オタサーの姫・中編

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さて、干菜を酒で酔わせて一発よろしくしてしまおうという計画だが、さすがに試験が終わるまで、そんな機会は訪れない。
2週間の我慢である。
この夏はオナニーのしすぎで勉強が出来てなかったから半分くらいしか単位が取れなかったが、ことここに於いてはさしたる問題ではない。
直接卒業に響く段階でもないしな。

試験終了日、早速干菜に、「今夜、干菜ん家でお疲れ様会でもしない?」と誘った。
余計な人間は呼ばず、2人きりでだ。
知り合ってすぐのただの一緒のサークル員同士の関係だったら無理だろうが、今なら大丈夫。

干菜「ああ~疲れた~。いいよ~。でも酒ありでしょ?あたしすぐ寝そうww睡眠時間3時間とかで論述詰めたもんw」

軽度の脳への疲労がある方が酔わせたときに御しやすい・・・ような気がする。
いいぞ、たぶん、いける。

適当に食べ、アニメを観ながら酒を飲む。
ビールは瓶を買い、グラスに随時俺が継ぎ足していく。
多少強引だが、酒をそこそこ飲むことは聞いていたので大丈夫だろう。

干菜「ふぁ~、やっぱ眠くなっちゃったわ~。あんたはどうする~、ウチ帰んの?」

大瓶1本と半分くらい飲んだ頃から、いい具合にとろけ始めてきていた。
俺は大瓶半分くらいだからまったく平気だ。

(ここだ、行け)

断られたら、拒まれたらどうしようとか、そういう不安の洪水を酒により鈍らせた理性と膨れ上がった性欲で無理やり押し返して、ドアを閉めて堰き止める。

肩を軽く押す。
弱っているのか、すぐにコロンと倒れた干菜をさらに押し倒した。

俺「俺はこうする。・・・お前でも、さすがに意味は分かるよな?」

干菜は数秒経ってから小声で、「・・・マジで?」と呟いた。

《初夜前》

干菜「ヘタレのあんたらしくないよ?落ち着こ?ね?」

関係ないとばかりに干菜のシャツの裾に手をかける。

干菜「いやもうホント、ダメなんだって!そんな酒の勢いとか一時の性欲とかで手を出していい女じゃないから!」

普通の自虐なら無視するところだが、言い方が気になる。
どういうことだ?

干菜「いやその・・・あんたハタチとかでしょ?今まで言ってなかったけど・・・あたしは今年26歳で全然同いじゃないから・・・あんたは若いし、美姫ちゃんじゃなくてももっといい子に出会えるかもしれないでしょ?だから・・・それに、あたしなんて中学んときに引き篭もって、友達も作らずに定時制高校を卒業して、6年くらいニートやってたんだよ?・・・オ、オナニーだって1日2回くらい毎日してたし!こんな女だから・・・その・・・」

自分を全部曝け出して諦めてもらおうと必死だ。
まるで自分は恋愛も性交もするに値しない存在だと決めつけているような、根底部分での干物気質。
だが、やはり俺には関係ない。

俺「過去は関係ない。それに俺が好きなのは美姫でも、いつ現れるかも分からない女じゃない、お前だから」

我ながら臭いなぁと思いつつも、偽らざる本音だから仕方がない。
干菜は完全に動揺していて言葉にならないようだ。
これを肯定と捉え、さらに裾を捲り上げようとするが、再び止められる。
まだ何かあるのか?

干菜「わ、分かった!嬉しいけどやっぱり今度にしない?えっと、今、生理だから無理っていうか・・・」

これはなんとなく嘘だなと思った。
なので・・・。

俺「じゃ、また後日で今日は服だけ脱ごう。裸の付き合いだ」

俺が手を止めないでいると・・・。

干菜「わーーー!分かったから!30分!30分だけ待って!」

30分でなんとかなる生理があるか!と口を塞ごうとする。
顔を振って逃げようとするが、本気の拒否ではないと自分に言い聞かせ、つつくようにキスをした。
観念したのか、干菜は逃げずに口をすぼめてくれた。

カチャカチャ。

お互いの眼鏡が邪魔なので外す。
上の歯と下の歯の少しの間に舌を差し込んで口内に侵入する。
口から吸気することが出来ず、お互いの鼻息がンフーンフーと響き渡るのがとてつもないリアル感があった。
侵入した俺の舌を、奥に眠っていた干菜の舌が出てきて、チロチロと舐めてくれた。
言葉こそ交わしていないが、今度こそ明確な干菜の肯定をその所作に見た。

くぽっと音を立てて俺は口を離した。
干菜の鼻からは極度の鼻呼吸を行なったためか鼻水が、口角からは最早どっちのものかもわからない唾液がツーッと垂れていた。
すすったり拭ったりする気力も失せているらしい。
最早干菜は為すがままである。

一言、「・・・ムダ毛がほんっとヤバいけど引かないでね・・・?」と漏らしてバンザイした。

なるほどね、こういうわけか。
剃り残しとかジョリジョリ毛とか、そんなチャチなもんじゃ断じてない、あまり濃くないし本数も少ないが、長さから見て半年じゃきかない放置具合。
いくら恋人がいないとはいえ、夏くらいは普通処理するだろうに。
しかし俺としては一向に構わない。

むしろいい!

