出会いはバスの一番後ろの一番端っこの席から・第2話

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それから3日くらいリサさんとは会わなかった。
仕方ないとはいえ、真っ裸を見てしまったから連絡しづらかったんです。

正直なとこ、リサさんのことは好きです。
もちろん大好きです。
でも向こうは完全に意識してない気がして・・・。
別にそこまでDT卒業は急いでませんw

実際鍵を持ち帰ったのは次に会う口実のためですけど、正直どう顔合わせていいかわからなくて、アワアワしてます。
で、メール送りました。

内容はこんな感じです。

俺『この前も酔っ払ってましたが、風邪とかは平気ですか?薄い服装だったので心配です』

ちょっとよそよそし過ぎたな?
だいぶ遅れて返信がきた。
なんで毎回返信遅いんだろう・・・。

返信の内容。

リサ『風邪引いたよボケー(笑)てかなんで風邪引いてるって分かったの?』だってさ。

これは酔ってた時のこと覚えてないのかなw
メール返しました。

俺『心配だったものでメールしたんです。大丈夫ですか?何か届けますよ』

返信きました。

リサ『急に優しいね(笑)うつしたら悪いから勘弁だよ。少年は大人しく勉強してなさい(笑)』だってさ。

やはり頼りにされてないw
でも、コンビニで適当にポカリとかプリン買っていきます。
正直向こうからしたら、なんでそこまでするんだ?って気分だろうけど。
とりあえず突撃。

着いてまず、インターホン押したら普通に出てきた。
俺の顔確認した瞬間、閉められた。

俺「ちょ!なんで閉めるんですか!?」

リサ「逆に何で来たの!?今日すっぴんだし、帰ってよ!いきなり女の子の家行くってダメでしょ!」

oh・・・。
確かに急に凸って普通ダメだよな・・・。

俺「いやあなたは俺に対して今までそんなこと気にした事なかったでしょ!いやでも・・・、そうですね、急には失礼でしたよね。じゃあまた10分後にインターホン押します」

リサ「そういう問題じゃないよ!なんで急に来たの!?」

俺「心配だったからですよ~、ほら早く開けましょうよ!」

リサ「え~・・・うーん、まあ確かに、せっかく心配してくれて来てくれたわけだし、仕方がないからいいけど。やましいことはないよね?」

俺「あなたがおっぱい触るか聞いてきても、しっかり断る子だから平気ですよ」

こうしてやっと入れました。

リサさんは思ったより、元気そうだった。
熱は一応あるそうだが、俺が来た時ちょうどゲームやってたみたいで、画面つけっぱになってた。
そこでまた改めて聞かれた。

リサ「それでなんで来たの?」

俺「心配してたからですよ、それに鍵も返したかったですし」

リサ「あれ、なんでまた鍵?また酔ってる時に私に会ったの?」

俺「え、覚えてないんですか?」

リサ「まったく覚えてないやwごめんごめんw次また会ったら部屋に着いた時に置紙でもしておいてよ」

俺「あぁ、そうですね。次からそうします」

リサ「てか、心配だから来たって、来たからって何してくれるの?」

俺「そうですね、とりあえず看病しながら、暇潰しに付き合いますよ。他にできる事なんてないですし」

それから雑談しながら、リサさんのゲームを見守ることにした。
そこで少しだけ、リサさんをからかってみたくなったから、こんな事を言ってみた。

俺「リサさんって、おへその辺りにほくろありますね。あと背中の肩甲骨あたりとか」

なんで知ってんだよ!とか言って、少しだけバレることを期待した。

リサ「うん、そうだね~、なんで知ってんの?」

俺「なんででしょうねw」

リサ「う~ん、まあいいや。別にほくろの位置なんて知ってもね、なんか気持ち悪いだけだし」

俺「・・・あ、そこアイテム落ちてるよ」

これは間接的に、『お前キモイ』って言われたって事だよな・・・。

俺「そういえば、お腹減ってません?」

リサ「減ってるね、家出るのもめんどくさいし、料理するのもめんどくさいから、適当なお菓子しか食べてないし」

俺「なんか俺作りましょうか?俺得意ですし」

リサ「え、作れんの?じゃあ作ってもらう事にしよう。けど、あんまし台所汚さないでね^^」

ここで一気に挽回ですよ。
持ってきてる材料的にうどんしか作れないから、大人しくうどん作った。
もうなんも考えず、とりあえず普通にした。
また変に企むと、墓穴を掘るだけだと思ったからね。
なんだかんだでやはり、あんまし他人に台所を弄られたくないらしく、二人で作ることになった。
作るって言っても野菜切ったりするだけなんだけどね。

