ねた表情に変わる。

「・・・お腹すいてるの!」

「ん。じゃあ、シャワー浴びてご飯食べようか」

体を起こし、優の中からゆっくりと引き抜き、ティッシュを宛てがう。
おでこに軽くキスをする。

「へへっwなんかいきなりエッチしちゃったね」

「あれ?ほんとは嫌だった?」

「んーん。・・・大好き!」

しがみつかれてキス。
そのまま抱え上げて、風呂に連行する。
二人でシャワーを浴びて、晩御飯。
彼女は冷めた酢豚を食べ、「おいしいね!」と言って笑ってくれた。

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