デブ専の出会い系サイトで泥沼にハマった俺・後編

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ゆっくり胸をこね回す。
時々乳首に当たるのか、ビクッとする裕美。
上着を脱がせ、ブラを取ると、「やだ、お風呂・・・」と言うので、風呂へ。
前回の反省を踏まえ、クンニできるように裕美のあそこを入念に洗う。
ついでに指でいたずらしながら・・・。

風呂を出てそのままベッドへ。
今回も初めは優しく、じょじょに激しく攻め立てる。
裕美もまた感じ方がよく、前回よりも愛液の量が多かった。
初めての相手ではないからの安心感があったのだろう。
ぬちょぬちょになった裕美のあそこに指を入れると1本でもかなりきつい。

(ここに俺の息子を入れればそりゃ早くイクわな)

そう思いつつ指マンをしていると、これだけでイッてしまう裕美。

(はえ~よ)と思いつつ、さらに続ける。

裕美の視点が空を泳ぐ形になる。
放心しつつ、また指マンでイッてしまう、連続だ。

一度休めて、裕美にフェラさせようと思ったが、「少し風邪気味で呼吸がしづらいから・・・」と言うので、やめておき、正常位で挿入。
前回同様全体から締め付ける。
気持ちよさがハンパじゃない。

(今回は裕美がもう2回もイッているから俺が勝手にイケばいい)

そう思い、最初から激しくピストンをする。
それでも裕美はその間にイッたようだったが、今回も中出しをして果てる。

「俺の精子がお腹の中にいる感じはどうだ?」

「なんかすごい熱いの、温かい感じがじわーってお腹の中に広がるような感じ」

裕美はそう言いながら目は天井を向いて放心状態だった。

その日も同じように駅で別れる。
が、一週間後にまたメールが届いた。

(また援助してか?)

そう思いメールをしていると、『まとまったお金が必要になったから貸して欲しい』とのこと。

(は?バカか?)

そう思ってしばらく放置しておくと、『お願いします、なんでも言うこと聞きます』と何度もメールしてくるので仕方なく返信。

『いくらいるの?』

『10万円です』

『なんで?』

『実は私、持病があって、会社辞めてる時期の治療費が払っていなくて、ツケにしてもらってたんだけど、10万越したから、もうツケはだめだって言われて』

俺も出費は少ない時期だから、貸せないこともないが、信用できないし貸せるわけがない。

『いきなりすぎる、まだ2回しか会ってないのにそんな大金は貸せない』

『本名も新しい会社も教えるし、もしそれでもだめなら誓約書も書くから』

と、執拗に言われ、俺も信用できないまでも、“病気では可哀想だな”という同情心からついつい貸してしまった。
その代わり、身分をはっきりさせることを条件に、翌日の夕方、10万の入った袋を持って俺は裕美の会社があるというオフィスビルの前まで行った。
裕美は転職してからまだ一週間も経っていなかったから、電話をかけて確認するわけにもいかない。
俺は普段作業着を着ているから、そのままビル内に出入り業者のふりで入っていった。
セキュリティーがないので誰にも怪しまれることなくビルの3階に上がると、給湯室から女の子の声がする。

(裕美の声だ)

他にも何人かいるらしい。とりあえずここで働いていることは本当のようだ。
30分ほど経ち、仕事を終えたOL達が続々とビルから出てきた。
しかし裕美は出てこない。
俺に会うためにわざと時間をずらして出てくるからだ。

