ひと晩で2人の新社会人の女の子と・第5話[完]

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「隆さん、また元通りに硬くなっちゃいましたw元気なんですねw」

わざわざ上半身を傾け、首をかしげて俺の顔を悪戯っぽく覗き込む。
たまらなく可愛いが、その先に見える強大な胸の膨らみに目が行ってしまう。

「菜摘ちゃんがずーっと触ってるからでしょwこれ不可抗力」

菜摘はおもむろに腰を上げ、バスタブに座る俺の前で再び膝立ちになると、もう一度ボディーソープをプッシュして自分の胸、谷間を中心に塗りたくった。

「ちょ、菜摘ちゃん、もう・・・」

言いかけた俺の言葉を目線で制止すると、そのまま背中を反らせて上半身を俺の方に預ける。
背中を反らせてそのロケットおっぱいを突き出すと横乳を手のひらで持ち上げ、谷間で俺のモノを柔らかく包み込んだ。

「際限ないねw菜摘ちゃんといるとなんか若返った気がするよ、下半身的にw」

いきり立つ自らの部分を半ば自嘲気味に笑う俺。

「もともと若いじゃないですかーw、でもさっきあんなに出してくれたのにもうこんなに硬くなって、隆さんは絶倫なんですねw」

『パイズリは気持ちよさより視覚』なんて台詞をよく聞くが、大きさ、柔らかさに加えて男を喜ばせるコツのようなものを持っている女の子のそれは、口や手、アソコに匹敵するほど快楽を与える能力を持っているものだ。
菜摘はその全てを持っている。

「普通の女の子といてもこんなにならないってw菜摘ちゃんは特別なんだよ」

お世辞を含まない、本当にそう感じての台詞だ。
菜摘の間に包み込まれたそれは、すでに完全な硬度を取り戻してしまっている。

「自分が特別だなんて思わないけど、でも嬉しいですw隆さんこそ、こんなに大きくって、硬くって凄いですよね。とか言ってもAVはモザイクがあるし、彼氏以外のを見るの初めてですけどね」

「硬さはわかんないけど、俺のはごくごく普通のサイズだよ」

高まりつつある快感を抑え込みながら努めて平静な口調で話す。
時々俺の目を悪戯っぽく覗き見ながら豊かな胸を使った柔らかな抱擁を続ける菜摘。

「あ、なんかぴくんってなってますね?またイキそうですか?」

今度こそ、ここでイクわけにはいかない。
自分の胸を挟み込んで上下に揺らしている菜摘の手を軽く押さえ、その動きをやんわりと抑えて頭を抱き込むように耳元で囁いた。

「うん、めっちゃイキそうだった、だから一応ここでストップね。身体流してからベッドに行こう、今度は俺も菜摘ちゃんのことを気持ちよくさせるからね」

ほんの少しだけ気取った言い方になってしまったのが恥ずかしいが、なんとか菜摘は動きを止め、ちょっとすねたふりをするように唇を尖らせて見せてからすっと立ち上がった。

「やっぱり背中を流すだけじゃ終わりませんでしたねw」

お互い、ある一部分を除いて少し冷えてしまった身体を温めながら再び身体を流し浴室を出ると、バスタオルを大雑把に身体に巻きつけただけの格好で寝室へと入った。
華奢な肩、細い腕に似つかわしくないその突き出した乳房はバスタオル越しにも豊かな質量を感じさせる。
もちろん今夜はナンパ目的で家を出たので、寝室の状態も完璧だ。
フロアライトだけ点けると、菜摘の身体を覆っていたバスタオルをゆっくりと剥ぎ取り、ベッドに座らせた。
左手で菜摘の頭を手で支えながら軽く触れる程度のキスを数回、右手を菜摘の膝下に回し持ち上げながら、お尻を回転軸に身体を回してその美しい曲線を持った身体をベッドの上に横たえた。
キスの間隔が少しずつ短くなり、程なくまた貪り合うような交歓が始まる。
右手で顔の輪郭を頭の上からこめかみ、指で耳を挟むように撫で下ろして首筋から顎の先端まで、菜摘の反応を注意深く探りながらなぞる。
標準的な性感帯である耳の後ろから首筋にかけてと顎の先端に性的な反射が見られた。
糸を引くような濃厚なキスから一旦離れ、菜摘の左耳の後ろに唇を寄せた。

