姉が初めてタンポンを入れた日のこと

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俺の一つ上の姉(当時高1、俺は中3)は水泳部だったから、タンポン必須だったらしい。
最初の慣れてない頃なんて、風呂場で母親に入れるのを手伝ってもらってた。

今も忘れない、木曜の夜のこと。
父親はまだ仕事で帰ってなくて、俺と母親と姉の3人だけだったんだけど、俺が風呂に入った後、姉がやたら思い詰めたような顔をして母親と2人で風呂場に入っていった。
母親も姉も俺に聞こえないように出来るだけ小さい声でしゃべってたんだけど、それでも声はほとんど聞こえてんの。

まず母親が、「下だけ脱いで。上はそのままでいいから」というようなことを言ったんだと思う。
で、その次の母親の言葉にびっくり。

「タンポンを入れる前に自分の指を入れて、挿入する方向を確かめてごらんなさい」

それを聞いて俺は、(な、なんだってーー?!)って思ったよ。
今だからわかるけど、たぶん姉は性体験はなかっただろうし、普段、自分で弄っているような感じでもなかった。
だから自分の性器の構造を理解してなかったと思う。
そんな状態では、ともすれば膣口の位置すら、よくわからないだろうしな。
最近はネットとかで簡単に調べられるし、保健体育の教科書にも載っているかもしれないけど、膣って真上じゃなくて、だいぶ後ろに向かって伸びているだろ?
そこを真上に入れようと力をかけるから、うまく入れることが出来ないらしい。
それを母親もわかっていたから、いきなりタンポンを入れさせるのではなくて、まずは指を入れさせて、そのあたりの構造を理解させようとしたんだろうな。
実際、タンポンを入れる前に自分の指を入れて方向を確認するってのは、人によってはやるらしい。
もちろん慣れていないとき、最初だけね。

で、母親が姉に指を入れるように言うんだけど、うまく出来なかったみたいで、20分ほど色々と試してたみたいだけど、ついに母親が、最初は自分の指を挿れるって言いだした。
ここの会話の内容は正確には聞き取れなかったけど、この後の2人の会話からして、最初に母親が、どういう方向に指を入れたら痛くないかを認識させるために指を入れて、次に姉に自分で指を入れさせようとしたんだと思う。

浴室のドアが開く音がしたんで、もしかして布団の上でやるのかと思ったけど、すぐにまた浴室に戻っていった。
次の日の洗濯物にバスタオルが2枚ほど余計に入っていたから、たぶん浴室の床に敷くバスタオルを取ってきただけだと思う。
文章だけだと勘違いされそうだから断っておくけど、母親が無理やり教えているような雰囲気ではなく、終始普段通りの穏やかで優しい感じの声だったし、姉も納得の上だった。

母親が、「息を口からゆっくり吐いて・・・。太腿の力を抜いて、そうそう・・・」って小さい声でしゃべっているのが聞こえてきて、それと一緒に姉の、「ひッ・・・!」という息を呑む声が何度かした。
でも、「痛い」とはそのときは言わなかった。
少しして母親が、「大丈夫?指が入っている方向わかる?背骨の方に向かっているのよ」って言ったので、指を入れるのはうまくいったんだと思う。
その後、「今度は自分でやってごらん」と言われ、姉が自分の指を入れたみたいなんだけど、このときは声がほとんど聞こえなかったから詳しい状況はわからない。

「そうそう、上手よ」って母親の声が聞こえたのが10分くらいしてからだから、かなり時間がかかったみたい。

で、数分くらいして、「じゃあ一度指を洗っておこうね」と母親が言ったので、ついに実戦開始(タンポン挿入)かと思ったら、「1回目はお母さんがやってあげるからね」と聞こえてきた。

キターーー(゜∀゜)ーーー!!って思ったよ。

指を挿れたときみたいに、「息を口からゆっくり吐いて・・・、太腿の力を抜いて、そうそう・・・」と聞こえた後で、母親が「これで外側が入ったの。どう?痛くなかったでしょ?」と言った。