ややあって裕美も出てきた。
俺は携帯に電話して、ビルの裏手に行くように指示をした。
いきなり職場に男が迎えに来てると思われると、色々厄介だろうなと思ったからだ。

ビルの裏は何もなく、裏手のビルとの隙間は狭くて人がすれ違うのが精一杯程度の広さしかない。
そこで俺は裕美の免許証を確認し、それを控えた。

「10万もの大金、返すあてはあるの?」

「すぐには無理だけど、1ヶ月に2~3万くらいずつ絶対に返しますから」

「ま、ここまでするなら信用するけど」

「本当にごめんなさい、職場変わったばかりで頼れる人もいなくて・・・」

「親とかには言ってみたの?」

「・・・私、両親いなくて・・・」

「ふうん、そうなんだ」

「あと、これからも、あの、会ったりとか普通にして欲しいんですけど」

「どういうこと?」

「あの、私、本当に今お金全然なくて、ご飯もまともに食べれないもので・・・」

「食事をおごって欲しいの?」

「・・・その代わり、言うことはなんでも聞きますから・・・」

「たとえば?」

「いつも通り、中でいいですし、あ、けど危険日は、あの、外で」

「子供できたら仕事どころじゃないからね、それは仕方ないけど」

「本当にごめんなさい、絶対にちゃんと返しますから」

そういう裕美がなんとなくうざくなり、「もうわかったから」と言って俺も会社に戻った。

その後、裕美は治療してもらうために病院へ通うのだが、転職したばかりで有給もないため平日一日おきに仕事終わりに通い、週末は入院と言う変則的な通院治療をしていた。
俺も彼女とのデートなどもあり、毎回会うことなどできるわけもなかったのだが、それ以来裕美からは結構頻繁にメールが来るようになった。
何度も飯をおごってやったんだが、その代わり、裕美のアパートへ行ってセックスしていた。
と言ってもそれも病院へ行かない日の中の2~3日に1度くらいで、俺にとってはセフレ程度のものだった。

そのうちに『風邪をこじらせた』と連絡があり、『会いたい』と言われたが、俺はその日は別の出会い系でアポを取った女と会う約束をしていたから、返信をしていなかった。
しかしその女と別れた後、携帯には裕美からのメールが20通以上きていた。

(どういう女なんだ!)

かなり怒り気味の俺に対し、裕美のメールは『とにかく連絡が欲しい』『会えなくても連絡はして欲しい』『嫌いにならないで・・・』など、弱気なメールがきていた。

俺はとりあえず金を返してもらうまでは縁を切るつもりはなかったので返信する。
すると嬉しそうな返事を送ってくる。
俺はうざくなって、『もう寝るから』と言って返事を打ち切った。

ある日、いつものように飯食ってから裕美のアパートでセックスをした後、何気にテレビを見ていたら音楽番組が始まっていた。

「今度一緒にカラオケとか行きたいなぁ」

裕美がそんなことを言い出した。
俺は適当に頷きながら確約はしなかったんだが、裕美はそれでも一人で盛り上がっていた。
あんな歌が歌えるとか、こういった歌は苦手とか、どうやら裕美の中では金だけの繋がりではなく、恋人に近い存在になりつつあるように感じた。
しかし、俺から特に何を言うでもなく、流して聞いていた。

そんな裕美とメールしているときに、また金の無心のメールが届いた。
しかも今度は30万。
俺は呆れてもう返信せず、ほったらかし。
それでも裕美は、『返事だけでも・・・』と送ってくる。

仕方なく、『そんな金はない!』ときっぱり断る。

文章にこそしなかったものの、“また援助で稼げば?”くらいの気持ちでいた。

『そうだよね、ごめんね』とのメールの後、メールは途絶えた。

二日後、一応前回に会う約束をしていた日だったが、俺は会うつもりはなかった。
昼過ぎに裕美からメールが来る。

『今日は何時ごろ会えるかな?』と。

金の話はもう出てこない。

(なんとかなったのか?)

『とりあえず夕方からなら』と返事をする。

夕方、裕美のアパートへ行く。
いつものように飯を食ってからセックスになるのかと思ったが、飯の後、裕美から「お金のことなんだけど・・・」と切り出してきた。
俺は、「いくらなんでもそうそう貸せる金額じゃないし、身分を証明したくらいでは信用できない」と言って断った。

すると裕美はしばらく沈黙した後・・・。

「実はね、治療費って言うのは本当なんだけど、その、治療とは別に、中絶の費用も要るの」

俺は一瞬固まった。

(中絶?何?なんで?)

「通院してるときにね、先生に言われたんだけど、病状がいつもと違うから、念のためって見てもらったらお腹の中に子供がいるって言われて」

そう聞いても俺は何も言えない。
事態が飲み込めないというか、信用できないというか・・・。

「写真も撮ってもらったの、これなんだけど」

そう言ってレントゲン写真みたいなのを見せられる。
言われればそうかな?くらいの小さい塊が写っている。

「でもね、こういった出会いだし、できたからって結婚できるわけでもないし。私ね、昔、病院であなたは不妊症の気があるわよって言われてて、それで安全日ならまず大丈夫だと思って、それで中でいいよって言ってたの。最初に会ったときね、私、親の借金の保証人になってて、その親が雲隠れしちゃって・・・。自分の娘捨てるなんてひどい親だよね。でもね、お金は返さないといけなかったからどうでもいいやって思って、それであんな募集したの。前の会社はいじめられて辞めたから、誰も頼れないし、友達もほとんど地元にしかいないから。親の借金の件があるから、ア○ムとかからも貸してもらえないし・・・」

次々に話し始める裕美。
しかし、それを聞いている俺はどこ吹く風だった。

(俺の子なのか?俺の子を堕胎すのか?)

