コタツの中で妹にイタズラしていた従弟と

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外は雪が降り積もっている。
谷合の村なので、空は山に切り取られて少ししか見えない。
妹のさと子とあたしは、やぐらコタツに入ってごろごろしていた。
すると、そーっと、障子が開いた。
音はしなかったけど、冷たい風がさぁっと入ってきたからわかった。

「たいっちゃんやろ?はよ閉めて、さぶい」

あたしは本を読みながら言った。

「めっかった」

てへへと笑いながら、従弟の太一(たいち)が部屋に入ってきた。

太一「何してんの?」

私「なんもしてへん」

あたしはつまらなさそうに言った。

太一「入ってええか?」

コタツのことを言っているのだ。

私「さと子、入れたり」

さと子「えーっ、なおこ姉ちゃんの方に入りいさ」

私「いけず言わんと入れたり」

さと子「もう・・・」

さと子はしぶしぶ太一に場所を空けてやった。
あたしは『坊っちゃん』の続きを読むことにした。

さと子「ちょっとぉ」

太一「しっ」

さと子と太一がごそごそなんかやってる。

(同い年は仲ええなぁ)

そう思いつつ、気にせず読書をしていた。

さと子「はぁはぁ」

太一「・・・」

なんか変だ。
さと子の喘ぎ声が微かにしている。
コタツの対面側なので、ここからはまったく見えない。

私「ちょっと、あんたら何してんの?」

しばらくあって、「なんにもしてへん」と太一。

私「ふうん」

あたしは不審に思いながらもそれ以上構わなかった。

さと子「たいっちゃん、痛い」

今度はそう聞こえた。

「触って」と太一の声。

あたしはそっとコタツの中に頭を入れて覗いた。
2人ともパンツを脱いで、下半身を剥き出しにして、赤々とした赤外線の下で睦みあっていた。

私「こらぁ、あんたら何してんの」

あたしはドキドキするのを抑えて、2人を見据えて注意した。

(なんて破廉恥な・・・子供のくせに)

さと子「たいっちゃんが・・・」

太一「さと子ちゃんが触ってって・・・」

太一のおちんちんがぴーんと上を向いて揺れている。
わずかに毛も生えかかっていた。
こんな子供でも大人みたいに剥けて硬くしているのには驚く。
さと子と言えば痛々しい赤いおめこを丸出しにして泣いていた。

私「いつから、あんたらこんなことしてんの?」

太一「去年の夏休みから」

小学5年生ならもう性教育もしているだろう。
それがかえって好奇心に火をつけることもあるのだ。

太一「なおこ姉ちゃんも一緒にしよ」

私「あほなこと」

あたしはもう中2だ。
彼らとは違って、もう大人の体になっているのだ。

太一「いいやんか」

太一がいつになく強気であたしに迫ってくる。
あたしは身の危険を感じずにはいられなかった。
家の大人たちは神宮さんに初詣に行ってお神酒を呼ばれているはずで、誰もいない。
太一はそれを計算しているのだ。
お乳に手を伸ばす太一。
あたしも逃げようと思えば逃げられた。
でもそうしなかったのは、やっぱり好奇心からだろうか。
あたしは押されて後ろに手をついた形になった。
あたしの上に乗りかかるようにして大柄な小学生が向かい合った。
太一の切れ長の目が真剣だった。

太一「ええやろ?なおこ姉ちゃん」

あたしは返事をしなかった。
セーターを捲られ、格子縞のブラウス越しに乳房を弄られた。
さと子がまじまじとその行為をそばで見ている。
あたしは解剖されるカエルのような気持ちだった。

太一「柔らかい・・・」

初めは恐る恐る触っていた太一もだんだん大胆に掴むように乳房を弄ぶ。
あたしは、このシチュエーションに感じてしまっていた。
太一の手がスカートの中に進入し、あたしのパンツに触れた。
反射的にあたしは足を閉じた。

私「いや」

太一「ええやん、触らせて」

いやらしい目つきで言うマセガキ。
目を下にやると、太一の性器はおへそに付くくらいしっかり勃起していた。
こんなのを見るのは初めてだった。
ぶらぶら股間に揺れているのしか知らなかった。