指の腹でショリショリ具合を感じ、ピンと摘まんで何センチくらいあるか確かめたり。
その間、干菜はくすぐったいからか、時々「んひっ」と体を捩じらせる。

次はどうしようか?
このキャミ、というよりはランニングシャツを脱がしてお胸を拝見しようかと思ったとき、とんでもないことに気付いて、「あっ!」と声を上げてしまった!
コンドームを用意していなかった。
セックスするつもりで来たのに、ゴムという考えが全くなかった。
酷い落ち度である。
そのことはさすがに伝える他ない。

干菜「・・・ぷっ、あははは!バカじゃん!wいやー、やっと止まってくれた・・・」

勢いで押し切るつもりだったが、完全に止まってしまった。
干菜に考える余裕を与えると、強引すぎた俺の行動に愛想を尽かされるのでは・・・と怖くなってきた。

干菜「犯されるかと思ったわw全然話が通じないし!帰ったら処理する時間は貰うから。これは絶対」

(・・・ん?帰ったら?)

干菜「買いに行くんでしょ、ゴム」

《初夜中》
結局、着替えて外にゴムを買いに行くことになった。

干菜「それにしても、あんた最初から決めてたんでしょ?それなのにゴムを忘れるなんてねーwやっぱヘタレでヌケてるわw」

もうほぼいつもの干菜に戻ってしまった。
近くのコンビニはいつも利用してるので買い辛いということで、普段は利用しないところまで歩いて行くことに。
ここまで暗い道を干菜と歩くのは初めてだ。
美姫とは1回あったが、今の俺にはどうでもいいことだった。
怒ってないのかと聞くと・・・。

干菜「ん~、怒りとか恐怖とかってより、そこまでしてあたしとしたいんだって気持ちがあったかな。今までにないオスの部分が見えたしwま、女としての自分を引きずり出されたみたいな気持ち・・・かな」

ほっと胸を撫で下ろす。
ふっと干菜は進路を変えて公園に入っていった。
そう、ここは美姫にスキンシップされた公園だ。

干菜「それよりあんた、あたしのことが好きって言ったよね。だったらさ、次に言うことがあるんじゃない?あんたの口から直接、エッチする前に聞きたいな。ここなら大丈夫でしょ?」

恋愛に疎い俺とは言え、何を言うべきか分からないはずもない。
俺は告白した。
振られることがない告白を。

干菜「・・・っはー!すごいドキドキしてるwwなんかもー細胞が活性化して若返ってる感じw」

俺「なんだよそれww大袈裟すぎww」

干菜「だってね、もう恋愛とかその先とか出来ないと思ってたし」

コンドームを買い、その帰り、唐突に手を触れてきた。

干菜「恋人なら手・・・でしょ?」

俺「そ、そうだな」

なんだか握手でもするような感じに手を握ったが、干菜の指はそこから俺の指の股に絡ませた。
いわゆる恋人繋ぎというやつだ。

干菜「手の繋ぎ方も知らんの?wさすが童貞w」

「お前はどうなんだよー」と言って戯れながら帰った。
本当にしみじみ幸せを感じる。

《初夜後》
帰るなり、ムダ毛の処理のために干菜は風呂場へ。
夜の静寂が、まるで夢のようだと思わせる。
金曜日、いや既に12時を回っているから土曜日か。
忘れることの出来ない日だ。

洗濯機を見ると、干菜が外に出る前に着替えて放り込まれたジーンズが見える。
そしてその横にはパンツも。
本当は駄目なんだが、そのまま手に取った。
クロッチ部分はおろか、股に当たる部分が全体的にじっとりしている。
続いてジーンズを見たら、いつものダボダボジーンズなのに股ぐらが軽く湿っている。
これって相当・・・。

