花火の帰り道、僕は彼女に何もしてあげられなかった

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もう10年も前の話。

東京都内の某大きな花火大会に、当時高校一年生だった私と付き合って間もない同級生の彼女と行きました。
付き合っているとは言え、まだ高校一年生の私たちは手を繋ぐのがやっとの状態。
そこそこの進学校の私たちにはそれが精一杯で、当然移動は電車でした。

彼女は小柄で身体も細く、まだ中学生の面影も残るようなショートカットのいかにも真面目そうなタイプで、笑うと可愛い清楚なタイプのコでした。
黄色の浴衣を着ていた彼女はとても可愛くて、夏の暑さで薄っすら汗をかいていても近くに寄るとシャンプーのような香りがしていたのを覚えてます。

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そして花火が終わると一斉に人の流れは駅に向かい、ホームは人で溢れました。
メガホンで花火の客を誘導する駅員、電車がホームに来ると私達は後ろから人の波に押し込まれるように否応なしに電車に乗り込まされました。
彼女とは手を繋いでいたのですが、乗り込むと同時に車内ではぐれてしまい姿が見えなくなりました。

今、思えばこんな状況で不純な動機で電車に乗ってくる輩がいても当然だったと思います。

電車が発車し、異様な混雑で窮屈な車内で彼女を探すと、人の隙間に彼女の黄色い浴衣が見え安心しました。
しかし顔の一部分しか見えないのですが、どうも苦しそうな表情なのが分かり、私はそれは混雑から来る苦しさだとばかり思ったのです。
花火客はほとんど降りることなく15分、20分と経過し、ようやく乗り換え駅に到着すると一気に降り、私と彼女はようやくホームで再会し、彼女は笑顔で「すごい混んでた~ビックリした」などと言いながら再び手を繋いだのですが、どうも様子が変でした。
涙目で、繋いだ手も震えていたのです。

しきりに彼女は「トイレに行きたい」と無理な笑顔で言うので、私は「体調悪いの?大丈夫?」と聞くと、いきなり私の手を引っ張って走りだし、学校帰りによく行く駅ビルの非常階段に連れて行かれました。

彼女はそこにつくと突然見たこともないような厳しい真剣な目で私を見ながらこう言ったのです。

「ごめんね、今から言うこと聞いても絶対に嫌いにならない?話さないといけないと思って言うけど絶対に嫌いにならないでね!」

何のことかさっぱりわからない私は「どうしたの?」と聞くと、彼女は更に涙を流しながら「悔しいよ、さっき電車でめちゃくちゃ痴漢されたよ」と私に言いました。

ようやく状況が理解できた私でしたが、こんな時どんな言葉を言ってあげればいいか全く分からず、ただ黙って聞いてました。
言われてはじめて彼女の浴衣が乱れているのが分かりました。

彼女は「とにかくトイレに行かせて、怖いから離れないで」と言い、私はさらに人気の無い奥の障害者用の広いトイレにと連れて行かれ、彼女の浴衣を直すことになりました。

しかし彼女は浴衣を着るのを母親に手伝ってもらったらしく、帯は外せないとのことでした。
まずは浴衣の上半身の合わせ部分を直し始めたのですが、私はそのとき初めて彼女のブラジャーを見ました。
真っ白なブラジャーでしたが、驚いたのは浴衣の中でブラジャーがずれていて乳首が見えていたのです。
このとき初めて彼女がひどい目に遭わされたことを実感しました。

彼女の胸は細い身体だったのと、高校一年ということもあって少し膨らんでいる程度の小さな胸で乳首はやや茶色のピンクでした。
そんな状況でも初めて生で見る女性の胸に興奮している自分が情けなかったのを覚えてます。

彼女は案外私に対して乳首を隠すこともなかったのですが、痴漢されたショックでやけになってたのかもしれません。
しかし、彼女が泣くまでになっていたのは、この後にもっとすごい事実を目の当たりにして初めて分かったのです。

彼女は上半身を直すと浴衣の裾を捲り、トイレットペーパーで股間を拭きはじめました。
裾を捲った時点で既にパンツは太ももまで下りて・・下ろされていました。
ホームで歩き方がおかしかったのはそのせいだったのです。
白いパンツの上には薄い陰毛が見えました。

もう堂々と私に隠すことなくトイレットペーパーで拭いていたのですが、初めて見る陰毛や、少しだけはみ出して見えるマンコの薄い茶色のビラビラに私は完全に勃起してただ見ている状態でした。
ただ彼女がトイレットペーパーでマンコを拭いていた意味はそのとき考えられませんでした。

拭き終わると彼女は更に泣いてしまい「ごめんね、ごめんね、少し・・たぶん私やられちゃったよ」と言いしゃがみ込んでしまいました。

やっと私は意味がわかりました。
彼女の話ではその異常な混み方の電車で中年に囲まれて、胸を出されて乳首を引っ張られたり裾を捲られ、指を入れられたり、最後には前の奴がチンポを入れようとして先の方が入ってきたらしい。
彼女のマンコは少し出血してしまい、トイレットペーパーは少し赤くなってました。
精液をとにかく拭きたいと焦る彼女は、私にもう一度よく見て残ってないか確認してと涙目でお願いしてきました。

まだセックスすらしてない彼女のマンコを私は必死に拭いてあげました。
その時、確かに男の精液の匂いと、初めて見る彼女のマンコからも汗のようなオシッコのような匂いがするのを感じました。
拭いていると更に彼女自身の愛液で余計に濡れてきました。
その状況に完全にヒューズが飛んだ彼女は私にキスをしてきて「ごめんね」とずっと言ってました。

当時、童貞の私はどうしていいかも分からず、彼女とキスしながら彼女のマンコを少し触りました。
拭いたはずなのに精液ではない透明な液体でものすごく濡れてました。
そのとき初めてこれがクリトリスなのかなとか思いながら少しだけ硬くなった小さな突起を触ったり、指で広げて中を見たりしました。
その後、なぜか私はセックスなんかしないで浴衣を直して二人無言で帰りました。

もう一度電車に乗り、私が先に駅に着き降りたのですが、彼女を送って行くことすら思いつきませんでした。
彼女は「また遊びたいな、もうダメかな?」とだけ私に言いながら、私に手を振り電車は行ってしまいました。

私は何も応えられなかった。

私は部屋に着くと彼女の小さな胸や薄い陰毛のマンコやビラビラを捲った時のいつも清潔な彼女からは想像もできなかった匂いを思い出しながらひたすらオナニーしてました。

その後、夏休み中はとくに連絡もとらず、新学期に彼女と学校で再会したのですが、なんとなく視線は感じるものの会話すら出来ずに卒業してしまいました。
在学中はとにかくオナニーする時は彼女のマンコを思い出してました。
今ではお互い大学卒業後に就職し、彼女は人の奥さんになっているという話をどこかで聞きました。

私はなんで彼女にもっと優しくしてやれなかったのか、今でも思い出しながら悔やんでます。

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