とあるサイトで下着を売っていた女子高生に恋をして

この体験談は約 5 分で読めます。

この話は自分が体験したことです。
文才の無い自分がどうしても書きたかった、実話です。

茶髪でミニスカート、童顔で、どこにでもいる17歳の女の娘。
私がこの娘と出会ったのは、とあるサイトの『下着を売ります』の書き込みからだ。

私は40歳を間近にしたサラリーマンで、毎日、女房子供の為に働き、家と職場の往復だけ。
たまに出張で夜一人になると人恋しくて、出張先での夜は仕事が終わったことによる脱力感か、なぜか無性に淋しさに似たようなものを感じ落ち込んでしまうのです。
コンビニで酒と摘みを買い、ホテルの部屋で一人きり酒を飲む。
仕事のことに限らず、その日もやはり落ち込んでいた。

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サイトにログインして、書き込みを見てメールをしてみる。
どうせ返事なんて来ないだろうと思いながらも、メールでもいいから誰かと話がしたかった。
他愛もない話が・・・。

やがてメールの着信音。

『明日、会えますか?』

(!?・・・返事が来るとは!)

予想外だった。

(どうせバカな女なんだろう。いいや、こっちは時間を持て余してるんだ)

内心嬉しい気持ちもあった。
そのメールに書かれていた内容はこうだ。

『お金が必要なんです。何か買って下さい』

プロフを要求、すると・・・。

女『17歳です』

俺『今、出張先で関東には明後日の夜に帰ります』

女『では、明後日の夜、会えませんか?』

名前は『なな』というらしい。

(本当に金に困っているのか?なら少々無茶なことを言ってみるか)

別に女の下着が欲しいわけではない。
興味が無いわけでもないが・・・。

『何日間か穿いた、汚れた下着が欲しい。撮影もしたい』

『顔は写さないでください』

こういう時、値段の相場がわからない。
サイトで調べる。
結構書き込みが多い。

大体の相場らしき金額から、さらに値段を安く設定して返事してみると・・・。

『わかりました、会っていただけるならOKです』

なんともあっさりだった。
この時は夏の終わりに近い頃でした。

後日、本当に会えるかどうかわからないので、会社の休みは取らず、公休の日にななと会った。

「ななさん?」

待ち合わせ場所で携帯を持っている娘に声をかける。

なな「はい」

いまどきの娘、それが第一印象だ。
冒頭にも書いたが、茶髪というより金髪で、ミニスカートが似合う綺麗な脚にブーツ、ロリコンの気のある俺には堪らない童顔であった。

(なぜ?こんな娘が?)

可愛いのである。
他人と会うことに抵抗があるのか、車にも乗らず、当然ホテルに行くこともない。
二、三話をして下着と現金を受け渡し、数枚の写真を撮って早々に別れた。
その後、もう会うことはないだろうと気にも留めず、いつものように家と仕事の往復。
そしていつものように、なぜか絶望感にも似た無機質な毎日を過ごしていた。

数日が過ぎ、突然のメール・・・。
まぁ、メールというものは大抵突然であるが。

『近々会えませんか?』

ななからだ。

『お金が必要なんです』

はっきり言って驚いた!
まさかメールが来るとは思いもしなかったし、それっきりだと思っていた。

『いいよ!』

その日、仕事が終わってから会うことになった。
前回同様に早々と受け渡しをして、やはり警戒しているのか話はほとんどしないで別れた。
その後も1週間か10日くらいでメールが来る。
年甲斐もなく若い娘と会うことに浮かれてしまう。
何回か会っていくうちに言葉数もじょじょに増えていった。

(若い娘と時間を共有したい)

「ホテルで会おうか?」

ダメ元で聞いてみた。

「わかりました、いいですよ!」

中年の男の誘いに、あっさりと返事をしてきた。

(何度か会って警戒心が解かれたのか?)

いや、まだ警戒していた。

「車には乗りません、駅の近くのホテルにしましょう」

ラブホテルに着くまで2人は少し離れて歩いた。
最近のホテルは昔とは違いサービスが格段にいい。
サービスタイムは朝から夜までだ。
夕方近くから5時間、ホテルで過ごすこととなった。

「お腹すいてない?何か食べなよ」

2、3品注文する。
しばらくしてドアのチャイムが鳴る。
ドアを開けると無表情な中年女性で、注文の品が届けられた。
食事をし、ななはカラオケに夢中になる。
いや、他人の男と2人きりになった気まずさを打ち消すかのようにカラオケを歌う。
そんな時間を過ごし、やがてホテルを出て別れる。
セックスはしない。
女房子供に対するせめてもの償い。
ななの姿を見て、他愛もない話をして、ただそれだけでよかった。
それ以来会うときはホテルになった。

相変わらず同じようなペースでメールが来る。
毎回ななから一方的に。
彼女は何事にもマイペースで、自分から約束をしておいて平気で遅れてきたり、『明日になりませんか?』とか急に予定変更されたりだが、全然憎めない。

いつものようにホテルで会い、色々話をしていると弟が2人いて、母親と4人暮らし、父親はいないことがわかった。
学校が嫌いで、友達付き合いも少ないらしい。
母親の収入に頼る生活の為、お金が欲しかったようだ。
だが、アルバイトをしてもたかが知れた金額にしかならない。
ましてや人付き合いが苦手では続くわけがない。
そこで、サイトに書き込みをしたという。

17歳という年で、周りの同級生たちからは「これからどこに遊びに行こうか?」と聞かれる。

お金が無いななは、「私はちょっと・・・」と大体いつも断るしかないらしい。

3月、卒業間近。
いつものようにホテルでななと会い、18歳の高校生最後になるななを写真に撮り、若い身体を愛撫する。

(もうこれで最後、会うことはない・・・)

そんな気持ちからか、いつもより深くしつこく若い身体の全身を愛撫していた。
皮を捲り、小さな突起に舌先で触れると、敏感な張りのある若い身体をビクンビクンと震わせ、この俺に身を任せていた。

「これから卒業して何するの?」

「キャバクラで働く」

生き生きとそう答えた。
初めて会った頃とは違い、自分の意志を持ってしっかりと前を見ている。
嫌いだった学校生活が終わり、明るいとは言えない生活からも抜け出して、これから先の明るい未来を期待して・・・。

ななは卒業した。
もう会うこともないだろう。
卒業して働き始めたなな。
忘れていた、若い頃の胸が締め付けられるような、蒼い恋愛体験。
それに似た、なんとも言えない苦しさ。
若い頃には戻れるはずもないのに。

(ななを独占したい・・・)

私は紛れもなく、ななを愛してしまった。
もう会ってはいけない、会えるはずもない。
歌舞伎町で水商売なら、そこそこ金になるだろう。
メールなど来るはずもない。
初恋にも似た俺の恋は終わった。

平穏なのか、退屈なのか、以前の生活に戻っていた。
ななは脱皮をして蝶になり、生き生きとして歌舞伎町の夜を羽ばたいているのだろう。
本名と、俺と会うときのハンドルネーム、そして源氏名、3つの名前を持つ女『なな』との思い出です。

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