物静かな新人と無口な俺の一夜

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俺の部署に2年ぶりに新人が配属された。
1人は男、1人は女。
2人とも線がほっそりとした感じで、色が白い。
新人女の肌はとても白く、物静かなお嬢さんタイプ。
清楚っていう言葉そのものな感じだ。

俺は新人女の方、レイのOJT(従業員の職業教育)の担当になった。
レイは言われたことを次々に吸収し、配属されて1ヶ月とは思えない仕事ぶり。
俺は無口な方だし、愛想もよくない。
レイも無口。
しかし、部署の人間の軽口でツボに入った時には、とろけるような笑みを浮かべる。
課長は、「2人を見ていると、静けさが広がるね」などと軽口を言う始末。

こんなレイは、すぐに男たちの人気者になった。
同期からは、『あんないい娘のOJT担当なんて幸せ者が!』などというメールが入ってくるが放置をしまくっていた。
昼食を一緒にとったこともないし、お互いにプライベートは全く知らない。

「おはよう」「お疲れ様」しか言葉を交わさない日もあった。

部署的に忙しく、レイが配属1ヶ月となってやっと部署の歓迎会が開かれた。
仕事が溜まっていた俺は行かないつもりだった。

当日、幹事から、「遅刻してでもいいから、OJT担当は絶対に来てよ!」と催促をされる。

それほど俺の人付き合いは悪い。
部署の飲み会なんて何回出たかな。
酒が嫌いなわけじゃない。
俺は毎晩と言っていいほどバーに通って飲んでいる。
学生時代もコンパはほとんど出なかったし、人と飲み比べることもしたことはない。

歓迎会には見事に遅刻して行った。

「おおっ、来た来たっ!明日は台風だ!」などと言われ、「はい、保護者はレイちゃんの横ね!」と強引に幹事のお局女から言われる。

お互いに無口同士だから、それはそれで気が楽というものだ。
遅刻者の常で速いピッチで飲まされるが、気にも留めない。
注がれたものは飲む、それだけだ。
何度も酌をしているレイが聞いてきた。

レイ「先輩は、すごくお酒が強いんですか?」

俺「君は弱いの?」

俺は聞き返した。

レイ「私、アルコールに弱いから・・・」

俺「そうか。嫌なら無理強いはしない。ソフトドリンクでも頼めよ」

よく見るとレイの顔は真っ赤。
周囲に、「かなり飲ませた?」と聞いた。
すると、「そんなに飲ませてない」とのこと。
レイはグレープフルーツジュースを頼んでいた。

宴も終盤。
俺が来るまで新人の自己紹介は待っていたそうで、レイの番。
新人の自己紹介に対しての質問タイム。

課長「OJT担当とちゃんと話せていますか?仕事を教えてもらっていますか?」

レイ「OJT担当さんは、とーーーっても無愛想でランチを一緒に食べに行ったこともないですけど、仕事はしっかりと教えてもらってまーす」

酔っているのか饒舌なレイ。
俺をネタに大爆笑の渦。

課長「いつもは来ない彼が歓迎会に来るほど、実は君のことが心配なんですよー」

ここでさらに大爆笑。
俺は愛想笑いもせず、一瞥をくれただけで黙々と飲んでいた。

歓迎会が終わって帰り際、「2次会行く人ー!」と声がかかる中、俺はバーで飲み直そうと1人で帰ろうとした。
するとレイが俺の後を小走りに追いかけてきた。

レイ「先輩、今日はありがとうございました」

俺「じゃあな、月曜からもよろしく」

それだけ言い残して帰ろうとした。
その時レイが、「うっ・・・気持ち悪い・・・」と言ってしゃがみ込んだ。
そして路上で吐いた。
顔は真っ青だった。

俺「大丈夫か?」

背中を擦ってやりながらレイに声をかけた。

レイ「先輩、ごめんなさぃ・・・」

レイは消え入るような声で謝ってくる。

俺「話さなくてもいい。ちょっと休め。歩けるか?」

レイは頷いた。
レイを抱きかかえたまま店の方へ。

俺「新人に飲ませ過ぎだな。ダウンした。後はよろしく」

2次会へ行くためにたむろしていた連中に声をかけ、レイを頼むと俺はバーへと向かった。
飲み会の場から1駅。
マスターと気の知れたバンドの面々。
カウンターには1人だけ。
いつものOLだ。

