犬のように飛びついてくる可愛いOL

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彼女は大企業に勤める24歳のOL。
知り合ってから半年くらいになる。
彼女自身はhitomiに似てると思っているらしいが・・・。
まぁ思うのは勝手なのであえて突っ込まないことにしている(笑)
可愛いのは確かだし、露出多めの服が好きなので目立つ女性だ。

毎日のように『会いたい』とメールが来るが、仕事もあるし、なかなか相手をしてあげられていない。
だからなのか、待ち合わせ場所で姿が見えると犬のように飛びついてくる。
昨日も待ち合わせした駅で自分を見つけると、人目もはばからずに胸に飛び込んできた。
腕を組んで目を見ると、もうすでに瞳が潤みはじめている。

「会いたかった。ね、エッチしよ!」

いきなりだった。
仕事が終わった後だったので、「ちょっと飲んでから・・・」と言おうと思ったときにはホテル街の方に引きずられていた。

部屋に入ると、ミホはそそくさとお風呂にお湯を張り始めた。
そしてカバンから取り出したお気に入りのバラの香りの入浴剤を入れる。
手際よく準備しているミホを後ろからギュっと抱き締めると、それまでテキパキと動かしていた手を止めて、体をねじって唇を求めてきた。
ミホの上唇から下唇にかけてゆっくり舌でなぞる。

「・・・んんふっ」

くぐもった声がして、一気に堰を切ったように2人は舌を絡みあわせる。
会わなかった時間を取り戻すかのようにキスをする。
唇が痺れ、舌が痛くなるほど貪りあう。

バシャバシャバシャ・・・。

浴槽からお湯が溢れる音がして、ハッと我に返る。
ちょっと照れくさそうに笑った彼女の顔がすごく可愛くて、愛おしい。
そしてお風呂場に満ちたバラの香りが鼻に心地いい。

「お風呂入ろ」

ミホはいたずらっぽい目で自分を見上げた。
ミホの水色のブラウスのボタンをひとつひとつ外していく。
それに合わせるように彼女はネクタイを上手に外し、ワイシャツのボタンをとっていく。
花柄のお気に入りのブラジャーからはみ出しそうな胸が呼吸にあわせて上下する。
ミホの細い体をギュッと抱き締めて唇を重ねた。
白い肌がほんのり赤く染まって粟立っている。
抱き締めたまま背中に手をまわし、ホックを丁寧に両手で外す。
そのままゆっくり背中を撫でながら手を腰にもっていくと、もどかしそうに腰をくねらせる。

「もうっ・・・」

ミホは背中を触られるのが好きなのだ。
それを知っていてわざと何度も背中を優しく撫でる。
我慢できなくなったミホはズボンの上から自分の硬くなったものを撫でながら、なお一層激しく唇に貪りついてきた。
一気に黒のミニスカートを下ろし、素早くパンストを下ろす。
ミホの足元に跪き、ブラジャーとお揃いのパンティをゆっくり剥ぎ取る。
ふわっとメスの香りがした。
そのまま浴槽の縁に座らせて、大切なところに顔を埋める。

「・・・いやっ。もうっ。お風呂入ってないから・・・。んんっ・・・」

ちょっと嫌がる素振りを見せる彼女の足を押さえて、そのまま舌を動かす。
我慢ができなくなってきたミホは、太腿の間に埋まった自分の頭に手を乗せて髪をかき乱す。

「んんっ。あぁ・・・。だめ~っ。イッちゃう、イッちゃう、イッちゃう~」

昇りつめると同時にガクッと身を委ねてきた。
そのまま、したい気持ちを抑えて彼女を湯船に入れてあげる。
さっとズボンと下着を脱ぎ、自分も一緒に入る。
お湯がザザーッと溢れる音の中、ぐったりしたミホが照れくさそうに自分を見つめる。

「ばかっ」

ちょっと眉間に皺を寄せてムッとした顔が可愛い。
浴槽の中で他愛もない話をしながらキスをする。
なんだかすごく幸せな時間。
自分の体から疲れがすべて抜けていくような錯覚に陥るほど。

浴槽から出て、お互いの体を洗いあう。
明るいところで見る裸に慣れてはいるものの、なんだかやっぱり気恥ずかしくて、ついついちょっかいを出してしまう。
そのたびにミホは、「ダ~メ」と母親が子供をあやすように言う。
その言葉が聞きたくて何度も邪魔をしてしまう。
体を洗い終わり、ゆっくりお湯に浸かって温まりすぎるくらい体を温めてから風呂から出た。

火照った体を冷ますために冷蔵庫からビールを出して、ベッドに腰掛け2人で乾杯をする。
白いバスローブに身を包んだミホの体がピンクに染まっている。
そのコントラストが妙に淫靡で興奮してしまう。

「あ、また硬くなってる。ふふっ」

無邪気な子供のような笑顔でバスローブの重ね合わせから手を入れてきた。
そしてゆっくり2人はベッドに横たわった。
ベッドに横たわった2人は見つめ合ったまま、お互いの体を確かめるように体全体を撫で回した。
そしておもむろにバスローブの紐を解いて、さっとミキの脚の間に手を入れる。
ぬちゅと卑猥な音を立てて、指の先にじゅるっとした液体を感じる。
それと同時に彼女がビクッと体を震わせ、しがみついてくる。
ミホの一番尖ったところから最も窪んだところまで、中指の腹の部分だけで何度も何度もヌラヌラと往復する。

