なんでも平均点なのにセックスだけ天才だった友人・後編

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おばちゃんが帰ると、俺もベランダから帰還。
もちろん礼司を問い詰めた。

「お前って、ああいうババアが趣味だったんだなー」

「趣味でもないよ。俺だって若い美人が好きだし」

「でも、ギンギンに勃ってたじゃんw俺だったら無理だわ」

「うーん、勃たせるのは何でもない」

「それに最初から最後まで、なんかラブラブモードだったろw」

「その方が女の人が歓ぶからな」

礼司に言わせると、どれもこれも女を歓ばせるため。
ずっと勃起させてるのも、「射精したのに、アタシを見てこんなに硬くしてくれてる」とおばちゃんがいい気分になってくれるから、なんだと。
ほんまかいな。

「また見たい?」

「う~ん、ちょっとグロいけど見たいw」

「明日の朝、別のパートさんが来るよ」

翌朝、講義をサボッて礼司の部屋に行っちゃいましたよ。
俺って物好き!

その日来たのは、昨日より少し若い40歳くらいの痩せたおばちゃん。
ルックスも昨日が“中の下”なら“中の中”かな。
鶏ガラ系だけど。
スリムってより貧相。
オッパイも小さかったし、体を反らせるとアバラが浮き出るし。
これも一般向けじゃなく、マニア向けコーナーを探さないと見つからないと思う。

優しく出迎え、恋人モードでベッドに行くのは一緒。
本番が3セットなのも同じだが、各セットの演技構成が違った。
第2セットだけ正常位&松葉崩しで、第1と第3セットはバック中心。
あとで聞いたら、この日のおばちゃんはバック好きなんだそうだ。
知るかよw

それから昨日のおばちゃんはエッチ中もずっとラブラブモードだったが、この日はもっと激しい、てか乱暴な感じ。
フェラの時に髪を掴んだり、後ろからハメながら尻をかなり強めにスパンキングしたりもしてた。
「あの人、M体質だしな」と礼司は説明する。

実際、よく聞こえなかったけど、ハメながら言葉責めしたり、服従の言葉を女に言わせたりしたそうだ。
大イキすると少量だが漏らす癖もあるらしく、ベッドにはタオルを敷いてた。

Mな人でもインターバルはラブラブ。
愛撫して女がその気になると、礼司も徐々にSモードに切り替えるんだとか。
器用な奴だ。
最後はやっぱり恋人モードに戻って、優しくディープなキスをして送り出してた。

それからというもの、俺は礼司の部屋に足繁く通った。
もちろん授業もバイトもあるから毎日通えるわけじゃないけど、前日に礼司の“性処理予定”を聞いて、俺が空いてれば覗かせてもらう。

太めから細めまで、巨乳から貧乳まで、いやまあ色んなおばちゃんが来た。
中にはまあギリギリ美人に引っ掛かるかなって人もいたけど、総じてレベルは高くない。
化け物みたいなデブとか超絶ドブスはいないが、考えてみたら販売やってる人だしな。
ほんと“偏差値50±10”って感じだわ。

エッチもバラエティー豊富だったが、共通してたのはみんな感じまくりってこと。
礼司は基本1セット1時間くらいなんだが、その間に少ない人で2~3回、多い人で5回以上も大イキしてた。
小イキを入れたらすごい数になると思う。
どのおばちゃんも、最後は精根尽き果てたように見えた。

MもSもいたが、最初とインターバルと最後は恋人モードってのも一緒だ。
自分のことは棚に上げるが、どう見てもブスなおばちゃん相手でも礼司はちゃんとキスするし腕枕するし、合間に“愛の言葉”なんかも囁くし。
エッチ内容もすごかったが、この態度には感心したわ。

俺はと言えば、いつも覗きながら最低1回はオナった。
だから毎回ティッシュ常備。
最初に見た時点で、(これはマニアじゃないと無理っしょ)というおばちゃんでも、絡みを覗いてたらなんだかエロく見えてくるから不思議だ。

1回、30代半ばくらいで、そこそこ美人&巨乳のおばちゃんが来た。
この人はまあ普通の熟女物に出ても違和感ない人だったが、3セットで俺も3回出した。
いや、あの人はマジでエロかった。
正直乱入したかったが、礼司とハメてる女が俺で感じるとも思えんしな。

1日1人の日もあれば、2人来る日もある。
大学もバイトも休みの日とかは、朝に1人、午後から2人、夕方から1人とまとめて処分する日もあるんだと。
全員3セットやるわけでもないだろうが、どんだけ性豪だよ!と呆れた。

性処理するおばちゃんは7~8人いて、どの人も週1~2回は相手できるようにバイトの出番を調整してローテ組んでるんだそうだ。
ローテって何だよ!

