匂いフェチの部長とアブノーマルプレイ・第2話

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部長との初めての情事から1ヶ月が過ぎました。
この1ヶ月の間、2人きりで会うことはなく、メールや電話でのやり取りもなく、社内でも普通に仕事をこなし、普通に接していました。

もちろん夫との夫婦生活も2回ほどありました。
あの・・・部長が与えてくれた狂うような快感はありませんけど、いつも通りの安心できる夫とのセックスでした。
ただちょっと私の感度が良くなったような気がしました。
そして心の奥には、(もう一度・・・部長に抱かれたい)という思いがありました。

そんな私と部長の関係に変化が現れたのは、その月の月末でした。
詳細は言えませんが、毎月末には区役所に書類を提出することになっていまして、その書類には部長のチェックと検印が必要だったのです。
ところが部長が27日の水曜日から風邪で休んでしまいました。
28日の木曜日も出社して来ません。
提出日は29日、金曜日が締め切り。
そこで私が部長の家にお見舞いがてら書類を持って行くことにしました。
部長は会社で借りている賃貸マンションに1人住まい。
いわゆる単身赴任です。
中学と高校の息子さんが受験を控えているので、部長1人でこちらに転勤してきたんです。
私は、なにか食べ物でもと思い、途中でスーパーに寄り、その中にある馴染みのベーカリーでポテトサラダのサンドイッチと牛乳を買って行きました。
地図を見ながら辿り着いたマンションの駐車場には部長のレガシィが停まってました。
教えられた通り、エレベーターで5階まで行き、部長の部屋のインターホンを押しました。

「鍵は開いてるから、入ってきてください」

少し枯れた声で部長が返事をくれました。
私はドアを開け、部屋に入りました。
部屋の中は綺麗に片付いてました。
というより、あまり物がありませんでした。
奥の部屋のベッドで部長が寝ていました。

「ごめんね。みんなに迷惑かけちゃって・・・」

「いえ、無理なさらないで下さい・・・あ、これ、すみませんが」

私が書類を渡すと、部長は一通り目を通し、印鑑を押してくれました。
そして再び横になりました。

「あの、よかったら後で召し上がってください」

私はサンドイッチをベッドの横のテーブルに置きました。
テーブルの上にはゼロ戦の本があり、男の人っていくつになってもこんなのが好きなんだなぁ・・・と、少し部長が可愛く思えました。

「あ、ちょうどお腹空いたから食べようかな・・・今朝から食べてないんだ」

部長がまた起き上がろうとするので、私は「あ、ダメです、横になっててください」と、サンドイッチの包装を解いて、部長の口元に持っていきました。

「悪いね、ありがとう」

私の手からサンドイッチを食べる部長。
私はなんだかとても愛しくなりました。

「うん、美味しいよ・・・。でも喉が痛くてね・・・やっぱりこういう時は流動食の方がいいのかなぁ・・・」

「すみません、気が回らなくて」

「いや、そんなつもりじゃないんだ。本当に美味しいよ」

部長は確かに飲み込みにくそうにしています。
私は牛乳パックにストローを差して飲ませてあげました。

「大丈夫ですか?なんか私にできることがあればおっしゃってください」

すると部長は微熱で潤んだ眼差しで言いました。

「じゃあ、ひとつだけ・・・いいかな」
「はい・・・」

「そのサンドイッチ、君が噛み砕いて食べさせてくれない?」
「え・・・?離乳食みたいに?」

「そう、それなら飲み込みやすいかもしれない」

子供の時、一番下の弟に歯が生えた頃・・・確かそんな事をしてあげた記憶がありました。

「わかりました・・・」

一度だけとは言え、セックスまでした間柄です。
私はなんの躊躇もなくサンドイッチを口に含み、数回噛み砕いて・・・、「はい、あーん」と、部長の口に吐き出してあげました。

「うん・・・食べやすい・・・美味しいよ」

部長はご満悦の表情です。
私は心の中がポッと温かくなる気持ちでした。

「もう少し噛み砕いてもらえる?」

そう言われて私はさっきよりも回数を多く噛みました。
口の中でサンドイッチは本当に離乳食みたいに溶けていきます。

「はい、あーん」

今度はジュルジュルと溶けたサンドイッチが部長の口に落下していきました。
その時・・・私の心臓の鼓動が高鳴ってきました。

(・・・これ・・・なんとなく・・・エッチ・・・)

