ただいま従妹と同居中・第4話

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今晩、従妹が飛行機で実家に帰る。
俺は仕事なので、外で待ち合わせ、夕食を済ませる。
一旦家に帰っても間に合うくらいだから、時間は十分あるので、当初の予定通り、山手線の某駅で降りてホテルに行くことにする。
電車の中でも歩く間も、従妹がぴったりくっついてくる。
甘えていると言うよりなんだか元気がない。

「体調が良くないみたいだけど大丈夫?休むだけにする?」

「違うの。これから1週間もお兄ちゃんと離れ離れなんだって思うと急に寂しくなっちゃって。だから、いっぱいして」

従妹は家を出る前にシャワーを浴びているので、俺だけさっと汗を流そうとすると・・・。

「いいの、このまましよ」

「あ、でも汗かいてるよ」

「いいの。私、お兄ちゃんの匂い好きだから」

そう言って俺の手を引いてベッドに導く。
ベッドの傍で立ってキスし、愛撫しながらお互いの服を脱がせる。
脱ぐと、従妹が待ちきれないように足元にしゃがみ込み、いきなりペニスを咥え込む。
何だか焦っているように見える。
口で勃たせると、顔を離して俺を見上げて言った。

「ねえ・・・もう入れて」

「ちょっと、どうしたの?なんだか変だよ」

従妹を抱きかかえ、ベッドに座らせる。
体を撫で、手を下腹部に滑らせると、そこはすでに濡れている。
入らないことはないだろうが、いくらなんでも焦りすぎだ。

「・・・だって・・・」

急にぽろぽろ涙を流し始めた。
突然のことにびっくりし、愛撫していた手を止めて従妹を抱き締め、落ち着くまで髪を撫でる。
泣きやんだ頃を見計らい涙の跡にキスをする。

「大丈夫?」
「うん・・・もう落ち着いた」

「急に泣き出すからびっくりしたよ」
「・・・お兄ちゃん、ここ来るとき迷わなかったね。来たことあるの?」

「ん?たぶんここはないと思うけど」
「お兄ちゃん、あちこちのホテルを知ってるから」

「まあ、そりゃあ10年もこっちにいるし、降りたことのある駅ではラブホ街は大体分かるよ」
「今までいっぱい女の子とホテル行ったんだよね?」

「え?うん、まあ、いっぱいってことはないけど」
「・・・私がいない間、浮気しないでね」

情緒不安定の原因はこれか。
しばらく前から、どうも俺の過去の女性経験を気にしている節が窺えたのだが・・・。

「大丈夫だって。俺はあゆみちゃんだけだから」
「本当?」

「本当。なんか手が早いとか、女にだらしないとか、みんなに思われてるみたいだけど、1人の子を好きになったら絶対に浮気なんかしないから。あゆみちゃんをすごく大切に思ってるし、あゆみちゃんだけを愛してる」
「あ・・・」

目を見つめ、真顔で言うと、従妹が体を震わせた。
従妹を抱きかかえた俺の腿に熱い液体が伝わり落ちる。
泣いている時に一度は乾いた従妹の秘部が愛液で濡れていた。
従妹の顔を見ると、真っ赤にして恥ずかしそうにしている。

「もしかしてあゆみちゃん、言葉だけで少し感じちゃった?」
「うん・・・背中がゾクゾクってして・・・アソコがきゅんってなった」

「あゆみちゃん、感じやす過ぎ」
「だって・・・お兄ちゃん、口が上手だよね。この女たらし」

内容はともかく口調は明るい。
完全に気分が切り替わったようで、女心は何がきっかけで変わのるか、まだよく分からない。
おそらく一生分からないのだろう。
それはともかく・・・しっかり抱き寄せ、キスをしながら体を弄る。