「あぁ・・・。ね、入れて」

ちゃんと耳にその言葉は届いているのだけれど、わざと聞こえないふりをしてそのまま彼女の潤んだ部分を優しく捏ねくりまわす。
そのたびにミホの体は反り返って、「んんっ・・・。あっうっぅ・・・」という言葉にならない呻き声をあげる。

「あ、お願い、お願い・・・」

オレンジ色の明かりの下で、ミホの焦点のややずれた瞳が自分の瞳を見つめる。
我慢できなくなったミホは自分の上に覆いかぶさってきた。
硬くなったモノを握り締めて、彼女の一番敏感な部分に導く。
ぬらぬらになった泉に入りそうになった瞬間に、意地悪く、くっと腰を引く。

「あっ、けち・・・」

言い終わらないうちに、硬いモノの代わりに右手の中指と人差し指を潤んだ部分に滑り込ませる。
熱い肉壁が2本の指を締め付けてきた。
そのままミホの奥で一番敏感な部分を指の関節を曲げて擦りあげる。

「あ・・・だめっ、だめ。痺れる、痺れる・・・うっ・・・」

両手をベッドの上について、ガクッと彼女が倒れこむ。
肩で息をしている細い体を、上半身を起こして抱き締める。
はぁはぁ言ってるミホの腰を支えて、ぐちゅぐちゅになった彼女の熱い部分に自分自身を埋め込む。

「うぐぐぅ・・・。気持ちいいっ・・・ひぃ」

腰から下に手をゆっくり下ろして、稜線の丸みを確認するように撫で回す。
目の前にある彼女の柔らかな膨らみに舌先を這わせると、敏感な先端が硬くなるのがわかる。
舌で飴玉を弄ぶように硬く尖った部分を舐め回す。
上下に激しく動くミホの華奢な裸体を支えながら、唇を重ねる。
ものの1分もしないうちに、「あぁ~だめ~。痺れ、痺れ・・・う・・・あ・・・」と言って、後ろに大きく彼女は反りかえった。

それから2時間ほど体を重ね合わせた。
何度も何度もイッたミホは、フラフラしながらシャワールームに入っていった。
シャワーを浴びて、バスタオルに身を包んだミホがニコニコしながら戻ってくる。
トン、と自分の横に座った彼女が言った。

「今度はいつ会えるの?」

ボディソープの香が湯気とともにふわっと立ち上る。

「う~ん、仕事が忙しいから、なかなか予定が立たないなぁ・・・」

そう答えて、少し心が痛んだ。
仕事が忙しいのも確かだが、他の女性にも会わないといけないからという理由のほうが大きかったから・・・。
そして、そのことはミホもよく分かっていた。

「そか・・・」

寂しそうに彼女は目線を壁際のランプに移した。

「じゃ、今日は飲もう!」

ちょっと拗ねた感じで作り笑いをしながら彼女は言った。

ホテルを出た2人はちょっと洒落た居酒屋に入った。
個室風に仕切られたテーブル席がいくつもあるお店で、他のお客さんが気にならないので、ゆっくりできる。
今日入ったホテルで交わった後によく来るお店だ。
向かい合って座り、ビールとカンパリオレンジで乾杯する。
グッとグラスを傾けて、液体を口の中に流し込み、ふーっと一息つく。
落ち着くと、彼女は仕事の話、友達の話、家族の話を次から次へと始めた。
自分はそうやってミホが話をするのを聞いているのが、すごく幸せだった。
確かによく分からない話もいっぱいあった。
それでも、話をしているときの彼女のイキイキした目を見ているだけで俺は満足だった。

そして時々彼女は話をしながら足を絡ませてくる。
つま先、足首、ふくらはぎ、太ももと足を這わせてきて、自分の一番敏感な部分を足の裏で弄ぶ。
特に店員さんに注文をしてる時とか、わざと丁寧に気持ちよくしてくれるので、思わず反応して前屈みになってしまったりする。
下半身は反応してるのに、注文してる顔は平静を装ってるのが面白いらしい。
仕返しに、自分もミホのスカートの中に足を滑り込ませて、足の親指でイタズラをする。
親指を器用に動かして、身につけている下着をずらす。

「あっ」

ちょっとブルッとして、ミホが怒った顔をする。
右足の親指が彼女の潤いを探り当てた。
彼女の顔が赤くなる。
さっきあれほど愛し合ったのに、もうビチャビチャだった。
困った顔をしながら彼女は両足で自分の足を挟む。
敏感な泉からはどんどんと彼女のぬたっとした液が流れ出てくる。
足の親指が彼女の突出した部分を優しく愛撫し、時にはゆるやかに震わせる。
俯いて、両手で椅子を押さえながら、小さな声で彼女が言った。

「あ、だめ・・・だ・・・め・・・」

ブルブルっと太腿に振動が走って、背中をビクッとさせる。

「うっ・・・くくっ・・・。ふぅ・・・もう・・・」

足をバタバタさせて自分のことを蹴ってくる。
口を尖らせてカンパリオレンジの入ったグラスを両手で持って飲む仕草が可愛い。
終電の1本前まで、そこのお店で飲んで別れた。

次にミホに会えるのはいつだろう・・・。

ぼんやりと電車の窓ガラスを見ながら考えていた。

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