作り終わって、なんだかんだで俺も一緒に食った。
テレビ見ながら、もうやる事なんて雑談したかなかった。
それで、一応気になってることを、ほとんど聞いてみることにした。

俺「そういえば、毎回俺が行くたびに1人ですけど、彼氏とか居ないんですか?」

リサ「残念ながら、今は居ないね~。なんだ、私に惚れたのか?」

俺「いや、割とモテそうな感じなので聞いてみただけですよ。次とか行く時とか、彼氏さん居るなら、行きづらいし」

リサ「そんなん気にしなくていいよ、別に私の暇潰しに付き合ってもらってるだけだし」

俺「てか思ったのですが、他の男の人にも、俺みたいに気軽に家に入れたりするんですか?結構それって危なくないですか?」

リサ「いやしないよw、この部屋で男と二人きりになったのは、君だけだしね」

俺「え、もしかしてリサさん、俺に惚れました?」

リサ「あんな時間に家まで運んでくれるし、何もしてこなそうだし、年下だからねw別にそういう事ないだろうなって安心してるだけ」

俺「え、俺もしかしてリサさんに、男と思われてないのですか?w」

リサ「いや、そんな事はないよ。そんなだけ優しいんだし、俺君モテると思うよ!彼女とか居ないの?」

俺「居ませんよ・・・彼女欲しいっすよ」

リサ「どんな子がタイプなの?」

俺「そうですね、黒髪で、髪長くて、メガネが似合って、可愛くて、優しくて、話やすい人とかですかね」

リサ「理想が高すぎるwwwww」

俺「リサさんはどんな人がタイプなんですか?」

リサ「太ってるよりも痩せてるほうがいいかな。顔はそこまで気にした事ないかな、イケメンが嫌いってわけじゃないけどね。性格はクールって感じな人がいいかな、優しくてかっこよければバッチリ」

俺「リサさんだって理想高くないですか?w確かにモテそうだからできそうだけど」

リサ「俺君のはなんか細かいんだよ。そんなんだと俺君一生童貞だよ」

俺「いやいや、だって理想は高くありたいじゃないですか。でも、実際なんか雰囲気いい人が一番好きですけど」

リサ「告白された事とかないの?」

俺「ビッチになら」

なんか急に恋バナになって、なんか女子とこんな話するの初めてだからドキドキした。

リサ「え、あったの?」

俺「それすっごい失礼ですよ。リサさんは彼氏とか居た事ないんですか?」

リサ「そりゃあ1人くらいなら居るよ」

俺「まじすか!?え、どんな人だったんですか?」

リサ「中学生の頃だけどねw中学生の頃とかサッカー部の人とかって、なぜかカッコよく見えちゃうじゃん」

俺「あぁ、なんとなく分かります」

リサ「結局手を繋ぐまでしかいかなかったけどね」

リサさんの恋愛の話聞いてから、なんとなく気まずく感じたので皿洗ってから帰りました。
これといって特に進展はなかったけど、とりあえず、信用はされてるみたいです。
次の日は予備校があるのでリサさんの家には行けません。

で、次の日ですが、予備校は2:00から9:00までです。
リサさんには、昼頃の予備校行く前に、メールしようと思います。

メールは『昨日は突然行ってすみません、体調はどうですか?なんかあったらメールでもなんでも連絡くださいね。もし治ったら、暇でしたどこか遊びに行きましょうよ」にしてみます!