「あゆみちゃんこそ浮気しちゃ駄目だよ」
「うん・・・しないよ・・・」

「でも、こんなにエッチな体になっちゃったからなあ」
「ああっ・・・お兄ちゃんだけだもん・・・」

「昔の友達とか彼氏とかにナンパされたりすんなよ」
「うん・・・私はお兄ちゃんのものだから・・・」

「じゃあ変な虫が寄ってこないように俺の印を付けておこう」

従妹飲胸元に唇を押し当て、強く吸う。
肌が白いので、くっきりキスマークが付く。

「あっちで胸元が大きく開いた服を着ちゃ駄目だよ」

おへその横にも吸い付く。

「腹出しも駄目」

足のつけ根にも付けておく。

「あっ・・・そこにも付けるの?」

「そう。ここは俺だけが見てもいい場所だから」

「あは・・・何か嬉しい」

割れ目に目をやると、すでにぬらぬらと濡れている。

「ねえ・・・お兄ちゃんの印、もっと付けて。そうしたら寂しさも減るから・・・」

キスマークを付けられて、昂ぶっているようだ。
従妹を抱き締め、腕の付け根や肩口、鎖骨の下にもキスマークを付ける。
そのたびに従妹が軽く声を漏らす。
吸い付く音とキスマークを付けられていることに感じているらしい。
首筋にも付けかけたが、実家の家族に見られるとヤバイので止めておく。

「いっぱい付いたね」

「あゆみちゃんは色白だから、1週間くらい消えないかも」

「帰るまで残ってるといいな」

従妹がペニスに手を伸ばし、そっと撫でる。

「ねえ、もう入れて。今日は長く繋がっていたい」

いつもなら前戯にたっぷり時間をかけてイカせてから挿入するのだが、今晩は実家に帰るので、何度もイカせない方がいいだろう。

「じゃあ口で濡らして」

従妹の顔にペニスを近寄せると、ちゅっ、ちゅっと亀頭に軽くキスし、唾液を含んだ口にペニスを飲み込んでいく。
頭を前後に動かし、じゅぶっじゅぶっといやらしい音を立ててしゃぶり始める。
温かく、ぬるぬるした口内の感触に、半勃起だったペニスがたちまち硬くなった。
仰向きに寝転がらせ、脚の間に割って入る。
ヌルヌルの割れ目に押し当て、ゆっくりと侵入する。
いつもより前戯が少ない分、少々固い気がするが、根元まで入れたままゆっくり膣を掻き回すと、すぐに解れてくる。

「んん・・・あ・・・」

掻き回すたびに従妹が俺の体の下で甘い声を上げる。
上体を倒して体を密着させ、繋がったままキスをする。
しっかり抱き合い、舌をねぶりながらもゆっくり腰で円を描く。

「・・・繋がったままするキスってすごく気持ちいい」

上気した顔で従妹が囁く。
上体を起こしてもっと大きく動こうとすると、「あっ・・・もっとキスして」と俺の首に腕を回し引き寄せた。
従妹の口を吸い、抱き締めながら上体を起こす。
対面座位ということになるだろうか。

「あゆみちゃんも動いて」

キスしながら両手でお尻を掴んで腰を擦り合わせるように動かせる。

「ふ・・・んん・・・ん」

初めのうちは俺のなすがままだが、ある程度動かすと、しがみつきながら自分から積極的に腰を使う。
お尻を掴んでいた手を背中と腰に回して抱き締め、従妹の動きに合わせて、時折腰を突き上げる。

「んああっ・・・あっあっ・・・」

次第に従妹の動きが鈍くなる。
絶頂が近づいて、上手く動けなくなってきたようだ。
再びお尻を掴んで、腰を揺する。
ゆっくり膣を掻き回すたびに、従妹の体がビクッビクッと震え、次第に喘ぎ声も途切れ途切れになる。

「あっ・・・あっ・・・あ~」

深く差し込み、子宮口をこじるように腰を使うと、高い声を放って俺の体にぎゅっとしがみつき、俺の腕の中でぶるぶる体を震わせた。
きゅっ、きゅっとペニスが締めつけられる。
その搾り取るような動きに、背筋に甘い痺れが走る。
繋がったまま、ぐったりした従妹を抱き締める。
俺の胸元に頭を寄りかからせ、荒く息をついている。
そのまま髪を撫でてしばらく落ち着かせると、上体を倒して覆い被さった。

