劣情を滾らせる妻の妹の豊満な胸

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夏休みのこと。
義妹は旦那を残し、姉である妻の住む家に来ていた。
わんぱく盛りの甥は幼い頃から自分たちに懐いており、うちの娘のことも大好きなのだ。
夏休みに入る直前、運悪く怪我をした旦那は、動けない身体では息子の相手はできないと義妹に姉の家に行くことを勧めたらしい。
俺はこの義弟の判断に感謝していた。

炎天下、活発な甥の相手は楽ではないが、その傍を離れない義妹の姿が視界の端にあるだけで、俺はいくらでも甥の相手を引き受けた。
まだ小さい甥に手を焼く義妹。
その身体を屈めるとき、大きく開いた胸元から望む豊満な乳房の谷間が俺の目を楽しませるのだ。

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32歳、背は低く、スレンダーな義妹だが、その胸は形良くツンと上向きに突き出していた。
細い身体のウエストの辺りは俺の太ももほどもない。
後ろ姿を見れば小さな尻がぴったりとしたジーンズを張り上げている。
快活そうで、しかしどこか上品な表情、そして華奢であるのに豊満な身体というアンバランスが俺の劣情を絶えず刺激していた。

この休み、俺はある決意を持って、ねっとりとした視線を義妹に注ぎ続けた。
時折、胸元を手で隠す仕草、義妹の態度で俺の視線が意識されていることがわかった。
以前なら、そんな視線はわからないようにこっそりと注いだものが、俺は敢えてその視線を隠そうとはしなかった。

妻が娘と寝室に入って1時間、俺は居間で1人の晩酌を続けていた。
もちろん心中はそれどころではない。
本当は義妹の着替えた下着を肴に劣情を研ぎ澄ますつもりであったが、明日帰ることもあり、脱衣篭の奥に義妹の下着は隠されていなかった。

(まあいい。ないなら直接嗅ぐだけだ)

俺の顔に下卑た笑みが浮かぶ。
義妹へ夜這いをかける。
それが俺の決意であった。
ぎくしゃくしようとも、どうせ明日になれば帰ってしまうのだ。
それに姉思いの義妹のことだ、きっと騒ぐことはできないだろう。
計算高い俺はそう都合よく思っていた。
俺は考えれば考えるほど充血してしまう肉棒を扱きながら、義妹の眠っている部屋のドアを睨んだ。

(さて、いくか)

俺はソファから身体を持ち上げた。
全身が心臓になってしまったかのように鼓動が咽の奥を締め付ける。
忍び足で歩くと、汗をかいているのか足の下が床に張り付きペタペタと音を立てた。
俺は荒い息を押し殺し、ドアノブを回した。
ドアの隙間から覗くと意外に部屋の中が明るい。
甥のためにデスクライトを点けているのだろう。
だが、そのおかげで部屋の中は容易に見渡せた。
畳に2つの布団が並んで敷かれており、片方には幼い甥が可愛らしい寝顔を見せていた。
その横には短い部屋着に身を包んだ義妹が、その妖艶な身体を折り曲げ寝ていた。
線の細い義妹の肢体をコットン地の柔らかそうな生地が包んでいる。
そのため、引き締まった腰の括れや形のいい小さなお尻のラインは見えなかったが、その豊丘はゆったりとした夜着の上からもはっきりと見て取れた。

俺は獲物に忍び寄る肉食動物のように部屋の中に滑り込むと、その足下へと這い寄っていった。
布団の上に手をつくと、糊の利いたシーツががさがさと音を立てたが、欲望に滾った俺の耳には気にならない。
目の前に義妹の小さな足が2つ並んで転がっている。
引き締まったふくらはぎから爪先へのラインが無防備に目の前にあるという事実に、俺の股間のモノは滾るのであった。

俺はその爪先へとそっと唇を寄せた。
意外にしっとりとした肌が俺の唇に触れた。
そのまま舌を伸ばし足の甲を舐め上げる。
すると突然、布団が捲れ上がり、寝ていたはずの義妹が上体を起こした。