「はぁんっ」

呼吸に紛れて声が出る。
触れるか触れないかの距離を保ちながら耳の後ろからうなじ、首筋、顎の下を通って顎の先端へと唇を這わせ、それを何往復かするうちに菜摘の声はどんどん高まってくる。
顔の輪郭からルートを逸れ、鎖骨辺り、そして豊かな隆起が始まる麓の周縁部を移動する。
左手はもう片方の周縁部を、右手は脇腹から骨盤の張りのあたりをこれもまた触れるか触れないかの距離感で撫でる。

「隆さん、あぁ、ん、なんか、ゾワゾワってする」

吐息の合間に何とかと言った風に言葉を発する。

「うん、なんか鳥肌が立ってきたねwこそばゆい?」

唇は隆起のてっぺんに向けて円を描きながら上り、頂に登ることなくまた下降を始める。
左手ではたまに乳房の弾力を楽しむように、たまに強く揉み込むが乳首に触れないのは唇同様だ。

「くすぐったいより、ぁあ、もっと、気持ちいい」

腰骨あたりを漂わせていた右手を脚まで下げ、太ももを内へ、外へと手のひらを使って撫でる、こちらもその場所にギリギリまで近づいては実際には触れずに太ももへと戻る。
吐息に交じる声の量が多くなり、大きくなる。
その声の動きに合わせてまず唇が、少し遅れて左手がそれぞれの頂に触れる。

「ああぁあん!」

高い嬌声が部屋に響く。
唇をすぼめて吸い上げ、舌でチロチロとそして指で挟んだり弾いたりしながら攻め立てる。

「はあぁあん、ああんっ、あんっ!」

呼吸に合わせて艶っぽく喘ぐ声に少し落ち着きを取り戻していた俺のそこに改めて血液が巡る。
右手で菜摘の左足を押上げて、そのまま唇と入れ替わるように乳房を刺激する。
唇は胸を離れ、鳩尾にキスをし、ヘソのあたりを通って刈り揃えられた茂みまで辿り着く。
俺は両手を胸から離してゆっくりと両脇腹を撫でおろして腰骨に添え、少し下がって顔を菜摘の両足の間にうずめた。
そこはすでに周縁部に生えそろった毛を海藻のように濡らすほどに溢れていた。

「菜摘ちゃん、自分の手で脚を持って」

優しく、しかし絶対に断れない命令の口調を含ませてそう言うと、大人しく手で膝の裏から持ち上げ、腰を浮かせるようにしてソコを俺の顔の前に突き出した。
残念ながら羞恥に染まっているであろう菜摘の表情は窺えない。
俺は菜摘によって開かれた両足の間にある最初の扉を両手の親指を使って開いた。
微かに粘着的な音を立て、糸を引きながら開いたそこは肉質が薄く、割れ目の上端に位置する核が普段それを覆っている包皮を脱いですでに顔を覗かせていた。
膣口の下には乳白色の粘液が溢れ出し、さらにその下の穴の方へと流れ出している。
その粘液をそっと舌ですくって膣口に押し戻すように割れ目に沿って舌を這わす。
ほんの少しの塩気と僅かな石鹸の香りしかしない。
舌を緩やかに上下させる。

「ファぁん、あっ!」

舌の動きに合わせて漏れる声がさらに大きくなり、身体がビクンビクンと痙攣している。
一呼吸置いて一番敏感な部分に唇を寄せ、舌を絡めて音を立てながら吸い上げた。

「あぁあああ!」

悲鳴に近い嬌声とともにその瞬間、太ももで力いっぱい俺の顔を挟みながら、背中を大きく仰け反らせてビクン!と痙攣した後、全身の力が抜けたように一気に虚脱してしまった。
太ももの間から抜けだして顔を上げると、目を瞑ったまま大きな呼吸に合わせて胸を上下させている。
さすがにクリを口でしただけでこうも簡単にイッてしまうとは思わなかった。
身体をずらして額にそっとキスをするとようやく目を開いた。