で、授業中に返信が来た。

内容は『わざわざメールありがとう熱下がったよ!ま~昨日も割と元気だったけどね(笑)治ったから飯奢れ!年下だからって遠慮しないぞ(笑)』ですって。

遊びにじゃなく、ご飯になりそう。
予備校終わった後に飯に誘いたかったけど、その日は弟の誕生日。
その日は震災が起きて一年で、周りの友達たちとパーティーってわけにいかないから、家族でやる事になったんだ。
今日予備校を早めに切り上げたのも、これの為。

リサさんとは弟の誕生日パーティの最中もずっとメールしてた。
皆がアイス食いたいって言うから、俺がコンビニ行くことにして、その時リサさんに、『今からコンビニ行きますから、どこ行くか話します?』って送って、コンビニでどこ行くかと、雑談を少しした。
あまり高すぎると、俺の財布がバーニングするので、駅のお好み焼屋にしました。

俺「何食べたいですか?」

リサ「なんか小洒落たとこじゃなく、普通なとこがいいな」

俺「うーん、ガストとかですか?」

リサ「それはイヤwww」

俺「うーん、外食なんてガストとかしか行かないからわからんすねw」

リサ「駅前の◯◯とかは?」

・・・みたいな結果、お好み焼屋に決定。

翌日、学校が午前中で終わって、16時からバイトの面接、ご飯は妹に頼んでおいたから、そのままリサさんの家行くって感じ。
人生初めてのデート、何していいかわからないww

お好み焼きはリサさんの家で作るわけじゃなく、リサさんの家で軽く雑談して、しばらくしたら駅まで行って、お好み焼屋って感じ。
その後はなんも考えてなかった。
その日は結局二時間しか寝れませんでした・・・orz
正直ここまで緊張するとは思わなかったww

学校が終わり、まずはバイトの面接。
その日の学校はテスト返しだったので、授業は全部寝てた。
睡眠もバッチリ。

バイトの面接終わって、すぐ着替えてリサさんの家にすぐに行った。
正直バイトの面接なんて、久しぶりだったから、緊張してて、心臓痛くなってて、さらにリサさんとデートなんて、もう心臓が飛び出るかってくらい、激しく鼓動してた。
リサさんの家について、インターホンを押すと、すっぴんにパジャマで待ち構えていやがった・・・。
俺達、これからデートなんだよね・・・。

リサさんの家着いて「今大してお腹減ってないよね~」なんて言うから、しばらく暇潰しすることに。
といっても、ゲームするしかないんだけどね。

俺「そういえば今日、バイトの面接だったんですよ~」

リサ「知ってるよ~、受かったら爆笑だね(笑)」

・・・みたいな会話しかしなかった。

なんか今までの俺の自信を、根こそぎ剥ぎ取っていかれた。
そんなこんなで、俺が自信なくしたとこで、リサさんは化粧を始めた。
見られたくないからってコンビニに行かされた。

それから、駅まで歩いて行った。
バスで15分くらいだから、歩いて25分くらいだったと思う。
駅に着いたけど、まだお腹が空いてないそうなので、ゲームセンターに行くことにした。
あの銃でバンバンやるゲームとか、レースゲームとかやった。
格ゲーは一応やりこんでたので、向こうを不快にしたら絶対ダメだろって思って近づかないようにした。
最後はやはり女子なのか、プリクラ撮ろうってなった。
プリクラなんて今まで撮った事なかったし、正直嫌だったけど、まあ楽しそうだからいいやって事で撮った。
プリクラってすごいんだね・・・。

やはり最寄駅だから、途中で中学の同級生に会うと気まずかった。
何でこいつ、こんな年上の姉ちゃんといんの?って目で見られた。
「絶対援交だろ」って言われたと思う。
何か悲しかったよ、まあ別にリサさんのこと好きだからいいけど。

俺達はゲーセンを後にして、お好み焼屋に行った。
俺がお好み焼屋を選んだのは理由があったのです。
実はその行ったお好み焼屋は、オヤジの知り合いが営んでるお店なんです。
親が逝って以来、俺達のこと考えてくれて、必ず安くしてくれるお店なんです!
俺がおごるんだから安くなるほうがいいと思って、ここに決定したのです。