そして鬼畜な考えも浮かぶ。

(妊娠してるのなら安心して中出しできるよな・・・)

しかし、まぁ考えてもしょうがない。
俺が中出ししていたのは事実。
他の男の子供だったとしても堕胎するなり、産むなりしてからでないと調べようもない。
とりあえず当座30万のうち12万は裕美の給料があるらしいが、それを全部つぎ込むわけにはいかない。
家賃や携帯代、食費を考えれば3万がやっとのこと。
残り27万はなんともならないらしい。
しかし俺にとっても27万はすぐに用意できる金額ではない。
俺の預金は10万を切るか切らないかくらい。
時間も時間だ、俺の友達に当たろうにも、それだけの金を集めるとしたら何人回ればいいのか。
ATMが開いている時間のうちに回りきれるのか。
そんなことを考えていた。

結局俺は、口座から出せる分をすべて出し、黄色い看板で借りることにした。
もともと旅行先などでの急な出費用にカードは作ってあった。
裕美には、「カードを作って借りるから」と言って一緒に行くものの、俺は中で適当に時間を潰してから金を引き出し、18万を借り入れ、銀行の引き出し分と合わせて27万を揃えた。
しかしこの時の俺は、子供を堕胎することに対する感情よりも、“どうやってこの金を返すか”ばかりを考えていた。
金はないこともないが、18万と言えば俺の手取りまでは行かないものの、月の収支で言えば5万くらいが返せる限度だからだ。
一度裕美の部屋に戻り、色々話をしていたが、裕美は俺がそこまでしてくれたからだろう、嬉しさに笑顔を見せていた。
しかし、俺は金の出所を探していた。

口ぶりからして裕美はこの日から付き合いが始まった。

「事情が事情だから産めないけど、彼氏の子供を堕胎すんだ」といった感じの口ぶりで話をしていた。

翌日、裕美はお金を支払い、3日後に手術の予約を入れてきたと知らせてきた。
俺はメールでは気を遣った言い方をするものの、本心では何の感情もない、冷徹なやつになっていた。

3日後、裕美の手術の日だ。
その日の昼過ぎから始まるらしい。
平日だから俺は普通に仕事に出かけた。
仕事中、裕美から『今から行ってくるね』のメールがあった。
病院はいつも行く病院だ。
唯一の今の友達は、ここの病院の看護婦らしい。
しかしそれに返信するとき以外、大して気にも留めていない俺がいた。
普通に客先へ行って、「この新製品いいですよ~!発売と同時に大人気で~」などと笑顔でセールスをしているときは、頭の片隅にも残っていなかった。
好きではない女でも俺の子を宿し、そして一人で堕胎しに行く女がいるのに、俺はいつもと変わらぬ心情で物を売り、同僚と馬鹿話をしながら大笑いをする。
そんな自分をまた冷静に分析している俺がいる。

(お前には人間の心がないのか?)

それでも俺は悲しみや哀れみといった負の感情が出てこない。
あるのは“どうやってこの先金を返し、どうやってこの女と別れるか”という問題に対しての悩みくらいだった。

とりあえずその後一ヶ月ほどして裕美とは別れた。
と言うより、「俺には彼女がいる」と言って強引に捨てたんだが。
裕美のその後は知らない。
もともと縁があったわけでもないから噂も聞かない。
俺はと言えば、その時の彼女とできちゃった結婚。
もうすぐ子供が生まれる。
彼女に妊娠を告げられたとき、嬉しさはあったものの、それ以上に、(そういえばあのときの子供は・・・)と思い返すことのほうが多くなっていた。
男だったのか女だったのか、それすら聞かないまま俺は裕美を捨てたんだった。
そう、自分の都合の悪いことはすべて隠し、本名さえ教えないままに。

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