契約社員ナナの黒いタイツ

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ナナは30代の独身契約社員、総務課会計係だ。
見た目は、学級委員長のような『お堅く、まじめ』な風貌。
黒縁メガネがそれをさらに引き立たせている。

うちの会社には制服はない。
それぞれが、『常識的な範疇』で自由に服装をチョイスしている。
ナナはほぼ毎日、濃紺スカートに黒いハイソックス、白いブラウスだ。

最初はナナのことなど歯牙にもかけていなかったが、偶然にもスカートの中から覗くナナのパンティを目撃してから彼女の虜になってしまった。
ほぼ毎日、ナナをオナニーのオカズしている。
ナナに似たAV女優のDVDを見ては、「ナナ!ナナ!」と言いながら、肉棒を激しく上下させている。
しかし、どうにもこればかりでは我慢ができなくなり、ナナにアプローチのつもりで声を掛けてもみた。
ナナは、俺のことなど眼中にもないらしく、軽くいなされてしまった。
ただ、仕事上の会話については向こうから積極的に話し掛けては来るのだが・・・。

そんなある寒い冬の日、滅多にパンストやタイツなど履かないナナが、黒いタイツを履いていた。
見慣れないタイツ姿に俺のペニスは過剰に反応してしまい、俺はナナの黒い脚を視姦しながらポケットに手を入れ、仕事をしながらこっそりとオナニーしてしまった。
幸いにも誰からも見咎められることなく、オナニーに興じられたが、さすがに射精はトイレに篭ってから行なった。

帰宅してからもナナの黒いタイツを妄想し、どうにも我慢できなかったので、近所のコンビニで黒いタイツを買い求めてしまった。
さすがに女性用のタイツであるため、購入には勇気が必要だったが、併せて女性用の化粧品などと共に購入し、『彼女から買い物を頼まれた男』を演じながら、それをカゴに入れた次第だ。

急ぎ足で帰宅し、全裸になるとタイツを包んでいるセロハンを引き剥がし、慣れない手つきでそれを脚に通す。
ナイロンのきつい締め付けが、下半身全体を心地良く包み込む。
そんなナイロンのキツい締め付けにも関わらず、俺の肉棒はそれをテントのように押し立てている。
やや包茎気味の皮の先端が、タイツの感触に即発され、今までの感じた事のない快感を味わった。

「ああ、佐島さん!」

俺はナナになりきり、自分の名を呼んだ。
30歳の男が全裸に黒いタイツを身に着け、一人住まいのアパートの4畳半で転げまわる様は、傍から見ると滑稽以外の何物でもないだろう。
ただ、その時の俺は真剣にナナを演じ、身悶えていた。

「佐島さん!犯して!犯して!」

そう口にしながら射精した記憶がある。
買い求めた黒いタイツは、汗と精液でぐっちょりとなっていた。

それからしばらくは、このスタイルのオナニーがマイブームとなっていった・・・。

そして天の配剤とも思える事が起きた。
ある帳簿から、女子更衣室の個人ロッカーの型番が記載されたページを見ることができた。
ナナのロッカーの鍵の型番を記憶すると、その日のうちに合鍵を作製した。
鍵を手に入れた後は、どうやって更衣室に入る込むかが問題だった。
色々と思案しては見たが、なかなか侵入できる気配はなく、1年近くを無駄に費やした。

今年の5月の連休、不意にその機会が訪れた。
休日出勤したスタッフと揃って帰宅したが、PCの電源を切り忘れた事に気が付き、会社に戻ってみると全くの無人。
とりあえずはPCの電源を切り、社内を何気なく見回してみても人っ子一人居ない。
監視カメラの類も無いので、安心して行動に移れた。
巡回の警備員も連休モードで、怠けがちなのを良いことに禁断の女子更衣室にとうとう入り込んだ。

ナナのロッカーの位置も型番を追うとすぐに分かった。
俺は震える手を押さえつつ、鍵を挿し込み、ロッカーを開いた。
やや硬い扉に開ける際に引っかかるものを感じたが、難なくそれは開いた。
刹那、ナナのほのかなニオイが漂ってきた。

