俺と従姉の『エッチ』の始まりと終わり・後編

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あれから二年余り、再び従姉に会った時には俺は中3に、従姉は高2になっていた。
夏休みに一人でチャリでぶらついていたところ、最寄りの駅のそばで従姉に声をかけられた。
見慣れない高校の制服姿で見違えるほど大人になっていたが、間違いなく従姉だった。

積もる話もあるからと二人で喫茶店に入った。
そして、まずはじめに、「あの時本当にごめんなさい」と従姉は俺に謝った。

「私がああいう関係を始めたのに。セックスも私から誘ったのに。あの時は頭が真っ白になって父にちゃんと説明したり、あんたをかばったりも何もできなくて。おじさんやおばさん(うちの親)にもすごい迷惑かけちゃったのに、全部あんたが悪いみたいになっちゃって・・・。本当は私が全部悪いのに・・・」

従姉は泣いていた。

「気にしてないよ」

俺がそう言っても何度も謝ってた。
俺はむしろ嬉しかった。
また会えたこと、ちゃんと気にかけてくれていたこと、知らん顔せずに声をかけてくれたことが。

喫茶店を出た後、「嫌じゃなかったら・・・誰も居ないから久しぶりに家、来ない?」と従姉。

色んな思いがあって緊張したが、お邪魔することにした。

「親は6時までは絶対帰ってこないから」と、本当に久しぶりに従姉の部屋に上がった。

以前は無かったベッドがあって、俺はそこに腰を下ろし、従姉は座椅子に座った。
積もる話をしつつ、一緒にゲームをした。
久しぶりに話せて、遊べてめちゃくちゃ楽しかったんだが、俺にはまだ1つモヤモヤがあった。

「久しぶりにエッチがしたい」

なんだか思ったことをそのまま口に出してしまった。
従姉はもう高校生で好奇心だけでやってたあの時とは違う。
前にも増して可愛くきれいになり、お洒落もしてたし、彼氏だって居るかもしれない。
でもその時を逃すともう手の届かない所へ行ってしまいそうな気がした。

従姉は少し驚いたというか、意表を突かれたというか、困った様子だったが「わかった、いいよ」と言ってくれた。
二人ともパンツ一枚になり、すっかり大人の女の体に成長した従姉の裸をまじまじと見た。
きれいな体つき、そして大きくなってDカップくらいあろうかというおっぱい。
別人のような大人の体に圧倒されて言葉が出なかった。

察したように、「触ってみてよ」と従姉に言われ、おっぱいを触らせてもらった。

柔らかくて手のひらに収まりきらないおっぱいの触り心地は最高だった。
そしてどちらからするか話し、まずは俺が従姉にすることに。
従姉のパンツは以前の子供用のとは違ってお洒落なフリルのついた高そうなピンクのものだった。
全部脱がして足を開くと、パンツの中は前に見た時とほとんど変わらない懐かしいアソコが。
前より毛がしっかり生えていたが、ちゃんと手入れしているのか股下付近は毛が薄い。
逸る気持ちを抑えきれず、指で割れ目を開いて中も見た。
あの頃エッチのたびにしっかり見て目に焼き付けてたそこも前と変わらず綺麗なピンク色。
目いっぱい開いたまま口をつけ、マンコ全体を舐めた。
想定外だったからか、まだお昼だからか、おしっこの臭いがした。
それも含め、変な表現だが懐かしい味だった。

従姉は時折気持ちよさそうに吐息を上げながら・・・。

「またあんたと、こういうことするなんて想像もしなかったな」

なんて言うが、俺の方はあれからいつもあの頃のことを思い出してオナニーしてた。

他にも色々話してくれた。
あれから何人かの男と付き合ってセックスもしたことも。
それを聞いて俺は、生まれて初めて嫉妬した。
そして今も大学生の彼氏が居ること。
いい人なのだが、まだ未経験なのかいつも入れる前に射精しちゃって、いまだにやれてないことも。

