お前ら、尿管結石の治療はハズいから気をつけろよ・後編

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で、1週間後。
なんと3回目がありました。
もういいや・・・。
破砕室前の待合ベンチ。

「◯◯さん、どうぞ」

2回目の時の看護婦さんだ。
中に入るなり・・・。

「◯◯さん、ダメだったんだ?もう一回、頑張りましょうね」

うわ、覚えられてるよ。
更衣室までついて来て、例のトランクスを渡しながら、そっと背中を押す。
前回、消耗してグダグダだったことも覚えてそうだし、ってことは包茎も覚えてるんだろうな。
ほんと、勘弁して欲しい。

Kaya 回転ピストンバイブ 加熱機能付き 2点同時攻め ポルチオ直撃 2股バイブ

お前ら知ってるか?
包茎ってのはたいてい短小とセットになってるもんなんだぞ。
縮こまった状態の時は、なんかクシャッとしてて、普通一般的に思われてるチンコの形とは全然別物。
まあ、チンコには見えないって。
それを他人に見られるのが、どんだけハズいか・・・。

着替えてベッドに・・・あれ?
頭がモニタの前に座る医者の側。
前とは反対向きだな。

石の位置と破砕機の構造の関係から、この方が体勢が楽じゃないかとのこと。
医者としてはやりづらいが、前回消耗が激しかったので、敢えてこの向きでやってくれるらしい。
この医者にもこんな優しいとこあったんだ。

「始めましょうか。(看護婦さんに向かって)じゃあ、お願い」

看護婦さん、耳元で・・・。

「じゃあ、いいかな?」

よくないけど。
グイッ。
ポロリ。
あーぁ、出た・・・。
やっぱり・・・パズいょ?

ウィーーーン。

この向きだと、医者からはチンコが・・・いや、下腹部が見えないらしい。

「××さん、位置いいかな?見ててね」

見るの?

「ハイ」

看護婦さん、下腹部と破砕機を見つめる。
あー、また見られてるよ。
そう思うと、ムクムク・・・。
あぁぁぁぁ!
看護婦さん!
今、笑っただろ!
俺、見てたもん!
絶っっっ対、笑ったよ?
ヒドいなぁ。

破砕機はドンドン下りてきて。
やっぱり前と同じ。
おい、もうちょっと上っつーか右?だぞ?
そこはチンコだってば。
前回、医者はかまわずチンコごと押さえつけてきたけど、看護婦さんはマズいと思ったみたいだ。
少し慌ててるっぽい。

「あらら!」

うわっ!何すんだよ。
いきなり手を伸ばしてきて、チンコ掴んで、破砕機の外側の方に引っ張る。
いや、引っ張ったからって、どうなるもんでもないよ?
医者は気付かず、ウィーーーン。
看護婦さんの手がチンコを掴んだまま、お腹にグイグイと押しつけられる。
看護婦さん、チンコ握ったまま離すこともできず、なんか、あうあう言ってる。
待ってくれ。
手、動かさないで。
包茎の皮が変な風に突っ張って、痛い・・・。
いえ、ウソです。
気持ちいいんです。
でも・・・。

「ぅ、ぃて・・・」

「あ・・・ごめんなさい・・・。すみません、先生、ちょっと止めて・・・戻していただけません?」

医者、どうしたのって感じで覗き込んで・・・。

「何やってんですかぁ!?」

「あの、手が離れなくって・・・」

「え?」

気持ちいい・・・じゃない、痛い。
いえ、本当はやっぱり気持ちいいです。
で、うわ!
やっば、おっきくなって・・・。
でも、これは俺のせいじゃないよ?
そんなことされたら誰だって。

「あの、位置が・・・その、挟みそうで・・・えっと・・・おチンチ・・・いいえ・・・それで・・・やだ・・・」

看護婦さん、テンパって言ってることが意味不明。
それでも状況を理解した医者・・・。

「その・・・握っちゃって離せないと?うっはっ!」

笑うな!

逆転ウィーン。
看護婦さん、やっとリリース。
耳、真っ赤だよ?

「あの、先生、すみませんでした」

そして俺の耳元で・・・。

「ごめんね。痛かったね」
「は・・・少し」

「あーやだ、ほんとごめん・・・」
「いえ、でも、ちょっと気持ち良かったし」

「みたいだねぇ・・・もうーっ!」

看護婦さん、苦笑。
医者は知らん顔で破砕機の位置を調整。

「えっと、もう少し上の方かな?」

ウィ・・・ウィ・・・ウィーン。

「見ててくださいね。これくらいでいい?」

「はい、今度は大丈夫です」

看護婦さん、苦笑しながら、それでも大きいまんまのチンコに手を添えて、破砕機に触れないように反対側に倒してる。
また少し、硬度を増す。

ウィーン。

お腹押さえつけられても、あんまり小さくならない。
あぁぁぁぁぁ!やっぱり笑ってるじゃん!