しかし、ナナのロッカーはほぼ空に近く、黒いカーディガンがハンガーにかかっているだけだった。

期待が大きかったので、絶望感も大きかった。
しかし、ふとカーディガンを捲るとハンガーにナナがいつも履いている黒いソックスが掛けられていた。
俺は無意識にそれを手に取り、ニオイを嗅いだ。
洗い立てらしく、洗剤の香りしかしなかったが、それでも俺は十分に堪能できた。
片方のソックスを顔に押し当て、もう片方は肉棒にかぶせ、それを激しくピストンさせた。
ソックスの感触は、ナイロンと違い、多少の“ゴワつき”があるので、正直理性を失うような快感は感じられなかったが、好きなオナペットの掃いているモノだと思うと感慨もひとしおだ。

俺は、日常目にするナナを思い起こし、懸命に擦り続けた。
電話応対中のナナ、書類を記載しているナナ、パソコンを打ち込むナナ、オフィス内を歩くナナ。

(あああ、このソックスがナナの脚にっ!!)

高ぶる射精感に俺は我を忘れて、ソックスを歯で噛み、左手でつま先部分を引っ張りながら上半身を後ろに反らした。
自分の『変態さ』に興奮してしまい、一気に射精感が脳天を突き抜けた。
しかし、ソックスを汚す事は自殺行為だったので、射精の瞬間にソックスを引き抜き、更衣室の床に大量の精液を撃ち放った。

しばし放心状態で撃ち放たれた精液を眺めていたが、我に返るとほんの数十分間の出来事でしかなかった。

精液をティッシュで拭き取り、名残惜しいもののナナの黒ソックスをロッカーに戻しつつ、写メを数枚撮影し、このオナニーの戦利品とした。
本当は、ソックスもカーディガンも欲しかったが、連休明けに事件になる事は明白だったので、それは泣く泣く控えたが・・・。
静かに更衣室を後にし、帰り際に守衛室を覗くも警備員は居眠りしており、俺の存在にすら気が付いてはいない様子だ。

帰宅してからはいつものタイツで写メを見ながらオナニーに狂った。
寂しいオナニー漬けの連休はこうして明けた。

8月中旬、避難階段に腰掛け、炎天下にわずかな日陰を求めて身体を預けていると階下に人の気配を感じた。
ナナと会計係長だった。
何やらヒソヒソと会話を交わしたと思うと、二人はキスをしだした。
いきなり殴られたような激しい感覚に胸の鼓動が高鳴り、炎天下の暑さもさる事ながら、多量の汗が吹き出てきた。
二人のキスは、おそらくはほんの数秒だったのだろうが、俺には何時間にも思えた。
キスを終えると会計課長はナナの右乳房軽く揉み、それに対してナナは、いたずらっ子を諌めるような表情を浮かべた後に微笑んだ。
そして二人はまた屋内へと姿を消したが、この瞬間に俺は片思いとなり、激しい喪失感だけが残った。

数日間は、ナナを見るのも辛く、会計課長に対しては殺意さえ感じた。
しかし反面、性欲はたぎるように湧き出て、会計課長とセックスするナナを妄想しては暴走する俺だった。
ナナのロッカーにあったあのソックスもカーディガンも冬場に履いていた黒タイツもパンティもブラジャーも、何もかも会計課長が思いのままにできるかと思うと悔しい反面、その状況に興奮している自分自身に驚いた。
そして、それら全ての妄想と二人のキスシーンを思い浮かべて、俺の激しくも切ないオナニーは毎日終わる。

失恋の傷も癒え始めた今月の休日、俺は偶然にも某所で二人を見かけた。
笑顔の二人が歩んだ先は、夕暮れのホテル街だった。
普段以上に着飾ったナナの後ろ姿をぼぉっと見つめていた俺だった。

そこには嫉妬で泣き濡れた俺の姿はなく、これから行われるであろう会計課長とナナの痴態を妄想し、激しく勃起する変態の俺しかいなかった。