秘密基地と白い肌の女の思い出

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遠い記憶なんだが酒飲みながら思い出したんでカキコ。
小学生の頃、まだ“あれ?なんでチンコでかくなんの?”とか不思議に思っていた時代。
性教育も今よりもっと未熟で、先生が『セックス』と言えばエロ本しか思い浮かばない時代。
通学路から外れた路地には未開発な雑草生い茂る敷地がいっぱいあって探検の日々。
落ちているエロ本見つけてはチンコでかくしてたし、不法投棄されたもので秘密基地(実際は秘密でもなんでもないw)を作り、毎日友人と遊んでた。

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ある日みんなで「秘密基地集合な!」と待ち合わせた。
家に着き、玄関にランドセルを投げ捨てるとそのまま自転車で秘密基地へ。
先客が居るらしく、赤い自転車。

“あれ?誰か新しいチャリ買ったのかな?”

そう思いながら、「おまたせ!」と基地に入るとそこには知らない女の人。
当時、その人は18歳くらいじゃないかと思う。
白い肌と黒い髪、表情はあんまりなくて基地の中でうろうろしてた。

「な、なにしてんだよ!」とちょっと強がってみせた。

「俺たちの場所だぞ!」

そう言うと女はぬっと振り返った。
綺麗なお姉さんという感じで「くすっ」と笑う。
何も喋らない怖さが背中にジトーっと来る。

「出てってよお姉さん!」

そう言うと女は俺の手をギュッと握ると外へ連れ出した。

「うわ!やめろよ!」とは言うけど全然敵わない。

基地から50m離れた窪地には俺たちの昔の基地がある。
第一基地だ。
今のは第二基地。
窪地は雨が降ると浸かる為に第二基地を建設し移転した。

「ちずがにー」

女が変な声で言う。
最初何を言ってるんだか判らなかったが「静かに!」と言ってる。

基地とは言えない二人入ればきつい様な小屋に入る。
女はいきなり俺を抱き締めると自分の胸に強制パフパフし始めた。
柔らかい、そして温かい。
恐怖と入り混じった気持ち良さになんだか股間がむず痒い。
ワンピースを捲りあげるとそこには真っ白な肌に薄いピンク色したおっぱいがあった。
女は俺の手首を取ると自分の胸へ持ってゆく。

「う・・・あぁ・・・」

女が微かに声を上げる。
俺は、気持ちいいのかな?と考えていた。
そのまま女の手の動きに任せて女の胸を揉んだ。

「ぬぐぬぐ」

ズボンに手をかけていきなりベロンと下まで脱がされる。
包茎なちんこが出てきた。
それを白い手でシコシコし始める。
俺は怖いけどなんだか今までに感じたことの無い快感というか、言い知れぬ気持ちに浸った。

(なんか気持ちいいなぁ、ちんこ弄るとこうなるんだぁ)

しかし、しばらくシコシコしてるうちにおしっこがしたくなる。

「おねえちゃん、おしっこしたい」と正直に打ち明けた。

すると女は・・・。

「あどで、あどで」

(でも出ちゃいそうだしなぁ)

「おしっこ出ちゃうよ」

何回も言ったけど女はまったく意に介さずシコシコし続けながら俺のちんこを凝視してる。
そして、なんだか体の中からぞくぞくしたものが襲ってきた。

(なんだ?ん?おかしいよこれ)

腰の辺りが汗ばんで、熱くなるような気がした。
今までになくちんこが勃起してる。

(なんか怖い。このまま死んじゃうかも・・・)

そんな思いがよぎる。
立ったまま女の肩を掴んでる力が強くなる。

「うぐぐぐ」

最初はおしっこかと思った。
しかし強烈な突き上げるような気持ち良さで脚がガクガクした後に出てきたものは透明とも白とも言えぬ微妙な色の液体だった。
それが女の手にかかってる。

女はそれを見ると動きをやめ、ワンピースで拭い取るように拭き取る。

「くすっくすっ」

可愛く笑う女だった。

「おねえちゃんごめん」

俺は何故か謝った。
後ろから友達の声がする。

「おーい!どこにいるんだよ!」とか聞こえる。

女は俺のおでこにキスをした。

「まだ、あじだ、まだ、あじだ」

(『また明日来い』ということなんだろうか?)

この時もう不思議と怖くなかった。

窪地から隠れるように出て友達の所へ向かう。
何事もなかったように遊ぶが、頭の片隅には女が離れない。
友達は「誰のチャリ?」と言うので知らないよと惚けた。

家に帰り、親にも言えず俺は次の日も秘密基地に向かった。
その日は友人との約束はしていなかった。
だがそこに女は居なかった。

しばらくすると窪みの方に黒いワンピースの女が佇み、俺に“早く来い”と手を振って居る。

「こんにちは!」と言うが、女は何も言わない。

そしてまた乳首を勃起させながら手を導き、素早く脱がされ、しごかれ終わるとおでこにキスをして帰ってゆく。
それが二ヶ月くらい続いた。

ある日ぱったりと来なくなった。
それ以来小学校から中学卒業まで見ることは無かった。

高校に入り、帰宅途中のコンビニ前。
車椅子に乗る女を見かけた。
親御さんだと思うが一人おばさんが連れ添ってる。

俺は悩んだが意を決して「こんにちは」と言った。
女は最初に“???”な顔だったが、すぐに何か悟ったようで、膝をついて話す俺を両手で掴むとおでこにキスをした。

親御さんは「あら!なにやってるの!ダメでしょ!」と言い、「すみませんこの子ったら・・・」と謝る。

女は「だのじい、ぼくすき、ぼくだいずき」と呟く。

それ以来会っては居ない。
こんな経験したもんだから手コキ大好きに。

社会人になって、飲み屋でそれとなく友達に「あの辺りに女の人居たよね?」と聞くと・・・。

「居た!居た!めっちゃ怖かったよね!」
「えっ?優しかったよ?」

「嘘だw俺なんて石投げられたぞw」
「そうなの!俺あの人におでこにキスされたよ」

「お前絶対嘘ww嘘つくなコノヤロw」

そんなちょっと切ない忘れられないお話でした。
飲みすぎた。

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