イケメン男子を黒タイツで落とす!

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星野君がタイツフェチだという耳寄りな情報を知ったのは、クリスマスの一ヶ月前でした。
星野君はウチの学校でナンバー1人気の男子です。
眉目秀麗、成績優秀、性格温厚な星野君の周りには常に女子が群がっていましたが、誰かと付き合っているという話は聞いたことがありませんでした。
あんなにイケてる人なのに何で?という疑問は、やがて『星野君=ホモ説』にもなりましたが、彼女不在の理由がやっと分かりました。

星野君はタイツ女子がお好みだったのです。
クラスの男子との雑談の中で、パンスト好きな変態男性が世の中に多い事は聞いていましたが、まさかタイツ好きだったとは盲点でした。
でもこれで私にもチャンスが巡ってきたと喜びました。
ウチの高校の制服は女子は紺のハイソックスが決まりでしたが、“寒い時は黒タイツの着用を認める”という特例があったのです。

翌日から私は靴下を黒タイツに切り替えて登校するようになりました。
果たして星野君の反応は?
星野君の反応は敏感でした。
私の黒タイツを目にすると、星野君は私に声を掛けてくれました。

「今日は冷えるよね。脚、寒いの?」

「うん、寒いからタイツ履いて来ちゃった」

『タイツ』という言葉を発した時の星野君の変化を私は見逃しませんでした。
瞳孔が開き、口が半開きになる星野君。
手応えを感じた私は、毎日星野君に黒タイツ姿を見せつけるようになり、星野君との距離が縮まるのを日毎に感じていました。

しかし問題が起きました。
私が星野君に接近している事を察知したライバル女子たちも黒タイツを履くようになったのです。
気が付くと学校全体が黒タイツだらけになってしまいました。

(まずい・・・)

星野君的にはパラダイスかもしれませんが、全員黒タイツでは私の存在価値が薄れてしまいます。
何とかしなくては・・・と考えた私は姉に相談しました。

「デニール数を変えてごらんよ」と姉は言いました。

デニールというのはタイツの濃さを表す単位です。
数字が大きくなるほど繊維が太くなり、色は濃くなります。
30デニールは濃いめのパンスト程度、60デニールは膝が透けて見える濃さで、80デニールはぼ真っ黒、110デニールは肌が全く透けず、逆に脚のシルエットがくっきりします。

「どのくらいの濃さが好みかは個人差があるから、星野君のど真ん中のデニールを探れば」

姉からの指令が届きました。
ありがとう、お姉ちゃん。

早速試した結果、30デニールの反応は、ほぼ無関心。
60で私にも視線が向き、80でかなり良好、110なら視線が釘付け。

(よっしゃ、星野攻略は110デニールで決まりだ)

姉に報告すると、「それはいいけど、また他の女子が真似したらどうするつもり?」と言います。
そうか、この戦い方では私もライバルも消耗するだけだ。
すでにタイツ代にかなりのお金を使っています。
悩む私に姉は秘策を授けてくれました。

翌日、110デニールの黒タイツで登校した私は、機会を見つけて星野君に後ろ姿を見せるようにしました。
タイツ女子たちが群がる星野君は私の変化を察知したようです。
やがて私の黒タイツ脚に釘付けになる星野君。
その日のうちに、今度の週末に一緒に買い物に行く約束を取りつけました。
姉からの秘策が功を奏したのです。

星野君が目を点にした私の黒タイツは、太ももとお尻のギリギリの境界に小さな穴が空けてありました。
私が少し前屈みになると、黒タイツに空いたピンホールから肌の色が見えます。
その小さな穴が黒タイツの濃さを際立たせ、なおかつお尻の存在も意識させるのです。

「あんたのお尻を包む黒タイツの様子を星野君は想像して、たまらなく欲情するはずよ」

姉は知恵を授けてくれました。
姉も同じ手で数多の男子を落としてきたそうです。
星野君は姉の予想通り、私に近づくと声を震わせながら言いました。

「タ、タイツの後ろ、穴が空いてるんだけど」

「えー?本当?あ、穴が空いてる。教えてくれてありがとう。星野君って観察力すごい」

星野君の顔は真っ赤になりました。

週末、私はメイクにも気合いを入れ、フワフワのセーターにデニムのミニスカート、そして真っ黒な110デニールタイツで星野君を迎え撃ちました。
実はこのスタイルも姉が統計的に弾き出した必勝パターンで、濃いめの黒タイツ好き男子は、デニムのミニスカートで落ちると言うのです。
果たして結果は・・・。

