ソープ嬢を辞めて学校の先生になりました

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大学生だった頃、超真面目な私は勉強を頑張って大学院に進んで研究者になりたかった。
そんな時、友人に合コンに誘われた。

あ、スペック書くの忘れてた。
当時は芸術系の専攻で書道をやっていた。
今でも読売展に出すくらい本気でやっている。
顔は、よく言われたのはV6の三宅健。
女だけど、かなり似ていたらしい。

で、私は合コンに行って、そこにいたかなり綺麗な顔した男の子と盛り上がった。
自称慶応の子で、私がジャニーズ系の顔をしていたから気になったと言った。
そのことは特に何もなかったが、その子の友人がメアドを聞いてきたので交換。
その後、私は勉学に勤しんでいたため、2日間メールして終わり。
これが大学2年生の秋。

その後も私は勉強に力を入れていたが、ある日壊れた。
勉強と書道のし過ぎでなんかの糸が切れて、ぼんやりする日々が続いた。
ぼんやりしていた期間は半年。
3年の春から秋頃まで。
大学は休学しようかと思っていた。

まぁ、こんなことしててもダメだと思って、思い切ってメイドカフェで働こうと思い、バイトを始めた。
ジャニーズ系の顔なのに、なぜか面接3分で合格。
しかし、ここのメイドカフェは床が鏡だった。
時給が1800円と良かったから選んだんだけど、店のホームページとか見てなかったから初めはびっくりした。
まぁパンツは店から支給されたものだったから、見られてもなんともなかったけど。
しかし、今まで何もしてこなかったため、そこのバイトは1ヶ月でやめた。
すごく面倒だし、愛想笑いも疲れた。

でも金は必要で、もっと楽な仕事はないかと探した。
コスプレが好きだった私は、コスプレで働ける店を探した。
そこで見つけたのが、コスプレキャバクラ。
コスプレキャバクラは楽しくて半年続いた。
そこで働いてから私は元気になり、また勉強も始めた。

大学4年の春、周りは就活を頑張っていた。
私はというと、院に行くための勉強をしていた。
就活なんて自分には関係なかった。
秋には教育実習もあるため、バイトと勉強を頑張った。
6月に卒論の一次試験みたいなのがあって、ずっと家にこもっていた。
7月に無事に試験に合格したので、今度は卒業作品に取りかかった。

そして9月、教育実習。
これは地獄のような日々で今でも思い出したくない。
教育係の先生に寿司を投げつけられたのは今でも忘れない。
教育実習期間は3週間。
そのわずかな間で私は5キロも痩せた。

で、また勉強漬けの日々に戻った。
しかし、11月。
また何かの糸が切れて、ぼーっとすること1ヶ月。
前と違ったのは、自分を痛めつけることに快感を覚えたこと。
リスカではなくてセックスで。
セックスは、大学生になるまでしたことがなかった。
ずっと勉強してきて、そういうのには興味がなかった。

きっかけは、はじめに書いた自称慶応の友人。
新宿で偶然会って、飲んでやった。
なんか気持ちよくてはまった。
そして初めて自分の体に自信を持つことができた。
ずっと三宅健と言われてきて、自分は男みたいに扱われていたから。

で、もっとセックスをしたいと思って、ソープのバイトをやり始めた。
初めは緊張したけど2人目からはどうでもよくなって楽しんだ。
でも、家に帰るとものすごい背徳感みたいなのが襲ってきてヤバかった。
大学4年の2月からはほとんど家に帰らず、ホテルとか友人の家に泊まっていた。
誰かいないと死にそうだった。
そんなことをしていたら、いつの間にか卒業作品未提出で卒業できなくなった。
院の試験も申し込めなかった。
自分が悪かったのに、なせがその時は人のせいにして客に当たってた。

「叩いてくれ」と言われた客を思っきり叩いてストレス発散とかもした。

で、そこから私は落ちていった。
夜はソープ、昼はパチンコという絵に描いたような馬鹿女。
そんな生活が大学5年の夏まで続いた。
しかし、そんなある日、私はかなりヤバイことに関わり始めていたらしい。
らしいというのは、後で知ったから。

働いていたソープ店の上層部はヤクザらしく、たまに部長さんが来てた。
私はその上の1人に気に入られていた。
昼間に会って、一緒にパチンコを打ったり、ご飯を食べたりしていた。

そんなある日のこと。

部長「この紙袋を持って◯◯のところに立ってて」

私「なんですかこれ?」

部長「資料が入っている。△△という奴が来たら渡して」

私「分かりました!」

で、後で3万円もらった。
そんなことが何度かあって、店長に話したら、それはかなり危なくて、本当の夜の世界に入る一歩手前だったらしい。

風俗嬢をやっていた時期はセフレがたくさんいた。
お店の外でも会って、お金をもらっていた。
収入が結構あったので、この時が一番贅沢ができた。
まだ若かったし、ちやほやされて天狗になっていた。
ナンパもされて、(男ってちょろいなwww)なんて思っていた。
今思えば、軽い女だと思われていたんだよね。