何度か一緒に飲みながら、いつから礼司が性豪になったのか聞いてみた。
礼司が言うには、高校まで自分にエロの才能があると思ってなかったんだとか。
精通が中1ってのは普通だとして、普通は1日平均1オナくらいだよな。
というか俺はそうだったんだけど。
ところが礼司は1日平均4~5オナ。
その気になれば10オナ以上も可能だったらしい。
もちろんザーメンが出るかどうかは別だけどな。
友達と、「お前って何回やってる?」とか言い合って、人より多いかなという気はしたが、みんな恥ずかしがって本当のことを言わないだけ、と礼司は思ってたんだそうな。
それからチンコも、今から思うと中学の頃からLサイズだったが、日本人の平均13センチってのも眉唾と思ってたし、自分のはややデカくらいと考えてたそうだ。

礼司の初エッチは高2で、相手は初めての彼女。
オクテって言う奴もいるかもしれんが、うちの高校じゃこれも普通だ。
2人とも初体験だったんで、彼女が失神しようとヨガリ狂おうと、こんなもんかなという感じ。
だからAV女優の演技も大袈裟とは思わなかったらしい。

高3の時、俺も知ってる結構ヤリマンの女がいて、何の弾みか誘われて浮気。
そしたらヤリ子が失神しちゃって、それから何回もヤリ子の方から、「しよう」と言ってきた。
礼司は逆に怖くなって、ヤリ子とは1回きりだったんだが、そんなにいいものかと思い、何人かの子と試してみたんだと。
試したのは、彼氏がいない・・・つまりルックスは平均かそれ以下で、そのくせ「高校卒業までにバージンも卒業したい」と考えてる子。
まあ、高校時代の俺の女バージョンみたいなもんだな。

全て標準の礼司なら初体験相手としちゃ妥当と、女の方も考えたんだろう。
そしたら、どの子もデカチンに慣れてしまうと依存症になったんだとか。
というか、処女卒業した子が次の男(ようやくできた彼氏とか)とヤッたとき、「なんて下手なの?」と思ったそうだ。
そりゃあ彼氏が気の毒だわ。

礼司はといえば、浮気がバレて彼女とは破局。
ざまあみろ。
でも彼女、最初ですごいのを知っちゃったから、その後はどんな彼氏でも、ことエッチに関しては満足できなかっただろうな。

本格的に礼司が目覚めたのは大学に入ってから。
入学してすぐ、先輩に半ば無理やりソープへ連れて行かれたんだが、相手してくれた年増のソープ嬢から、「あんたは天才」と感心されたそうだ。

「女性用風俗で働くか、ヒモになったら天下が取れる」とまで言われたんだと。

どんな天下だよw

その後、何回かその年増嬢に誘われてプライベートで会って、半分冗談で「愛人になって」と言われたこともあるが、さすがに断った。
で、その嬢からエロの心得みたいなのを教わったそうだ。
年増嬢が言うに、“女はデカチンを喜ぶ”ってのはたぶんに男の信仰。
むしろ、テクも何もないデカいだけのチンコは、女にすりゃ苦痛ですらある。
その一方、一度挿入中の“中イキ”を覚えてしまった女は、中から圧迫を与える力が弱い、細くて短いチンコだと物足りなく感じる。

「快感は大きさとは別」と言い切る女には、クリイキしか知らない子も多いそうだ。

要するに、ちゃんとしたテクを身につけさえすれば、デカチンの方が伸びしろはあるんだな。
もちろんデカすぎると、いくら膣に弾力があっても苦痛が先に立つ。
その意味じゃ、礼司のチンコは長さ、太さ、亀頭のサイズを含めて、慣れてさえしまえば「もう最高!」な物件・・・と嬢は言ってくれたんだと。

それから礼司の強みは、女によって違う性感帯とか膣内の感じる部位を察知して、そこを重点的に刺激できる勘の良さ。
普通は経験を積んで少しずつ身につけるが、これに関しては先天的にセンスがあると年増嬢が褒めてくれたと言う。
礼司は、「触ってたら分からない?」と言うが、正直、俺にはよく分からん。

で、年増嬢が「一番大事なこと」と言ったのが、エロに関する集中力なんだと。
(礼司ってそんなに集中できる奴だったか?)という気もしたが、要するに、「相手を気持ち良くしたい」「自分も気持ち良くなりたい」と考えて、エッチの時はそれに集中する。
その集中力が礼司は抜群に優れてるそうだ。
まあセンスもあるんだろうが、集中してたら演技の混じった女の反応を見て、「歓んでる」「嫌がってる」「痛いけどそこがいい」とかが分かるようになるんだと。
確かに礼司も、しばらくベッドで乳繰り合えば、相手がSかMか分かると言ってた。

