今も忘れられない同級生の母親・第1話

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今からもう20年以上前の話です。
当時パチスロ(1.5号機)が流行り出した頃で、土曜日の午後は友人達と大阪の難波でよく遊んでた。

ちなみに当時の俺はもちろん童貞で170cm、53kgくらい。
姉と兄がいて、顔はフツメン。
昔から今も男女問わず年上ウケは良い方。

その日もちょこっと打った後に、オカンから買い物を頼まれていたので高島屋へ寄ったところ、前から紙袋を一杯にぶら下げた綺麗な人が歩いてきた。
よく見ると、小学校でずっと同じクラスだった三谷恵理子(仮名)のお母さんやと気付き、声を掛けてみた。

「すみません、三谷恵理子さんのお母さんじゃないですか?」

「はい?そうですけど?」

「僕、小学校でよく一緒のクラスになってた中山博太(仮名)です」

「ええー!?ビックリした。めっちゃ大きくなってるから全然分からなかった」

「それよりそんな一杯荷物持って何してますのん?w」

「wwwまあちょっとwww」

「とりあえず僕持ちますよ」

「いいよいいよ。悪いから」

「いいっすいいっす」

・・・って感じでちょっと強引に荷物を持って、その後の買い物に付き合った。

この時は別に下心はなくて、大変そうやからちょっと手伝おうと思っただけ。
まぁ気さくな方なんですわ。
ちなみに恵理子とは小学校卒業以来会ってなくて、当時も特に仲が良いわけではなかった。

恵理子ママは芸能人で言うと片瀬那奈を黒髪、155cmくらいにした感じをイメージしてくれ。
おっぱいはそこそこだが、スレンダーでとても綺麗な人。
高島屋で会った時は30代後半だったが、20代に見えた。
小学校の時も綺麗なお母さんやなという印象があったが、この時も清潔感があって凄く美人やなと思った。

その後の買い物は、結局のところ法事のお返しやら何やら大概な量になったし、店内も混んでた事もあってめちゃ感謝された。

「冷静に考えると1人だとちょっと持ちきれなかったかも。凄く助かったわ。本当にありがとうね。何かお礼しなきゃね」

「ほなハーゲンダッツダブルで手を打ちますw」

「それじゃ安すぎるわよ。そうだ!土日はお父さんもいないから晩ご飯食べていってよ。私、料理はちょっと自信あるのよ。恵理子も部活から帰ってきてヒロタ君いてると驚くだろうし、面白いと思わない?w」

「それはちょっと面白いですね」

「じゃあそうしようよ!何かリクエストある?」

「ハンバーグ食いたいっす!」

「それめっちゃ得意w」

・・・という感じで夕飯をご馳走になることになった。

ママは車で来ていたので帰りながら色んな話をしたんだが、友達の母親と話しているというより姉の友達とかと話している感じに近く、軽い目のボケでもめちゃ笑ってくれるし、柔らかい人となりがとても魅力的で楽しかった。
同級生のママとは言え、車で女の人と2人っきりというシチュエーションも初めての経験で、何より色白だし、身長は低いもののスレンダーでとにかくルックスがとびきり良かったから、俺のボルテージは上がっていた。

んでそうこうしてる間に家に到着。

「めっちゃええ家ですね」

「そんな事ないわよ」

とは言うものの、どう見てもお金持ちの家w
ママは早速晩ご飯の準備にかかり、こちらはリビングで寛ぎながら他愛のない話をしていた時に、恵理子が帰ってきた。

「こんばんは」

誰だろうという感じで挨拶してきた。

「お邪魔してます」

「えっ!?もしかしてヒロタ君?何でヒロタ君いてんの?」

結構びっくりしてた。
でも俺がいてるという状況だけは把握できたのか、「めっちゃ寛いでるしw」とニコニコしてたw

「んで何でいてんの?w」

「実は、この度お母さんとお付き合いさせて頂くことになりまして」

「www」

恵理子もママも爆笑してたw
それで色々話してたんやが、恵理子が結構な美人になっている事に正直ビビった。
そらあのママに似れば美人になるわなと理解は出来るけど、3年会ってないだけでこんなベッピンさんになるとは。
俺も身長が30cm以上伸びていたので恵理子の方もびっくりしてたようやけどw

で、ハンバーグやらご馳走してもらったんやけど、これがもう絶品でとにかく美味い!!
未だにあれ以上のハンバーグには出会っていない。
俺は美味いモノを食うのが非常に好きなのでマジ感動していた。

