高嶺の花の不倫相手から聞かされた自慢話

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5年ほど前のことなんだけど、当時、会社の子で付き合って間もない彼女がいたんだ。
藤崎奈々子を清楚な感じにした俺には手が届かないような子だったんだが、仕事の関係でちょっと近くの役所まで送って行ったのをきっかけに食事に行くことになり、付き合うことになったんだ。

奈々子さん(仮名)は英語ペラペラで、会社入ってそれほど経ってないのに、客と電話やメールでやり取りをして皆からも人気、評価ともに高かったんだ。
奈々子さんは学生時代に年上の彼氏がいたらしいんだけど、会社入ってから別れて、だから仕事を頑張ってたって言ってた。
俺たち2人のことは誰にも言ってなくて、俺もこんなきれいな子がフリーなんて・・・って思ってたけど、周りの先輩や上司に飲み会とかで色々言われても、うまくあしらっていたからあまり心配しないようにしてた。

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付き合ってからは、人並みにデートをしてキスをして・・・。
そこからの奈々子さんのガードは結構堅かったけれど、それでもすごく幸せだったんだ。
週のうち2~3回一緒に食事して買い物したり、夜景を見に行ったり、すごく月並みだけど人を好きになるってことはこういう事なんだ、って思ってた。
今考えたら、いつも夜10時までには家に帰らなきゃって言ってたし、会えない日に電話やメールしても夜の10時から11時はほとんど連絡つかなかったのは不安だったけど、まさか“本命の人”がいるなんって思ってもいなかったんだよ・・・。

年末、奈々子さんは家族で両親の実家に帰るって言ってたんだけど、「年が明けたら京都に初詣に一緒に行こう。実家が京都の方だから現地で会おう」って待ち合わせの場所を決めたんだ。
俺は京都はあまり詳しくないから、年末に一人で待ち合わせの場所から神社までの道のりを下見しに行くことにしたんだ。
まさかそこで“本命の人”と一緒の奈々子さんに会うなんて思わずに・・・。

下見の日、神社の参道を歩いてたら、お参りが終わって参道を戻ってくる奈々子さんと50過ぎの男にばったり会った。
その男は仕事の関係でうちの事務所にもたまに来ている奴だった。
狼狽える奈々子さんと手を繋いだ奴は、呆然としている俺に向かって言ったんだ。

「彼女とのことはやっぱ会社に知れたらまずいので黙っててね」って。

俺は頭の中が真っ白になって、どうやってその場から離れたのか覚えてない。

その晩、奈々子さんからメールあって、とにかく初詣の約束の日には来てほしいとあった。
情けない俺は、それでも再び京都に向かった。
そして奈々子さんと会ったんだ。
気まずい雰囲気の中、足はあの神社に向かってた。
俺が何も言えないでいると奈々子さんが喋り始めた。

「彼とはリョウくん(俺)と付き合う前から仕事の関係でよく話をしてたの。すごく仕事が出来て面白くて、こんなお父さんがいればいいなって思ってた。ある時、私が仕事でミスして彼の会社に迷惑をかけた時、彼が社内を調整してくれて助けてくれたの。その時、食事に誘われて・・・その時から彼を意識し始めたの」

でも奴には奥さんと子供が居て、奈々子さんにとっては憧れの人に過ぎず、そのうちに俺と付き合うことになったって言った。
俺との時間は楽しかったって言うけど、毎晩10時に彼と電話するために帰ってて、彼がうちの会社に来た時は、待ち合わせて食事行ってからホテルに行ってたらしい。

この年末の京都も、もちろん実家に帰るってのは嘘で、奴が奥さんとかに偽って出張をでっち上げ、奈々子さんとの旅行を計画してたんだそうだ。
俺と会ったあの晩も、奈々子さんは奴と京都市内のホテルに泊まり、奴を受け入れたんだそうだ。
俺にメールをくれた後に・・・。

絶望の俺の横で、奈々子さんは全てを悟ったように淡々と言った。

「彼とは一緒になれないのは分かってるけど、一緒にいるとすごく幸せなんだよ。すごく頼り甲斐あって、色んなこと知ってて・・・エッチもすごく上手くて。初めてした時から何度もイカされて、そんなこと今までなかったのに」

奈々子さんは色々考えたけど、家庭を持っている奴とは先が見えないし、でも俺には知られてしまったしで、少し時間が欲しいと言われ、冷却期間をおくことにしたんだ。
(俺も未練があったし・・・)

