彼としながら10人の男を満足させる・後編

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オヤジは自分のに手を添えて入り口を探す。
すぐに私に狙いを定めた。

(だめだ、挿れられる)

反射的に体を固くする。
さっきまで私の髪を掴んで次々に咥えさせてた男たちも、私の口を犯すのをやめて、その部分を注視している。
すっかり彼に溶かされてた私は彼以外のモノでもきっと簡単に受け入れる。
だからって嫌なものは嫌だ。
どうして彼はこんなオヤジに私を触れさせるのだろう。
私の中の感触を、どうして他人にも教えてしまうのだろう。
それもこんなキモイ奴らに・・・。

でも、涙が出るより前に喘ぎ声が出た。
完全に準備OKの私は、キモオヤジがニヤニヤしながら先っぽで上下に擦ってくるだけで感じてしまう。
ちょっとだけ声を聞かせてやる。
あんたみたいな生き物にでも感じてやってるんだから感謝しろ。
ほら、早く挿れればいいじゃない。
『もう我慢できない』みたいに、誘うように腰をくねらせてやる。
キモオヤジが喜んで腰を進めて侵入してくる。
目を閉じると、アレの感触はそんなに変わらないから嫌になる。
こんなにキモくても、中心が満たされる感覚。
抱き締めたくなる衝動を抑えるために腕に力を入れる。
だけど、すぐにそんな必要はなくなった。
・・・小さい。
ちくしょう。

「ハァハァ」って、あんただけかい、気持ちいいのは?
そんなにせっかちに腰をぶつけないでよ。
何をそんなに慌ててるの。
馬鹿みたいだよ、オジサン。
そんな貧相なモノをいくら必死に突き上げたって届きませんから。
感じないでいる私を見て、オヤジはさらに必死になる。
乾き始めているのにクリを弄りだす。

びくん。

そりゃ反応するよ、反応は。
でもそれだけ。
早く終わって欲しい。
あと何人に突っ込まれるんだろう。
やっぱり全員かな?
まだ9時前くらいだから、あと3時間は輪姦されるだろうな。

(い、痛た)

もうすっかり乾いてたから、そんなに擦ったら痛いよ。
抵抗したら彼がローションをかけてくれた。
優しい・・・なんて思うわけがない。
滑りがよくなって調子に乗ったオヤジの手技が冴える。
それなりに感じてしまうのはどうしようもない。
早く終わってくれることを祈りつつ、オヤジに反応しながら耐える私。
好き勝手に突かれまくっている間にも、差し出されるチンポは素直に口に含む。
それが彼の望みだから。
上に乗って私のお腹やおっぱいに汗をポタポタ垂らしながら必死に腰を振っていた女王様オヤジがペースアップしてきた。

(・・・やっと終わる)

他の男たちに口を塞がれながらも、そう直感した。
ズボって音と同時に一気に引き抜いた。
ゴム付けてても外に出すのかな?
安堵感と、どれだけ出したのか興味があって、目を開けた。

(・・・え?出してない?)

オヤジのは上を向いたままビクビクしてるけど、出した様子はない。

(どうして?ぐあぅっっ)

次の男が、開きっぱなしだった私をいきなり貫く。
さっきまでおあずけを食らっていた一番奥が見事に突き上げられる。

ズン!ズン!ズン!

両足首を掴まれて高く持ち上げられながら、それを繰り返される。
天井に向けて広げられた私の脚。
その間で私の下腹をえぐり取るようにぶち込み続ける見知らぬ男。
繋がっている部分を見ながら抜き挿しを楽しんでいる。
頭を持ち上げられ、その部分を強制的に見せられる。
結構エロい画に不覚にも感じてしまう。
頬張っていたモノを噛み千切らないように、大きく口を開ける。
空気が足りない。
隙間から喘ぐ。
快感を得ることを許さないように私の頭をがっしり固定して、これでもかと興奮した様子で喉奥をこじ開けてくる。
反射的に吐きそうになる。
串刺しだ。

中学生くらいの頃、妄想の中で私は、いつもこうされていた。
逞しい何十人もの男に体中の穴を犯されて、全身精液漬けにされて延々イキまくる・・・。
でも実際はキモい中年ばかりで、そんな夢見心地にはならない。
彼には何度となくこんな機会を与えてもらっているけど、今日でそれも最後。
いい男ばかりに輪姦されるなんて現実的にあり得ないことが分かったし、彼も約束してくれた。
最後だから我慢。

喉に入れられて本当に苦しくて全身で抵抗した。
大勢に簡単に手も足も押さえつけられた。
身動き一つ取れないまま、出し入れだけが繰り返される。

(私、本当にレイプされてる?)