「こんな美味いハンバーグは人生で食べたことがない!」

「マジで来て良かった!」

「マジで恵理子のお母さんみたいな人と結婚したい!」

・・・と真剣に語ると何故か親子揃ってめちゃウケてたw

恵理子「言い過ぎwww」

ママ「頑張って作った甲斐があったわwww」

というようなほのぼのした時間が過ぎていった。
そういう雑談の中で好きな俳優の話になり・・・。

恵理子「お母さんって緒形拳好きやもんね」

俺「そういえば今なんか映画やってますね」

ママ「観に行きたいんだけど、あの人(旦那)は土日祝全部ゴルフ&飲みだし、私のお友達や恵理子もあまり邦画が好きじゃないから、一緒に観に行ってくれる人がいないのよね」

ここで恵理子が会心の一撃!!

「じゃあヒロタ君と行ってくればええやんw」

一瞬俺とママも「えっ??」となったが、すかさず恵理子が・・・。

「ヒロタ君、部活してないんやからどうせヒマやろ?」

「どうせヒマとは失礼な!休日は川のゴミ拾いとかのボランティアで忙しいわ!!」

ちょいボケたものの、「ウソはいいからwついでだからお母さんとデートしてあげてよ」とノリノリw

ママ「恵理子、そこまで付き合わせちゃヒロタ君に悪いから」

恵理子「ヒロタ君は全然イヤじゃないよね?」

俺「禁断の恋に発展しても知らんでw」

そう返したら親子揃って爆笑してたwww
ママは「本当にいいの?」と申し訳なさそうだったけど、俺自身はめちゃくちゃ行きたくなってて内心はしゃいでた。
ただ恵理子がいたので表面的には「全然OKですよw」くらいにしといたったw

ナイス、ナイス恵理子ー!!!

んで恵理子が、「私、来週の土曜日の部活後にジュンコの家へ泊まりにいくから、お母さん達は映画観てついでに晩ご飯も食べて来たらええやん」と、ご丁寧に日時とディナーの約束までしてくれた。

そしてこの日にもう1つ重要なことがあった。
映画後、この事がママ宅に寄ることを確定させたからだ。

それはなんて事はないんやけど、ママ宅2階のウォシュレットの水量摘みが壊れてたんだ。
基本的な機能は使えるけど水量の調節が出来なく、とても不便で、業者からは修理しても高く付くし、また他が壊れるかもしれないから買い替えた方が良いと言われたそうだ。
どう見てもお金持ちの家だから業者もそう勧めたんだとは思う。

だけど、なんとなくいけんちゃうか?と思った俺は、「どうせ買い替えるならダメもとで直してみていいですか?」と言ってみた。
勿論俺は全くの素人w

恵理子「まさか直せるの?w」

俺「う~ん、最終直して使うなら正直ようせんけど、買い替える予定なら遠慮無くいけるしw水量の調節だけ出来ないって事はそこだけ替えれば使えるはずやん。全く同じパーツは無くとも似たヤツはあると思うし、見た目とかそれほど気にしないなら何百円くらいで直るかもよ」

恵理子「ほんまに!?どうせ2階は家族しか使わないから直してよ」

俺「いや、だからダメ元やって」

恵理子「もし直せたらいつでもお母さんとデートしていいよ」

俺「命賭けて直す!!」

ママ「ちょっと!!w」

・・・という感じの話になったんやけど、中学の時に授業でハンダ付けやった事あったから、新しいツマミさえ手に入れば何とかなるやろうと思ってた。

映画は難波で見る訳やから、日本橋の電子パーツ屋に寄れば色々教えてくれるやろうし、何故か自分の家にはハンダコテもあったし。
ほんでその日は来週の待ち合わせとか決めて、ウォシュレットの型番やパーツの番号みたいなのをメモって帰った。
帰りは駅までチャリだったので、そこまでママが車で送ってくれたんやけど、ずっと感謝されてた。

自宅に帰った後、今日あった事を思い返していた。
めちゃ綺麗になっていた恵理子のこと。
でもそれ以上にママが綺麗だったこと。
助手席から眺めた耳からうなじのラインを思い出した時にはもうビンビンになってたwww

