妻を見初めた禿げ社長・後編

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俺がたまらず女房のショーツを脱がすと、「なぁ」と社長が媚びるような声で話しかけてきた。

社長「奥さんを縛ってみたいんだよ」

ハァハァと荒い息を吐きながら、社長は言った。
確かに妻にはMの素質はあるかもしれないなと正直感じていた。

(でも妻はどうなんだろう・・・?)

悩む間もなく社長は妻にダイレクトに問いかけた。

社長「いいよね」

しわがれた低音の声は静かだが迫力に満ちていた。
首筋から肩口に唇を這わされ、ひしゃげてしまうほど乳首をこねられた妻は、「オゥオゥ・・・」と言葉にならない声を絞り出しながら2、3度首を縦に振った。
社長は妻を俺に預けるようにして立ち上がり、すでに何度も使ったであろう道具をベッドの下から取り出した。
社長は手にした麻縄を手際良く女房の体に巻きつけていく。
あっと言う間に妻は体の自由を奪われ、同時に呼吸を乱しながら頬をどんどん紅潮させていく。
未体験のプレイによって女房と俺の欲望がどんどん膨張していくようだ。
恐るべし禿社長・・・。

後ろ手に縛られた妻をベッドの上で正座させた社長。
たぶん前の愛人とは散々SMごっこしてたんだろうなと思わせるほど、色んな道具を持っていた。
竹細工の洗濯バサミ。
子供の頃、うちにあったような気がするが、あんなの久しぶりに見た。

社長「奥さん、一番敏感な乳首を挟んでやるからな」

社長は上気した顔で妻を見下ろしながらそう言うと、縄と縄の間の乳房を掴んで洗濯バサミをつけた。

妻「いやぁ、ああ、だめだめ」

社長が洗濯バサミを弾くと堪らず女房が声を上げる。
どう見ても痛そうなのだが、社長が「気持ち良いんだろ?」と言うと、「うん、うん、気持ち良いぃ」ってオウム返しのように答えた。
これって、言わされてるわけじゃないのか?と思ったほどだ。

俺はその時、社長にもしっかりお仕置きしなきゃいけないと思った。
なぜって、あんまり楽しそうだったからだ。

「俺にも縛り方を教えろ」と社長に迫り、しぶしぶレクチャーしながら社長はきっちり縛られた。

縄の賽の目から社長の余った肉が小山を無数に作っている。
かなりキモい・・・。

社長を縛り上げて転がしておき、妻の方をいたぶる事にしよう。
俺は妻をベッドから降ろし、ソファに座らせた。
強制鑑賞プレイでギンギンに元気になった分身を後ろ手に縛られた女房にしゃぶらせる。
女房の顔が前後して、ジュブルジュブルと唾液とカウパー液の混合する音がする。

社長は真っ赤な顔をして羨ましそうに横たわっていた。
社長のガマン汁も相当の量で、テントの頂には雨漏りのようなシミができている。
べしょべしょになった女房の口の周りが、生々しい。
(まるでアソコもこんなになってるのよと言わんばかりに)
案の定、下の毛が濡れそぼっていて、まるで風呂上がりのようだ。

俺も社長のマネをして、女房の乳房や乳首につけた洗濯バサミを指で弾いてみた。
悲しげな甘ったるい声を出していた妻が、たまらず「欲しい、ねぇ、して」と哀願してきた。

俺「社長の目の前で犯して欲しいんだな!」

口をついて出た乱暴な言葉に我ながらびっくりすると同時に、何か良い気分だった。

俺「『禿社長の前で犯して』って言ってみろ!」

勢いで言わせてしまった。

(ハゲは余計だったな・・・)

本来俺と女房は合法的な交わりをしているに過ぎず、むしろ禿社長にそれをタダで見せてやってるわけだが、3人とも混乱してたんだと思う。
縛られた社長がベッドの上で、「むぅん、むぅん」と体を揺すって抗議した。
(別に猿轡とかしてたわけでもないんだけど、言葉にならなかったのかな)

そんな禿社長を尻目に俺は女房の尻に覆い被さるようにドッキングした。
縄がとても便利だとその時わかった。
後ろ手に縛った余りの縄を生かしてさらに激しく突くことができる。
体力的にもバランス的にも楽な姿勢をとれるので、下から突き上げるようにガンガン責めた。
女房はうわ言のように、「見られてるぅ、見られてるぅ」と口走った。
羞恥心が感度を確実に上げている。
社長の方も顔を真っ赤にして、握り拳を作って、究極のオアズケに耐えている。
テントの先のよだれのシミが哀れなほど大きく拡大していた・・・。