パチ、パチ、パチ、パチ・・・。

治療が始まってしばらくして、医者のピッチが鳴り、なにやら深刻そうな会話。

「ちょっと急用で病棟の方に行きますんで、後、お願い」

あたふたと出て行ってしまった。
勃起したチンコ放り出した俺と、5分おきくらいに血圧を測る看護婦さん、二人。

「大丈夫ですか?辛かったら言ってくださいね」

優しいお言葉。
やっぱり前回の消耗を気にしてくれてるみたいだ。
でもまあ、これじゃ、あんまり辛そうには見えないわな。
全然収まる気配がない。
勃ちっぱなし。
こんななってる患者、実際のところ、看護婦さんはどう思うんだろ?
すごく気になる。

『このエロオヤジ。キモチ悪いなぁ』

・・・こんなだったらやだな。

『ちっちゃいのに頑張って、カワイイ』

・・・ンなワケないよな。

『まぁ、大きくしちゃって。私に欲情してるの?ゴクッ・・・』

・・・有り得ん。
というか、こんなこと考える俺、キモい。

『これで精一杯?小さっ!オマケに包茎っ!』

・・・う、うっせーよ!

『まぁ、恥ずかしがっちゃって。ちょっとイジメちゃおうかな』

・・・なんか、この人の場合、ありそうで困る・・・。
いっそ、ハッキリ言ってしまった方が気が楽かな。

「すみません。今日は体勢は楽なんで、大丈夫です。すみません。なんか、変になってて。おかしいな・・・収まんないんで・・・あんま、見ないでください」

「ふふふ、変じゃないです。たまにありますから。気にしなくていいですからね」

まったく、なんちゅー会話だよ・・・。

そうこうするうちに時間が来て、パチパチ・・・が自動停止。
しかし、医者は戻ってこない。
チンコおっ勃てたまま、何をするでもなくじっとしてるのも、変なもんだ。
変に意識してしまってて、ますます硬く・・・もう、完全にMAXだよ?
ちょっと手を動かしたり、ため息をついたりとか、体を動かすとなぜかチンコがビクンと反応する。
むちゃくちゃハズい。
早くなんとかして欲しい。
可哀想と思ったのか、見苦しいと思ったのか、看護婦さん、タオルを持って来てチンコに被せてくれた。

しかし。
被せた途端、「プッ!」って吹き出した。
なんだよ。
なんで笑うかなぁ。

「ごめんなさい。やっぱり、なんかかえって変だから、タオルは取っときましょうね」

はい、そうですか。
おまかせします。
でも、あんまりソコを話題にしないでください。

しばらくして、ようやく戻ってきた医者、俺を見て「うぅっ・・・」とか言ってたけど、どうもそれどころじゃないみたいだ。
破砕機を止めると・・・。

「はい、終わりです。たぶん今回で終わりなんで、来週以降にレントゲン検査だけ受けに来てください。(看護婦さんに)予約とか、手続きお願い」

言い置いて、またすぐに出ていった。
なんか大変なことが起こっていて、俺なんかには構ってられないみたいな様子。
で、取り残されたみたいな感じの俺と看護婦さん。
破砕機も元の位置に戻って、チンコはフリーになったが、相変わらずMAXのまま。
気まずい・・・と思ってるのは、しかし、俺だけだったみたいだ。
濡れティッシュを大量に持って来ると・・・。

「じゃあ拭いときましょうね」

まずは無難なところ、お腹や太腿から。
陰毛の辺りは特に念入りに。

「すみません。ありがとうございます」

「うんうん。キレイに拭いとかないと、後で痒くなったりするから」

拭くのに合わせて、直立したチンコがフラフラ。
ハズい。
次にゼリーでベチャベチャのタマタマ。
両手で包んで、揉むように拭う。
あくまでソフトに。

「うっ、ふう・・・」

「大丈夫?痛く・・・ないわよね」

はい、お上手です。
とっても気持ちいいです。
そういえば、前はタマとチンコ、一緒にニギニギ・・・じゃなくて、拭いてたけど、今回はタマだけ。
そうか。
前は、こんなに勃ってなかったもんな。
こんなんじゃ、一緒には無理だわな。

で、いよいよチンコ。
前の時は全然気にもしてないみたいで、さすが看護婦さんと感心なような、ちょっとつまらないような・・・だけど今回はかなり意識してるっぽい。

「ふぅ」とひとつ息をつくと、袖口で額の汗を拭ってチンコに手を伸ばす。

勃起したチンコの拭き方なんて、そんなに何通りもあるわけじゃない。
握って上下にコスコス。
皮剥いておいて、先っちょもチョンチョン。

ビクン!

・・・気持ちいい。
けど、我慢します。
でも・・・ビクン!

しかし、ここで“処置”は終了。
チンコにタオルを被せながら・・・。

「はい、いいですよ。なんか・・・ごめんね・・・」
「いえ・・・すみません・・・」

「パンツ、ゼリーでベトベトだから取っときますね。ごめんね」
「ハイ、すみません」

最後は、なんか両方で謝り合いしてるみたいでした。
生殺しはヒドい・・・と言えば、そうかもしれないが、もちろん元々そんなんじゃないわけで、かと言って現実は生殺しになってて、看護婦さんにもそれは理解できてしまう。
かと言って、なんとかするなんて現実にはあり得ない状況でした。
医者がいなくなって、看護婦さんと二人っきりというのも、微妙な雰囲気の原因だったのかもしれません。
最後に次回の予約をして部屋を出る時、耳元に口を寄せてもう一度、「ごめんね」と言ってくれました。

いえ。
こんな状態で、勃ってしまった僕が悪いんですから。

翌週、レントゲン検査の結果、石はキレイになくなっていて、今回の結石は完治。
治ったのはもちろん嬉しいが、少し残念な気がしないでもない・・・。

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