そんな気分になっていったのです。
モグモグと噛み砕き、それを唾液と混ぜてグチュグチュ・・・そしてジュルジュルと部長の口に吐き出していく。
モグモグ、グチュグチュ、ジュルジュル・・・この繰り返しに、なぜか私は性的な興奮を感じていました。
最後の一切れなど、ほとんど唾液だけでした。
白く泡立ち糸を引いて落ちる私の唾液を見つめていたら、自分の乳房が張っていくのを感じました。
でも、そんなのを悟られないように必死に隠していました。

食事を終わらせて私が帰ろうとすると、部長は「その引き出しにスペアキーが入ってるから、鍵を掛けて帰って欲しい」と言いました。
言われた通り、私は鍵を掛けて部長のマンションを後にしました。

自宅に着くと夫からメールが来ました。
『友人と食事をして帰るから、今夜はいらない』という内容でした。
私はちょっと気が抜けました。
でもさっきからの興奮がまだ収まっていません。
リビングのソファーでブラウスの上から胸に触れてみました。
心臓はドクドクしてます。
私はボタンを外し、ブラジャーの中に手を忍ばせました。
指先がコリコリしてる乳首に触れ、思わず声が出ました。

その時、カーテンが開いてるのに気付き、私はカーテンを閉め、リビングの照明を消しました。
自宅はマンションの8階です。
誰にも覗かれることはないとは思いますが・・・やはりこういうのは気になるものです。
真っ暗なリビングで私は全裸になり、指を使って自分を慰め続けました。
ソファーに仰け反り、足を開き、無我夢中で指を動かしました。
絶頂に達する時、思い浮かんだのは夫の顔ではありませんでした・・・。

翌週。
部長は元気に出社してきました。
そして私のケータイにメールが来ました。

『この間のお礼がしたい。今夜、家に来てほしい』という内容でした。

私は少し迷った挙句、まず夫に、『残業で深夜になるかも』とメールを送っておきました。
実際に今までにも残業で深夜になることもあったので、夫に怪しまれることはありません。
もうその時には、部長に抱かれる覚悟はできていました。
というよりも・・・、(抱かれたい・・・)と思っている自分がそこにいました。

午後6時半。
私は部長よりも先に部長の部屋にいました。
スペアキーはこのための布石だったのかな?と、少ししてやられた気分でした。
すごく喉が渇いて、買ってきたスポーツドリンクを何度も飲みました。
午後7時頃、部長が帰ってきました。

「お疲れ様です」

私は部長の上着を脱がせて、ハンガーにかけました。
すると部長は後ろから優しく私の肩に手を当て、「この間はありがとう、すごく嬉しかったよ」と言ってきました。
私の心臓は耳の中にあるのかと思うほど、鼓動が聞こえました。
部長は後ろから髪を撫でて・・・そっと抱き締めてくれました。
私はその手に顔をすり寄せ、頬ずりして甘えてしまいました。
もう・・・言葉は・・・必要ありませんでした・・・。
部長は私にキスをし、私もそれに応えて舌を絡ませました。

「ね、また・・・この間みたいにして・・・」

部長が口を開けました。
私は一瞬戸惑いましたが、すぐに理解し、部長の口に唾液を落としてあげました。
部長は目を閉じて、その唾液を味わうような仕草を見せ、それを見ていた私は、もう自分が抑えきれないほど熱くなっていきました。

服を脱がされました。
下着も・・・全て・・・。
部屋の明かりは消され、ベッドにあるスタンドだけでしたが、お互いの裸体はよく見えていました。
部長の視線を私は身体に感じていました。

ベッドの中で部長の唇が私の首筋に来ました。
ゾクゾクする快感が背骨に伝わります。
やがてその唇は・・・私の腋の下に来ました。
当然乳首へのキスを期待していたのですが、私の虚を突くような形で腋の下に・・・。
そんな所を舐められるのは初めてでした。
その日もシャワーはしてません。
腋の下は汗をかき、体臭が溜まっていると思います。
けれど部長はその匂いを楽しむように鼻を鳴らし、舌を動かしています。