「どうも」

「ども」

それだけの挨拶。
マスターと先程までの話をしながら、ジャズの生演奏を聴きながら杯を重ねる。
今夜はピアノがメイン。
そろそろ最後の曲だ。
拍手の音を聞いて、バーを出て家路へ就く。
駅近くのコンビニで朝飯を買う。
駐車場の縁石に腰掛けて、うずくまっている女がいる。
どこかで見たような・・・。

俺「レイ?」

うずくまっていた女性は頭を上げた。

レイ「あっ、先輩・・・」

レイが真っ青に近い顔をして私を視認した。
レイはコンビニでトイレを借りたものの、悪酔いが抜けないらしい。

俺「家はどこだっけ?タクシー拾ってやる」

レイ「あ、いいです、大丈夫です・・・」

言っているそばからレイは噎せている。

俺「ちゃんと吐いたのか?やっぱりタクシーを拾ってやる」

そう言って俺はタクシーを拾ってレイを乗せた。
ついでに俺も乗った。
OJT担当の責任として家まで送り届けなければ。
ただ、それだけの理由で。

俺「家はどこだ?」

レイ「丘の上の・・・です」

俺「運転手さん、その辺りまで」

タクシーはレイの下宿近くに着いた。

レイ「大丈夫です、平気です。ちゃんと帰れますから」

その言葉を信じて、青い顔をしたレイを降ろした。

駅へ逆戻りを始める。
住宅街の路地で一方通行を回り始める。
乗車になっているはずのタクシーに手を振る人影が。

「お客さん、お連れさんのようですけど、どうします?」

「すみません、止まって下さい」

レイがドアを開けるようにジェスチャーをしている。
街灯に照らされた顔は、まだ青い感じだ。

俺「ん?どうした」

レイ「すみません、鍵が・・・」

タクシーの中を見渡したが鍵は見つからない。

レイ「コンビニで落としたかも」

レイを乗せてタクシーは駅へと逆戻り。
コンビニを駐車場を2人で探したが、鍵は出てこない。

レイ「やっぱり2次会の居酒屋かも・・・」

俺「戻ろうか」

その時レイは、「先輩、ちょっと休んでいいですか?」と、車止めの縁石に腰掛けた。
俺もレイの横の縁石に腰掛けた。
小雨が降り始めた。
レイは顔を膝の間に埋めている。

俺「店の中に入ろう」

レイからの返事はない。
レイの肩を軽く叩く。
反応はない。

俺「起きろよ・・・」

レイは眠っていた。
仕方なく、再びタクシーを拾ってレイを乗せた。
タクシーの中でレイは眠っている。
支払いを終え、寝ぼけ眼のレイを連れて俺のマンションへ。

レイ「せ、先輩・・・」

俺「これ以上動けないだろ。部屋は2つあるから大丈夫」

レイ「い、いいんですか?」

俺「あぁ」

レイをマンションの中に入れ、和室に布団を敷いた。
田舎から両親が出てきた時以来、敷いたことのない布団。
和室にレイを追いやり、俺は自分の部屋に。
押入れで隔てられているので、お互いに完全な密室。
何も起こらない夜のはずだった。

外では急に雨脚が強くなった。
遠雷が聞こえる。
とうとう雷が近づいた。
そっと俺の部屋のドアが開いた。
眠ったふりをしていた。

レイは近づくと、「先輩?先輩?」と小声で囁いた。

わざと寝ぼけた声で、「うん?」と俺は起きたふりをした。

レイ「雷、イヤ・・・怖いんです。部屋に居ていいですか?」

俺「居たかったら居ていいよ」

レイ「すみません・・・」

雷が近くに落ちた。

レイ「キャ」

レイは肩をすぼめ、耳を塞いだ。
その仕草がなんとも可愛らしかった。

俺「こっち来いよ」

俺はベッドを出て、レイにベッドを明け渡した。
雷雲は動こうとしない。
頻繁に近くに落ちている。
雷が落ちるごとに部屋を照らし、布団を被っているレイが丸まるのが見える。
何とも面白い。
俺は椅子にもたれながらウトウトしていた。
そして派手にくしゃみを連発した。
レイが布団から首を出してきた。

レイ「先輩?こっち入って下さい。あのね・・・ギュッてして・・・怖いの・・・」

青白い光の中、俺はレイに背中を向けてベッドに入った。
シーツが衣擦れし、布団が動く。
レイが半身を返して、俺の背中に寄り添ってくる。
そして抱きついてきた。
この体勢で5分。
布団の中は熱い。
2人の唇が触れた。
まだレイの息は少しアルコールを帯びている。
フレンチキス、そして唇をすぼめてバードキス。
レイの上唇を俺の唇が突く。
キスは鎖骨へ、そして短く切って大人びたうなじへ。
レイが切ない声をあげる。
あごを突き出し、伸ばしたうなじに尖らせた舌がせわしなく動く。
そして耳の後ろに。
耳を軽く唇で含むと、さらにレイは声をあげた。

