熟年夫婦で初めてスワップに挑戦した結果

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40代後半、夫婦で初スワッピングに挑戦。
同じような年頃のご夫婦とお茶をして、顔を見せ合ってから数日後に温泉で1泊。
12畳間に床の間のついた大きな和室の両端にそれぞれの布団を寄せ、照明は枕元の行燈型の小粒ライトだけ。
お互いに気が散らないように工夫。
そうは言ってもなんせスワッピング初体験。
自分の妻のことが心配で、気が気でなかった。

相手は10回という経験者で、かなり気後れしながら始まった。
妻の最初の「うぅ~ん」という呻き声にビックリしつつも、こちらも一生懸命に集中できるように努力。
そのうち妻の喘ぎ声がだんだんと激しくなり、今まで妻からは聞いたことないような長ーい絶叫が続いた。
もう私のほうは萎えてしまい、沈黙で中断でした。

妻と相手のご主人は、どうやらイッたようだった。
二人は重なりあったまま数分間も微動だにしない様子だった。

時折、相手のご主人と妻の小声の会話が漏れてきた。

「どうです?よかったですか?」

妻は、「はい、とても・・・よかったです」とか、喘ぎ声を交ぜながらも懸命に他人様への丁寧な言葉遣いで答えていた。

外に射精したらしく、「お風呂で流しましょうか?」と小声で相手のご主人が言うと、「ハイ、そうですねぇ。あぁ~、べとべとになってますわぁ」と、これまたバカ丁寧な口調で返事。

部屋の風呂に向かう全裸の二人の後ろ姿を目で追った。
妻は先に立った相手に抱きかかられるようにヨロヨロと立ち上がり、彼にしなだれかかったまま、ゆっくりと風呂に向かった。
その後ろ姿からは、完全にイカされてもう身も心も、魂すらもその男性の手の中という彼女の生々しいオーラを感じた。

もう俺のほうは、ほとんど続行不能状態だった。
なんせ妻たちは風呂からなかなか出てこないのだ。
温泉旅館の内風呂なので、ヒノキで出来ていて、中はかなりゆったりしている。

「トイレに言ってくる」と相手の女性に言い、心配な私は床を離れた。

そして暗い脱衣所の先にある風呂場に目をやった。
なぜか浴室も真っ暗だった。
そーっと浴室の引き戸を1、2cm引いて片目を当てた。
小窓からの月明かりに浴槽にいる二人が映し出された。
下になった男性の腰に腰掛けるように妻がそこに乗っていた。
二人とも上体をやや反らして、下のほうでは明らかに腰を使ってるような仕草だった。
妻、声を出すまいとタオルを口に咥えながら浴槽の縁に置いた腕に力を入れ、逃れるように腰を浮かせたり悶えていた。
妻たちが風呂から出てきたのは1時間くらい経ってからだった。

後日、妻に色々と聞き出した。

「風呂、長かったけど何してたぁ?」と聞くと、妻は「ぬるま湯にして半身浴してたのよぉ。貴方たちだけでゆっくりと楽しませてあげようよ、と彼が言うから」とうそぶいていた。

俺が、「トイレに行ったときに遅いからちょっと覗いたんだぞ」と言った。

妻は「まったくぅ」と呆れながらも、詳しく告白し始めた。

「彼が貴方の目を気にしないでじっくり抱きたいって言い出したの」

「私ももうあのときはメロメロで、スワッピングの約束違反だけど・・・雰囲気に流されてというか・・・イッた直後だし・・・」と妻の弁。

「えっ?出した後、またすぐに入れたのかぁ!?」

俺が呆れて聞くと、その日、相手の男性はバイアグラを飲んで事に臨んだそうな。
そのために朝までカチンカチンだったとか・・・。
まったく、アホ嫁だぁ。

(バイアグラ使用だって相手も妻も俺に言うべきだろぉ!)とカチンときた。

時折、このスワッピングのことは私ら夫婦の夜の話題になった。
まぁ、こういう効果がスワッピングの良いとこなのだろうが。

だいぶ日数を経てから、妻からとんでもないあの日の報告(??)が・・・。
相手のご主人は、ペニスにシリコンボール(玉入れ)を3個も入れていたとのこと。

(うぅ~ん、それじゃあ、あんだけ異常にイカされるわけだ)と妙に納得。

しかし、このことを何日間も秘密にしてた妻も一体なんなんだろう。

先日、「相手の奥様からメールがきて、『今度は別室スワッピングでどうでしょうか?』ってお誘いがあるんだけどどうする?」と妻が聞いてきた。

「行きたいのか?」

「う~ん、私はどちらでも・・・」

妻に聞くとそう答えていたけど、心の底では行きたくてウズウズしてるのが分かった。
ほんと、女ってイカされると、あぁなっちゃうんだぁ~という体験でした。

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