「あ・・・そんな・・・ところ・・・」

「気持ち悪い?」

「いえ・・・き、気持ち・・・いい・・・です」

淡いくすぐったさの中に確かに快感が・・・私の知らなかった快感がありました。

「僕はね・・・女性の匂いが好きなんだよ・・・君の身体はすごくステキな匂いがする」

「恥ずかしい・・・」

「ここに君の腋毛があっても僕は嬉しいよ」

そんな事を言いながら部長は腋の下を舐め続けます。

「ふ・・・冬場なら・・・伸びてるのに・・・」

「じゃあ、冬には楽しませてもらうね」

次に期待通りの乳首を愛されました。
やはり夫よりも丹念に、細かく、まろやかな舌使いで、私の乳首を交互に責めてきます。
心の中に浮かんだ言葉は・・・、(上手・・・)でした。
乳首を責めつつ、部長の手は私の茂みへ。

「陰毛が濃いのも大好きだよ、今日も凄く濡れてるね」

「言わないで・・・あぁ・・・ぶちょ・・・う・・・」

部長の指はワレメに沿って上下に撫で続けてきましたが、その中までは入って来ずに、まるで周囲に潤いを塗りつけているような感じでした。
ちょっと焦れったい・・・焦らされるような気分でした。
私の潤いは陰部全体から股間の後ろの方まで・・・もうたっぷりと濡らしていました。
そこで初めて部長の指が敏感な蕾に触れてくれました。
その時の悦びは、もう言葉になりません。
あえて言えば、(やっと触ってくれた)って感じです。

「あああああああっ!」

恥ずかしげもなく私は声をあげました。
すると部長は・・・。

「こういうの・・・ご主人はしてくれる?」

耳元でそう囁き・・・次の瞬間・・・ズブッ!と・・・私の後ろの穴に指が入ってきました。

「あっ!・・・そこ・・・そんな・・・だめ・・・です」

最初の一瞬だけ痛みを感じましたが、自分でも驚くほどすんなりと部長の指は根元まで肛門に入ってしまいました。
そして、その中でクネクネと動かすのです。

「どう?これ?したことある?」

「な、ないです・・・こんなの・・・こんなの初めてぇっ!」

私は大きな声を出してしまいました。
今度もまた初めて知る甘美な快感です。

「ご主人はこういうのしないの?」

「し、しません、うちの人・・・潔癖だから、絶対にこんなのしません」

「そう・・・ところで・・・どうかな?この感触・・・」

指は肛門の中で動き続けています。
まるで蛇が迷い込んだように。

「いい・・・信じられない・・・いい・・・こんなの・・・あぁぁっ!」

やがて部長は肛門に指を入れたまま・・・初めての時と同じように私の陰部の匂いを嗅ぎ始めました。
ある程度の覚悟はしていましたが、いざとなるとやはり恥ずかしいものです。

「だめ・・・嗅がないで」

反射的に言ってしまいました。
でも部長は・・・。

「いいよ・・・すごくいい匂い・・・頭がクラクラして夢中になっちゃうよ」

「嫌・・・」

「嫌ならやめるよ・・・指も抜く・・・今日はここまでにするよ・・・」

なんて意地悪な言葉でしょう。
私は涙が出そうになりました。

「どうしてダメなの?ねぇ・・・」

「だって・・・汚れてるし・・・臭いから・・・」

「そうかなぁ・・・」

そう言うと部長は肛門の指を引き抜き・・・私の目の前でその指の匂いを嗅いで見せました。

「ほら、平気だよ・・・こんな事もできる」

あろう事か部長は、私の肛門に入っていた自分の指をしゃぶり始めたのです。

「あ・・・あ・・・あっ!」

強烈な恥ずかしさ・・・でも、なぜか異常に私は興奮しました。
自分の最も不浄なものまで愛してくれるこの男性の行為に異常に興奮しました。
歯科医の三男として育った夫は、清潔ということに凄いこだわりを持ち、女性の陰部も舐めたがらない人です。
それに比べて部長は・・・私のこんな汚れまで愛しそうに味わってくれている。
その時、私の心に浮かんだ言葉は・・・、(部長を・・・この人を愛してる、何でもできる・・・)でした。
すると初めての時に無理やり言わされてしまった言葉が、すんなり口を突いて出てきました。

「わ、私の・・・く・・・臭い所・・・舐めて下さい!」

<続く>

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