「でも今のところ本当に気持ちいいと思ったのは、あんたとしてた時だけだった。これに関してはあんたが一番、私のことよく分かってるよ」

そう言われて少しは救われたものの、嫉妬のモヤモヤは消えなかった。
以前は考えもしなかったことだが、俺しか見たことがなく、俺だけが自由にできてた従姉のマンコ。
今はもう別の男に見られ、舐められ、俺以外の何人ものやつがこの穴にチンコを入れたのだろう。
そう思うと悔しくて仕方なかった。
昔と違って知識だけはそれなりにあったのでクリの包皮を剥いて舐めたり、穴に指や舌先を入れたり、思いつく限りのエロいことを試した。
今度は従姉が俺のを舐めてくれた。
口の中で舌を巧みに使って気持ちいいポイントを重点的に攻めてきて、めちゃくちゃ気持ちよかった。
前も気持ちよかったが、持ち方や手の使い方なども洗練されていて場数を踏んできてるのが分かった。

「入れる?」

そう聞かれ、迷わず俺は頷いた。
従姉は机の引き出しからコンドームを取り出し、使い慣れた様子で俺のチンコに装着しだした。
その最中、「最後だし、いい思い出にしようね」そんなことを言っていた。
“最後”ってのが引っ掛かったが、俺はそれどころではなく適当な返事をしてた。

初めてのコンドームに違和感があったが、正常位で押し込むと多少穴が大きくなっているのかそれほど抵抗なく入っていった。
あの頃とは色々違った。
俺のも大きくなっているはずなのに、あの時のようなキツさはなく、それでいて中でチンコにまとわりつくヒダやツブツブが柔らかく、質感も変わっているようでコンドームをしているのに前より断然気持ちいい。
久しぶりなのもあるだろうが、俺は従姉の穴しか入れたことがないのだから勘違いではないだろう。
顔を見れば間違いなく従姉なのだが、大人の余裕のようなものがあり、おっぱいも大きくて本当に誰か別の大人の女とセックスしてるようだった。

どのくらいか分からないが、あの頃よりもだいぶ早かっただろう。
もう少し粘りたかったが本当に気持ちよくて我慢できずに出してしまった。
そのまま賢者モードに入り、倒された敵の如くベッドに寝てると従姉が俺の萎んだチンコのコンドームを外し、後始末をしてくれた。

「気持ちよかった?」

そう聞かれ、「うん」と答える。

「私も」と言ってくれたが、本当かどうかはからない。
ティッシュで拭いてくれたあと、躊躇なく口で咥えて綺麗にしてくれた。

「ごめんね、さっきも言ったんだけど、あんたとはもうこれで最後にする」

従姉は俺の後始末のあと、今度は自分のも拭きながらそう言った。

「あんたとするのが嫌だったんじゃなく、あんたが言わなかったらたぶん私の方から言ってた。でも・・・私たち従姉弟同士だし、それに私、彼氏がいるのにこんなこと、本当はダメだよね」

そう、俺たちは従姉弟同士。
体だけは結ばれたが、それ以上にはなれるはずもなく、既に従姉は他人の女だった。
初めてセックスしたあたりから俺は勘違いをしていた。
従姉にとって俺は特別だと思ってた。
それを俺が都合よく解釈して、勝手に好きになってしまっていた。

俺は現実に戻され、涙が出た。
従姉の前なのに涙が止まらなかった。
従姉も涙ぐんでいた。
泣きながら服を着て、逃げるように家を出た。
俺の片思いが終わった。

喫茶店で連絡先を交換していたので、すぐにメールが来た。

『傷つけてしまって本当にごめんね。あの事件の日、あんな形で終わっちゃってあんたには最悪な思い出にしちゃったから、最後にいい思い出にできたらなって勝手に思ったの。あんたとの楽しかった思い出は忘れないよ。あんたに彼女ができるまででもいいから、私のことや、私としてたこと忘れないでいてね。もう家族には知られちゃってるけど、私たちがしてたことは言わないでね』

俺は返事をせず、それ以上の連絡が来ることもなく、10年くらい経つが従姉とはそれっきり会っていない。
その後、従姉が結婚したと母から聞いた。
かたや俺は、悲しいかな従姉が居なかったら20半ばにしてまだ童貞のままだっただろう。

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