秋になって私は今度こそ卒業するために作品を書いた。
50枚くらいの作品を書いて提出。
無事に合格できた。
次は院の勉強と思いきや、両親が働けなくなり、学費を払えないことが判明。
この時点で大学5年の2月。
就活なんて何もしていなかったから、卒業してもフリーターになってしまう可能性がかなり高かった。
それだけはやめようと思い、今からでも入れそうな業界を探した。
入れそうなのは、飲食店、アパレル、塾業界。

私は塾を選んだ。
理由は、教員免許持っているし、勉強だけはたくさんしてきたら。
面接はスムーズに進み、1社目で内定をもらったのでそこにした。
神奈川の塾である。
内定をもらった私は3月、遊びまくった。
最後にということでセフレとセックス三昧。
アナルを開発してしまうくらい遊んだ。

そして4月、私は塾の先生になった。
でも1年半で退職した。
思ってたより大変で、初めは国語と数学だけでいいと言われていたのに、実際は5科目すべてやらされていた。
しかも小学生でお願いしたのに、面倒な中学生が対象。
ストレスが溜まりまくった。

社会人としての研修は楽しかった。
研修後、同期と飲んで、そのままホテル。
社会人になってもその辺は変わらなかった。
塾の先生をやっていても、休日は風俗で働いていた。
本当はいけないけど、性欲が溜まっていたから。
社会人になって教育っぽいことしていたが、なんか物足りないというか、虚しくなってきた。
やっぱ教育って、もっとちゃんとした人がやるべきだよなと思っていた。
目的意識持って、大学も教育学部の人がやるべきだよなと考えていた。
で、自分みたいなのがここにいてはダメだと思って1年半で辞めた。
その後はまた風俗。

塾を辞めて2ヶ月くらい経って、勤めていた塾の子に会った。
中1の男の子。
めっちゃ頭が良くていい子。
その子が私を見つけるなり、「なんでいなくなったのー!」と怒ってきた。

私「色々あったんだよ。私に教わるより、他の人の方がわかりやすいでしょ?」

中1「絶対に先生のほうがいい!先生の方がわかりやすいし面白かった!」

私「いやいや、それはないってw」

中1「先生の国語は学校の先生より詳しかったし、なんでも質問に答えてくれた!」

この辺で泣きそうだった。
その子は本当に素直で頭がいい子だった。
だから気を遣ってくれていたんだなと思ったが・・・。

中1「今は先生やってないの?他の塾でやってるの?それなら俺、そこの塾に行く」

私「今は先生やってないよ。私は今勉強して色々やり直しているんだ」

中1「そっか」

私「もうすぐ塾じゃない?気をつけて行くんだよ」

強引にバイバイした。

なんか辛くなった。
私みたいな汚れた人間があんな素直な子と話しちゃいけないと思った。
その日は店に行かなかった。
本気で自分を変えようと思った。
セフレともこの辺りから連絡を取らなくなった。
自分を変えるのは結構大変で、急には無理だった。
店も急には辞められなかった。
お金も必要だったし。

でも、あの子と会って2週間後くらいに辞めた。
新しいバイト先はパチンコ店。
普通のバイトで時給がいいのはこれくらいだった。
パチンコ店で働きながら私は仕事を探した。
本気で教員になろうと思って、私立の募集を見た。
20校ほど履歴書を送ったけど全滅。
私立は学歴を見るから書類審査でだいたい落ちる。
面接まで行ってもダメだった。

3月25日、そろそろ新学期がはじまる。
教員の募集も少なくなってきていた。
最後の望みをかけて5校に応募した。
2校面接。

3月29日、1校合格。
非常勤だったけど。
嬉しくて親に連絡。
親は泣いていた。

4月1日、初出勤。
色々学校についての説明をされて、契約書にハンコを押して挨拶して終了。

ここから私は別人になっていたと思う。
2月まで金に近い茶髪だったのを真っ黒な髪にして、メガネをして、化粧をほとんどしなかった。
ファンデーションを塗るだけ。
授業は4月の第2週から始まるということで、それまでお休みと聞いた。
休みの間に授業の準備をした。
久しぶりの勉強は楽しかった。
古典がすごく楽しかったのを覚えている。

とまあ、こんな感じで現在は専任で先生をやってます。
今は生徒指導課にいて、校則違反をした生徒に処分を言い渡してますw
なんか私の言い方は生徒がちゃんと聞くらしいw

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