さすがに小学校の同級生の母親に欲情するのはアカンと自制はしたものの、目を瞑って、ママに優しく囁きかけながらベロチューされて、マイペニーをきり揉みされるのを想像してると、もうどうでも良くなってきたw
自分で弄りだしたら、めちゃくちゃ興奮してきて堪らなく気持ち良かった。
この時はまだママの名前を知らなかったから「ママ、ママ」と呟きながらしてみたら、もう至極の気持ち良さだったwww
イッた後は物凄く自己嫌悪に陥ったがww

その日の晩からもう来週の土曜が待ち遠しくて堪らなかった。
ヌキたくもなったが、日課のオナニーでこれ以上ママをネタにするのはちょっと後味が悪い気がした。
かと言って他のズリネタでする気にもなれなかったので我慢してた。

前日は終始ソワソワやったw
深夜に見た大好きなパペポTVの内容が入ってこなかったんを何故か今でも覚えてるw

当日は良い天気でホッとした。
当日の土曜は午前中授業だったので、13時に最寄りの駅で待ち合わせしてたら、ママの車はもう着いていた。

助手席の扉を開けて飛び込んできた衝撃は今でも忘れられない。
別にエロい格好をしてるとかそんな事じゃなかってんけど、とても綺麗だった。
黒いちょっとタイトめなスカートに白いブラウスというシンプルなスタイルなんやけど、ママ自体の素材が良いからなのか、この間の時よりもっともっと堪らなく綺麗やった。

何か雰囲気からして先週と全然違うから、思わず第一声で、「凄く綺麗でビックリしてます」とストレートかつメチャ丁寧に言ってしまったw

「何言ってるのwww」と笑っていた。

「冗談じゃなく、本当に綺麗でドキドキしてます」とマジ口調でまた言ってしまったw

「ありがとw」と照れながら微笑んでくれた顔がとてつもなく可愛かった。

この瞬間、間違いなく俺は恋に落ちていた。

めっちゃ大人やし綺麗過ぎる。
それまで異性を本気で好きになった事は無かった。
ドキドキしてちょっと顔を見られなかった。

緊張して何喋ろうかと思っていたけど、ママはたぶんそうでもなかったので普通に話しかけてきてくれたので助かった。

「今日はありがとうねw」

「こちらこそ楽しみにしてました」

「ああそうそう、先週、恵理子もだいぶビックリしてたみたいよ」

「上手くいきましたねw」

「男の子ってあんな変わるのね、って。ヒロタ君って小さくて可愛いイメージだったのにあんなに背が伸びて、格好良くなったって言ってたわよ。私も高島屋で凄くビックリしたもん。確かに格好良くなったよ。うんw」

「ありがとうございますwでもそれを言ったら恵理子ちゃんの方が変わりましたよ。元々お母さんに似て可愛かったと思いますけど、3年会わないだけであんなに綺麗になるのかなって正直ビビッってました。もし誰かに紹介されてあんな可愛いコが来たら、絶対緊張して上手く喋れないですよ」

