高校時代の青い思い出・第1話

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えっと、これ高校の最後の頃の話です。
んー、10年以上前の話になっちゃうんですけど。

卒業式も終わって、大学入学やら就職までちょっとだけ期間があったんで、みんなで打ち上げやったんですね。
友達ん家が旅館をやってたんで、一室を借り切ってやったんですけどね。
やっぱ夜の飲み会をみんな楽しみにしてたわけですよ。
比較的マジメな高校だったんでそんなに飲んだりする機会があるわけでもなく、飲み慣れない人のほうが多かったんですね。
一人、また一人と、まぁ次々に潰れていったわけです。

もちろんそんな中で酔った女のコを介抱しつつ、触っちゃったりするわけですよ。
背中を擦ってあげながら、なぜか胸の方まで手の平がスライドしていったりと・・・。
ぐったりしてる女のコは余裕ないから触られるがままって感じで、そのうち明らかに背中よりおっぱいを擦るほうにウェイトがかかっていきました。
女のコが「はぁはぁ」いう声が気持ち悪いからなのか、気持ちいいからなのか(まぁ気持ち悪いほうだったんでしょうけどね)、すっげぇ興奮するんですよ。
まわりの目も一応あることはあるわけで、背中を擦る手はダミーで、死角を利用してもう一方の手でおっぱいをナデナデしたりして・・・。
そんなにおっきなおっぱいだったわけじゃなかったと思います。
でも当時童貞だったオレは夢中になって触ってました。
パンツをぶち破ってしまいそうな勢いで股間が燃え上がってたのは覚えています。

やっぱ興奮はエスカレートしますよね。
擦ってるだけじゃガマンできなくなってきて、そのうちおっぱいをぐにぐにと揉みだしたわけです。
もちろん死角での出来事です。

でもぐったりしてる女のコは、「◯◯君、ごめんね、ホントにごめんね」って言うんですよ。

おっぱいぐにぐにしてるオレにですよ。
背中を擦る手にしか気づいてなかったんですかね?
ま、よくわかんないですけど。
申し訳なさそうにいう彼女、『サチちゃん』としときましょうか。
そのサチちゃんは言うわけですよ。

オレとサチは仲がよくって、お決まりのパターンで結構好きだったんですよ。
もうオレはそんな状況にあるってことだけで発射寸前だったんです。
だって大好きなサチのおっぱいを、服越しとはいえ揉んでるんですもん。
ただ大勢の人がいたんで、“やっちまえ”までは思いもつかず、“トイレに行ってぬきたい!熱く火照ったオレのちんぽをとにかく鎮めたい”と思ってました。
パンツの中はすでにカウパーバリバリで、所々冷たい感じがしてました。
でもこの状況が永遠に続けばいいと思いながら、背中とおっぱいを必死で撫でていました。
切なげな表情のサチを見つめながら、オレは何回も頭の中でサチを犯していました。
バックから突いてみたり、オレのギンギンのちんぽを咥えさせたり、目の前で苦しそうに呻くサチを前にオレはそんな妄想を繰り広げていたんです。

ところがそんな夢の時間は永遠には続きませんでした。
どこにでもいるじゃないですか。
いつでもしっかりした姉御的な存在のコが。
いたるところでアヤシゲな雰囲気になった若者たちを踏み止まらせるべく、てきぱきとレスキューを行なうんですよ。
確かに男が女を介抱するなんて明らかに別の狙いがありますからね。
ただ、みんなこの特別な機会を利用して楽しもうという暗黙の了解でそれらの行為を黙認していたんですけど、レスキューガールは見事に沈みかかった女のコを次々に部屋に運び込んでいきました。
レスキューガールってのもなんなので、その子は『カナエ』って名前にしときましょう。
オレの大切なサチもカナエに運び去られてしまいました。

オレはカナエに、「ありがとな、結構きてたから。サチ」なーんて涼しい顔で言いつつも、“燃え上がったマグマの行き先をどうしようか”と困り果ててしまいました。
その一方で、「うん、でもサチはだいぶ落ち着いてきたから大丈夫だと思うよ。なんかみんな乱れちゃってるから◯◯君も大変だね」なんて額に汗をしながら懸命に介抱するカナエを、ちょっと愛しく思ったりしました。

