彼女の寝取られ癖を目覚めさせてしまった・第5話[完]

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その日、俺と友里さんはまた静かなセックスをし、どちらが言い出すわけでもなくホテルに一泊した。
友里さんを抱き、少し眠り、また抱いた。
友里さんの天然に近いパイパンを何十分も舐めた。
友里さんはエロい言葉も言わない。
激しい動きもしない。
特にいやらしい下着も身に着けない。
だが俺はハマった。
元カノとは違う何かを持っていて、俺は激しくそれに魅了された。
それがなんだかは分からなかった。
カップル喫茶では気付かなかった。
でも今、俺は友里さんに溺れている。
俺はこの人のどこも、何も見ていなかったんだろう。

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ホテルをチェックアウトすると、「私のうちに来る?」と友里さんに誘われた。
俺は喜んで彼女を車に乗せた。
友里さんは1Kのアパートに住んでいた。
キレイとは言い難い建物だった。
部屋は小綺麗だが、何もなかった。
整頓され、無駄なものは何もない。
友里さんが小さなテレビをつけながら、「抱いて」と言った。
俺は言われるがままに抱いた。
もう彼女を抱かないことが考えられなくなっていた。

家に帰り、元カノに少し話した。
最初に抱いた時と同様、反応は薄かった。
何もせず眠った。

次の日。
朝起きると元カノはいなかった。
俺は何も聞いていなかったので少し慌てた。
だが、悪いことは起きないだろうと思っていた。
帰ってきたのは23時過ぎだった。
12月の頭だったのを覚えている。
帰ってきて早々コートも脱がずにベッドルームに呼ばれ、俺はフェラチオされた。
俺はそのとき初めて、(何かあったんだな)と気づいた。
でも俺は何も聞かず、そのまま元カノを抱いた。

帰ってきたばかりの姿を抱くのは久しぶりだった。
1枚1枚、ゆっくりと脱がせ、セックス用のエロ下着ではないパンティの上からおまんこを撫でる。
激しく音を立ててキスをし、お互いの舌を絡ませる。
何百回もやってきた行為だったが、まるで生まれて初めてするみたいに俺らは興奮していた。

気持ちと体をスローダウンするかのように、静かなキスに変わる。
元カノは俺のチンポを指で包み、時々動かす。
激しくないゆっくりとした動き。
キスに合わせてゆっくりと動かす。
外気をまだ含んだ冷たい彼女の指先が、俺のチンポをそっと包む。
元カノの手の中で脈打つ。
俺たちは何も話さず、ひたすらキスを繰り返し、そのままベッドにゆっくりと倒れこんだ。
お互いの手を絡ませ、まるでスローモーション再生されているかのようなセックスをする。

元カノの真っ白でキレイな肌。
滑らかなさわり心地のおっぱい。
美しく浮き出た鎖骨。
俺が浮気で彼女を傷つけなければ、彼女自身ここまでキレイになれたかは分からない。

俺はどこまでもゆっくりと、全身を指と舌で愛撫する。
そういえば、彼女を初めて抱いた日はもっとお互いぎこちなかったな。
思い出して少しにやけてしまう。
元カノはそんな俺をずっと見ながら、小さな喘ぎ声を出している。

ゆっくりと、丹念に、1時間以上元、カノの体を愛撫した。
こんなの付き合った頃以来じゃないだろうか。
十分に濡れたおまんこに挿入する。
膣の入口で勿体ぶるように。
亀頭部分だけを出し入れしたり、クリトリスに当ててみたりする。
少しふざけて見えたのだろう。
元カノは俺に向かって半分笑い、半分ふてくされた表情をして見せる。

「ちょうだい」と元カノは言う。

俺は返事をせず、膣の入口に亀頭部分を擦り続ける。
元カノが笑う。
俺も笑う。
徐々に奥まで挿入し、彼女を抱き締めたまま腰を動かす。
元カノの声が大きくなる。
顔を上げ、元カノの顔を見ながら腰を振る。
元カノはリラックスし、いつものクセで俺の唇に指先を這わせる。
俺はこの仕草が好きだ。
俺はその指先に時々キスをしながら、動きは止めない。