「恵理子絶賛じゃない。紹介とかってあるの?」

「ウチの高校だと生徒も多いし、頼めば結構してもらえますね。例えば5対5とかで喫茶店とかで話すだけですけど」

「え~楽しそうw行った事あるの?」

「2回ほど行きました」

「で、どうだったの?」

「う~ん、緊張するしあんまり喋れないですね」

「うそww」

「ホンマですよ。こちらも若干意識してますしね。ただ他の野郎がもっと緊張して全く喋れないヤツもいるので、しゃ~なしに頑張って話しましたけど」

「そうなんだ。いいコいなかったの?」

「残念ながらw」

「可愛いコとかあんまり来ないの?」

「好みの問題はあると思いますけど。ああ、でも恵理子ちゃんとか来たらモテモテでしょうね。大当たりですよw皆絶対心の中でガッツポーズしてますよw」

「そうなの?w」

「実際、恵理子ちゃんはめちゃくちゃ可愛いと思いますよ」

「それあのコに言ってあげてよwめちゃ喜ぶからw彼氏いないはずだから良かったら誰か紹介してあげて」

「ウチのドスケベ共にとても恵理子ちゃんは紹介できませんw」

「何それ?w」

「いや、マジでウチは酷いですからw」

「私はヒロタ君なら大歓迎だけどなw」

「光栄ですけど、恵理子ちゃんからすれば対象外ですからw」

「そんな事は無いと思うけどwカッコ良いって言ってたしw」

「そんなおだててもスキップくらいしか出ませんよw」

「めちゃ浮かれてるじゃないwwwでもヒロタ君ってモテそうだけど、好きな人とかいないの?」

「全然モテないですよ。それにあんまり彼女欲しいとか思わないですし。でも好きな人と言うか最近気になる人はいますけどねw」

「え~誰?私知ってるコ?」

「いやまぁそういうのは追々ねw」

「追々ってww気になるww」とか話してて、だいぶ緊張もほぐれてきた時に、「でもヒロタ君、今日は本当に嫌じゃないの?」と質問された。

「何がです?」

「いや、だって折角午後休みなのに、こんなオバさんとその映画とか・・・」

「今朝、恵理子から言われたのよ。ヒロタ君は彼女とかいたことも、デートもしたことないって言ってたから、今日お母さんと映画行くのが人生初のデートになるって。これはデートにならないわよ、お母さんに付き合ってくれているだけだからって言っても『いや、いやヒロタ君にとってはデートになるよwお母さん責任重大だよwでも違うって言ってるお母さんも何か凄くウキウキしてない?』ってからかいながら言うのよ。ヒロタ君はまさかそんな風に思ってくれてないでしょうけど、改めてあの子から言われて、何かとても申し訳ない事してるのかな?と思って」

・・・というような事を言ってきた。

この時既に俺は恋に落ちていたから、真剣に答えた。
俺とママの関係性から言えば今後2人っきりになる事は2度と無いかもしれないから、大好きな人に今の自分の気持ちを伝えたかった。

「ちょっと真面目に聞いてもらっていいですか?」

「うん」

ママは「なに?」って感じで頷いてた。
それまで笑いながら話してたけど、ここは決めるところだろう。

「まず全然嫌じゃないです。それどころか今日一緒に映画に行けるのを凄く楽しみにしていました。先週恵理子ちゃんがいたからなるべく平静を装ってましたけど、今日午後から会えることを内心めちゃくちゃ喜んでいて、ずっと待ち遠しかったです。高島屋から帰る時に車で話してて凄く温かくて柔らかい感じがして、とても楽しかったんです。同年代の女の子や姉の友達と話す事もありますけど、この間のような感覚になった事は今まで一度もありませんでした。それに・・・とても綺麗です。お世辞じゃなく本当に綺麗です。今まで会った誰よりも綺麗で素敵です。今日初めて会った時に言った事も本心です。先週も綺麗だなと思いましたけど、今日は特別に綺麗と思いました。嘘は言いたくないのでハッキリ言いますけど、1人の女性としてとても綺麗だし、そう見てしまいます。貴女ほど素敵な人はいないです。さっき気になる人って言ってたのは貴女の事です。先週会ってこんな魅力的な人いないって思ってて、送ってもらった時もドキドキしてました。それから今週ずっと貴女と会えるのを楽しみにしてました」

・・・というような事をハッキリと言い切った。

ママはたぶん『全然ええっすよw』くらいの返しくらいを想定していたんだろうけど、まさか我が子と同い年の男の子からこんなにハッキリした返りがあるとは思わなかったんだろう。
ママが耳まで真っ赤っかになってたのを覚えてる。
俺も『貴女』って言った前後とかドキドキだった。
でも『おばさん』って言うわけにいかないし、『お母さん』というのも何かちょっと間抜けだから咄嗟に言ってしまった。
その後も普段ならさすがにちょっと恥ずかしいというような事も、今日が一度限りと思う事でハッキリという事ができた。
ママはちょっとパニクっていたようだから続けて俺が話した。

「でも困らすつもりはないんです。ただ貴女がどれだけ素敵で魅力的だという事と、そんなドキドキする人と映画に行けるのが本当に嬉しいということを伝えたかっただけです。今日は僕が嫌々付き合わされてるんじゃなくて、僕が貴女と一緒にいたいんです」

