誰にも言えない私の秘密

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この夏私もすごい体験をしてしまいました。

夫の会社のゴルフコンペで、九州までの船の旅をプレゼントされ、この夏、同じ社宅に住むSさん夫婦と、同行することになったのです。
船の部屋はケチな会社の事ですからあまりいい部屋ではなく、ビジネスホテルに毛が生えた程度で、Sさんの奥さんと散々会社の悪口を言いました。
それでもディナーショーとディナーのワインはそこそこ豪華で、私と奥さんは満足していました。

夫たちはタダの酒に調子に乗って、バーカウンターを占領していました。
私達はデッキに出ると、夜の海を眺め部屋に戻りました。
船の揺れとワインの酔いで、眠ってしまった私は夜中に夫が戻ってきたのを夢うつつの中で感じていました。
夫がベッドに滑り込んできたのを感じましたが、そのまま寝付いてしまいました。
私は夫の手が私のあそこをまさぐる感覚で目が覚めました。
その頃にはすでに私は洪水状態になっていました。
ワインの勢いか私も応えました。

明かり一つない部屋で、私達は揉み合うように抱き合い、愛しあいました。
それは船の揺れと、ワインの勢いのせいかより淫乱になったように感じたのです。
突き上げてくる快感に何度も何度も翻弄され、恥ずかしいほど感じてしまいました。

我を忘れた私は、突然冷水をかけられたようにびっくりしました。

夫の動きが止まったと思ったら、夫が私の中に射精しているのです。
夫の蠕動のような独特の動きと、体の中に広がる精液の感触と言うか違和感がそれでした。
コンドームはしていません。
次々に流れ込む精液を拒もうにも、私には体力も気力も残っていませんでした。

過ぎたことは仕方がないと思いながら、夫の背中に手を回したら、「えっ?」と思ったのです。

背中のイボが無い。
夫には背中にイボがあるのです。
そう思った瞬間、船が船首を傾け小さい船の丸窓に一瞬光が射しました。
浮かび上がったのはSさんでした。
Sさんはそれでもまだ腰を動かしていました。
私は絶句して、頭の中が真っ白になってしまいました。

その後の行動は私にも理解できません。

私はSさんにしがみつき、そのままSEXを続けてしまったのです。
それから私は何度いったか数え切れません。
Sさんが3度目の射精に達した頃には外は仄明るくなっていました。
Sさんと私はいつの間にかポツポツと言葉を交わしていました。
Sさんも途中で間違いに気がついたそうですが、その時はどうやって言い訳をしようかと迷っているうちに考えつかなくて突っ走ってしまったそうです。
話しているうちにも下半身は動き続けていました。

Sさんも「どうしてこんなに回復するのか、初めての経験です」と言いながら、さらに動くのです。

私も湧き上がってくる快感に抗えず、また奈落に落ちていくようにしがみついてしまいました。
結局、二人が離れたのは日が昇ってから、互いにシャワーを浴び、着替えてデッキに出て、二人で朝日を見ました。
夫は3等の雑居スペースで寝ていたらしく「体が痛い」とボヤいていました。
Sさんの奥さんも「船酔いでよく眠れなかった」と言ってました。

九州旅行は何事もなかったように楽しく終わり、誰にも言えない秘密が私に出来ました。

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