あの日以来、俺達の関係はかなり複雑になるはずだった。
ところが不思議なことにそれぞれに吹っ切れて、すっきりした関係になった。
女房は自信に満ちて、どんどん奇麗になった。
(社長の懐からかなり援助してもらってたこともあるんだけど・・・)

色んな物の境界線がどんどん崩れていき、いつの間にかあのマンションは俺達夫婦の住居となり、社長の方が遠慮しながら遊びに来るようになった。
いつも、アダルトグッズのお土産付きで・・・。
スケベェだけどなぜか憎めないオッサンだったなぁ。

社長がホントに昇天して1年。
俺は思いつくまま、恥ずかしい想い出を綴らせてもらった。
女房も時々社長とのことを思い出しては、自分を慰めている。
(弱点の左の乳首を・・・ね)

禿社長が居なくなってから大変なこともあったけど、落ち着いてみるとなんだかつまんないというか、刺激が欲しくなった。
それは女房も同じだったみたいで、口には出さないけどなんとなく虚ろな表情をする時があった。
社長に仕込まれたM気質が原因かもしれない。

そう思ってネットでそういう類の募集をしてみたり、応募してみたりもした。
でも空振りばかり。
縛り方もろくに知らない似非縄師や、ただヤリタイだけのキモヲタくんみたいのが多い。

そんな中で意外なところに天才的な男がいた。
俺の行きつけの散髪屋の主人だ。
この男、最初に俺が散髪に行った時、俺をヤクザと勘違いしてヤバい系の話ばかり振ってきた。
その頃の俺はプーさんだったから平日の空いてる時間に行ったからなのか、外見がそう見えたのか定かではないけど、面白そうだから適当に話を合わせてたら意気投合しちまったのだ。

その散髪屋、(夫婦で自営なんで横にそいつの嫁サンもいるわけだが)モロにエッチな話を仕掛けてくる。
鏡越しに散髪屋の奥さんをチラ見したら目が合って、恥ずかしそうに微笑んでた。
長身の散髪屋とは不釣合いなほど小柄な嫁サン。

(ああいうのをトランジスタグラマーってんだろうなぁ)なんてことを思いつつ、洗髪と髭剃りをしてもらう。

あの嫁サン目当てに来てる客も多いことだろう。

話は逸れたが、その散髪屋のエロ話のお返しに禿社長の話をしてやった。
そしたら散髪屋は鼻息フンフンさせながら盛んに、「いいですねぇ、そういうの」と相槌を打ちまくりだ。
話に花が咲いたついでに、「ところで、ここにウチの連れてきたら顔剃りとかしてくれるの?」と聞いてみた。
そしたら、「全然OKですよ、って言うか是非お連れになってください。半額にします」だって。

奥さんがちょっと不愉快そうな顔をしたのが気になりつつ、本当に連れて行くことにした。
(床屋とはよく言ったもんだと関心しつつ・・・)
顔剃りをすると、化粧の乗りがすごくいいらしい。
女房に散髪屋の話をすると何の疑いもなく行ってみようかなという事になった。

翌日、朝一の開店と同時に二人で散髪屋に入った。
女房が椅子に座ると、後ろに背もたれが倒される。
散髪屋が手入れの行き届いた一枚刃の剃刀と石鹸の入った容器を持って近づいた。
エロいオーラを完全に消して営業スマイルで接客する男のプロ根性に脱帽。
俺はと言うと、コーヒーを持ってきてくれた床屋の奥さんのこぼれ落ちそうな胸に目を奪われてしまった。

そうこうするうちに床屋は、手際よく泡立てた石鹸を女房の額に丁寧に塗っている。
あの刷毛の感覚が絶妙に気持ちいいはずだ。
床屋は淡々と作業を進めていき、あっと言う間に顔を剃り終えてしまった。
なんだか期待外れだなぁと正直思ってたら、キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!という場面に出くわすことになった。
襟足に剃刀が当たって、ショリショリと床屋が反り始めた時、気持ちよさそうに目を閉じていた女房が眉を寄せて微妙に唇が動いた。

(感じて声が出そうになってる!間違いない!!)

ほんの一瞬だったが、女房のゾクゾクする表情を拝ませてもらった。
剃刀の刃を当てられている緊迫感が俺にまでビンビン伝わってくる。
俺がドキドキしていると、床屋の奥さんが俺にトリートメントを勧めてきた。
手持ち無沙汰なので、勧められるまま俺もしてもらうことにした。
さりげなく触れる床屋の奥さんの感触が柔らかくて気持ちいい。
ここの床屋はシャンプーの時、椅子を回転させて仰向けになる方式だから、奥さんのポワンとしたおっぱい感触が俺の肩とかに・・・。
今、思い出しただけでもアソコに力が漲ってくる。
さっきまで自分の女房の表情にドキドキしていたのが嘘のように、俺の頭の中にはこの奥さんの事が充満していた。
なんとかならんものかなぁと無い知恵を絞るが、まるで考えがまとまらない。
こういうのって、結局ダイレクトに申し込むしかない。
ダメ元で言ってみるしかないのか?

