もう子どもじゃないもん

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中学2年の時の話です。
少し自慢になりますが、学校で可愛いランキングで5本指に入るらしくて、少し嬉しいと思っていたけど、「顔可愛い、発育◎」って友達が言ってて、男の子ってやっぱりそんなことしか考えてないんだと幻滅しました。
そんな私だけど、ある人が好きで、部活はバスケ部をしています。
男の子はやっぱり多くて、練習していたら声とかかけられるけど、同い年とか全然興味がありません。
あんな話を聞かされたのもあって、(カラダ目当て?)とか思ってしまいます。

いつも通り練習が終わった後、男の先輩に、「この後一緒に遊ばない?」と誘われました。
特に用事はないけど断って帰りました。

私「ただいまぁ」

母「おかえり」

?「おかえり」

私「?!!!・・・え、司さん?」

司「久しぶり!」

私「お久しぶりです。どうしたんですか?」

司「就活でお世話になります(笑)」

母「司くん、一人暮らしやし、交通費とか入れたらお金がかかるから泊まってやの」

司「なんかほんとスミマセン」

母「あらあら、ちょっと前まではやんちゃだったのに礼儀よくなって(笑)」

司「ハハハ・・・」

私「あ、あの・・・シャワー行ってくる」

母「フフフ」

司さんは親戚のお兄ちゃんで大学生、私の好きな人です。
カッコイ、スポーツ万能、やさしい、高身長、頭もいい。
完全な人間はいないって言いますが、私から見たらパーフェクト人間だと思います。
私なんか絶対に釣り合わないけど、司お兄ちゃんが大好きです。

(うー、汗臭くなかったかなー?夜なら遊んでもらえるかなぁ?)

私「お母さん?お昼ご飯何~?あれ?お母さん?」

司「どうしたん?」

私「あ、いえ。あの・・・お母さんどこに行ったのかなって」

司「用事があるからって出掛けなはったよ」

私「そうなんだー」

司「お昼、食べてないん?」

私「はい、まだです」

司「じゃあ少し出よか?」

私「え!でも忙しいんじゃ?」

司「大丈夫!」

私「あっ、じゃあ用意してきますね」

司さんと二人で家から出て・・・。

私「司さんはやっぱりお洒落ですね」

司「ありがと。Aちゃん(私)も可愛いね。俺、その服装好みや。あっトイレ行ってくる」

私「あっ、わかりました」

司「じゃあ行こっか?って言っても、あんまりこっち分からんねんな(笑)」

私「ハハハ、何食べます?」

司「何にしよっか?」

私「喫茶店でもいいですか?」

司「Aちゃんがいいなら」

喫茶店。

私「会うのって2年ぶりくらいですよね?」

司「そうやな。俺、地元あんまり帰らんからなぁ。部活は何してるん?」

私「バスケ部に入ったんですよ」

司「へー。じゃあ今度一緒にやろっか!」

私「はい。あれ?司さんは食べないんですか?」

司「ミックスジュース」

私「可愛いですね」

司「こらこら、大人をからかうもんじゃないぞ」

私「どうしたんですか?」

司「いや、可愛いなあと思って」

私「・・・そんなことないですよ」

司「Aちゃん、昔から可愛かったもんな」

私「ありがとうございます。ミックスジュース美味しいですか?」

司「飲んでみいや」

私「美味しいですね。私のもどうぞ」

司「食べさせて!美味しい!」

私「この後、どうします?」

司「今日は暇やし、デートしよっか?」

私「じゃあお買い物がしたいです」

司「まぁゆっくり食べ」

服屋。

私「あっ!これ」

司「へー、似合いそうやん。試着してみたら」

私「どうですか?」

司「可愛い!」

私「でも、お金ないや(笑)」

司「いいよ、買ってあげる」

私「そんな!大丈夫ですよ。司さん一人暮らしだし・・・」

司「そんなこと子どもが心配しなくていいの」

私「ありがとうございます。あの・・・最後にプリクラいいですか?」

司「うん!撮ろっか」

すごく充実した1日でした。
嬉しかったし、恥ずかしかったですが(笑)
でも子ども扱いはしてほしくなかったなぁー。
って子どもなんですが(笑)

