アメリカの田舎町で出会ったビッチなマリー・前編

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もうだいぶ前の話。
アメリカからメキシコへ抜けようとヒッチハイクをしていた時に俺はほんと死ぬんじゃないか?と思ったことが何度かある。
基本的にアメリカ国内のほとんどの州はヒッチハイクが禁止されている。
警察に捕まると罰金、従わないと禁固される可能性もある。
だから看板を掲げる時はビクビクしながらww
トラックが来たらちょい手前で出す、大っぴらに出してるとすぐ捕まるw
あまりに無謀で後で散々怒られたが、いい思い出だった。

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カリフォルニア州にあるモハーヴェ砂漠。
モハーヴェ国定公園の端から200kmほど行けばもうメキシコ国境だ。
有名なデスバレーやネリス空軍基地、エドワーズ空軍基地、そしてラスヴェガス。
さらにロサンゼルス。
あの辺りの広大な場所にある砂漠なんだけど、広大な土地と岩山、暑くてキレそうな土地。

当時は体力にも自信があったし、ラグビーのお陰で一般的な日本人の体格よりは自信はあったが、奴らは違う。
俺よりも一回りも二回りもデカい。
まさにビッグピッグだ。

そんな俺はモハーヴェ砂漠を横断してメキシコへ抜けようと考えてヒッチハイクに挑んだ。
(今思うと若さとしか言いようがない)
幸い英語はなんとか通じる程度だが、ヒアリングはちょいダメ、何言ってるのか何回も聞き直すような有様。

『MEXICO!』と書いたダンボールでトラックが停まる。
18輪トレーラーの素晴らしく磨かれた車体サイズは日本ではまずお目にかかれない。
ほとんどが陽気なおっちゃん達でカントリーとかを聞きながら走ってる。
中にはショットガンを助手席に置いてあるところがいかにもアメリカらしい。

モハーヴェ砂漠横断は暑さとの戦い。
夜は寝台に寝かせてもらうか安いモーテルへ入る。
モーターホテルでモーテルだと思うんだが、日本のラブホテルと違い1人でも皆堂々と入ってる。
宿の前にはほとんどと言っていいほどファミレスみたいな店があって、お決まりのハンバーガーとかポテト、それにトースト、クソまずいコーヒーを扱っている。

宿はお世辞にも綺麗とは言えない。
何回も塗り直して、(元の色はなんだったんだ?)と思えるほどの内装、ベッドは何万人が寝起きしたか判らないような汚いベッド。
染みなんていたるところについてて、何回かはソファを繋げて寝たことがあった。
夜は夜で怖い連中(俺からはそう見えてしまう)が外で騒いでる。
ジュースを買いに外へ出ると、「へいへい!兄弟!どこに行くんだい?」みたいにからかわれる。
店の裏は暗がりで、(何してるんだ?)と覗くと凄い怒られる。
フェラチオ専門の女が店の裏には常駐(?)していて、トラックドライバーの股間から精液を抜き出す作業をしてる。
時々パトカーも来るけれど、別に何もしないで帰っていく。

朝になると道端に平気に注射器とか転がってるところが怖い。
またそこでトラックを捕まえて国境へ向かう。
だけど中には悪い奴がいて、俺がトイレに行っている間にバッグごと車が発進してしまった。
幸いパスポートと小額のドルは持ってたので助かったが、洋服から何から全て持っていかれた。

「警察に言ってもまず取り合わないね」と売店の女に言われて途方に暮れた。

街と言ってもゴーストタウンみたいに寂れて、新築の家なんて1軒もない。
そこのモーテルに入る。
夜寒くて目が覚めて、目の前のコーヒーショップへ出かけようと外へ出ると、白人の若い奴ら3人が馬鹿にしたように声を掛けてくる。

「おぃ!イエローがいるぜ!」

みたいな会話。

「お前、どこから来たんだ?」
「なんなら俺のマラでも咥えてるか?」

みたいな卑猥な言葉の後、笑い声がこだまする。
この時点で俺は凄い頭に来てた。
荷物はなくなるし、寒いし、それにちょっかい出されてムカついてた。

「おぉ?怒ったのか?やんのか?」
「チャイニーズ?コリアン?」

俺が「ジャパニーズ」と言うと、彼ら3人は、「ぎゃはははwwwジャップかよ!帰れよクソ!」みたいな感じ。
1人がつかつかと近寄ってきてプロレスの戦う前みたいに顔面を近づけて威嚇する。
いきなりボディにパンチを食らう。

「ははははwww弱ぇwwwやっちまえよ、マイク!」

彼らは酒に酔ってて上機嫌だ。

俺が、「やめてくれ、危害を加えないでくれ」と言っても・・・。

「次俺な!マイク、そこどけよ!」

ベシッ!

