看護婦になっていた後輩の白いストッキング・後編

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次にK美に会ったのは2日後の日勤の時だった。
俺はその2日間、色々なことを考えていた。

なぜ更衣室のドアが開いていたのだろう?
もしかしてK美は俺がトイレに行くところを見て、ドアを開けておけば帰りに俺が入ると考えたんだろうか?
だとしたら全部K美に仕組まれたことだったのだろうか?

2日後にK美が部屋に来た。

「変わったところないですか?」
「リハビリ2時から予約してありますから」

普段通り業務的だ。
俺が疑問を聞こうとして「話があるんだけど」と言うと、「今忙しいから今度ね」とすかされた。
その態度を見て、(あれは夢だったのだろうか?)と思ったが、ベッドの脇にある引き出しの奥を探すと2日前に射精したストッキングがあった。
記念に取っておいたわけではなく、ゴミ箱に捨てるとゴミを集めに来る別のナースに発見されたらまずいと思ったからだ。

その夜、夕食が終わってテレビを見ているとK美が訪ねてきた。
日勤のナースは勤務が明けてる時間なのだが、K美はナース服のままだった。

「昼は冷たくしてごめんね。一応仕事中だったし、今日は患者さんの手術が重なっててマジで忙しかったの」

「あれ?お前、今日は日勤だろ。もう終わったんじゃないのか?」

「そうなんだけど、帰り際にミスしちゃって今まで婦長に怒られてた。それに先輩はこの格好の方が好きなんでしょ?」

最後の台詞が気になったが、俺は無視して疑問を投げかけた。

「ところでさぁ、あの時なぜドアが開いてたんだ?普通、ああいった場所はちゃんと閉めておくものなんじゃない?」

「たぶん先輩がタバコを吸っていたんだと思う。ナースステーションは禁煙だし、患者さんならエレベータ前のテレビとかソファーがあるところに喫煙ルームがあってそこで吸うんだろうけど、ナースがそこで吸えるわけないでしょ。私は吸わないけど先輩とかは結構吸ってるし。昼ならトイレとかで隠れて吸うんだろうけど、夜勤の時は更衣室を使う先輩も多いみたい。でも吸った後に匂いがこもるからドアを開けておくのが暗黙の了解みたいになっちゃってるの。夜中だし患者さんは滅多に通らないから」

「じゃあ、たまたまその先輩がタバコを吸って、しばらくしてから俺が通ったというわけか」

「先輩もタバコ吸うでしょ、だから判らなかったんだと思う。私は吸わないから匂いとか気になるのよね」

「じゃあ、なぜ俺が更衣室に入ったと分かったの?」

「それはちょうど見回りしてたら偶然更衣室に入ってく先輩の姿を見たから。ドアが開いてたのが悪いんだろうけど、まさか先輩があんなことするなんて・・・。こっそり近づいて何をしてるのかなと覗こうとしたの。そしたら先輩、ゴミ箱からストッキングを取り出して匂いを嗅いでいたの。すぐに私の履いてたストッキングだと分かったわ。だってあそこのゴミは毎日夕方に捨ててるし、一緒に夜勤だった先輩は化学繊維アレルギーを持ってて、特別に許可してもらって、いつも白いハイソックス履いてるから」

「ああ、◯◯さんか。そう言えばいつもハイソックス履いてるね。なんで彼女だけストッキングを穿かないんだと思ってたらそういうことだったのか」

「やっぱり先輩ってそんなところはちゃんとチェックしてるんだ。ストッキングが好きなんだ」

確かにストッキングにはそそられるが、それをあえて言うのは恥ずかしいから、「そんなんじゃないよ」と否定した。

「そうなの?今日も気持ちよくさせてあげようと思って来たのに。溜まってるでしょ?」

「やっぱりナースってそんなことまでするの?若い男の人の性処理とか?」

「するわけないでしょ。先輩ってエッチビデオの見過ぎじゃない。ナースがいちいちそんなことしてたら体が持たないわよ」

「だってお前、今そう言ったじゃん。『気持ちよくさせてあげる』って」

「先輩だから・・・」

「え?」

「昔、先輩に告白したの覚えてるよね?あの時、断られてショックだった。でも先輩にその気がないならと諦めてたの。そして高校を卒業していつの間にか先輩のことは忘れてた」