「外側」っていうのがそのときは判らなかったんだけど、今思うに『3、タンポンを膣に入れる』の状態だったのではなかろうか。
便利な時代だな。

で、この後が凄かった。

「ちょっと擦れる感じがするけど大丈夫だからね」と母親の声が聞こえた直後、姉がまたさっきみたいに、「ひッ!!」って押し殺したような悲鳴をあげた。

これで終わったのかと思ったら続けて、「い、いた、痛い痛い~!」と姉が悲鳴をあげた。
堪えていたのかもしれなかったけど、もうあまり小さい声じゃなかった。
母親は、「大丈夫、大丈夫よ◯◯。おへその下の力を抜いて。もう終わるから」って言うけれど、その後1分くらい姉の、「・・・ぐっ、っぐ、く・・・ぅく、うぐ・・・」って声が聞こえていた。

「慣れたらほとんど痛くないからね、大丈夫よ、大丈夫・・・」と母親がなだめていた。

ここが『4、内筒を押し、膣の奥まで・・・』の部分だったんだろう。
しばらくして・・・。

「大丈夫?もう痛くない?」

「あまり痛くないけど・・・ヒリヒリする・・・。それにちょっと気持ち悪い・・・」

「少し横になって休む?」

「うん。もうここでいい」

なんて2人で話していた。
3分くらいして母親だけ浴室から出てきたが、その直後、姉の咳き込む声が聞こえたと思ったら・・・。

「・・・ぇッ、うえ~~~ッ!・・・ッ、ぅふ・・・ッ、げぼッ!・・・~~ッッ!ぇッ、ぅえっ!」

この声、そして何かを撒き散らしたような音を聞く限りでは、間違いなく吐いていたはず。
俺が母親と一緒に様子を見に行こうとすると、「あなたは部屋にいなさい!」と止められた。
エッチな気持ちで見に行こうとしたんじゃなくて、心配してのことだったのだが・・・。

姉が涙声で「もう抜いて・・・」って言ったけど、母親は「まだ乾いているから、擦れて痛いのよ」って止めようとした。

でも姉はもう一度、「抜いて・・・」って言った。

「真下じゃなくて、前の方に向けて引っ張るの、息を吐いて。太腿に力入れちゃだめよ」

「・・・い、いた・・・、く・・・う、うく、・・・ぐッ!・・・い!い痛っ!痛い~ッ!!」

俺の方はエッチな気分なんてなくて、姉が可哀想でしかたなかったね。
それこそ、「お母さん、もうやめてよ!」って止めに行こうかと思ったけど、そんなことしたら俺が聞き耳を立てていたのが姉にバレちゃうし、姉だってそんな姿は絶対に見られたくはなかっただろう。
だって下半身裸で、股間からは抜きかけのタンポンが覗いていて、浴室の床には吐いた物がぶちまけられている状態だっただろうから。
そもそもタンポンを抜きかけの状態でやめさせて、どうするってんだってね。
その後、姉が先に風呂に入って、その後で母親が風呂に入ったみたいだけど、とても顔を合わせる気にはなれなかった。

翌朝の朝食はめちゃくちゃ気まずかった。
その日、姉は結局学校を休んだ。
土日も体調が悪そうだったなぁ・・・。

<追記>
今でこそ、それなりにハァハァできる話だけど、当時は凄くショックだった。
俺の姉は年の割りに大人びていて、それでいて我慢強くてしっかり者で、もう1人の母親みたいだった。
ちょうどその頃の俺は反抗期だったんだけど、反抗の対象の半分以上が姉だった。
別に乱暴な言葉使いをしたり無視したりとかはしなかったけど、内心では、(ふん、かっこつけやがって。それで大人っぽくしているつもりかよ?)なんて思っていた。
でも、そのときに生理の手当てをされているのを見て、(女って大変だなぁ)と思ったし、母親にタンポンの使い方を教えてもらっているときの姉の声は、すごく弱々しく子供っぽく感じた。
だから、そんな姉に反抗心を抱いている自分が、なんだかすごく小物っぽく見えた。
それからは出来るだけいい弟でいようと思ったけど、実際はどうだったんだろうな。
大したことはしてやれなかったと思う。

まぁそのなんだ、女は俺ら男の知らないところで色々と苦労している・・・かもしれないってことで。

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