「大丈夫?めっちゃ息上がってるね」

「はい、なんとか、なんか真っ白になっちゃいました、こんなふうになったの、すごい、初めてです」

荒い呼吸の間を縫うように何とか言葉を発する。

「初めて」という言葉は、その真偽は確かめようがないものの、やはり情けなくはあるが男の小さな自尊心を刺激してくれる。
そっと菜摘の割れ目に触れると先程にも増して際限なく粘液が溢れている。
枕元に並べられている文庫本に混ざって置かれた小箱を手に取り、中から正方形のアルミの包装を取り出して菜摘の目の前で振って見せた。

「もう少しイケる?それとも一休みする?」

「はい、大丈夫です、もっと、お願いします」

AVで勉強してるというだけあって所々の言葉に台詞っぽさがあるが、冷静ではない今の状況の中では当然プラスに作用する。
菜摘の脚の間に座ったまま上半身を起こして封を破る。
指の腹を使って素早くいきり立ったモノに被せて菜摘に覆い被さり、首元や胸への唇による愛撫を加える。
右手を添えて菜摘の入り口あたりに俺の先端を擦り付けると、すでにヌルヌルがそこに絡みつき、より深い所への挿入を促しているように感じられた。

「入れるよ?」

「はい」

菜摘は頷きとともにまっすぐに俺を見つめながら短く答えた。
ヌルヌルッと内部の構造からの圧迫を感じながらも半ばまですんなり入った、が、その先の抵抗が大きくなる。
単純にキツイようだ。
処女とする時のように浅いピストンを数度繰り返す。

「アッ、まだ、アンっ、来るん、ですか?」

細かい往復運動に合わせて声を上げる菜摘の目が潤む。

「まだ半分くらいしか入ってないよ、痛くない?」

今度は言葉を発さずに2、3度頷く。
俺は上半身を少し起こして腰を沈め、ピストンの角度をやや上に向けてゆっくりとより深い所へと押し込んだ。
狭い!
十分な潤滑があるものの、その肉壁は手のひらで握り締めるような圧を加えてくる。
ただ決して拒むようなキツさではなく、その幾重にもなった襞で奥へ奥へと導くようにるように俺のモノを飲み込む。

「あぁあ、もう、ダメ、入んない、奥までっ、来ちゃうぅ!」

俺は躊躇なくズンと最奥部を先端で突いた。

「あっ、あああああっ!」

クリを攻めた先程と同じように叫び声を上げると、菜摘は体を仰け反らせながら俺の背中に回した手に目一杯力を入れた、爪が食い込む。
そのまま再び大きく痙攣したかと思うとだらりと手が背中から解けてしまった。
菜摘のそこはまだ奥まで俺のモノを力強く咥え込んだまま細かな収縮で刺激を与えてくれる。

「もう少しだけ動くよ」

そう声をかけると菜摘は虚ろに目を開き、少し焦点の合わない目線を俺に向けると健気に頷いて見せた。
ゆったりとしたストロークを始める。
4回から5回に一度は浅い部分を素早く、同じような間隔で最奥部にゆっくりと先端を突き立て、徐々にそのスピードを上げていく。
菜摘の胸は打ち付けられるごとに上下するその体から若干遅れたテンポで、引きちぎれて飛んで行ってしまうのではないかと心配になるほどの勢いで激しく揺れている。

「あっ、あっ、はぁあっ、ああぁっ、こんな奥まで、初めてです、届いてるぅ」

ストロークに合わせて切なそうな声が半開きになった菜摘の口元から漏れる。

(奥がすぼまったこのマンコの形、なんて言うんだっけなぁ)などと気を逸らしてはみるが、まとわりつく快感に抗しようもなく、ひたすらと高まっていく。

一息ついてそっとストロークを緩め、両手を菜摘の頭の後ろで組んでそのまま抱え上げた。
虚ろながらも俺の意図を察したのか、膝を畳んでその姿勢をとる菜摘。
俺は菜摘の上半身がしっかりと起き上がるのをサポートしながらゆっくりと身体を横たえ、少しずつ腰を上下に揺すって菜摘を突き上げる。
下から見上げる菜摘の豊かな乳房は大きく揺れ、程よく締まったウエストからの変化に富んだ曲線は否応もなく俺の興奮を高める。