日曜日は司さんは朝から面接に行って、私は試合に行きました。
今日初めて男の人が怖いと思いました。

先輩「昨日さ?◯◯にいなかった?」

私「いました」

先輩「もしかして付き合ってる?」

私「え?付き合ってないですよ」

先輩「じゃあ俺と付き合って下さい」

私「ぇっ、あっあの・・・ごめんなさい。私、好きな人がいるので」

先輩「昨日の人?」

私「・・・」

先輩「年上が好きなんだ?でも無理やと思うけどなぁー」

私「むっ!いいじゃないですか!」

先輩「だからさー、俺と」

私「ごめんなさい」

そう言って行こうとしたら腕を掴まれました。

先輩「ほんと可愛いなぁ」

いきなり胸を触られました。
ビックリしました。

私「やめてください」

先輩「お前なんか体が良くて顔が少しイイだけやろが!」

私「やめて!」

初めて男の人にアソコをユニフォームの上からでしたが触られました。
生地がスベスベで、擦られて感じてしまいました。
でも本当に嫌でした。
違う先輩が来てくれて助けてもらいました。

私は家に帰って、部屋に籠って泣きました。
そんなに知らないし、好きでもない人に強引に触られたこともですが、女は顔と身体で価値が出るって言われたことに傷つきました。

夕方になって司さんの声が聞こえてきました。
少しして私の部屋に司さんが入ってきました。

司「どうしたん?お母さんが心配してたで?」

私「何でもないよ!あー、お腹が空いたー」

司さんは、神妙な顔で私を抱き締めてくれて、私はまた泣いてしまいました。
今日あったことを話しました。

司「まぁ世の中には色んな人間がおるからなぁ」

私「・・・司さんは付き合うとき、何で決めてるの?」

司「俺か?第一印象は笑顔が可愛い子かな。あとは楽しいとか、一緒にいたいと思った人かな。Aちゃんは笑顔が可愛いしやさしいし、何より守ってあげたいって俺は思うけどな」

私「ありがとう。気持ちが楽になったー。ご飯食べよ」

ご飯を食べてすぐにお風呂入って部屋に行きました。
さっきのことを思い返したら、すごく恥ずかしいです。

それから4日間、普通に過ごして夜は遊んでもらって・・・で。最期の日になりました。
その日のことは省略して、一緒に夜、寝ることになりました。

私「もっとくっついていいですか?」

司「いいよ」

私「いい匂いですね」

司「そうか?」

気持ちが抑えきれなくなりました。

私「私、ずっと前から司お兄ちゃんが好きだったんだよ!」

司「・・・」

私「だからね!子ども扱いしないで!私、司さんにだったら何されてもいいよ?」

司「ありがと!嬉しい!でも今は答えられないかな」

私「やっぱりだめですよね?」

司「そうじゃなくて」

私「無理しなくて・・・」

軽いようで濃厚なキスをされました。

私「なんで?」

司「Aちゃん、今何歳?」

私「15です」

司「じゃあ16歳になって、まだ好きでいてくれるんやったら付き合おっか?」

私「なんで今じゃ駄目なの?」

司「女の子は16歳から結婚できるやろ?そうじゃないと俺がまずいことになるからな(笑)」

私「あっ、そうですよね!でも・・・」

司「その上目遣い、可愛いな」

ナデナデ。

司「俺なんかでいいの?」

私「(コクッ)」

司「少しだけやで」

またキスをしました。
ディープキスでした。
胸を優しく触られました。
私はそれだけで濡れてしまいました。

司「もう濡れてるやん」

私「んっ」

司「四つん這いになろっか?」

私「ひゃっ!なんかじんじんする」

ぺろぺろ・・・。

私「やっ、ダメ」

司「やめようか?」

私「んんん、あっあ、ンッ!もうあっイキそうだよ」

司「はい、終わり」

私「もう少しだけ・・・」

司「もう寝るの」

私「もう1回キスして?」

キスしてもらって、抱いてもらって寝ました。
私が起きたとき、司さんはいませんでした。
このとき初めてオナニーをしました。

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