あと、精神的に満たしてやることができれば女は満足できるんだとか。
つまり、「この男は私に惚れてる」「私に欲情して私を欲しがってる」と思うと、女もいい気分になって燃え上がる。
そのメンタルな部分がものすごく大事だそうな。
だから時間限定の関係でも、その時間内は、“相手に本気で惚れる”心意気が重要。
・・・てかこれ、この年増嬢が仕事するときのポリシーだろ、と思うんだが。

これはもともとの性格だろうが、礼司はそういう自己暗示みたいなのが得意らしい。
だから不細工な年増が相手でも、「なんてきれいなんだ」「なんてエロいんだ」「この人が好きだ」「欲しい」「気持ち良くしてあげたい」と思い込めると言う。

う~ん、俺には無理。
体の弛みきったババア相手に想像力もクソもないわ。
ちなみにこれ、年増嬢がそう言ってたと礼司が俺に話したってだけ。
どこまで当を得てるか、素人経験人数2人の俺には分からん。

ともあれこの年増嬢の指導もあって、礼司は自分の才能を自覚できたんだな。
年増嬢とカップルで乱交パーティーにも1回だけ参加したらしい。
パーティー主催者が年増嬢の知り合い(たぶん客か店の関係者)だったそうだが、参加者の女たちからは「彼と個別に会わせろ」、男たちからは「あいつは二度と呼ぶな」と要望やクレームが何件も寄せられて、ようやく礼司も納得できたと言う。

言っとくけど、礼司は決して一般的な意味での『ヤリチン』じゃない。
てかヤリチンってセックスの能力より、色んな女とヤリたいっていう本人の性格と、セックスに持ち込むまでの技量で決まると俺は思ってんだが。
だからイケメンとか金持ちとか、コミュ能力が高いとかスポーツ選手が断然有利。
礼司みたいにエロと直結する部分意外“平均”ばかりって奴は、いくら性豪でも能力を発揮する以前に障害があるんだな。
俺みたいなツラだと、女の子にアピールする何かが無いとさらに厳しいわけだ。
礼司もその辺はわきまえてて、だから高校時代も並み以下の子としかヤッてない。
パートのおばちゃん相手でも、それは同じらしい。

おばちゃんは30代から50歳くらいまでで、全員既婚&子持ち。
職場にはもっと若くて美人の奥さんもいるそうだが、とりあえず夫婦の性生活がうまくいってそうな人は対象外にしてるんだとか。
まあ、礼司とヤッちゃったら旦那じゃ満足できなくなるだろうしな。
礼司が処理するのは旦那とご無沙汰とか、旦那の性能力が低くて欲求不満な人だけ。
そんなおばちゃんの錆びついたエロい部分を上手く開花させれば、驚くほどの魅力が出てくる。
まあ実際、俺も覗きながらシコったわけだが。

おばちゃんたちも旦那相手じゃ絶対に満たされない不満を解消するだけじゃなく、自分が求められてるって実感することで、仕事にも家庭にもプラスになるんだろ。
もともとのスペックがアレだから勘違いすることもないだろうしな。
とか、低スペックの俺が感心してどうするよw

「俺、何やっても平均で、これくらいしか役に立たないもんな」

これは自慢じゃなく自虐として言ってた。
ヤリチンとか、そうじゃない奴にも、「ババアと何人ハメようが羨ましくねえよ」という奴は多いと思うけど、相手見つけるのに苦労してる俺は正直、羨ましかったな。

そんなバカを言い合ってた俺と礼司も無事に卒業した。
俺は長男だから地元に戻って会社勤め。
礼司は都会に残って中小企業に入った。
就職活動の時、「お前は絶対AV男優かヒモになれ」とアドバイスしたんだが、やっぱりというか、普通の会社員を選んだようだ。
てか、デカチンの性豪で、それ以外は全て平均点の男って、男優が目立ちすぎると良くないAV業界じゃ貴重だと思わない?

今でもたまに電話するし、礼司が地元に戻ったときは一緒に飲んだりする。
でも、新しい職場じゃ、とりあえず“性処理係”はやってないらしい。
お局に捕まるのはともかく、欲求不満の人妻社員はいるだろうに。

「俺も彼女とか欲しいしさ。彼女いたら、あれはできないだろ」

(いてもヤッちゃえよ)と思うのは、女日照りがなかなか解消しない俺の僻みだなw

ともあれ礼司なら、高望みしない限り、中スペックの彼女ならできると思う。
コミュ能力も含めて普通の奴だし。
いや、恋人モードは上手だし、ハメる前の段階でも女をいい気分にさせるって意味じゃ、かなり能力は高いかも。
しかも性格的にヤリチンじゃないから、もう浮気とかしないだろうし。

どんな女があいつのデカチンを独占できるんだろう?
その女って、やっぱり幸せなんだろうな。
てか経験豊富な女の方が、礼司の“一芸”のありがたさを理解できるかもしれん。

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