右手はレイの左の乳房をゆっくりと揉みあげ、中指は乳輪を弄る。
中指と親指で、乳首の根本からゆっくりと乳首を擦りあわせる。
レイは電流が走ったように、何度も背中を反らせて快感を味わっている。
舌先が右の乳房を麓から螺旋を描くように、ゆっくりと乳輪に近づく。
口をすぼめ、乳輪ごと乳首を口に含み、吸って、戻して、吸い上げて、舌先で乳房に埋め込み・・・を繰り返す。
レイの背がさらに仰け反る。
そして俺の背中にレイの腕が巻き付いた。
左手は仰け反ったレイの腰から背中を弄っている。
小指で背骨に沿って撫であげる。
そして肩胛骨からボディーラインに沿って腰のくびれまでを手のひらで覆いながら撫でていく。

レイのお尻に触れ、ゆっくりと撫で回す。
舌は左手の軌跡を辿るように乳首から脇腹へ、腰へと、レイの体を下がっていく。
右手はレイの膝に移って、だんだんと内股へと入り込んでいく。
レイの草むらに左手が伸び、手のひらでゆっくりと愛撫する。
右手は内股から付け根に向かって撫で上げていく。
レイの股をゆっくりと開かせ、俺は体を起こし、レイの秘所を視姦する。
初めて見るレイの秘所。
日の出が近いのか薄く青がかった光に照らされ、すでに濡れ始めている秘所は光って見えた。

右手は、ゆっくりとレイの秘所をまさぐる。
襞に隠された秘所の上から、レイの敏感な場所をゆっくりと指の腹で押す。
左手で襞の一番上をゆっくり開き、右手の人差し指は、開いた中で突起を探す。
レイの小さめのクリトリスが現れた。
クリトリスを剥き出しにし、人差し指の腹で上下に擦る。
そして手首を使って小刻みに震わせる。
レイは快感に耐えながらも、荒い息遣いで腰をくねらせる。
俺は顔をレイの秘所に埋めて、舌先で剥き出しになったクリトリスを確認する。
舐める。
吸いあげる。
押し込む。
鼻の頭がレイの草むらに触れ、唾液とレイの愛液の混じっていく。
そして人差し指をレイの秘洞にゆっくりと入れていく。
レイがシーツを掴み、快感に震えている。
秘洞に入った人差し指を指の付け根まで入れ、第2関節を折り曲げる。
折り曲げた指先に当たる場所、レイの一番感じる場所。
中で指をバタつかせる。
秘洞の天井を突く。

レイ「も、もっと、あ、だめ、あ、ぁ・・・」

途切れ途切れにレイが呟く。
そして恋人繋ぎになるように手を差し伸べてくる。
2人だけの時間。
気持ちも一つになって、甘美な恋人同士になれる。
イカせないように、頃合いを見計らって指を抜く。
レイは俺を欲しがった。

レイ「せ、先輩・・・ねぇ」

レイは伏し目がちに潤んだ瞳で俺に囁きかけてきた。
レイの中に入ろうとした。
拒まれた。
もう一度入ろうとした。
ゆっくりとレイと俺が一つになっていく・・・。

レイ「ねぇ、手をこうして持って・・・」

レイは両腕をあげ、俺はレイの手首を掴んだ。
そして、腰をゆっくりとレイの中に沈み込ませていった。
レイの秘洞の襞が、ゆっくりと俺の分身を包み込んでいく。
狭くて締まりのよい、レイの秘洞が分身を離そうとしない。
レイの秘洞で一番感じるところに当たるように・・・。
レイがもっと気持ちよくなれるように・・・。
手首を掴んだまま、レイの温もりを感じながら・・・。

レイの息遣いが激しくなってきた。
レイの足が抱きついてきた。
俺は掴んでいた手首を放した。
レイの両腕が俺に巻き付いてきた。
腰を速く動かす。
レイが俺を離すまいと力を込めてきた。
レイの眉間が快感を味わうように、そして、顎をあげ、切なくも甘い息遣いで・・・。
レイの全身が弛緩する。
レイは昇り詰めた。
そして数分後、俺も昇り詰めた。
レイの白い身体の上に、白いものが重なった。