太一「俺さ、やったことあんねんで」

パンツの腰ゴムに手をかけながら太一は重大なことを暴露しだした。

私「何をよ?」

太一「おめこ」

私「誰と?」

太一「おばあちゃん」

仰天した。
あたしたちの祖母が孫と関係したなんて。
確かに祖母はまだ50代半ばくらいで若く見えるけど。

太一「おばあちゃん、誰にも言うなって」

言うてるやんか。

私「いつのことなん?」

あたしは恥ずかしくも濡れた。
谷間を太一に自由にさせながら訊いた。

太一「こないだ風邪で学校を休んだとき」

太一の母、つまりあたしたちの叔母夫婦は共働きで、太一を同居の祖母が面倒見ていた。
2人は普段から親密だったのだろう。
祖父も昔に亡くなっているから、祖母だって寂しかったのに違いないけど・・・。

私「あ、ああん」

あたしは声を上げてしまった。

さと子「お姉ちゃん、気持ちええの?あたしもそこ触られたら気持ちええよ」

太一「なおこ姉ちゃん、ぐっちょぐちょやんそれに毛がぼうぼう」

私「いやや、そんなん言わんといてっ」

あたしだって1人で慰めることもある。
でも、他人の指でこんなことされるなんて・・・。

私「あかん、いやっ」

内腿が痙攣するような感じになって腰が浮いた。

太一「めっちゃ締まるで」

指が膣に入っているのだ。
さと子が傍らで、たまらないのか幼い自分の指で秘処を弄っている。

太一「なあ、入れていい?」

太一が屈託のない目で懇願する。

私「入れるって、あんた、もう出るんやろ?」

太一「出るって、アレのことか?出るよ」

自慢気に言う。

私「あかんわ。ややこができてまう」

太一「ちゃんと外に出すやんか」

押し問答の末、やらせることになった。

私「絶対、中に出したらあかんで」

太一「わかってるって。おばあちゃんは中に出してええって言うたのに」

私「おばあちゃんはもう生理がないからええねん。あたしはあるの!」

なんだかわからない理屈で言い聞かせた。
あたしは恥ずかしさでいっぱいになりながら太一に股を広げた。

(おめこをするんや・・・もう大人や・・・)

そう思いながら目の前まで近づいて、そのぬらぬらと光った生き物のような勃起をあたしの穴に入れようとする。

私「痛いわ」

太一「動かんと我慢してよ、なおこ姉ちゃん」

めりめりと引き裂かれるような感じで太一が突き進んでくる。

私「痛いって」

太一「もうほとんど入った」

硬さが全身に鳥肌を立たせる。

さと子「すごい」

さと子が覗き込んでいる。

太一「ああ、気持ちええ」

目を瞑るようにして太一があたしの上で言う。
じわりと太一の温かさが伝わってきた。
あたしは太一が愛おしくなって抱き締めた。
初めて男と結ばれた感動。

太一「お姉ちゃん・・・」

私「たいっちゃん・・・」

どちらからともなくキスをした。
本当だったら津村君にあげたかった。
クラスの人気者の津村淳君。
密かに好きだったのだけれど、地味なあたしなんて相手にもしてくれない。

(太一が津村君ならよかったのに・・・)

そう思って体を委ねた。

太一「ああ、俺、もう」

私「ああん、外よ外よ」

太一「うああああ」

すんでのところで腰を引いてお腹の上に出してくれた。
びゅーっと白い液体がお腹から顎の方まで飛んできた。

私「あ、栗の花の匂い・・・」

さと子「何、出したん?たいっちゃん」

太一「精子や、子種や」

太一彼は肩で息をしていた。
あたしのあそこには、まだ太一が入っているような錯覚があり、なぜか尿意を覚えた。

私「お便所行ってくる」

あたしは立ち上がった。

太一「今度はさと子ちゃんとやろ」

さと子「入るかなぁ」

後ろで、とんでもないことが始まろうとしていた・・・。

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