「いやあぁ、ああんん!」

一際声が高まる。
俺の先端が最奥部の少し手前、コリッとした子宮の入り口を擦り上げてるのを感じる。
菜摘は波打つような滑らかな動きで腰を前後に振る。
俺の上下のストロークに合いの手を打つような絶妙なグラインドだ。
まるで締めあげられように菜摘の中は収縮を繰り返し、上下前後の動きと合わせてさらに高められる俺。
そもそも騎乗位にしたのはこの方が持つという経験則からだったが、限界はもうすぐそこまで近づいてきている。
ひとしきりその絶妙に息のあったお互いの動きを堪能したが・・・。

「ごめん、菜摘ちゃん、もう、イッちゃいそうだよ」

俺は情けなく現状を訴えた。

「ああぁん!深いっ、私も、だめ、こんなの初めて!また、イッちゃいます!ああっ、イクぅう!」

自分の欲望に合わせて深く突き上げた瞬間、菜摘はそう叫ぶと膣全体を繰り返し激しく収縮させて俺のモノを飲み込み、俺は最奥部で意志とは裏腹に細かく腰が動いてしまい、まるで搾り出されるようにゴムの中に、その日3度目とは思えない量の精を放った。
菜摘は再び虚脱し、俺のモノを収めたまま俺の上に覆いかぶさり肩で息をしている。
呼吸のたびに押し当てられた胸が心地よい弾力を俺の身体に伝えてくれる。
長い髪、艶やかな髪を整えるように菜摘の頭を撫でながら、まるで子どもにするようにもう一方の手で腰のあたりをぽんっぽんっと叩く。
菜摘はゆっくりと顔を上げて俺に笑顔を向ける。

「せっかくシャワー入ったのに、汗、いっぱいかいちゃいましたねw」

そう言うと、ようやくといった様子で力がまだ入らないのかゆっくりと上半身を起こし、その部分をしっかりと覗き込みながらゴムの根元を器用に押さえて腰を浮かせ、俺のモノをそこから抜き去った。
さらに名残惜しそうにビクビクと痙攣しながらいまだに天井を指す俺のモノから先端の液溜まりから精液が逆流しないように上手に指で摘んでスルスルっとゴムを外した。

「上手だね、いつも彼氏さんにもそうやってしてあげてるの?」

もう彼氏の話をするのにもう後ろめたさはない。

「付き合い始めの頃はそんな感じでしたけど、もう全然こんなことしないですよw淡白なものですw」

そう言うと、そっと俺のモノを握り締め、ゆっくりと慈しむように咥え込み、口で清めてくれた。
今日2人の女の子として、2人とも何も言わずにお掃除フェラをしてくれるとは、『新社会人のためのセックスマナー』的なマニュアルでも出回っているのだろうか。
先端からだらしなく流れる精液の残滓をすっかり舐め取ると、例のイタズラっぽい笑顔を向け、はらりとベッドから飛び下りて、そこに剥ぎ取られたままになっていたバスタオルを手にとった。

「汗、流してきますね」

そう言ってバスルームへと向かって歩き出した。
薄暗い部屋に真っ白く浮かび上がる、きゅっと引き締まった菜摘のお尻が小気味よく揺れながら遠ざかっていくのをしばしボォーっと眺めたあと、自分のバスタオルを掴んで菜摘を追ってバスルームへと向かった。
シャワーを浴び、リビングに戻ってもう少しお酒を飲んだあと、寝る前にどちらからとなくもう一度求めあい、結局、翌日も日が暮れてしまうまで一緒に過ごして、際限なくやりまくった。

さらに、その次の日にはマリエとランチの約束をしており、その後、案の定部屋に連れ帰って土日の2日間・・・。
そのときの話も機会があれば。

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