職場の花と結婚、離婚、そして親友に

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離婚原因にもよるだろうけど、別れた元妻との付き合いはみんなそれぞれだと思う。
俺が結婚したのは27歳の時で、相手は25歳の綾子というかなりイイ女だった。

綾子は東京にある女子大を出た洗練された美人で、地方ではなかなか出せない美しさを発揮していた。
さぞかし高い競争率を勝ち抜いたとお思いだろうが、さにあらず。
みんなが高嶺の花と見ていたのでアプローチしたのは俺だけだった。
俺も東京にある二流大学の出だったから、綾子とは2年間同じ東京の街にいたことから、その頃の話で盛り上がっていた。
何を隠そう俺が就職した頃はバブルで、綾子は当時もてはやされた女子大生時代を東京で過ごしていたから、話は盛り上がったわけだ。

俺の綾子へのアプローチはいきなりの口説きで、綾子もバブル時代のノリで付き合ってくれた。
イイ女だけに性体験も豊富そうで、恥じらいよりも快楽で弾けていた。
何本のイチモツを咥えたのか知らないが、秘穴はピンクだが秘唇はなかなかの崩れ加減だった。
クンニにギャアギャア派手に喘いで、ジュルジュル唾をまぶす猥褻なフェラの後、口でコンドームをイチモツに被せるテクニックを披露した。
イチモツの抽送に合わせて腰を使い、俺の腰を引きつけてヒイヒイと淫らにヨガった。

俺「女子大生の頃は、足の指まで使わないと数えられないほどの男を喰ったんだろうなぁ・・・」

綾子「いくらなんでもそこまでではないわよ~。私、ディスコ(今で言うクラブだな)には行かなかったから。ワンレンやボディコンは嫌いだったのよ。私はね、ハマトラのお嬢さんで清純派だったのよ。だから両手で足りるくらいよ。あなたこそ結構遊んでたでしょ?」

俺「まあね。でも、女子大生は社会人に持っていかれたから、OLや女子高生、あとは有閑マダムだったなぁ」

綾子「あ~~!ダンナが女子大生を漁って相手にしてくれないオバサンを相手にしてお小遣い貰ってた男の子、いたいた。オバサンに大人のセックス仕込まれたからあんなにねちっこいんだ~」

こんな会話を平気でしていた俺達は、軽いノリでそのまま結婚した。
もちろん、綺麗な大卒新入社員をモノにした俺は、みんなから羨ましがられた。

結婚して2年、俺が子供を欲しがったことから夫婦の心のすれ違いが始まった。
綾子はまだ一線で働きたいと言い、俺は子供が欲しいと言い、意見が食い違った。
それまでは毎日欠かさず生でセックスして、綾子に精液をかけていたが、「子供欲しいからって中に出さないでよね」などと言い出すようになって、雰囲気がシラケてきた。

俺が間もなく30歳という頃、「ああ・・・20代のうちに父親になりたかったなぁ・・・」と言ったら、「そんなに子供が欲しいなら他の女と作ればいいじゃない。別れてあげるわよ!」と綾子に言われ、売り言葉に買い言葉、そのまま本当に離婚になった。
嫌いで別れるわけじゃなかったので、お互いを尊重して、別れた後のアパートも仲良く探した。

俺「俺達、離婚する夫婦には見えないよな」

綾子「ホント・・・これから一緒に暮らすアパート探してるみたいね・・・」

お互いの行き先が全て整って、引っ越しの荷造りも、引っ越し先の荷解きも手伝ったりして、ちょうど3回目の結婚記念日の前日、アパートを引き払って結婚式を挙げたホテルに泊まった。

綾子「結婚記念日に離婚するって、おかしな夫婦ね」

俺「そうだな・・・夫婦最後の夜を大事に過ごすとするか・・・」

3年間愛した秘裂を広げ、見納めの秘穴を愛でた。
哀しいクンニ、哀しいフェラ、哀しい交わり、そして、最後の精液を綾子にふりかけた。
翌朝チェックアウトして2人で市役所に赴き、離婚届を提出した。
市役所の正面玄関で向き合って握手して・・・。

綾子「じゃあね。元気でね」

俺「ああ、お前もな。これからは社内で会っても他人だからな」

綾子「ええ、わかってるわ・・・今度は幸せになってね」

俺「流行歌の歌詞かよ・・・もう他人になったけど、困った時は連絡しろよ」

綾子「アリガト・・・サヨナラ・・・」

爽やかに別れるつもりだったが、やっぱり湿っぽくなった。
そして、越したアパートに一人佇んだ時に襲われた孤独感で、耐え切れず泣いた。
きっと綾子も同じ気持ちだと思ったら、もっと悲しくなった。

俺達の離婚はあまり話題にもならなかった。

「一人になったんだから付き合えよ」

飲みに誘う口実に使われる程度だった。
そして、社内で綾子に出くわしたことも、月に1回あるか無いかだった。
そもそも部署が違うから当たり前で、夫婦だった頃もそうだった。
結婚前は、イイ女が入社したと聞いてこっちからワザワザ会いに行ってたのだった。

俺はその後再婚し、子供も生まれて平凡ながら幸せな家庭を築いた。
離婚して22年、綾子は独身を貫き仕事に生きて、48歳にして部長になっている。
離婚後、綾子は仕事で躓くと俺を頼ってきた。
ヤケ酒に付き合ったこともあったが、男女の関係には二度とならなかった。
かつては男と女として愛し合ったが、離婚後は親友のような関係になっていた。
綾子は俺の恋愛を応援してくれたし、俺は綾子の仕事面だけでなく個人的な悩みの相談にも親身になって乗っていた。
不思議な関係だった。

その綾子に、10月から海外赴任の内示が出た。

綾子「私ね、もう日本には戻らないつもりで頑張る。絶対にこのプロジェクトは成功させてみせるから」

俺「困ったらいつでも連絡して来いよ。親友なんだからな」

綾子「そうね・・・間違えて夫婦になったこともあったけど、私達は親友よね。アリガト・・・サヨナラ・・・」

22年前と同じセリフを言い残して、綾子は準備のために早々と日本を発った。
綾子に会うたび思い出していた遠い昔、夫婦として暮らした3年間・・・。
綾子の渡航とともに、それは思い出から幻になっていく・・・。