ところが・・・である。
女房の顔剃りをしていた床屋が仕上げのマッサージを始めると女房が、「気持ちいい、効く効く」を連発した。
肩こり症の妻はよっぽど気に入ったのだろう。
まさに渡りに船だ。
今がチャンスとばかりに俺は、「本格的に揉み解してもらえば?」なんて冗談めかして言ってみた。
運良く床屋も俺の出したパスを見事に繋いでゴールまっしぐらだ。
禿社長とのめくるめく3P体験(想い出はいつも美しすぎるものだ・・・)を思い出したかどうかは定かではないが、ついに女房も乗り気になった。

冗談みたいに後日ホテルでマッサージの実演講習が実施されることになり、軽い乗りで床屋の奥さんにも参加してもらうことになった。
この時すでに俺の下心は女房に見事に看破されていたわけで・・・。
何もかも承知の上で、女房は床屋の奥さんを誘った。
考え様によっては空恐ろしいことではある。

ホテルでのマッサージ講習会などという名目は、端っからどうでも良い事になった。
というのも床屋の亭主が奥さんに話しちまったからで、「面倒臭い設定は抜きでいきましょう」と言ってきたのだ。

(てことは、あの純朴そうな奥さんも相当のツワモノなのか)と期待は膨らむばかりだ。

俺はさっそく女房にそのことを伝えた。
そしたら、「最初っから、そのつもりだったんでしょ」だと・・・。
物分かりが良いと喜んでばかりもいられないが、その辺の割り切りができる女になったと確信した。

能書きばかり多くなって申し訳ない。
この辺で俺達にとって忘れられない床屋夫婦とのことを、頭の中を整理しながら報告することにしよう。

約束の時間に床屋夫婦が現れ、ラウンジで軽く一杯やりながらチェックインまでの時間を潰す。

「失礼ながら・・・」と、床屋夫婦にこういう経験があるのかを聞いてみた。

実は二度目なのだという。
うちとは違ってあまり上手くいったとは言えないらしい。
この亭主、「自分のSぶりを今度こそ発揮したい」なんて言い出した。
俺はそれまでに何度かこういう手合いにイタイ目にあってるので不安もよぎるが、床屋の奥さんの魅力がそんな不安を吹き飛ばした。

いよいよ部屋に入り、シャワータイム。
お互いに夫婦で入浴を済ませ、化粧を整えた妻と床屋夫婦の部屋へ行く。
スワッピング(SW)ならここで別室交換というところだが、うちの場合は『W』が逆立ちするんで同室でということに。
お手並み拝見ということで、女房がブラウスを脱ごうとすると、「着衣で始めましょう」と床屋は言った。

俺と床屋の奥さんが見守る中、女房は服を着たままで縛られていった。

“シュルル、キリリ”

縄と衣服の奏でる効果音が耳に心地良い。
女房の額は薄っすらと汗ばみ、徐々に呼吸が乱れ始めた。
それにしても、さすがに器用な男だ。
縄目がきっちりと揃って、まるで芸術作品のようだった。

「奥さんきれいですよね」

床屋の奥さんが俺の耳元で囁いた。
俺の嫉妬心を煽るつもりかと思ったが、そうではなく床屋の奥さんも実は俺以上に嫉妬の炎を燃やしていたのだ。
床屋の亭主も、俺達の視線を意識しながら楽しむように女房をいたぶる。
縄の下の衣服を剥いていきながら、乳房をひねり出した。
息苦しそうな乳房を指でなぞる様に撫で上げる。
少し大きな乳首を男の指が捕らえた。
容赦なく指の腹で押し潰されながら、捻る、引っ張る。
繰り返し乳首をいたぶられながら声を上げ始めた妻。
頬は見事なまでに紅潮し、乳首への刺激が脳天を突き抜けているように見えた。

完全にコリコリになった乳首を指で払う様に弄ばれる。
なぎ倒されてもすぐに元通りに屹立する乳首を俺は食い入るように見ていた。
退廃的な衣服の乱れと対照的に、縄は奇麗に女房の体を拘束している。
なんとも言えない感覚が甦り、俺は興奮のあまり身震いした。
そんな俺の手を、床屋の奥さんの柔らかい手が包み込むように握った。

もう、止まらない・・・。

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