俺「リサさんって結構酔いやすいけど、それで何かやらかした失敗みたいのあるんですか?」

リサ「もちろんあるよ~wって言っても、お酒飲み始めたの結構最近だからねw卒業してからだしw」

俺「へえ~、なんか酔った勢いですごい事しそうですよねw」

リサ「そうだな~、先輩を張り倒したこともあるし、飲み会の席で脱ぎだそうとした事もあるし、犯されそうになった時もあるわw」

俺「えwwwwwwwマジですかwwwwwwwww」

俺「え、犯されそうになったって大丈夫だったんですか!?」

リサ「大丈夫だったよ~w友達が助けてくれたしw」

俺「リサさんって酔っ払った時、すごいんですから、少しは気をつけたほうがいいですよw少なくとも外で飲む時は」

リサ「お~少年よwお姉さんのことを気にかけてくれるのかwしかしやめられないんだな~w」

俺「じゃあ今日はせめて、お酒は控えめにしましょうよw」

リサ「そうだね、今日俺君に迷惑かけちゃまずいもんねw」

俺「そうですよwそういえば、リサさんってお酒飲んだ時って大抵記憶失ってますよねwそういうとこも心配ですよw」

リサ「確かにねwさっき話したことも全部覚えてなかったもんw友達に言われなかったら知らないくらいのレベルだよw」

俺「本当に心配ですから気をつけてくださいよw」

リサ「おっと~、今日はやけに攻めるね!俺君よ!」

他にも沢山話した。
一応先輩だから、大学の学部の話とか、真面目な話も聞いたよ。
逆にリサさんは私立高校、俺は公立高校なので、どんな違いがあるかとか話したり、とりあえず楽しかった!
ちなみにリサさんにとって俺は、少し大人っぽい後輩だそう。

お店を後にして、また帰りもゆっくり歩いて帰った。
若干酒の入ったリサさんは、手を繋いだりしてきた。
嬉しかったけど、それでぐいぐい引っ張ったりしてくるから、若干疲れた。
けどやっぱり嬉しかった。

俺は家に帰らず、少しリサさんの家に行くことにした。
ていうか、リサさんが来いって言ってきた。
帰りに寄ったコンビニでリサさんまさかのお酒を大量購入。
でもまあ、外で飲むわけじゃないし、いいかなって思った。

家に着いてから、お酒を飲みながら少し雑談を始めた。
もちろん飲んでるのはリサさんだけ。
俺はコーラ飲んでた。
俺もなぜかテンション上がってたから、二人で失恋話を始めた。
俺は中学の頃に、2回撃沈してるから、その話をした。
リサさんは終始大爆笑だったよ。
俺もそれを見て、「おぉ、こういう話はいいネタになるんだ」なんて思いながら満足だった。

リサさんの失恋話は正直振られるような人に見えなかったから、失恋したことがあること自体びっくりだった。
なんでも、中学生の頃の話らしいが、ジャニーズJrの子に告白したらしい。
恋愛とかできないからって振られたらしい。
なんだそんなAKBみたい制度あるのねwww
リサさんは笑いながら話してたから、俺も笑ってた。
しかしやはり、リサさんもイケメンが好きなのかと、内心かなり落ち込んでた。

なんとなくテンションがかなり上がってきた時、急にリサさんが、「風呂入ってくる⊂二二二(^ω^)二⊃ブーン」って風呂に入ってしまった。

正直焦った。

(これが意味するのは・・・アレ・・・なのか・・・?)

とりあえず悶々としながら待った。
リサさんは風呂から上がったら、かなり薄着に着替えた。
俺は完全にフルオッキですよ。
もうこの時点で我慢汁出てたかもしれん。
しかしそこは理性で抑えました。
今までのことを無駄にしたくなかったですし。

俺「急に風呂入ってきてどうしたんすか?wそんな薄着だとまた風邪ひいちゃいますよ?」

・・・みたいにここは振舞った。
実際は心の中では性欲を抑えきれなそうだったけど。
そしたらいきなりその辺を歩き回り始めて、何か意味の分からぬ事をしだした。
その後、俺の背中にもたれかかるように乗っかってきた。

俺がちょっとふざけて、「おっと~、今日はやけに攻めますねwリサさんよ~」とか言ってみたら、「まあね~」って言ってきた。

(これは・・・告白するべきタイミングなのか・・・?)