「手伝うことあったら言えよな」

「だいじょうぶ、私そんなに飲んでないから。◯◯君あんまり飲んでないでしょ、みんなと飲んできなよ」

(こいつ、いいヤツかも)

そう思いながらも、まだ手に残るサチのおっぱいの感触をオカズにブチ抜いてこよう!とトイレに向かいました。
すると、やっぱりみんな行きつくところはトイレなわけで、鍵のかかった大のトイレの中から「あん・・・あん・・・」というあえぎ声が聞こえてくるわけですよ。

「やだ、そこは・・・」なんてマンガかなんかで読んだセリフが聞こえてきます。

もうたまらなくなっちゃったんですけど、3室くらいある大トイレが全部埋まってるんですよ。
すでにヌキの先客がいたんですねー。

(くそー、乗り遅れた!!)

でもなんか恥ずかしくなってきたオレは、ズボンの上からポジションを修正しつつトイレを後にしました。
オレのマグマはやばいことになってます。

そこからはなんか生き残ってるメンバーでしょうもないゲームなどをやりつつ(王様ゲームなんて知らなかったんでホント健全なもんでした)、飲みも終盤を迎えました。
とりあえず気づいた頃には雑魚寝状態だったんですね。

(トイレ行きたいなー)

そう思って薄っすらと目が覚めたら、オレの隣りにはカナエが寝てました。
時間はもう明け方近かったのでカナエの顔が薄闇の中ではっきり見えました。

(なんかカワイイかも・・・)と思いました。

オレはじりじりとカナエの方に寝返りを打ってみました。
カナエとは至近距離です。
カナエの息を感じられるくらいに。
カナエはオレの方を向いて寝ています。
オレはドキドキしてきて、すっかり目が冴えてしまいました。
そして前日に行き場を失っていたちんぽがドクンドクンと勢いよく盛り上がってきたのは言うまでもありません。

(この怒張したちんぽをカナエにぐりぐりと押しつけてみたい!)

そう思いました。
でも当時キスすらしたことのないオレは、そんなだいそれた行動には簡単には移れませんでした(サチにはやってますけど)。

じっとカナエの寝顔をオレは見つめました。
時折ペロリと唇を舐める舌に、オレのボルテージは上がりっぱなしです。

(カナエを抱き締めたい!カナエの体温を感じたい!)

すごくそう思いました。
鼓動がそのまま聞こえてしまうんじゃないかってくらい高まっていきました。

・・・と、そんな時にアクシデントが。
後ろから誰かがオレに抱きついてきたんです。
マジで心臓が口からズギャッと飛び出すかと思いました。
驚いて後ろを振り向くとユキヒロでした。
もちろん男です。
ムニャムニャと意味不明な寝言を口走りながら、オレに抱きついてきたんです。
この時のユキヒロの幸せそうな顔は忘れないでしょう。

ユキヒロの引き剥がしに四苦八苦しているオレの後ろに、なにやら柔らかいものが触れました。

(えっ!?)

振り向くとカナエがオレに抱きついて、というか寄り添ってきてたんですね。
オレはもう必死でユキヒロを押し戻しました。
そしてジリジリと、ゆっくりとカナエの方に振り返ったんです。
抱き合うまではいかないものの、ほとんどそれに近い体勢になっちゃいました。
太ももとかひじの一部がぶつかっていて、カナエの温もりが伝わってきます。

(キスしたい・・・)

そう思いました。

(でも、やっちゃっていいんだろうか?)

葛藤するオレはぶるぶると震える手でカナエの髪をそっと撫でてみました。
Tシャツになって寝ていたオレの肩のあたりにカナエの吐息がかかります。
ぞくぞくと快感が背中を駆け上っていきます。
カナエの吐息でTシャツが揺れるたびにオレの頭の中はどうにかなりそうな感じでした。
ちんぽがビクビクとこれまでにないくらいに打ち震えていました。
ものすげー硬かったことでしょう、きっと。