大人しく男たちの性欲処理に耐えていると、次々に交代して私を犯していく。
誰も射精してないことに5人目くらいで気付いた。
射精さないで長時間、犯し続けるつもりなんだ。
ああ、ずっと終わらないんだ。
いつまで輪姦されるんだろう。
もう疲れたよ。

四つん這いになるよう言われ、素直に従う。
いつも、きれいに見えるからという理由で、腰を下げてお尻だけを高く上げる恰好をさせられる。
同じように体勢を作る。
自分の部屋でポーズの研究していても、この恰好はお尻が強調されて、自分でも惚れ惚れしてしまうことがある。
このスタイルのまま内臓を掻き回されて何度絶頂を迎えさせられたことか。

あう、いつもと違う。
あー、お尻の穴でヤル気だ。
仕方ないかぁ・・・。

ローションを、外だけじゃなく中まで塗り込まれる。
先端が狙いを定めてゆっくり押し込んでくる。

ぐ・・・ぐぐ・・・。

普段は入れるところじゃないし、私が力を抜いても簡単には侵入できないようだ。
でも、もう限界。
先っぽが、お尻の筋肉を無理やり広げて入ってくる。
ある部分を越えるとボコンと頭の部分が入って、あとは一気に全部、挿し込まれる。
もう抵抗は無意味。
ずるんずるんとお尻の穴に焼けるような感覚をくれるだけで気持ちよくはない。
さほど痛くはないけど、さすがに奥に入れられると苦しい。

「嫌だ」と言ったけど、彼は許してくれなかった。

実は事前に、中まで全部きれいにさせられていた。
今まで何度も彼には挿れられてるけど、彼はすごくいいらしい。
いつもは私がイッた回数を数えられなくなるまで動かし続けてくれるのに、そういう日は結構早いから。

前穴にもバイブを刺されて、今の私は完全におもちゃ状態。
彼は少し動かしただけで、予想通り早々に交代。
そうなると次の人にもお尻を奪われる。
全然快感がないのに、好きでもない男の硬さを食らうのは、ちょっとした拷問だ。
女王様マスクのオヤジのモノを咥えながらお尻を虐められてる。
このオヤジはまったく遠慮しないで楽しんでたと思う。
彼より長い時間、いいように私を弄んだ。
キモいオヤジなんだから少しは遠慮したらいいのに。

お尻ばかり責められて、もう嫌だ。
前に挿れてもらった方がまだいい。
私のお尻を貪っていた一番のデブに、「前に挿れて」とお願いした。
そいつはちょっとキョドった後、ゴムを付け替えて挿れてきた。
違う男に正常位でしばらく嬲られた後、上に乗せられる。
一度もイッてないけど、もうぐったり。
神経がボロボロになってるのが分かる。
もう泣きそう。

彼と会う前は1人しか知らなかったのに、こんなことをやらされてるお陰で、1年ちょっとで50人以上の男にヤラれた。
最初は彼とエッチしてるのを見せるだけだったのが、いつの間にか男どもの公衆便所にさせられた。
分かったことは、大きいおちんちんは稀だってことと、慣れた男とそうでない男は極端に違うってこと。
彼以外でイクのは嫌だったけど、何人かには弱いところを突かれまくって、強引にイカされたこともあった。
でも今日はそんなことにならないだろう。

上に乗せられた私を刺しているのは、オタっぽいけど唯一の若い男。
この中で一番大きかった。
でも、せっかくの大きさを堪能する精神状態じゃなかったらしく、その感触はほとんど記憶にない。
また違う男にお尻に挿入された。
ずっと口も塞がれてる。
同時に3本で犯されるのは初めてかもしれない。
私の全部の穴に出入りする硬い感触だけが繰り返し響いてくる。
もうどうでもいい。