そして仕事始めになり、しばらくして奴が挨拶回りでうちの事務所に来た時、奴が俺を呼び出した。
複雑な思いですごく迷ったけど、待ち合わせの居酒屋に行ったら、奴は俺が奈々子さんの彼氏(と思ってるのは俺だけか?)とは知らずに、この間の京都で会ったことを改めて口止めしながら、酔いに任せて色々喋りだした。
結構遊んでて、以前、奥さんに浮気がばれて関係が冷え切ってること。
初めて会った時から、落とそうと思っていたこと。
奈々子さんのミスをフォローした時に、「お詫びしたいんだったら食事でも」と誘ったらついて来たので(これはいける!)と思ったこと。

あとは、奴が俺に自慢気に話したことを覚えている限り書いてみる。
初めてホテルに行った時、奈々子さんが涙を浮かべながら抱きついてきたんだけど、「明かりは消して」って言う奈々子さんの願いを無視して、奴は経験を駆使して服を脱がせ焦らせながら身体中を愛撫した。

「もう堪忍して」って喘ぎながら言う奈々子さんに、奴のモノを突き出ししゃぶらせた。
奈々子さんは、その清楚な顔と裏腹に拙いながらも一生懸命、言われた通り袋までしゃぶり、奴は奈々子さんの口に思いっきり射精をした。

「俺も年なんだが、さすがに若いきれいな子を前にしてすぐに臨戦態勢に入れたよ」と、顔を背けて恥ずかしがる奈々子さんに、正常位で一気に挿入した。

「ううっ」と声を抑える奈々子さんに対し、ゆっくり前後しながらクリと乳首を愛撫し続けた。
少し小ぶりの胸を揉みしだいて下半身を突き上げると、奈々子さんは下で腰をくねらせて両腕はしっかり奴にしがみついた。

次に明かりの下で恥ずかしがる奈々子さんをホテルの窓際に立たせて、ガラスに手をつかせ奴は背後から突きまくった。
ロングヘアを振り乱しながら息も絶え絶えに、「やめて・・・何か出ちゃう・・・」「あぁ、もう勘弁して・・・」というのを構わずグラインドさせながら腰を打ち付ける。
今までの少なくない女性経験の中でも初々しく清楚で、でもいやらしく壊れていく彼女を奴は、『今までで最高の女だ』と思い、奈々子さんの願いを無視し、ひたすら突く。

次の瞬間、「い、いやぁー・・・」と一瞬固まったかと思うと、アソコから生温かい白い液体を垂らしながら腰が抜けたようにしゃがみ込んだ。
抱いてベッドに彼女を運ぶと、彼女はトロンとした目で、ゆっくりとした気だるそうな口調で、「すごかった。今までこんな気持ちいいことなかった」と余韻に浸っていた。
それを見た奴は、彼女をめちゃくちゃにしてしまいたい欲求に駆られ、まだ二回目を放出していないモノをまた突き刺したんだ。

「ちょ・・・あ・・・やめて・・・。待って・・・」

奈々子さんの半泣きの願い空しく、奴はまた彼女を欲望のままに弄んだ。
奴曰く、「あんなに激しい運動はもう出来ないね。奈々子も『もうやめて』って言いながら、口だけじゃなくアソコからもよだれ垂らしてしがみついてくるんだよ。会社で見る彼女では想像出来ないだろう」だそうだ。
初めての晩に彼女は6~7回はイキ、最後は痙攣して半分失神したそうで、翌朝チェックアウトの時間ギリギリまで起きれなかったらしい。

奴は、俺と奈々子さんが同じくらいの年齢で、さらにほとんどの男が羨むようなきれいな子だから、自慢を含めて散々彼女とのエロい話を言い放ってた。
目の前の俺が彼氏(自称)とは知ってか知らずか。
京都で俺と会った晩も、奴は奈々子さんを攻め立てながら、「今日会った会社の男は奈々子が俺にこんな風にやられてることを想像してるんだろな。奈々子のカラダをこうやって攻めたらこんな風に声をあげるなんて聞かせてやりたいよな」って言ったらしい。

俺と会った後の奴の京都旅行最後の夜、奴はさすがに正月は家庭に戻らなければならないので翌日帰るため、ヤリ溜めしておこうと、部屋に戻ってくるなりシャワーも浴びてなくて嫌がる彼女を押し倒し裸に剥いて・・・。
そして最後はいつものように彼女が痙攣するまで堪能したらしい。
他にも色々言ってたけど、「奈々子は俺がいないと生きていけない身体になった」とか「俺はそのうち離婚して奈々子と一緒になる」とか言ってた。

それから奈々子さんと俺は冷却期間を続けたまま連絡を取らなくなった。
周りの女性社員からは、「奈々子ちゃんは、あの取引先の人(奴のこと)とデキてんじゃないの」っていう噂を耳にし、しばらくしてから彼女は会社を辞めていったんだ。

騙されてはいたんだけど、束の間の幸せをくれた彼女には感謝をしつつ、未だに引きずっている俺の昔話だ。

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