たまんなくなったオレは、またモゾモゾとさらに密着を試みました。
カナエの顔はオレの顔の真正面、もはや数10センチの位置にあります。
絶妙のポジショニングです。
たぶんそこまでの人生でもっとも緊張した瞬間でした。
カナエの可愛い顔がオレの正面に来ました。
あまり意識したことはなかったけど、カナエのセミロングの髪が寝顔にいい具合にかかり、(こいつこんなに可愛かったっけ!?)とびっくりするくらいでした。

じりじりとオレは顔を近づけました。
カナエの温度まで感じられそうです。
オレは、ほんとに触れるか触れないかくらいの微妙なキスをしました。
そこでオレの中の何かが弾けたんですね。
今度はもうちょっとだけ大胆に唇を重ねてみました。
そしてオレはカナエの柔らかい唇をぶるぶる震えながら味わったんです。
半開きにしたオレの唇がカナエの下唇を軽く咥えました。
強く触れたい欲求と闘いながら、その微妙な感覚を楽しみました。
いや、楽しむほどの余裕はありませんでしたけどね。

ちょっとだけオレは舌を出し、カナエの上唇と下唇の間をなぞってみました。
もうオレの勢いは止められないくらいまでに昂ぶっていたんですが、カナエがちょっと動くたびにオレはドキドキしてました。
まるで別の意志を持った生き物のように、オレの舌先はカナエの唇を這いまわりました。
時折カナエは、「ん・・・」と顔をしかめるのですが、オレの必死の作業は発覚していません。
そこまでいくとオレは股間をカナエに押し付けたくってたまんなくなってきました。
またもやちょっとずつ移動し、カナエの太もものあたりに股間を押しつけてみました。
なんかそれだけでイキそうになりました。
なんせ前日は出しそびれてましたから・・・。

オレはグググっと強く押しつけてみました。
カナエの太ももの圧迫感がたまりません。
カナエの太ももが温かくって、押し付ける力にも思わず力が入ってしまいます。
ゆっくりと腰を動かしてみました。

(すごく気持ちいい!このままパンツの中にぶちまけてしまおうか?)

そう思いました。
こんなに気持ちいいことをしたことは生まれて初めてでした。
オレは履いていたジーンズをずるずると膝まで下げ、カナエをもっと感じられるようにしました。
オレのちんぽの熱がカナエに伝わったんでしょう。
カナエの手が異物をどけようと太もものあたりを払いました。
カナエの手がオレの体に触れました。
もちろんオレのちんぽにも触れました。
やばいかなとは思ったんですが、この快感をここで終わりにすることなんかできません。
オレの沸騰寸前の脳みそは作業続行の判断を下しました。
そうなってくると歯止めがきかないというか、カナエのおっぱいも触ってみたくなってきたんです。

(ここまでやって起きないんだからだいじょうぶかなぁ~)なんて都合いいことを考えてましたね。

とりあえず、そっと肘をカナエの胸に押しつけてみました。
あくまで自分の中では寝返りを打ったアクシデントを装っていたつもりなのが、今思えば笑えます。
肘、そして腕の一部にカナエのおっぱいが当たっていました。
予想以上にカナエのおっぱいはおっきく、そして柔らかいような、そんな感じでした。
腕全体で擦るようにカナエのおっぱいの感触を楽しみました。
カナエの太ももに当たっているちんぽは破裂寸前です。
いつの間にかオレのトランクスは捲れあがっていて、横から飛び出したちんぽはカナエのジャージにカウパーを塗りたくっていました。

(手の平で触れたい、そしてカナエのオッパイを揉んでみたい、カナエのオッパイを舐めてみたい!)

オレの欲望は膨らむばかりです。

奇妙な動きでオレは腕を動かし、カナエのおっぱいを弄びました。
というか、そんな偉そうなもんじゃなかったですけどね。
あくまでオレは寝相の悪さでそうなっちゃってるんだ、悪気はないんだよってつもりでした。
・・・バカですね。
もうカラダ全部が爆発するかと思いました。

その時です。
カナエが薄っすらと目を開けたんです。
すげー顔をしてたんでしょうね、オレは。
カナエがビクッと目を見開いたんです。
オレはなんかわかんないけど犯行を見つかった犯人のようにドギマギしました。
いまさら寝たふりはできません。
時間が止まってしまったような気がしました。

<続く>

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