「俺はまだイッてないから、もうちょっと我慢してね」

従妹の脚を肩に掛け、のしかかって上から突き刺すように腰を使う。
ずちゅっ、ずちゅっと淫猥な音を立ててペニスが出入りする。
浅く挿入し、締め付けのキツい膣の入り口付近で亀頭をしごくように腰を動かす。

「ああっ・・・お兄ちゃん・・・もう・・・」

背を反らし、俺の体の下で身をよじる。
従妹にも2度目の絶頂が近いようだ。

「気持ちいいよあゆみ・・・俺ももう出すよ」

従妹の腰を掴んで深く突き入れる。

「お兄ちゃん・・・あっ・・・あああっ」

背を反らせて痙攣し、オマンコをぎゅっと締めつける。
同時に俺も膣内で欲望を爆発させた。
ペニスを根元まで差し込み、子宮口を亀頭でこじ開けるようにして精液を注ぎ込む。
膣の中で、ヒダが精液を搾り取るようにうごめく。
腰を揺すり、最後の一滴まで出し尽くすと、割れ目からペニスを引き抜いた。
遅れて、膣から白い液体がトロリとお尻を伝ってシーツまで垂れ流れた。

「はあ・・・はあ・・・」

玉のような汗を全身に浮かべ、体を桜色に染めて横たわっている。
荒い息をつく従妹の口に精液と愛液にまみれたペニス近づけると、まだ虚ろな目をしながらも舌を伸ばして舐め始める。
亀頭を口に含み、尿道管に残った精液をちゅうちゅうと吸い出されると、腰が抜けそうな快感に襲われる。
俺も従妹の下半身をキレイに拭き取ってあげた。

「すごい気持ちよかったよ」
「私も。抱っこされながらイクのってすごく気持ちよかった」

「抱っこ?」
「うん。1回目にイッちゃったとき」

対面座位のことを言っているらしい。

「帰ったら、またあれでしてね」

そう言うと俺の胸に頭を寄せてきた。
しばらく抱き合い、キスをしたり体を撫で合ったりして余韻に浸った。

時間はまだ少し余裕があるが、早めに出る支度をする。
従妹の手を取りシャワールームに向かう。
余韻が残っているのか、従妹はまだ腰がふらついている。

「あ・・・」

立ち止まり、下腹部を押さえて小さな声を上げた。

「どうしたの?」と聞くと、恥ずかしそうに、「出てきた」と答えた。
膣の奥に残っていたザーメンが垂れ流れてきたらしい。

「匂いが残らないようキレイに洗っておかないとね」

2人でシャワールームに入る。
普段は恥ずかしがってあまり一緒に浴びてくれないのだが、時間の制約もあるせいか、ホテルだと一緒に入ることが多い。
特に従妹を念入りに洗い、ホテルを後にした。

外に出ると、来たときのように従妹はぴったり俺の腕にくっついて歩く。
ただ来たときは不安をうち消すように俺にしがみついていたのが、今は安心しきって俺に身を寄せている感じだ。
いかにもエッチしてきましたという雰囲気だが、周りはどうせ知らない人ばかりなので気にしない。
それにしても、あんなに情緒不安定気味だったのに、事前と事後でこんなに変わるのが何とも不思議だ。

電車は混雑と言うほどではないが、座席はほとんど埋まってしまっていたので、ドアの傍に立つ。
普段は人前では少し押さえ気味だが、空港に着くまで終始ご機嫌で、甘えモード全開にして俺の胴に腕を回して抱きつき、胸に頭をもたれさせていた。
俺も片手を従妹の腰に回して片手で髪を撫でていたから、立派なバカップルだと我ながら思う。

