寝取られ願望で開花した僕のM性・第3話

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その日以降、理恵は2、3日に1回は浮気相手の所に出かけていました。

時間帯も様々で、僕が仕事に行っている間に会っていることもあれば、夜出かけていって朝帰りすることもしばしばです。
僕が深夜に仕事で疲れ果てて帰って来た時も、夕食の作り置きなど無く、理恵は出かけていました。
きっと浮気相手と美味しいものでも食べているんだろう・・・。
そんなことを想像して、実の妻に忘れ去られたかのような自分の存在に居た堪れない気持ちになりながら、暗い部屋で一人、カップラーメンを食べました。

デジカメで撮影した写真も、理恵は毎回僕に見せつけました。
もう僕の手元には、理恵と浮気相手の愛し合う写真が50枚近くにまで増えていました。
それら一枚一枚に激しく興奮する夫・・・。
しかし、射精すら許してもらえずに悶々と過ごす夫・・・。

ある日、我慢できなくなった僕は、眠りについたばかりの理恵のベッドに潜り込み、後ろから抱きつきました。
普通に夫婦生活を送っていた頃に、よくそうしていたように・・・。
その頃は、理恵もすぐに僕に抱きつき、幸せなセックスへとなだれ込んでいたのです。

しかし、今は違います。

「何してんの?」

不機嫌そうに理恵は言います。

「俺もう我慢できないよ・・・今日だけ、俺の相手してもらえないかな・・」

実の妻に情けないお願いしか出来ない僕。
しかし、そんな僕のお願いにも理恵はそっぽを向きます。

「何であなたの相手しなきゃいけないの?」

実の妻からそんな言葉を聞くとは思ってもいませんでした。

「お、お願いだよ・・・」

「私は眠いの。明日また孝史君と会うんだから。じゃあね、おやすみ」

そう言うと反対を向いて眠ってしまいました。
明日、理恵はまた浮気相手に体の全てを許すのに、夫である僕には何もしてくれないのです。
それどころか、射精さえも許してもらっていない僕は、その日も悶々とした気持ちを必死で抑えながら自分のベッドで朝まで耐えました。

一ヶ月ほどが過ぎようとしていました。
今となっては、理恵が浮気をする前、僕と普通の夫婦生活を送っていたことが信じられません。
あれからセックスは一度たりともさせてもらっていません。
必死で頼み込んで、やっとでオナニーを二回許可してもらっただけです。
その二回のオナニーとも、服を着てソファに座っている妻の前で、全裸になった僕が自分のものを必死でしごいたのでした。

「つくづく、情けないおちんちんだよねえ?」
「もう私に触ってもらえなくても、そんなに興奮しちゃうんだぁ」
「あーあ床汚しちゃって。綺麗に拭いといてね」

僕の射精が終わると、理恵はあっさりとその場を離れます。
理恵にとっては、浮気相手のセックスと比べてみれば、気持ちよくも何ともないことなのです。
僕にとっては滅多に許されない、性欲を解消出来る機会なのに・・・。
そして自分で、床を綺麗に拭くのです。

あの日、理恵と最後にセックスをしてから、僕は理恵の生身の裸すら見せてもらっていませんでした。
以前はよく一緒に風呂に入ったものです。
今では、理恵は入浴する時にバスルームの鍵を閉めています。
夫である僕に見られないようにそうしているのです。

そんな妻、理恵も、浮気相手の前では大胆なポーズを取っていました。
写真はもう200枚近くにまで増えています。
理恵が四つん這いになり、脚を大きく開いているところを、お尻の方から撮影されたものもありました。
夫にはヘソすら見せてくれないのに、浮気相手には肛門まで見せているのです。
そして妻のそんな大胆過ぎる写真を見せつけられて興奮しても、僕には自分の意志で射精することさえ出来ないのです。

