果物の匂いのする足のOL

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東京の大学に行っていた頃、私は世田谷の豪徳寺というところにあるアパートに下宿していた。
私のいた2階は2部屋だけで、入って半年目にそれまでいた学生が引っ越し、代わりに若いOLが入った。
たまに廊下で顔を合わせた。
地味な服装で長い髪を後ろで束ね、化粧もほとんどしていなかった。
どこかの工場に勤めていると大家さんから聞いた。

少し経つと、彼女を訪ねてくる男がいることが分かった。
2人はひそひそ声で話したあとセックスをした。
薄い壁を通して押さえた喘ぎ声が聞こえ、私はオナニーで欲望を紛らした。

1階で靴を脱いで階段を上がるアパートだったので、下駄箱には彼女の靴が何足か入っていた。
私は下駄箱から彼女のヒールの高いサンダルをこっそり取り出し、部屋で匂いを嗅ぎながらオナニーをした。
不思議なことに彼女のサンダルは果物の匂いがした。

隣の部屋の話し声に耳を澄ましていると、だんだん2人の関係が分かってきた。
彼女は山梨県出身の23歳、男は小学生の子どもがいる中年の妻子持ちだった。
工場の納品業者らしい。

彼女はいつも「旅行したい」とねだり、男は「山梨に帰るなよ」と言っていた。

2年目の冬、隣の女が私の部屋の扉をノックした。
病気で今にも倒れそうだった。
実家への電話と、薬を買ってきて欲しいと頼まれた。
当時は携帯もなく、部屋に電話もないことが多かったのだ。
私はアパートの近くの赤電話から電話をし、薬を買ってきて彼女に飲ませた。
初めて入った彼女の部屋は、甘い香りでむせるようだった。
それから3日、私は頼まれたお弁当などを買って部屋に届けた。
そのうち彼女は私が聞きもしないのに、実家の母親の病気や不倫男のことを話した。

「彼は私に果物を踏ませて足を舐めるのが好きなの。桃とかバナナとか、ぐちょって踏み潰させるの。だから畳がベタベタ、まったく・・・」

真面目な地方出身の若い女が妻子持ちに遊ばれているものだと勝手に思っていたが、男女の関係は私の想像を超えたところにあった。

1週間ほど経って山梨から父親が来て、彼女を連れて帰った。
しかし1ヶ月ほどして彼女は戻ってきた。
前の会社を辞め、別の所に入ったと言う。

思い切って「部屋で飲まない?」と誘うと、その夜、摘みを持って部屋にやって来た。

「セックスするなら酔わないうちにしよ」

そう誘われて、彼女のリードでセックスをした。
フェラチオの前に濡れタオルでペニスを拭いたり、騎乗位で長い髪をかき上げながら腰を振る仕草など、経験豊富なテクに興奮した。
以後、毎日のように交わり、色々なテクニックを教わった。

彼女の初体験は高校の頃、美術教師と放課後に学校でやったと言う。
その後、何人も年上の男と付き合い、年下は私が初めてらしい。
年上の女性の体に夢中になった私が一晩に10回もするので、すり切れて血が出たこともある。
最初の清楚で真面目そうな会社員のOLというイメージが、たくさんの経験を持つ女だと分かって、それが私を夢中にさせた。

半年ほどして、彼女は会社の上司と関係ができて、その男が借りたもっといいアパートに越していった。
でも彼女は土曜日になると私のアパートに寄り、私ともセックスをした。

1年くらい経って、その上司が紹介した先輩社員と彼女は結婚した。
私も友人ということで披露宴の2次会に呼ばれたが、ごく普通の美しい新妻という感じだ。
もちろんご主人は妻の過去について何も知らない。
中年の上司とは結婚する1ヶ月ほど前に別れたそうだが、私とは結婚式の前後も体の関係を続けた。
新婚家庭を昼間訪ね、居間で人妻を抱くというのは目の眩むような体験だった。
それも慣れると普通になり、私は同時期にできた若い学生の恋人に夢中になった。
そして彼女が妊娠してからは次第に会わなくなった。

女というのは深く付き合わないと分からない。

そんなことを教えてくれたのが彼女だった。
今でも熟した果物の匂いを嗅ぐと、小さなアパートの部屋で不思議なセックスをしていた彼女のことを思い出す。

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