干菜が上がってきた。
俺も体を洗うが、この先への期待に5分も洗ってられない。
上がったら、バスタオルを巻いた干菜がベッドに座って待っていた。
俺も座る。

俺「・・・ちょっと恥ずかしいな。酔いも醒めたし。もう一杯飲んどくか?」

干菜「いや・・・今日のことはしっかりと覚えときたいから、いいかな。確かに恥ずかしいけどねwゴムの付け方を調べといたからあたしが付けたげる。ほら、見せて」

表示したスマホをチラ見しながら装着していく干菜。
チンコに触れる手がたどたどしいが装着できた。

「じゃあ脱ぐね・・・」

干菜がバスタオルを取った。
やはり、俺の見立てより幾分煽情的だった。
普段はスポブラに固められているとはいえ、これで気付かれないもんなのかと思うほど。
お腹はいつぞや見たAV女優よりは脂肪が付いててくびれもないが、絶妙なムッチリ具合。
お尻もモッチリしていて、ダボダボジーンズにこんな兵器を隠していたのか、と。

まずはおっぱいに手を伸ばす。
俺が干菜を意識する理由になった箇所だから当然の成り行きだろう。
形の良い釣鐘型と言える。
乳輪は半径人差し指2本分、直径にして5cm近くあり、乳首は結構ピコンとしている。
適度なお下品具合が股間に来る。

乳輪の外周に沿ったり、乳首をオーディオ機器の音量ツマミを回すように、あるいはガキの頃にやってた『ねり消し』をこねるような、そんな感じで攻めていた。
干菜はと言うと、「んひっ、ちょっだめ!胸ばっかり!」とか声にならない声を上げていた。
この「んひっ」と言いながら体をよがらせるのが癖らしい。

俺「ここ、チョロンと一本生えてんぞ。女にも生えるんだなw」

それはいわゆるパイ毛というやつである。

干菜「え!?ウソ!やだ!抜かせて!」

懇願するが拒否して、手を押さえて押し倒す。

「やだぁ」と体を振って逃げようとするので、オッパイもバインバインと縦横無尽に・・・。
干菜を襲う昨日以前の俺だったら、この先1年はオナネタに困らない映像だ。

干菜「うわああ、めっちゃ恥ずかしい・・・死にたい・・・」

俺「俺と早くやりたかったから見落としてたとか?w」

干菜「・・・」

図星なんかい!

完全に出来上がってて、おツユがベッドにまで垂れているくらいだ。
とうとう入れる。
その前に目に付くのが股だが、ものの見事に毛が1本もない。
相当に見せられない有様だったんだろうが、これはこれでやり過ぎだろう。

干菜「ちょうどいい整え方とか知らなかったからしょうがなかったんだって!もう・・・これ以上虐めないで」

こう、か弱さを出して懇願されたら、もう意地悪は出来ない。
その後は暴発することもなく無事に挿入。
さらにその後のことは、もう頭で考えて行動してはおらず、ゆえにあまり記憶にも残っていない。

その1発で2人とも疲れ果ててしまい、もう一度軽くシャワーを流して、1人用の干菜のベッドに2人横たわり、寝る前に軽い会話。
これがピロートークか。
当たり前だがこれも初めてだ。

干菜「あんたのイキ顔、ヤバかったよwwこーんな顔(変顔しながら)してさ。そんなに気持ち良かった?ww」

俺「干菜だって、『んひっ』って絶妙に可愛げのない声を出しながらよがってたなw」

そう言うと拗ねてしまった。
仕返しに俺を弄り倒したかったんだろうなww
その日はもう寝てしまった。

《暴露》
自分の部屋以外、しかも女性の部屋でパン一で起床する新鮮な感覚が、夢でないことを教えてくれる。
先に起きてた干菜に作ってもらった朝食を食べた後、出かけるらしいので自分の部屋へ帰ることに。
家に帰ってもアニメやゲームに勤しむ気になれない。
ましてやオナニーなんて時間と精子の無駄だ。
こんなことを考えることになるなんて。

(ああ・・・干菜と一緒にいたい)

SNSを見たら、美姫が何かしらすると男連中がしきりに賛同したりする、いつもの光景があった。
俺は、(こいつら、馬鹿らしいことやってるなあ)と思った。
童貞を捨てて、彼女も手に入れたことによる優越感からの感情。
ゲスな感情である。

(美姫のことを教えてやったら、連中はどんな反応をするんだろう?)と考える。

傷付く友人の顔が見たくなくて今まで黙っていたが、もう言ってやった方がいいんじゃないか。
見下す気持ちもあったし、こいつらのためを思う気持ちも何割かあった。
それに、美姫に失望して干菜に流れようとも、もう干菜が彼らになびくことがないという打算もあった。

思い立ったら知らせるのは簡単だ。
サークルの定期連絡にスカイプを使ってるので、全員のアカウントは知っている。
女2人を抜いた男達5人だけのグループを作り、告発する。
キーが動く手は軽やかであった。
信じない者もいたが、あのときに美姫が話していた内容、学食の席などを詳しく教えたら、どんどん反論の言葉をなくしていった。