そんなこんなで空港まで見送り、笑顔で別れることが出来た。
数時間後、無事実家に戻ったとの電話が入った。

今日は2人で近所のショッピングモールに買い物に行ったんですが、日曜ということで、小さな子どもを連れた家族が沢山来ていました。
従妹には甘々な俺が、子どもに関しては断固として譲歩しないので、最近は一応諦めたみたいですが、それでも実際に赤ちゃんやヨチヨチ歩きの小さな子が親に抱っこされていたり、手を繋いで歩いているのを目の当たりにすると、何かを訴えかけるような目で俺を見上げてくる。
いや、笑い事じゃなくて、俺もこの目には弱いので挫けそうになるのですが・・・。
話が前後しますが、しばらく前のこと書きます。

従妹と初めて一つになってからしばらくが過ぎた。
あの時は安全日の確認もしないまま思わず膣に出してしまい、生理がなかなか来なくて戦々恐々とした日々を送っていた。

「もし赤ちゃんが出来たらどうする?」
「俺がきちんと責任持つよ」

「それってお嫁に貰ってくれるってことだよね?」
「うん。嫌?」

「ううん。すごく嬉しい。小さい頃、『お兄ちゃんのお嫁さんになるんだー』って言ってて、でもお兄ちゃん、高校生になったら彼女作っちゃうし、大学生になったら東京行っちゃうし、すごく悲しかったけど、いつの間にかそういう気持ちも忘れちゃって・・・。でも今こうやって一緒に住んで、お互い好きになって恋人になれて、お嫁さんにしてくれるって言ってくれて・・・」

途中から涙声になり、最後にはすっかり泣き出してしまう。
一度、結婚寸前まで行きながらも結局は失敗した経験があるので、ここまで想ってもらえると素直に嬉しい。

数日後、従妹から「生理が来た」との報告を受けた。
従妹は生理痛がひどい方ではないが、それでも初日やはりベッドで休ませ、俺も添い寝して実際の効果は定かではないが、お腹に手を当てたり腰を擦ったりして痛みを紛らわせる。

「ねえ、もし赤ちゃんが出来てたら結婚してくれたんだよね?」
「うん。自分のしたことに関してはきちんと責任持つよ」

「堕ろせって言わないの?」
「言わないよ。きちんと責任は取らなきゃ」

「・・・結婚してくれるのって、責任感からだけ?ホントは嫌なの?」

やや不安そうな表情をする。

「違うよ。子どもはまあ、きっかけかな。相手には重くなるから言わないけど、俺も結婚願望は強いから、結婚してもいいなって思う相手としか付き合わないし」
「私とも、結婚してもいいなって思う?」

「うん」
「じゃあ結婚しよ」

「・・・いきなりだな」
「駄目?」

「駄目じゃないけど・・・決断が早過ぎない?結婚してもいいなって思って付き合うのと、実際に結婚するのはまた別物だよ」
「そうかなー」

「そうだよ。出来ちゃったんなら話は別だけど、親の了承とか色々あるしさ。あゆみちゃんも焦るような年じゃないんだから、もう少しじっくり付き合ってから決めた方がいいと思うよ」
「うう~」

「じゃあこうしよう。とりあえず今は仮の婚約。あゆみちゃんが20歳になったら正式に決めよう。で、気持ちが変わらなかったら、大学卒業と同時に結婚」
「う~んあと4年かあ。まだまだ先だね・・・」

「待ちきれないから赤ちゃん作っちゃえ~ってゴムに穴開けたり、危険日なのに安全日だってウソつくのはナシだよ」
「・・・」

(なんだか不穏な沈黙だな・・・)

「約束できる?」
「・・・うん」

「でなきゃあゆみちゃんとは結婚までエッチしない」
「約束する!だから・・・」

恥ずかしくなったのか、語尾が言語不明瞭になる。
気まずい思いをさせないため唇で口を塞いだ。

とまあこんな感じです。
今は、結婚を前提とした付き合いですね。
正直、早!とは思いますけど、気心はまあ知れてますし。

<続く>

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