その通りでした。
星野君は私の黒タイツ姿に釘付けです。
しきりに、「今日の服、すごく可愛いね」と絶賛する星野君の視線は、私の黒タイツに注がれたままです。
お茶をしたり買い物をする私たちは、まるで恋人同士でした。
デートの経過は姉に逐次報告していて、適時アドバイスを送ってくれます。

「最終決戦地で待つ」と姉。

星野君を私のモノにするための作戦は最終段階に入りました。
私は星野君に聞きました。

「タイツ買いに行きたいんだけど、星野君はそういう店に入るのイヤでしよ?」

星野君の顔が紅潮し、心拍数が上がる音が聞こえてくるようです。
姉は言いました。

「星野君はきっと自分でもタイツを買いたいと思ってるはず。もしかしたら自分でも履いちゃう変態趣味があるかも。でも、そこがあんたの狙い目。一緒にタイツ買いに行けて、タイツフェチに理解ある女の子になれば奴は落ちる」

姉の言葉を思い出しながら私は星野君を見つめています。

「べ、別にイヤじゃないけど、そんな店に入った事ないから。誰かに見られたら変に思われないかな?」

「私が一緒だから大丈夫だよ。私へのプレゼントを買うって口実にすれば?」

私は、「私が一緒なら大丈夫」というフレーズに力を入れました。
そうなんです。
これからも星野君は私と行動を共にする限り、堂々とタイツ屋さんに入れるのです。

タイツ屋さんに入った星野君の顔は輝いていました。
イケメン男子であるが故に、実現できなかった秘めた望み。
それを私が解決してあげたのです。

程なく偶然を装って姉が店に来ました。
私は姉と星野君を相互に紹介しました。
姉は目を細めて・・・。

「あんたの彼氏、すごく男前じゃない、一緒にタイツのお買い物?」

「彼氏じゃないけど、私が星野君に頼んでついて来てもらったの」

「そう、理解あるのね。星野君もタイツ履いちゃうの?」

星野君はタイツフェチ趣味がバレないか、とても緊張しています。

「私思うんだけど、フェチな人ってすごく知的だよね。タイツ履く男子もカッコいいし」

姉の援護射撃のおかげで星野君はリラックスできたようです。
色々なタイツを手に取り、「これが似合うよ」とか「こんなタイツ好きだなあ」と会話も弾みました。

そんな星野君にとどめを刺すために、店員さんに頼んでタイツを試着させてもらいました。
星野君お気に入りのタイツを履いて試着室から出る私。
私のタイツ脚を彼は見つめています。

「星野君が選んだタイツを履いて見せてあげなさい。そこポイントだから」

姉の最後の指令でした。
タイツ脚をここぞとばかりに星野君に見せつける私。
彼は口を半開きにして私を見ています。
私は星野君の前でターンしながらタイツ脚を晒します。

「見て見て。星野君の選んでくれたタイツ、すっごく履き心地いいの。触ってみて」

私は膝の辺りを触らせました。
手を震わせてタイツ越しに私に触れる星野君。
私は彼を完全に支配していました。
たぶん星野君は少し勃起していたと思います。
タイツは星野君がお金を出して買ってくれました。

「ちょっと早いけどクリスマスプレゼント」

「ありがとう、星野君。嬉しい。あのね、実は私からもプレゼントがあるの」

私は星野君に買ってもらったタイツと同じものを差し出しました。

「星野君ってタイツ好きでしよ?良かったら履いてみて。私と同じタイツだからそれ。会う時は一緒に履きたいな、と思って」

タイツを手にした星野君は身体を震わせていました。

「ぼ、僕がタイツ好きな・・・フェチな奴でもいいの?」

「うん、星野君の趣味なんだから私は気にならないよ。星野君が望むなら、これからも一緒にタイツ買いに来ようよ。二人でタイツのシェアとかできたら面白いよね」

星野君は陥落しました。
その日の別れ際に、私と星野君はキスをしました。

「好きだ、好きだ」

星野君は言います。

「私が好きなの?それともタイツが好きなの?」

「両方好きだ、もう絶対手放さない」

私は星野君に抱き締められながら、姉に勝利報告を送りました。