俺マッサージ得意なんだよ!

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中三の時のこと。

学校帰りに男友達1名と女友達1名で俺の家で遊ぶことになった。
最初は3人で喋っていたんだが、そのうち女友達(仮に『奈緒』としよう)が眠いと言ってきたので毛布を貸してやり、奈緒は床に横になった。
その状態でも話に参加していたのだが、やはり眠気の所為か口数は少なくなっていた。
そのうち男友達が出掛けるからということで帰ってしまった。
残ったのは俺とうとうとし始めた奈緒だけになったわけだ。

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少し経って、俺が「マッサージ得意なんだよ」という会話から、奈緒をマッサージすることになった。

手から始まって、肩、腕、足とほぼ全身をマッサージした。
そこで、少々悪戯をしようと思いついた。
まず肩を揉む時にさりげなく鎖骨をコリコリと弄ってみた。
奈緒は自他共に認めるくすぐったがりだったので、すぐ反応した。

しかし、奈緒は予想外に弱かった。

言葉を失うほど悶絶して「ちょっ・・・や・・・ぁ」と小さく言ったあと、大きく深呼吸した。

俺が「悪い、手が滑った(´Д`)」と少し笑いながら言うと、奈緒も笑顔で「全くー、気をつけてねー」と言ってきた。

その後はくすぐりはしなかった。
が、奈緒がうつ伏せになって足をマッサージする時は(学校帰りの為スカート)太ももまでやったのだが、そのままスカートの中まで手を滑らせることもできたな・・と、今更思う。

結局そのまま解散になったのだが、帰り際、奈緒が「あー、すごい気持ちよかったよー」と頬を紅潮させて言った時は、危うく犯罪者になるところだった。

後日、あの日のマッサージの感想を聞いてみたら・・・。

「あの後ね~、すっごいほわほわした感じになってね~すっごい気持ちよかったよー」

またアブナ(´・ω・`)カッタ。

その後、「じゃぁ俺無しじゃ生きられない体にしてやるよ」と冗談交じりに言ったわけだが・・・。

今思うとすごいこと言ったな、中三のくせに。

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