ママはまだ照れまくってたから聞いてみた。

「さっき申し訳ないって言いましたよね?」

「えぇ・・・」

ママ小さく頷く。

「それなら1つ言うこと聞いて下さい」

「なに???」

ママきょとんとしてる。

「改めて今からは僕とデートって事にして下さい」

「・・・!」

ママ微妙にびっくり。

「僕とデートじゃ嫌ですか?」

「嫌とかじゃなくて・・・その急にあの・・・」

ママあたふた。

「・・・その・・・ちょっとびっくりしてしまって・・・」

ちょっと落ち着いてきて・・・。

「正直、ヒロタ君くらいの子からそんな風に。見てもらえてるなんて思ってなかったから本当にびっくりしてしまって。でもそんな風に言ってくれて凄く嬉しい。ありがとう」

ママ真っ赤な顔しながら呟く。
マジで可愛かったから・・・。

「顔真っ赤にしてめっちゃ可愛いんですけどw」

「ちょっと、本当にもう許して!」

めちゃ恥ずかしがってたw

「じゃあ改めて確認しますけど、今日はデートでいいんですよね」

「うん。あ~もうドキドキする。何か凄い照れるw」

「ちなみに人生初ですのでよろしくお願いします」

「私で大丈夫なんかな?光栄だけど、何か責任感じるわ」

まだ赤くなっていたママが凄く可愛かった。
その後段々落ち着いてきて、ママも正直に話し出してくれた。

「何かヒロタ君と話していると不思議と恵理子の友達って感じだけじゃないのよね。あの子が女の子しか連れてこない事もあるのかもしれないけど。ヒロタ君は何でもよく知ってるし、面白いし。私もこないだ話しててすっごくいい子だと思ったし楽しかったの。それで実はね、私も今日のこと凄く楽しみにしてたの。だって高校生の男の子と映画見に行くとこなんて無いし、これからも一生無いもの。友達に言ったら絶対羨ましく思われるわ。だからね、私は勝手にデートの雰囲気を味わいたいなって思ってたの。せっかくヒロタ君が一緒に来てくれるんだから、出来るだけデートを楽しみたかったの。私もね、一緒に行ってくれるのがヒロタ君だからこんなに嬉しいの。でも私はあくまで恵理子の母だからそういう事は恵理子にもヒロタ君にも言えないし、はしゃいでみっともないと思われるのも嫌だったの。だからヒロタ君から『デート』って言ってくれた事がホントに嬉しいよ。私のこと褒めてくれてありがとう。こんなに真っ直ぐ人から言ってもらった事ないからとっても嬉しい。笑わないで欲しいんだけど、昨日髪切りに行ってパーマもあてたの。さっき言わなかったけど、その事で揉めちゃくちゃ恵理子にからかわれてたのよ。服も色々考えたんだけど、恵理子と話している時にあまりゴテゴテしてない方が好みって聞こえてたから、出来るだけシンプルにしてみたの。でももうちょっと若いコが着るようなカッコの方が良いのかな?とか結構悩んだの。せっかく一緒に行ってくれるのに、オバちゃんって格好で横にいるヒロタ君に恥かかせたら本当に申し訳ないしね。メイクもいつもより時間掛けちゃって・・・私なりに頑張ったつもりだけど、それ以上に褒めてくれたくれた事が本当に嬉しいの。私も今日来て良かったよ。何かもう、凄く嬉しい!」

・・・と、めっちゃ嬉しそうに教えてくれたんやが、アカン、笑顔が可愛すぎるwww
そりゃカットしてパーマ当ててメイクも変えれば雰囲気も変わるんだろうけど、経験値の浅い俺にはまずそこに気付き褒めることが出来なかった。
ホント未熟www
だけど、俺の為に色々考えて綺麗になるようにしてくれたのが分かって、実際とびきり綺麗だったからめちゃ嬉しかった。

とりあえず・・・。

「俺もそれ聞いて本当に嬉しい。マジで綺麗。大人の着こなしって感じで凄く似合ってる。それ着てくれてもうめっちゃ嬉しい」

「もう勘弁してw」

ママは砕けた感じで笑ってた。

「それより提案があるんですけど」

「なに?」

「さっき勢いで貴女って言ってしまったけど、下の名前知らないんですよね。それ教えてもらうのと、デート中はタメ語にさせて欲しいんですけど」

「貴女って呼ばれた時はびっくりした。私は紀子(仮名、以下紀子)よ。それともう敬語はいらない。私もその方が嬉しいし」

「じゃあ、のりたんでw」

「ちょっと照れるねw」

「じゃあ俺のこともヒロ君って呼んでよ。タが無いだけやけど」

「分かったw」

「それと晩ご飯は外でご馳走してくれるって言ってたけど、のりたんの手料理の方が食べたいねん。この間のハンバーグが美味すぎてマジで感動したから。それにハンダコテ持ってきたからご飯作ってくれてる間にウォシュレット直せるし」

「嬉しいこと言ってくれるね。またハンバーグでいいの?」

「それじゃあ今日のリクエストはエビチリで!」

「ふふwそれも結構得意なの」

「マジで!?めちゃ気が合うね」

「www」

みたいな感じで凄くいい雰囲気になれた。
正直に話す事は勇気がいったけど、話して本当に良かった。

<続く>

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