風に吹かれて露わになった同級生の白い太もも

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高校3年時の思い出話をひとつ。
季節は秋、とても風が強いある日のこと。
放課後、高校の図書室で1時間ほど時間を潰した自分は、家に帰るべく駅に向かって歩いていた。
その途中の道端で、同じクラスのNさんとOさんが何やら話してるのを見つけた。

Nさんはショートヘアで、運動が得意な体育会系の女の子。
Oさんはメガネをかけた、成績優秀でとても真面目な女の子。

あくまで私見だけど、2人ともなかなか可愛いかったと思う。
2人とも制服姿で、Nさんは少し短めのスカートの下に体育で使うハーフパンツを穿いていた。
Oさんは膝くらいまである普通の長さのスカートだった。

話の内容はありがちな恋の話。
NさんがOさんの好きな人を聞き出そうとしてるところだった。
普段の自分なら気にもしないでとっとと家に帰ってただろう。
だけど渦中の人が、真面目すぎるほど真面目なOさんというところに興味が引かれた。

(真面目なOさんにも、やっぱり好きな人はいるんだろうか?)

気になった自分は近くの物陰に隠れ、こっそり2人の様子を窺った。

「ねえ、本当は誰かいるんでしょ?」

「隠さなくてもいいじゃん?」

Nさんはしつこく追及するけど、Oさんは、「そんな人いない」の一点張り。
押し問答は3分くらい続いた。
その間にも強い風は吹き続けている。
Oさんはスカートが気になるのか、裾を掴んで捲れないように押さえている。
一方ハーフパンツを穿いてるNさんは全然気にしてないみたいだった。

その時、Nさんが素早くOさんの背後に回りこむと、Oさんの体を羽交い締めにした。
いきなりのNさんの行動にOさんは反応できず、あっという間に動きを封じられる。

「何するの?」

Oさんが不思議そうに尋ねた時、また強い風が吹いた。
その風にOさんのスカートが捲れそうになる。

「きゃっ!」

Oさんは慌ててスカートを押さえようとしたが、羽交い締めにされててはどうにもできない。
Oさんのスカートがふわりと捲れる。
少し離れた自分にも、捲れたスカートの中から覗くOさんの膝がはっきりと見えた。

「ほらほら、早く言わないと見えちゃうよ?」

NさんはがっちりとOさんを押さえつけ、楽しそうに言う。

「ず、ずるいこんなの!きゃあっ!」

再び強い風がOさんを襲う。
今度はOさんの白い太腿が露わになるぐらい、かなり際どい辺りまで捲れた。
見る角度によっては本当に中が見えちゃったんじゃないかと思ったほどだ。
容赦ない風の連続攻撃に、とうとうOさんは屈した。

「ごめんなさい!言う言う!言うから許して!」

焦った声でOさんが叫ぶ。
しかしNさんは容赦がない。

「じゃあ早く言って?言ったら離してあげる」

この時自分は、(Nさん、えげつないことするなぁ)と、少しOさんに同情していた。
しかしOさんの次の言葉に、自分の思考は完全に停止した。

「◯◯君!!◯◯君!!」

切羽詰った声でOさんが絶叫した苗字。
それは誰あろう、学年に1人しかいない自分の苗字だったからだ。

(え?嘘?マジで?何で?)

全く予想してなかった答えに完全にパニック状態に陥った自分。
でもいきなりそんなこと言われたら、誰だってこんな感じになる思う。
ようやく我に返った時、もう2人の女子はその場にいなかった。
どうやら自分が混乱してる間に、早々と帰ってしまったらしい。
後には、(なぜ?どうして?)と再び自問自答を繰り返す自分だけが残されたのだった。

数ヶ月後、自分は高校を卒業した。
結局その後、Oさんとの関係が深まることはなかったし、Oさんに告白されることもなかった。
今思うとOさんは、あの状況から逃れるためにとっさに適当な名前を口走ったんだろう。
たぶんこの考えに間違いはないと思う。
・・・たぶんだけど。