いきなりローキックを食らう。

「おぉ!ロブ!いい蹴りだな!」

1人は車のボンネットに座って茶化す役。
もう我慢できなくて、ラグビーばりにロブにタックルしてねじ伏せる。

「ぐぅ!てめー!」

首に腕を入れて思いっきり地面に押し付ける。
後ろから来たマイクの腕を取って、再びみぞおちにタックル。
2人が悶絶してる間に茶化してた奴にダイビングタックル。
フロントガラスが割れて2人とも車の中に転がり込んだ。

でも、終わりはすぐに来た。
マイクが出した黒い物。
アメリカならではの物だった。
これにはマジでヤバイと思った。

車からフラフラしながら出るとマイクが来て、俺の頬に拳銃を突きつける。
他の2人は、「やめろ!落ち着け!」とか「興奮するな!ちょっとした遊びじゃないか?」とマイクをなだめてる。
リボルバーが冷たく頬に当たる。
目を瞑って、これで最後だと悟った。
目の前に走馬灯が映る。
日本にいる両親、好きな子、友達、梅干し、白いホカホカごはん、味噌汁、お寺、おっぱい・・・。
なぜか色々な物が出てくる。

カチリ。

引き金が引かれたが弾は出ない。

「へいへい!兄弟!冗談だぜ!」

おしっこ、じゃじゃ漏れ・・・。

「兄弟!弾なんて入ってねぇよ、お前ファイターだな!」

ファイターはおしっこを漏らさない・・・。

「今日のことはチャラにしてやるよ!」

そう言うと猛スピードでパーキングを出ていく。
振り返ると、なんで帰ったか意味が判った。
モーテルの親父がショットガンを持って戸口に立ってた。

「助かりました」
「日本人、あんた強いな」

「いえ・・・」
「漏らしたか?無理もねぇよwww」

「あぁ・・・」
「今夜は俺が奢る、おもしれぇもん見せてもらった。仲間に話さなきゃよ」

そう言うとコーヒーショップの隣の眩いサインが光るバーに連れてってもらい、なぜかテキーラ。
吐くまで飲んだが、濡れてるパンツが気持ち悪くてそれどころじゃなかった。

次の日、またデカいトレーラーに乗せてもらい次の街へ。
今度は少し大きい街。
大きいと言ってもメインストリートは寂れていて日本のシャッター通りみたいなもの。
ギンギラなネオン、不味いコーヒーショップ、ガスステーション。
ちょうどランボーの映画でランボーが入ろうとする街みたいな、高い建物はなく、街の中心は保安官事務所。
それを中心に商店が広がり、薄暗い路地には申し訳なさそうにバラックが広がる。
保安官はなぜかいない・・・週に一度、もしくは朝に来て通り過ぎるだけ・・・。

トラックステーションで降ろしてもらい、小額のガソリン代くらいは払う。
運転手のハミルトンというおじちゃんはいつもタバコを咥えて、ギアを変えるたびに灰が床に落ちるため床は灰だらけ。
そんなのを全然気にせずにギアを変え、咆哮するエンジンに向かって、「おぉベイビー、ご機嫌斜めかい?」とか笑いながら話してる。
最初、ベイビーってのがなんだか判らなかったが、『ベイビー』=『トレーラーヘッド』で彼女のような扱い方だ。

ドデかいタンクトレーラーは砂漠を疾走する。
窓は開けっ放し、口の中は砂だらけ。
トイレは路肩に寄せて立ち小便。
トラックをこよなく愛するおじちゃんで、いつもボディを撫でてる。
無線では仲間と絶えず卑猥な話で盛り上がってる。

「どこどこの街のどこどこという店では素敵なプッシーが待ってるぜ!」とか「だれだれが何号線で事故を起こしたから近くの奴は助けにいけるか?」とか「ハイウェイパトロールがどこに居たからスピード落とせ」とか「どこに着くから、待ち合わせて飲もうぜ!」とか色々。

トラックステーションでハミルトンおじちゃんに別れを告げると彼はトラックの部品の付いたアクセサリーをくれた。

「こりゃベイビーの部品だ、お前にも幸運が来るぜ!」

握手して別れて、その街の中心街へ。
モーテルで一晩過ごす。
ほとんど手ぶらな俺を見て店主が、「ヤクをやるなら他あたってくれ」みたいなことを言う。
俺は、荷物を取られてこれから日本へ帰るところだと告げた。
目的地を変更して、ロスアンジェルスかサンフランシスコへ行けば何とか帰れるような気がしてた。
(当時は気がしてただけで、あまりに無謀だとは思ってなかった)

でも、当面の金を稼がないと帰れない。
長距離バスもそれなりの値段だし、まだアメリカにいたいという気持ちがあった。
店主に、「割のいいアルバイトはないか?違法なやつ以外で」と言うと、目の前のギンギラギンのネオンの怪しいバーを指差す。

「あそこならお前みたいな体格のやつを雇うよ」

店主と一緒に面接(?)に行った。
実際働いてはいけなかったことが後で判明するのだが、この時は1日30ドルという時給に目が眩んだ。
大体平均でも8ドルくらいじゃないかと思う。
俺の仕事は、店の前に立ってるというのと、飲み物とか運べ、揉め事をいち早く察知しろ、という簡単なものだった。