けど俺はここでしっかり考えた。
この状態は完全に酔っ払ってるし、ここで告白しても、絶対翌日には忘れてる・・・。

しかし思ったのですよ、どうせ忘れられる。
なら今告白してみたら、向こうは覚えてないけど、向こうの素直な答えが聞けるかもしれない!
しかし酔った勢いでいいよ~なんて言うかもしれない。
どうすればいいんだ俺・・・なんてかなり迷った。

とりあえずさりげなく、言ってみることにした。

俺「ちょっとリサさんw俺も男なんですよwそういうのはいけないでしょうw」

うん、これがベストな答えじゃないでしょうか?
しっかりと今までのキャラを保ちつつ、しっかり意識してることを告げられる言葉。

リサ「おぉ、俺君やる気だねwやるか?」

俺「ひょ?え、ちょ、ちょっと待ってくださいw」

リサ「遅い!」

リサさんは俺の隙を突き、こっちへ思いっきり迫ってきて、俺に向かって思いっきりパンチした。

俺「ぐはっ!やるって戦う事ですかw」

何であのタイミングで、この言葉がそういう意味になるんだよ!って1人でツッコミを入れてた。

リサ「ん?あぁ、俺君も思春期真っ盛りなんだね!私はそんな軽くないぞ!俺君が望むならやってやらん事もないが」

俺「へ、マジですか?w」

俺が笑った瞬間、またパンチ入れられた。
なんなんだこの人、てかそんな女の子のパンチでも、飲み食いした後だとだいぶキツい・・・なんて思いながらとりあえずじゃれあった。
そんな暴れるもんだから汗かいちゃって、また風呂に入ることに。
まず俺が先に入って、次にリサさんがって感じだったけど、前回みたいにリサさんが入ってくることはなかった。

その後さっぱりしたから、飲み物飲もうってなって、急にリサさんがお酒を勧め始めた。
俺は正直、こういうのは守る方だから、未成年で飲酒とか、喫煙とかは絶対しないって思ってた。
けどこの時はテンション高かったから、(別にチューハイなんてジュースと同じようなもんだよな)なんて思って、「じゃあ1本だけですよ~」って飲み始めてしまった。

お酒が入ると、なんだか俺も色々語り出してしまってた。
今思い出すと恥ずかしすぎる。
お互い趣味を全力でお互いにぶつけあったり、お互いの家族の笑い話を話したり、友達とバカやった話したり、二人で恋人欲しいっすねみたいな会話もした。

それで、リサさんが酔った勢いだったのか急に「キスしてみようか?ファーストキスだけど別にいいよ?」なんて言い出した。

俺が赤い顔して、「何言ってんすかw俺今のテンションだとしちゃいますよ」なんて言うと「冗談だけどね」って言って笑ってきた。

この瞬間は本当にドキドキした。
てか本人はやっぱ俺にゲロチューしてきたこと覚えてないみたい。
このままマッタリして、お酒飲んで、二人で笑ってた。
俺はここらへんまでしか記憶ないから、ここで酔い潰れたんだと思う。
朝起きたら二人で床で寝てた。

俺は起きてから、布団をリサさんにかけてからすぐに帰った。
当然しっかり置き紙はしておいたし、鍵はまた俺が閉めた。
俺は学校あるし、兄貴と姉二人の弁当作らなきゃいけないから、とっとと帰って、すぐ仕度して、お弁当作って、トイレに篭った。
ここあたりからすごい吐き気が襲ってきた。
当然姉には怒られたが、それどころじゃなく、凄く気持ち悪かった。
この時はすごくリサさんを尊敬した。
あの人はお酒たくさん飲むのに、まったく二日酔いが来ないなんて、何かとても凄い人に感じた。
そして薬を飲んで、やっと治ってきて、学校へ登校できたのです。

<続く>

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