まるで普通のセックス。
端から見ればそうかも知れない。
ただのセックス。
ありがちなセックス。
俺たちはリラックスし、お互いを感じあう。
俺たちが一緒にいる理由を確かめ合う。
彼女の指先に時々キスをする。
ゆっくりとしたストロークに変え、彼女の唇に俺の指先を当てる。
元カノが舌でいたずらっぽく舐める。
俺は笑う。
元カノも笑う。

深いゆるい腰のストロークを、激しいものに切り替える。
元カノの声が大きくなる。
俺は、「愛してる」と言う。
元カノも、「私も愛してる」と躊躇なく言う。
俺は激しい腰のストロークを維持できず、敢なく射精する。

その日、俺は元カノをイカせることは出来なかった。
だが2人とも満足していた。
シャワーも浴びず、手を握り合う。
お互いの胸元や顔にキスをしあう。
抱き締める。
お互いの指の動きを敏感に感じとる。
髪を撫でる。
顔に触れる。
体のラインに沿うように指を這わせる。
満たされる心と体。
なんてことのない、当たり前の普通に愛しあう姿。
キスをする。
舌を絡めず、唇の感触をお互い長い時間感じあう。

見つめ合う。
キスをする。
撫でる。
手を握る。
繰り返す。
繰り返す。
繰り返す。
終わりが来ないような時間を終わらせたのは、元カノの言葉だった。

「私、好きな人ができたの」

俺は驚かなかった。
俺はそのまま彼女を見つめる。
キスをする。
撫でる。
手を握る。

10歳以上も年下の男性の話を元カノは始めた。
女友達の彼氏の友人だと言う。
ここ数ヶ月、何度もデートを繰り返していたこと、ついさっき初めてのキスをしたこと、俺と同棲していることを伝えたこと、年内で同棲を解消する約束を彼としたこと。
俺たちはベッドの中、裸のままでそんな話をしていた。
思えば、大切な話は全てこのベッドの中だったな、などとふと思う。

俺は、「生活力は大丈夫なの?君も彼も」などと父親のような間抜けな質問をしてみたり、「彼は君とホントに本気なの?若いから捨てられるんじゃないの?」と妙な気遣いをしたりしていた。

元カノは、「お金は正直心配。確かに、捨てられる可能性は高いよね。もう30歳超えちゃったしw」などと素直に答える。

だが、「彼がとにかく好き」という元カノの言葉と、その気持ちが滲み出ているいくつかの話をしてくれた。
俺は胸が張り裂けそうだった。
でも全て聞くべきだと思った。
何より彼女が彼の話をする時の、10代の無邪気な女の子のような笑顔をただ見ていたかった。
俺の力では、その笑顔を君にしてもらうことはもう出来ない。
いや、もう何年も出来ていなかった。
本当に久しぶりに見る、彼女の本当の笑顔だった。

俺は腕枕しながら、少女のように彼の話をし続ける元カノを見ていた。
俺は時折、ふざけたり茶化したりもした。
朝方までそんな話を聞き続け、裸のまま2人で眠った。
眠る前にもう一度、「愛してるよ」と言った。
元カノは、「私も」と言ってキスをしてくれた。

バカな俺にも唯一分かったこと。
そのお互いの言葉にウソはない。
そう思いながら、小さな姉弟のように、抱き締めあって眠った。

数日後、俺は喫茶店で友里さんと会っていた。
事の顛末を伝え、あと数日で同棲も解消し、長い2人の関係が終わることを伝えた。
俺はただ話したかった。
誰かに話したかった。
しかし、友人や仕事仲間、知り合いには話せなかった。
性癖のことが大きく絡むし、何より元カノを好奇の目で見られるのだけは避けたかった。
きっと普通の人たちは分かったような顔で聞き、うんうん頷いて、俺を慰めてくれるのかも知れない。
だが頭の中で元カノを“3Pした女”扱いするのだ。
“簡単にやらせる女”と思うのかも知れない。
仕方のないことでもある。
彼らは普通だ。
俺や元カノは普通じゃない。
一般的にはそれで片付く。