「孝史ったらね、すごく体逞しいんだけどね、子供っぽいところもあってカワイイの」

夕食時の話題も、最近では理恵の浮気相手のことばかりです。
いつしか、相手のことを呼び捨てにしていたことに僕はますます疎外感を覚えました。

「そうなんだ・・・」

「結構お金持ちだしね。色々買ってもらっちゃったし」

理恵は実の夫に対して、すごく嬉しそうに話して聞かせます。
事実、最近では僕が見たことがない服装をしていることが多かったのです。
次第に、愛する妻が他人のものになっていっていることに、胸が押し潰されそうになっていました。

理恵の携帯電話から着信メロディーが流れます。

「あ、孝史からだ♪」

浮気相手からの着信の時だけ、特定の着信メロディーを設定しているのです。
食事中であるにも関わらず、理恵はお喋りに夢中になります。

「え、出張なくなっちゃったの?じゃあ明日会えるね!嬉しい!」

もうすっかり交際している男女、といった感じの会話です。
電話している間は、僕のことなど眼中にありません。

「旦那ったらねー、昨日も『オナニーさせてください』って泣きついてきたんだよぉ。笑っちゃうよね」

たまに僕の話題が出たとしても、夫の情けないことばかりしか話しません。

「えっ・・・うんうん・・・面白そう!」

理恵がひときわ目を輝かせています。

「分かった・・・うん。じゃあ明日ね」

電話を切った理恵が、にこにこしながら僕のほうを向きます。

理恵「明日ね、孝史がここに来るって」

僕「えっ!?」

理恵「嬉しい?掃除しなくちゃ」

理恵は張り切っています。

僕「おいおい、さすがにそれは・・・浮気相手が僕の家にだなんて・・・」

理恵「なぁに?せっかく孝史があなたに会いたいって言っているのに」

僕「そんな・・・」

家主の僕が認めてもいないのに、理恵の浮気相手がここに来ることに決まったのでした。

そして、次の日・・。

“ピンポーン”

チャイムが鳴るや、理恵はすぐさま玄関に迎えに行きました。
遂に、理恵の浮気相手が我が家にやって来たのです。
僕は、リビングでソファに座ったまま心臓をドキドキさせていました。

(しっかりしろ・・・ここは俺の家なんだ・・・)

自分にそう言い聞かせ続けました。
理恵が、浮気相手の孝史と腕を組んでリビングに入って来ました。

「あ、どうも」

孝史は無表情のまま、僕に軽く会釈をしました。

「どうも・・・」

僕も会釈をしました。
孝史は長身で、肌も浅黒く、がっしりとした体型をしていました。
夫である僕の目の前で、理恵はそんな孝史と腕を組んだままです。

理恵「紹介するね。彼氏の孝史だよ」

孝史「孝史です。理恵がいつもお世話になっています」

孝史は勝ち誇ったようにそう言いました。

(彼氏・・・理恵が・・・お世話に・・・)

普通、妻と浮気相手が、夫に対して使う言葉ではありません。
僕がどれだけ二人に見下されているかが痛いほど分かります。
それでも、何も言い返せない情けない僕でした。

理恵「ねえ、何してんの?」

いきなり理恵が、僕にそう問いかけます。

僕「えっ?」

訳の分からない僕は、聞き返すしかありません。

理恵「せっかく私の彼氏が来てくれたんだから、お茶くらい用意してよ」

理恵は当然だと言うように、僕に指示します。

孝史「どうぞお気遣いなく」

そう言っている孝史も、ニヤニヤと笑っています。
夫であるという自信を無くしかけている僕には、既にそれを拒否することさえ出来ませんでした。

僕「すみません。すぐ準備します・・・」

僕が慌てて台所に向かう後ろ姿を見て、理恵と孝史は大笑いしていました。
屈辱に打ちひしがれながら、妻とその浮気相手の為にアイスコーヒーを作ります。

(なんで俺がこんなことを・・・)