モーテルの店主が5ドル搾取して、25ドルの儲け。
その代わり宿代は無料、飯代は払えという条件で合意。
面接に行くと店長のおやじはいかにも悪そうなやつで、名前をバドと紹介された。
本名ではないと思う・・・。
でもバドは優しかった。
金の無い俺をわざと店に出し、会計係までやらせて客からのチップを俺の懐にねじ込む。
日本ではチップというい概念がない為か貰うとすぐバドに報告しに行ったが、バドは「とっとけ」という言葉だけ。
とっとけと言うのは「貯めとけ」のことだと勘違いして日に日に貯まってゆくチップが50ドルになった時、「こんなに貯まったっすよ!」バドにと言ったら、「お前は馬鹿か?wwてめーの懐に入れろよww」と笑い転げてた。

その店というのは、違法かどうかは定かじゃないが小さい台でストリップみたいなことをやってて、客が気に入った女の子を買い、奥のスツールで事をするという形式。
まぁ俺はコンドームの処理係みたいなものだったが・・・。

店の女の子は凄いセクシーで、アニーとキャシディという女の子は店が終わると俺にコーヒーを奢ってくれる。
だけどコートの下はおっぱい丸出し。
下も毛なんかはみ出しちゃうような下着で、動くたびに揺れる胸を勃起しながら見てた。
店の従業員の俺を誘うようなことは一切無く、それこそ蛇の生殺し状態。
宿で何回も2人を思い浮かべてオナニーした。

「ダーリン、あなた逞しいわ」

色っぽい声で胸の筋肉を人差して指でなぞるんだよ・・・。
で、あと少し!!というきわどいところまで指を下ろしてくる。

「こっちはもっと逞しいのかしら?」

2人して親指を咥えたりする。
もう遊ばれてるとしか思えない。

バドは週末忙しい店が終わると、俺を街外れの売春宿みたいな店に連れてってくれた。
カウンターバーでカウンターに10席ほど。
後はピンサロみたいなスツール席が2席、客も居ないような閑散とした店。
バドはその中でも人気者で、バドが入ってくと、「よぉ!バド、稼ぎはどうだい?」とか「そろそろプッシーが恋しいだろ?w」とか笑い声が飛ぶ。
俺は圧倒されて、ただただ下を向いてた。
バドが皆を静かにさせるように手を上げる。

「俺の仲間を紹介するぜ!黄色いジャップだwww」

ブラックジョークで周りは大ウケ。
大爆笑。

「だが・・・決して馬鹿にするんじゃねぇ、こいつのマグナムに掘られたくなきゃなwww」

また大爆笑。
アメリカのギャクセンスはわからない。
また手を上げて静かにさせる。

「こいつは日本から来た。誰かこいつを可愛がってくれるスイートな奴はいるかい?ww」
「おー!バド!飛びきりのいい子を紹介するぜ!ミスジャパンなんか目じゃねぇw」

「そりゃいい!是非こいつにとってもスイートな奴を紹介してくれ、誰だい?」
「仕事始めのミス・マリーだ!マリーこっちにおいで」

マリーと呼ばれた女の子は俺と同い年にはどうしても見えない。
ブロンドで背が高く、いかにもプレイボーイ系な女の子。
胸ははち切れんばかりにたわわに実り、ドレスはあそこが見えちゃうんじゃないか?と言うほど切れ込んでる。

「ハイ、ダーリン」

「あぁ・・・こんばんは」

「おぃおぃ!ジャパニーズ、何照れてんだ?お前は童貞か?ww」

バドが大笑いしながら言う。

「バド、この人綺麗だねw」

「ジャパニーズ!これがステイツだぜww」

周りも大ウケ、大爆笑。
俺が純粋に「綺麗だね」と言ったのが面白かったらしい。

「ジャパニーズ、お楽しみはあっちの部屋だww死ぬほど抜かれて来いww」

「バド、いいの?ww」

「いいも、よくないもないぜ兄弟!マリー嬢はとっくに濡らしてるぜwww」

店主が出てきて、なぜか俺と握手。

「ジャパニーズ!お前は名誉だ。マリーは今日デビューだからな」
「ほんとに?」

「おぃおぃ?信用しないのかい?wwバド、彼は疑い深いなww」
「ん?wwwもうおったっちまって考えられねぇんだよ、オーナーwww」

「そりゃそうだ、さぁジャパニーズ!マリーの手を取って部屋に消えなw」
「何回抜かれるか賭けるか?俺は5回に50ドルだwww」

また大爆笑。
その中をマリーは脚を絡めると部屋に行こうと言う。
手を引かれながらマリーの後をついて行く。
後ろからは、「頑張れ!」とか「死んで来い」とか「俺のケツにも頼むぜ!」とかジョークが飛び交い、囃し立てるヒューヒューという声が聞こえる。
フリーセックスの国なのか?
ここは恐ろしいアメリカの田舎町。

<続く>

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