出会い系で見つけた童貞君との忘れられない一夜

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出会い系で募集をして一番最初にメールが来たのが彼だった。
きちんとこちらの文章を読んでいてくれて、誠実そうな雰囲気が伝わってきた。
実際に会うまでの期間が短くて、きっと相当戸惑わせてしまっただろう。
トラブルがあって待ち合わせがうまくいかず、（釣られた？）と疑心暗鬼に・・・。
彼から服装のメールが来て、こっそり遠目で確認してみた。

（この人なら大丈夫！）

そう思った。
私も服装を伝え、『私で良かったら話しかけてください』とメール。
話しかけてきた彼は見るからに緊張していて声が上擦っていた。

無事に会えて街を適当にブラブラ歩き、２人で居酒屋を物色。
その日の段取りは全部任されていたんだけど、予約すればよかった。
鶏料理屋さんに入って私は梅酒、彼はウーロン茶を頼んだ。
彼の緊張が伝染したのか、２人とも胸がいっぱいでろくに食べれずｗ
お店の方からサービスなんかもあって色々雑談して私はほろ酔い。
お店からホテルは近かったから、コンビニで飲み物を買ってＧＯ！
２人で手を繋いで、私のお目当てのホテルへＩＮ。

あいにく満室だったんだけど、１５分ほど個室になった待合室で待っていると案内された。
もう一度フロントに戻り、部屋のキーとスチームバスの素みたいなものを貰ってお部屋へ。
お部屋に入り２人で物色。
アメニティが充実していてちょっと嬉しくなる。

彼に先にシャワーを浴びてもらい、次は私がシャワーを浴びた。
２人ともバスローブ姿で、私はその下に下着を着けた。

「この明るさでいい？」

「もうちょっと明るく！」

なんてやり取りをしたっけ。
２人でベッドに座って初めてのキスをした。
私が膝に乗り、キス、キス、キス・・・。
彼は奥手な人みたいだから、声をかけながら少しずつ手を伸ばす。
私のバスローブを上半身だけ脱がし、ブラに手をかけてくる。
私はしっかり抱きついて、彼の手がホックを外すのを待っていた。

「柔らかい・・・」

そう囁いて優しく胸を揉んでくる彼。
そのぎこちない手つきが愛おしい。
位置を変えて私が下になると、彼は一気に下着をおろしてきた。
足を広げて遠慮がちにじっくり見ている。

（・・・恥ずかしい）

指を入れて、クリを触り、そこに口をつけてきた。
思わず声が漏れる。

「フェラしようか？」

バスローブを脱がし、彼を口に含む。
密かにフェラには自信を持っていた私。
亀頭を包み込むように舐めあげると、彼が切ない喘ぎ声を洩らす。
右手を上下に動かしながら唾液をいっぱい出して唇と舌で愛撫する。

（そろそろ頃合いかな・・・）

「初めては何がいい？」

「正常位で・・・」

そうだよね、恋人っぽく自然な感じがいいって言ってたもんね。
再び横になって、入れやすいように腰を浮かしながら足を広げた。
戸惑う彼を抱き寄せてこちらへと誘う。
意外にもすんなり彼が私の中へ入ってきた。

「ゆっくり、出して、入れて、出して、入れて」

つぶやきを繰り返しながら深く挿入。
この時、彼はどんな想いだったんだろう？
正常位はあんまりお気に召さない感じだったので、再び希望を聞いてみる。
対面座位へと抜けないように姿勢を変えてみた。
彼に掴まるようにして私が動く。
彼のは角度が反っていて、私の気持ちいい場所に当たるから自然に声が溢れる。
身体を離して、繋がっている部分が見えるように動く。
じっと見ている彼。

そこから彼を押し倒し、騎乗位へ進む。
おっぱいが気に入ったのか、下から申し訳なさそうに手を伸ばしてくる。
上下に前後に動かしていると、「イキそう・・・」と申告がある。
それを受けて腰を全力で動かす。
程なく彼は私の中でイッたみたい。
彼の胸の上に身体を倒して、まだ２人は繋がったままでいた。

彼もだいぶ打ち解けてくれて、色々話した。
事前に希望していた泡風呂での混浴も楽しんだ。
２人で楽しみすぎて手がふやふやになった。
彼はレモンティー、私はジャスミン茶。
下らないテレビを横目に、寝ないでたくさんの話をした。
手を絡めて横にぴったり寄り添う私の顔を不思議そうに覗き込んでいた彼。
目が合うと照れたようにはにかみながら、すぐに視線を逸らす。
朝になったら私は軽くメイクをして、２人で朝マック。
女性とサシ飲みの時点から全部私が、彼の初めてを奪ってしまった。

こんな女が初めての相手で本当に良かったんだろうか？

私のこと忘れないでね、私も忘れないから。