妻の浮気相手を目の前にして、会うことを止めさせるどころか、お茶を出してもてなそうとしているのです。
最低の夫です・・・。
アイスコーヒーをお盆に乗せ、リビングに戻ると、孝史はソファに深々と腰掛け、大きく脚を組んでいました。
まるでこの家の主人であるかのように・・・。
そしてその横に座っている理恵は、孝史に寄りかかっていました。

僕「どうぞ・・・」

そんな二人の前に、震える手でアイスコーヒーを置きます。
孝史も理恵も、僕に礼も言わずに楽しいお喋りに夢中になっていました。
僕はこの場から逃げ出したい気持ちでいっぱいになっていましたが、浮気相手に甘えている最愛の妻から目を離すことも出来ないのでした。

そのうち、二人はキスを始めました。
夫の僕が見ている目の前で・・・。
最初は軽いキス。
そしてだんだんと、舌を絡め合っていきます。
情けない僕には、二人を引き離すことも出来ません。
ただ突っ立って、口を半開きにしたまま、二人のキスを眺めていることしか出来ませんでした。

最愛の妻が、浮気相手と目の前で行っているキス・・・。
唇と唇、舌と舌を重ね合い、啜り合い、舐め合っている姿・・・。
夫の前だというのに、躊躇の欠片も感じられない妻と浮気相手・・・。
そのどれもが、気が遠くなるほど屈辱的なことです。

そして、そんな二人のことを見せつけられているのに、僕のペニスはむくむくとズボンの前を押し出して来たのです。
そんな僕の存在自体忘れてしまっているかのように、孝史は服の上から、理恵の胸を弄り始めました。

僕「あっ・・・な、何を・・・」

僕が躊躇しながらやっとで声を出しても、もう孝史は完全に無視したまま、理恵の豊かな胸を揉み続けます。

理恵「あぁ・・・ん・・・」

理恵も孝史の手の動きに合わせて、喘ぎ声を漏らします。

(僕の目の前で、何の遠慮も無くこんなことをするなんて・・・)

信じられないことを二人は本当にやっているのです。
世の中で、これほど馬鹿にされている夫が他にいるでしょうか。
悔しくて涙が出そうでした。
屈辱は更に続きます。

理恵「あ、孝史いま、お腹鳴ったよ?」

孝史に寄りかかっていた理恵が言います。

孝史「そーいや腹減ったな。なんかある?」

理恵「うーん・・・何が食べたぁい?」

僕も聞いたことがないような甘えた声を出す理恵。

孝史「隣町にうまいたこ焼き屋が出来たらしいよ。一緒に食わないか?」

理恵「うんうん、食べる食べる?」

理恵が僕のほうを向きます。

理恵「たこ焼き二人前ね。あなたも食べたかったら好きにして」

僕にお使いを命じたのです。
お使いを頼んだという言い方ではありませんでした。
明らかに、命じたのです。

僕「ちょ・・ちょっと待ってくれよ!」

さすがにこれは、夫としてのプライドが許しませんでした。
ソファに深々と腰掛けている孝史と、それに寄り添っている理恵が僕のほうを見ます。

理恵「なあに?」

理恵が不機嫌そうに言います。
その瞬間、僕は急激に自信を失いました。

僕「いや、その・・・ここは俺の家だし・・・理恵の旦那なんだし・・・。目の前で・・・あの、そんなことするなんて・・・しかも俺がお使いだなんて・・・」

自信を失った僕はしどろもどろでした。

理恵「何言ってんの?興奮してるくせに」

僕の股間は相変わらず勃起したままでした。
それを見られてしまうと、もう何も言い返せません。
そんな僕に、孝史がにやにやと笑いながらとどめを刺します。

孝史「雄治さん。俺の彼女のお願い聞いてやってもらえませんか?彼氏の俺からもお願いしますよ」

僕「そ・・・んな・・・」

再び目の前でキスを始める二人に、僕はもう何も言い返せませんでした。

<続く>

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