男子の間でズリネタになっていた元同級生と・後編

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時計を見ると0時50分。
シャワーで30分、でもう一回戦で、それからまたシャワーで、タクシー乗れば3時すぎには家に帰れる。
一回出して賢者モードの俺は時間配分を考えながら先にシャワーに入った。

男のシャワーなんて10分足らず。
タオルを腰に巻いて出てくると、美佐は脱ぎ散らかした服を俺の分まで揃えて畳んでいたが、俺に気がつくとすぐにシャワールームに行った。
見て判ったが、シャワーのガラスは胸元まで磨りガラスになっていて、時々見える美佐の巨乳のおっぱいが返ってエロさを増していて、すぐに2回戦目を決意した。

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シャワーキャップにバスローブで出てきた美佐に冷蔵庫の無料のミネラルウォーターを渡すと、美佐はその場で一口飲んだ。
歩き出した美和を強引に抱き上げると美佐はちょっと驚いた風で、「ちょっとちょっと、こぼれる~」と言ったが、拒絶するような声ではなかったので、そのままベッドに運んだ。

「俺にも水くれない?」

そう言うと美佐は自分で一口飲んで俺に口移しした。
これが2回戦目の開始のサインだった。

バスローブを剥ぎ取って上に覆いかぶさり、顔から順番に舌を這わせていく。
両手で首筋や背中を軽く触りながらさらに敏感なところを探してみてたが、反応はイマイチ。
なのでそっちは早めに切り上げて、腰、尻、太ももを触って、やや強引に脚を広げさせて美佐の敏感なところに口を当てる。
いきなり舐めては相手もビクつくので、まずは口全体で大陰唇を包み込み、全体をレロレロする。
その後、舌をその中に割って入れさせるがまだ触れずに、その下を十分に濡らしてからようやく舌でチョン、チョンとクリトリスを突付く前戯をする。
その間、両手で胸を揉んだり、乳首を摘んだり、転がしたり、とにかく休みなく美佐の体に刺激を与え続ける。

喘ぎ声が無声音からだんだんと音になってきたら、右手を下に持っていき、まずは中指を第1関節までを中に入れる。
そして口では逆に胸を攻める。
さらに奥まで、そして指を2本に。
口では相変わらず乳首を転がし、左手で首筋や耳を触りまくる。
すみません、エロと言うより解説みたいな文章です。

もう一度口を下に這わせて、クリトリスを舌で攻めながら指2本を出し入れする。
勿論、片手は胸を揉んだり、乳首を摘んだりしながら。
美佐の息遣いもだんだんと大きく荒くなってきて、脚を閉じようとするので手を取って、膝の裏を抱えさせて、自分でM字開脚をキープさせるようにさせる。
そしてさらに激しく口と指で責め続けると、いよいよ絶頂も近づいてきたようだった。
今度は構わず攻め続けると、大きな声を出して美佐は絶頂した。

タオルで口を拭って、水を一杯飲む。
そしてもう一度脚を取り、広げて、もう一度美佐の中へと入った。
今度もさっきと同じようにトロトロで気持ちがいい。
ゆっくりと動かしながら美佐に覆い被さりねっとりとキスをした。
多少時間はあるだろうと、ゆっくり、ねっとりと攻める。
体位も横にして、自分が倒れて後ろから、そのまま跪かせてバックから、ベッドから足を出させて立ちバックっぽく、そしてもう一度正面にして美佐を上にして・・・。
美佐は上になると、俺の動きに合わせて自分で感じるポイントを探してるようで、なんだかすごく嬉しくなった。

「すごく暖かくて、気持ちいいよ」

「私も、あんん・・・もっとぉ」

正直、多少の演技は双方にあると思う。
好意的に見れば気持ちいいはず、という思い込みというか。
でも、それもすごく嬉しくなった。

正直、もっと気持ちのいいセックスはした事がないではない。
だが、安心できる、盛り上がる相手とのセックスってなかなか出来ない。
俺はこの時、明らかに嫁よりも美佐とのセックスに盛り上がりを感じてたと思う。
ただ、動きで判るんだが、ときどき動きが止まるというか、痛がってるような感じがした。

俺も出したいのと、そろそろ動くのがしんどくなってきたので、「やっぱり美佐の顔が見たいよ」と言って正面に戻り、ベロチュウしながら腰を動かし続けた。
美佐はまた俺の背中に手を回す。
また萌える。

「ああ、イクよ・・・」

今度は抜いて、美佐と俺の腹の間にモノを挟んでキスをしながら、果てた。
2回目だったのでそんなに量は出なかったが気持ちのいい放出だった。
美佐も痛いのか疲れたのか、精液が垂れるのも気にせず、しばらくグッタリとしていた。
だが、俺が上から横になっても美佐とのキスはずっと続いていた。

何分経ったかは判らないが、ふと気がついたので、起きてティッシュを沢山取って、出てきたモノを拭いた。
まずは美佐の腹を、そして自分の腹、モノ、その周りと。
すると急に美佐がベッドから飛び出してシャワーに行った。
今度は結構な時間シャワーを使っていたと思う。
シャワーキャップにバスタオルで出てきて、ソファーに座った。
そしてポツリと言った。

「私は、これで帰るから」

女はこれだから安心できない。
いや、浮気はした。
ダブル不倫だ。
真剣に付き合おうとは思ってないし、まとわりつかれたらどうしようと思う。
法律家相手に訴えられたら勝ち目は無い。
それに俺も出来れば3時半には帰りたい。
でも、ついさっきまで体を重ねてた相手にはもう少し未練がましくして欲しいと、男だったら誰でも思うだろ?

俺もさっさとシャワーを浴びて出てくると、既に美佐は服を着てドライヤーで湿った髪を乾かしていた。
その後、さっと化粧を直していたが、その間ずっと無言だった。
俺も服を着て、フロントに電話をして精算を済ませた。
自分のコートを着て、美佐にもコートを着せると不意に美佐が愛おしくなって抱き締めた。
美佐も俺をぎゅっと抱き締めながら言った。

「ちょっとヒリヒリした」

「あ、ごめん。痛くして」

「ううん、でも、ごめんね。それにもう、今日だけだから」

ここまで言われて追いすがると後はストーカーだ。
俺の気持ちはまだ整理がつかず美佐に行ったままだったが、それは頭で理解した。
しかし俺は正直に言ってしまった。

「もうこの部屋を出たらそれまでなんて、寂しいよ」

しばらくの沈黙の後、美佐は言った。

「私も気持ちよく出来たらいいんだけど、やっぱりこういうのダメだから」

「そうだよな」

頭ではわかった。
でも気持ちはまだ戻っていなかった。
美佐の頭をもう一度撫でて、抱き締めた。
でもそれが美佐との最初で最後のセックスだった。

本当に女はサバサバしてる。

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