「なに?」

意外、不安、怯え。
色々な感情が綯い交ぜになった声が震えていた。
俺は意外に早く気付かれてしまったと思ったが、ここで怯むわけにもいかない。
俺は義妹の目を見つめて言った。

「俺、◯◯ちゃんのことが好きなんだ」

まずはジャブだ。

「なに言ってるの」

義妹は、呆れ、困ったように、そしてどうしようもない息子に言い聞かせるように言った。
そして少し考えてから、「そんなこと言っちゃダメ」と。
動転しているかと思えば、意外に冷静な言葉に内心舌打ちをした。
有耶無耶のうちに乗っかってしまうつもりが、これでは話し合いになってしまう。
だが俺は夜這い初心者である。
あろうことか義妹に正面から向き合ってしまった。
しかも正座してしまった。
こうなっては動くこともできないし、押し倒そうにも抵抗も大きい。
隙を窺うように俺は必死に言葉を繋いだ。
だが、とっさに思いついたのは、及んだ行為の続きであった。

「もう我慢できないんだ。お願い、足だけでも舐めさせて」

(何を俺は言ってるんだ!)

時間稼ぎとはいえ、飛び出した言葉に暗然とした。
足からなんて行くんじゃなかった。

「そんなことできるわけないでしょう」

「お願い、1回だけ」

とにかく、なんとかこの場を盛り上げろ!

「ダメ」

『嫌』ではなく『ダメ』、これは彼女の思いやりなのだろうか。
そんな思いが熱くなった頭を過る。

「お姉ちゃんに言いつけるよ」

「いいよ、好きにしてくれ」

「もうっ、そんなこと言えるわけないでしょ」

そうだ、言えるわけない。
俺は卑怯ものだ。

「もう我慢できない。だからお願い」

「そんなこと言わないで。もう来ないよ。そんなこと言うんだったらもう来れない!」

全ての会話が息を潜めて交わされていく。

「そんなこと言うなよ。◯◯ちゃんのことも、甥のことも俺大好きだし」

いかん、いい義兄が顔を出してしまう。

「だったらもうこんなこと止めて、お姉ちゃんが起きちゃう。部屋に戻って」

俺は必死に粘る。

「できない。ここにいる」

「もう、お願いだから戻って」

「いやだ」

「じゃあ、朝までこうしてるの?」

「それでもいい」

(ああ、もうだめだ・・・)

「ねえ、もうよそう。今なら全部なかったことにしてあげる」

「なかったことになんかできない」

終わりの見えない押し問答が続いた。

「もう眠いから寝かせて」

俺は自分の作戦が失敗に終わったと思った。
だが、オッパイだけは触れておきたいと、最後の切り札を出した。

「わかった、帰るよ。でも最後のお願いに抱き締めさせて」

ビクッと義妹の顔に緊張が走った。

「変なことしないから」

やや顔を引き攣らせつつも義妹は言う。

「これで・・・お終いだよ・・・」

「わかった」

俺はじっと動かない義妹の身体の後に回ると、その華奢な身体に太い腕を回した。
ブラジャーなどには包まれていない剥き出しの乳房が二の腕に触れる。

(おお、すげえ、あ、乳首だ)

俺は手首に触れた乳首を楽しむように腕をスライドさせた。

「んっ」

腕の中の小さな体に緊張が走った。

「ねえ、苦しいよ」

「あ、ごめん」

俺は二の腕に残る乳房の量感とぽっちりとした乳首の感触だけを噛みしめて、義妹の身体から離れた。
そして、その小さな肩に手をかけて言った。

「ありがとう」

「うん、いい。おやすみ」

「うん、おやすみ、ごめんね」

「大丈夫、おやすみ」

俺は暗鬱な気持ちで2階にある自室に戻った。
階下では義妹が洗面所に行く音が聞こえていた。
爪先や首筋にキスしたから洗ってるのかな。
それでも俺は、義妹のオッパイを思い出し、滾った欲望を吐き出した。

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