俺は友里さんに、淡々とこれまでの数年間を話した。
聞いてもらえているのかも分からない。
俺は独り言のようにずっと話し続けた。
我慢強く俺の話を聞き終えたあと、「全部知ってました」と、友里さんは事もなげに言った。

そして、「あの娘を貴方から開放したのは、私みたいなものだから」と続けた。

友里さんは、俺が思っていた以上に元カノと仲が良かったようだ。
仕事帰りにも実はよく会っていたらしい。
元カノに好きな人ができた時も、元カノはまず友里さんに報告していたと言う。
よって友里さんは俺と元カノの関係をホントによく分かっていた。
そんな中、俺は友里さんを抱いた。
抱いた日の夜、元カノに俺と別れることを薦めるメールを送り、数日後、直接会って話もしていたらしい。
俺はそれらを聞いて何かを友里さんに言っていたが、友里さんの耳には届かなかったし、俺自身も覚えていない。
俺は友里さんを見る。
友里さんは手元のマグカップを指先で弄っている。

「私の彼はね。私に興味がないの」
「他の女と寝たいから、私を使ってカップル喫茶に行ってるだけなの」
「可哀想でしょう私」
「でもね。私も彼には興味がないの」
「何もなくなるのは怖いだけなの。だから彼といるだけ」
「あなた達は傷つけあってる。そうやって愛し合ってると思う」
「私たちみたいになっちゃダメだし、どちらかが壊れるのもダメ。だから別れたほうがいいと思った」
「私たちは壊れてるもの。あなた達は、そうならないで」

俺は友里さんの言葉は正しいと直感的に思った。
友里さんはマグカップから指を離し、俺の頬に手を当てる。

「あなたに抱かれると、あなたの寂しい気持ちが何もない私に沢山入ってくる。私はあなたを満たしたいと思う。それで私が満たされていくのも感じるの。今日は特に寒いね。ホントは今すぐあなたに抱かれたい。あなたを抱き締めたい。私の体が求めてるのをすごく感じる。たぶん今びしょびしょだと思う。でも、あなたとはもうセックスしない。あなたは同じ間違いをする。私はそれでもいい。それくらいホントはあなたが欲しい」

小さな声で、だが周りにも聞き取れるくらいハッキリと何度か、「今すぐ抱かれたい」と友里さんは言った。
正直、俺も同じことを思っていた。
友里さんに包まれたかった。

「あなたが好き。ホントよw」

そう言って友里さんは笑いながら席を立つ。

「さよなら」

友里さんはそのまま俺の前から立ち去った。
それが友里さんとの最後だった。

クリスマスの夜、俺は引越しの準備を1人進めていた。
ダンボールに本やCDを詰め込み、“元カノに置いていくもの”“自分が持っていくもの”の判断しかねる物たちを部屋に並べて眺めたりしていた。

元カノは同棲してから初めてその日、家に帰って来なかった。
俺は誰もいない部屋で1人オナニーした。
情けない思いが駆け巡る。
が、今まさに他の男に抱かれているであろう元カノを思ってオナニーした。
愛をもって、今、元カノは抱かれている。
そう思うと興奮した。
同時に虚しさも強烈に襲ってくる。
俺は部屋に無造作に干された元カノの下着を見がら射精した。

大晦日。
キレイに片付いた部屋で元カノとビールを飲む。

「今年もお世話になりました」

「来年もよろしく?なのかな?」

言い合い、笑い合う。
紅白と格闘技番組をザッピングしながらソファに並んで座る。
電気を消し、テレビの光だけが部屋に反射する。
俺たちは長いキスをする。
あの日以来、彼女の洋服を脱がせる。
元カノも抵抗しない。