「それは当たり前だと思う。あれから6年は経ってるから、ずっと想い続けてたらストーカーだ」

「先輩が事故でここに来た時も懐かしいなとは思ったけど、その時は好きという感情はなかった。でも先輩と話してるうちに心が揺れ動いてるのは事実よ」

「・・・」

「先輩が更衣室に入るのを見た時はショックだったけど、私の脱いだストッキングで興奮してくれるのを見て、なんか嬉しくなっちゃったの」

「でもあの時は誰のかわからずに匂いを嗅いだんだけど・・・」

「そうだけど、嫌な匂いだったら持って帰ろうとはしなかったでしょう?いい匂いだと思ったから持ち帰ろうとしたわけよね」

「まぁそうなんだけど・・・」

「先輩が私の匂いで興奮してくれてると思ったらなんか嬉しかった」

「お前って変だぞ。そんな簡単に割り切れるのか?だって普通なら誰のかわからないストッキングを嗅ぐ男なんて変態だと思うだろ」

「先輩が変態なら、私だって自分のストッキングの匂い嗅がれて喜んでる変態かも。もし先輩じゃなかったら気持ち悪いと思ったよ」

「俺のこと、まだ好きなのか?」

「まだと言うのはちょっと違う。だって一度は忘れてたから。それに好きかどうかも正直わからない。でも先輩が気持ちよくなってくれるならそれに応えたい」

「だから今も勤務が終わったにも関わらず、ナース服にストッキングのままということ?」

「私の白いストッキング、嫌い?」

「そんなことはないけど」

「このストッキング朝からずっと履いてるやつだよ。今脱いであげるから先輩の好きにしていいよ」

俺が高校時代に告られて断ったのは、K美が嫌いだったからではない。
ちょうど付き合ったばかりの彼女がいたからだ。
でも結局は何もしないまま、すぐに別れてしまった。
当時からK美はそこそこ可愛いと思っていたけど、今は当時より可愛くなったと入院して再会した時から思っていた。
ただ、今は彼女こそいないが同じ会社で気にかけてる子はいた。
でも目の前K美に、「ストキングを好きにしていい」と言われ、理性が働かなくなった。
実際、俺はストッキングが好きだった。

「履いたまま触っちゃだめ?」

「ごめん、今触られるとそのまま最後まで行っちゃいそうで。先輩がどうしてもエッチしたいと言うなら仕方がないけど、気持ちの整理がつくまで待って欲しいの、ごめんね」

「いいよ、俺だって急に告白されたみたいで気持ちの整理がついてないし、今日はストッキングだけでいいよ」

そう言うとK美はナースサンダルを脱ぎ、ストッキングを脱いで俺に手渡した。
温かくてそれだけで勃起した。
朝から履いてただけあって、この前より匂いが強い。
でもいい匂いだ。
純白のストッキングはつま先だけが薄黒く汚れていた。
K美はその様子を見ながら言う。

「興奮する?恥ずかしがらなくていいよ、もっと好きにして」

俺は深呼吸するようにK美が脱いだばかりのストッキングを嗅いだ。
この前と同じようにK美が俺のパジャマのズボンとパンツを脱がそうとする。
俺もそれに答えてベッドから腰を浮かす。
今度はストッキングを一旦K美が受け取り、片足部分を俺に渡す。
さらに股で繋がったもう片方をチンポに被せた。
そしてこの前と同じようにチンポをしごいてくれた。
俺は一足のストッキングの片足部分の匂いを嗅ぎながら片方に射精した。

その後、チンポにストッキングを被せたまましばらく話したが、何を話していたか覚えていない。
他愛のない会話だったと思う。

しばらくしてK美が、「そろそろ帰らなきゃ。お父さんが夕食待ってるし」と言った。

「あれ、お母さんは?」

「2年前にガンで・・・」

ちょっと悲しそうな目をして答えた。

「ごめん、嫌なこと聞いて」

「いいの。でも私はまだナースの卵だったから何もしてあげられなくて・・・。それだけが後悔かな」

話し終わるとストッキングの射精した方を丸めるようにしてカバンに入れた。

「お前、それどうするんだ?射精しちゃったんだぜ」

「洗って履くよ。だって先輩が射精したストッキングだもん。洗えば綺麗になってまた履けるでしょ。いつも私の脚に先輩がいるみたいで履いていたいの」

「やっぱりお前って変だ」

俺がそう言うのを聞きながら、「じゃあね、おやすみ。また明日ね」と言いながら帰っていった。

K美は俺のことが好きかどうかわからないと言ってたが、俺はいつの間にか好きになっていた。
高校時代だって別に嫌いだったわけではない。
その時は付き合っていた女がいたからに過ぎない。
独り身だったらOKしていただろう。
意を決して、今度は俺から告ろうと決めた。

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