まだ誰も射精してない。
次々に交代して、私に休む間も与えてくれない。
もう体のどこにも力が入らない。
時間の感覚がない。
誰が何度、私の粘膜を楽しんだのかも分かるわけがない。
無数に出し入れされた体はすぐに乾くけど、そのたびにローションを塗られて、一度も休ませてくれない。
少しは彼と楽しい時間があると思ったのに。
急に辛くなって涙が流れた。

場の空気が変わった。
彼が「休憩しないか?」と言い出した。
それを聞いた男たちは、私の中から抜き去る前に、ここぞとばかりに激しく突きまくってる。

「射精しちゃっていいよね?」

ボソっと、そう聞かれた。
返事をする間もなく、ガボガボと口を犯していた男が急に動きを止めた。
奥に固定して、それがグンと大きさを増すと、次の瞬間、激しく脈打ちながらびゅるびゅると喉に流し込んできた。
次々に飛び出す生温かい粘液が喉にぶつかるのを感じながら、吐き気を我慢して飲み込む。
出そうと思っても頭を押さえられて逃げられないから。
男は全部射精し終わるまで奥から動かしてくれない。
それなのに私は、イッてくれたことがなんか嬉しくて、まだ跳ね続けるモノを無意識に強く吸い込んでしまう。

「うはっ」と慌てて腰を引く男。

その様子がおかしい。
先端から白いものが垂れてきて思わず口を開けると、ぐいっと押し開かれ、少しの間それを再び味わうことになった。

「ぷふぁ~」

私の息が精液の臭いになる。
お尻からも引き抜かれた。
体を貫き支えていた2つの芯がなくなり、崩れ落ちた私の体は仰向けにされる。
前の穴には違う男が割って入る。

ガシガシガシガシガシ!

挿れたすぐから腰の動きがめちゃくちゃ速くて、出すだけのつもりなんだなと、朦朧としながら理解した。
目を固く閉じて、体の中を暴れる男の動きに必死に耐える。
さっき、お尻から引き抜いた後、自分でしごいていた男が私に馬乗りになる。
一度目の噴出はびゅうっと飛ばされて髪を汚された。
反射的に目を閉じる。
びしゃびしゃと顔中に温かい液体が当たって跳ね返っている。
目の周りに溜まってくる。
溢れて頬を伝い、耳に流れ落ちる。
首の後ろに溜まった精液がすぐに冷たくなる。
すごい量を私に射精した男は、柔らかくなったモノで私の顔に粘液をヌルヌルと塗り広げている。

離れたところから、「休憩だって言ってるだろ!」と彼が声を荒げる。
最後まで私に出し入れを繰り返していた女王様オヤジが慌てて私から離れる。
大急ぎで付けていたゴムを外して、私の顔にかけようとダッシュしてくる。
先端からダラダラと出しながら、私のお腹や胸、シーツに撒き散らしてくる。

(汚い。嫌だっ)

手でガードしても最後の雫だけがポタっと口元に落ちた。
私はそれを拭ってシーツに擦り付け、あとはそのまま動けなかった。
ジンジンとすっかり麻痺した私の穴の感覚だけが体を支配していて動く気にならなかった。
ドロドロにさせられた顔を拭こうともしない私に誰かが無言でシーツをかけてくれた。
そして、みんな私を残して離れていった。
声は出ないのに涙だけが溢れた。

「これ以上は無理」

彼に聞かれたから、そう答えた。
お風呂に入ってから皆に謝った。
彼に、「声が小さい」と怒られた。

「お前ができるって言ったんだろ」とかって彼に怒鳴られた。

その場を収める演技だと後で知ったけど、少し彼を嫌いになった。

彼とはその後、些細なことで別れた。
それに、どうやら前から彼女がいたらしい。
用事があって連絡したら、「セフレにならない?」みたいなことを言われた。
断った。
でも、会いたかった。

「食事だけ、会うだけ」としつこくて、それだけならと思って会った。

でも彼の顔を見たら私がダメだった。
欲しくてどうしようもなくなった。

最近は忙しい仕事の合間を縫って週3回は会ってくれる。
いつもは車でしてたのに、最近は毎回ホテルに連れて行ってくれる。
毎回、信じられないくらい愛してくれる。
どうやら彼女とはセックスレスらしい。
ちょっと悲しいけど、今のところ彼以上に私を満足させてくれる男は見当たらないし、今の彼女に負けるつもりもない、絶対に。

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