A「・・・確かにあの席で美姫ちゃんが話してるの見たことがある。一度見学に来たカナちゃんもいた。何を話してるかまでは知らなかったけど・・・」

B「正直、心の奥底に可能性を感じてたんだ。なるべく考えないようにしてたけど」

C「俺も・・・。それでも女の子の近くにいられるならそれで良かったから・・・」

みんな各々に心情を吐露していく。
Dだけは反応がなかったが、たぶん同じような反応だろう。

《謀反》
男4人はその日の午後、美姫と遊ぶ約束をしていたゲーセンに行ったようだ。
ここで美姫から離れたら、正真正銘、女との繋がりがなくなってしまうからか。
帰って夕食時までゴロゴロしてたら、干菜から「ウチ来ない?」とお誘いが。
一瞬で向かう。
干菜の外見に少し変化があった。
長さはそこまで変わってないが、ボサッとした印象があった髪が整い、綺麗な黒髪ロングになっている。

俺「髪切った?」

干菜「お、やるねwwさすがに少しは外見にも気を配らないとってねwガッカリさせないようにね」

俺「気にしないでいいのに~」

そう言いつつ、気にしてくれていることが嬉しい。
たぶん化粧もしてくれてたと思う。
恋人同士になったんだなと思う。

干菜「でさ明日、服も買おうと思うんだけど、空いてるなら一緒に行こ」

それはつまりデートの誘い。
即断する他ない。
夜8時を回った頃、携帯が鳴る。
スカイプの通知音で、男5人チャットからだった。

Dが1枚の写真をアップしている。
少し暗いゲーセン。
音ゲーの筐体に立っているミニスカニーソの女の子の脚をローアングルから写したもの。
これが誰なのかは俺にもわかる。

B「これ、美姫ちゃんだよな?」

Bが問い、Dが肯定。
A、B、Cの3人は「犯罪じゃないか!」と糾弾するが、Dはこれを一蹴。

D「お前ら、やり返したくないのかよ!美姫の自己顕示欲のために無駄金と時間をどれだけ使わされてきたよ!上手いことのらりくらりとかわされて、俺達が牽制し合うように仕向けたのも美姫じゃないか!」

3人は押し黙る。

D「他にも何枚かある。変な正義感や美姫のためを思って、なんて言う奴には見せない。これでどうだ?目を覚ませよ!もう俺たちに振り向いたりしないんだよ!美姫が自己顕示欲のために俺達を使ったなら、俺たちだって美姫を性欲に使っていいだろ!」

ゲスな発想だが、3人とも「見たい」という答えだった。
美姫に同情がないわけではないが、人を利用してきた奴は人に利用される。
これは摂理だ。

2枚目の画像。
勇気を出して無音カメラ状態のスマホを音ゲープレイ中の美姫の脚元に潜り込ませたものらしい。
フラッシュなど焚けるはずもないから暗くて分からないが、黒いパンツを穿いている・・・ように見える。
以前の俺なら5日は使い続けられるネタだ。
うむ、確かにこれは・・・。

干菜「何ー?どしたん?」

干菜に顔を近づけられる。
慌てて隠す。

干菜「あははwwwエロ画像でも見てた?wwwやたら真面目に見てたよねwwま、オナニーは自分ちでやりなよw」

・・・いやいや、そうだ。
俺には干菜がいる。
この画像も、背徳感と臨場感が興奮を呼ぶだけで、体の素材は干菜のほうがよっぽど上だ。
その時またスカイプの通知音が鳴る。
今度はサークル全員のチャットで、美姫から「テスト終わりの飲み会をしよう」というもの。

「美姫だけ飲めないけどいいの?」

俺がそう聞くと、美姫も飲んでみたいらしい。
未成年に酒を飲ませたのが学校側にバレたらサークル単位で活動停止ものなんだろうが、誰も止めることはなかった。
干菜は享楽主義で、バレない範囲で飲もうという気持ち。
D達4人は酒を飲んで脇の甘くなった美姫から得られるネタ欲しさ。
そして俺は別の気持ちを持っていた。
それは、ちゃちな盗撮画像で興奮してる4人に、干菜という女の魅力を見せつけたいという気持ち・・・。

明日のデートで、少し刺激的な服を買うように懇願した。
それだけでいいはず。
鼻息を荒くして美姫のサービスショットを撮ろうとするあいつらに、今までより少し露出がある服を着た干菜をぶつける。
どう困惑するか見物だ。

(俺もDを責められないゲス具合だな)と自嘲した。

仮に干菜に対して美姫のような、囲い込んで男同士が睨みをきかせる関係になりそうだったら、もう俺が付き合ってると暴露する。
それで解決だ。

男5人チャットはその後、関係ないエロ画像も含めた共有チャットのようになり、美姫への呪縛もなくなり、俺達5人はまた横の繋がりを取り戻しつつあった。
何にせよD達4人も、美姫という姫に謀反する騎士となった。

<続く>

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