耳を愛撫しながら、「もう抱かれたんだろう?沢山抱かれたんだろう?」といつものように聞く。

元カノは、「うん。クリスマスから毎日、彼に抱かれてるよ」と目を閉じて言う。

俺はオナニーしていたクリスマスの自分を思い出す。

「今日もさっきまで彼に抱かれてたよ」と挑発的に元カノが俺に言う。

上半身を裸にし、ミニスカートの中に手を入れる。
元カノの指は俺の勃起したチンポをいつものように刺激する。
元カノの胸をさわさわと撫で、乳首にほんの少し舌を当てる。
元カノの顔が苦痛に歪む。
が、俺に気付かれないようにしている。
俺は、(?)と思ったが、様子を見る。
指先をパンティの脇から差し込み、クリトリスのあたりを用心深くそっと撫でてみる。
するとやはり苦痛の表情を浮かべる。

俺は手を止め、「どうしたの?痛い?それとも嫌なの?」と聞く。

「彼があんまり上手じゃないから。いつも強すぎて痛くって。彼には言えないんだけどね」

元カノは申し訳なさそうに言う。

「だから今日は私がしてあげるね。俺君の気持ちいいとこ、全部可愛がってあげる」

優しく呟く元カノ。
だが俺は気づくと泣いていた。
元カノの胸に顔をうずめて、嗚咽に近い泣き方をした。
しゃくりあげて肩を揺らして泣いた。
元カノはそんな俺に驚き、「ごめんね。ごめんね」と何度も言う。

いや、君は何も悪くない。
なぜ、いつも俺を気遣って謝る?
だって悪いのは全部俺じゃないか。
悪いのは全部、俺じゃないか。

しばらくして落ち着きを取り戻したが、俺は元カノの胸の上に、赤子のようにへばりついていた。
俺は、「お前を失いたくない」と今さら言う。
元カノは黙っている。

「お前と結婚したい」と今さら言う。

ああ、本当に格好悪い。
友里さんが頭の中で嘲笑に近い表情で現れ、「いい加減諦めなさい」と小さな声で俺に言う。
俺は言う。

「お前と別れるなんて考えられない。愛してる。本当なんだ」

「本当に情けない男」と頭の中の友里さんが俺に言う。
でもね友里さん、人を愛するってこんなもんなんじゃないのかな。
情けなくてバカで格好悪い。

「俺を捨てないでくれ」

叶わないことを言葉にして、俺はいつまでも元カノを困らせる。

「今日が最後だから。私をいっぱい感じさせて。私の体にいっぱいちょうだい」

俺は情けない言葉を吐くのをやめ、元カノに言われるがまま、何も考えず抱いた。
挿入すると彼女は少し痛がり、だが腰をくねくねと振った。

「もう抱けないのよ?だからもっともっといっぱいちょうだい」
「彼の方が大きいの。もっと奥まで入れてくれるの」
「今日は彼も中に出してくれたの。あなたの精液もかけて」
「彼には今日、抱かれてるの内緒なの。それにすごく興奮してるヤリマンなの」

数々の元カノの言葉に俺は興奮した。
他の男に彼女の愛情が向いている。
それが何よりも興奮した。
だが長い長い付き合いは元カノの全てが分かると言っても過言はない。
今、元カノは痛みに耐えている。
それでもいいと思って抱いた。
だがやはり、それ以上出来なかった。
ゆっくりと抜き、「痛いんだろ?」と聞いた。
元カノはエロモードからハッと我に返り、子どものように「うん」と言った。

それが俺たちの最後のセックス。
年が明け、裸のまま、「あけましておめでとう」とお互いに言う。
俺は服を着て、元カノに最後のキスをし、「さよなら。帰るよ」と言う。
元カノは、「今日は泊まってってもいいよ」と言う。

「いや、帰る。今までありがとう」と格好をつける。

玄関まで送ってくれる元カノ。
最後はキスではなくハグ。
玄関を出て、ドアを閉じる。
カチッと鍵の閉まる音。
元旦の街を車で流し、新しい空っぽの部屋に向かう。
友里さんが頭の中で俺に言う。

「好きな人を、愛している人を、大切にするのよ」

俺は車の中で、「うん」と声に出して言った。

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