出会い系で脱童貞を決意して・後編

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大学二年生の冬。
俺も大人になる日が来たのだ。

では、その相手を『Q』としよう。
Qのプロフは26歳で、家は車で10分くらい。
写メ交換をする限り優香似の年上のお姉さんである。

Qの投稿には『誰かメールしよお』と書いてあって、送ってみたらすぐに返事が来た。
儀式である写メ交換を済ませても、向こうのテンションは下がるどころか上がる一方である。

Q『年下好きなんだあー、君は年上でもいいの?』

俺『うん、タメとか年下はどうも苦手でダメなんだ』

Q『そっかー可愛いねー、てか一人で寝るベッドは寂しいよー』

俺『もう寝るん?早くないwてか寂しいなら俺も横に入れてくれw』

Q『来てくれるん?wそのかわり、何もしちゃダメだよーw』

俺『わかんねーwキスくらいしちゃおうかな』

Q『えっちーwでもまあキスくらいなら許しちゃおうかな。いつが暇?』

こういう茶番は嫌いではない。
かなり勃起していたし、早いところ会いたかった。
だから週末に会う約束を取りつけた。
もちろん会うまでにもエロエロメールしまくりで・・・。

俺『早く会いたいなあー、ぎゅうってして欲しいなあ』

写メとメール文でイメトレしてオナニーして週末を待った。

そして決戦の日がやってきた。
当日、後輩に連絡を入れて俺は待ち合わせ場所へ向かった。
時刻はお昼過ぎだったため人も多い。
まもなくQが来た。

えらいべっぴんさんが来た。
白いスカートにデニムのアウターを着てきたQは、写メ以上の可愛さがあり、俺はテンションが上がった。
向こうも俺を見るや否や笑顔で「こんにちは」と挨拶ができる女であり、前回のXが如何に社会不適合者であることが窺えた。

とりあえずご飯を食べようというメールの流れもあり、俺たちはファミレスへ行ってご飯を食べた。
ファミレスでは何を話したかあまり覚えてないが、「大学生なんだから可愛い女の子いっぱい居るでしょ?私よりいいんじゃないの?」と笑顔で言われた気がする。
そして当時の俺はその言葉が、『私が嫌じゃなかったら抱いて』に聞こえた。

そしてファミレスを後にして、しばしドライブした。
俺はもちろん勇気を出して切り出した。

俺「やっぱり出会い系で会ったりするってことはホテルとか行くんですかね?」

Q「えー?もしかして期待してる?w」

俺「若いもんでw割としてました。御免なさいw」

Q「可愛いーwじゃあ行ってみる??w」

まさかの勝利宣言である。
俺は急いで前もって調べておいたホテルへ車を急がせた。
車の中で手を繋いで向こうは一気にラブラブモードである。
思い出してもチンコが立ってくるくらいである。

で、ホテルに入る。
人生初のラブホである。
部屋に入るなりQがキスをしてきた。

Q「こういうの初めて?」

俺「結構緊張してるよ」

Q「ますます可愛いーwいっぱい楽しもうねw」

そう言ってお互い服を脱がせてお風呂に一緒に入る。
驚いたのがQはパイパンであった。
のちに俺がパイパンフェチになるのはここからであるのは周知の事実である。

Q「おっきーねえw結構女の子に喜ばれるでしょー」

俺「ううん、そんなことないよー、エッチも久しぶりだから下手になってそう」←嘘である。

Q「じゃあ私がリードしてあげるからね」

期待していた筆おろしの幕開けである。
このとき我慢汁が出まくって、Qはかなりテンションが上がっていた。

俺「てか、なんでパイパンなん?」

Q「こっちの方がエッチく感じない?今日会う前に、もしかしたらと思って剃ってみたんだけど嫌い?」

俺「いや、かなり好き、もっと見たい」

Q「うんいいよ、お風呂に入って体洗ってね」

いざ、風呂場へ。
風呂場で洗いっこして湯船に浸かった。
イチャイチャしすぎた俺は願望であったお風呂場で潜望鏡フェラを願い出て、一回イッてしまった。

Q「出そう・・・イキたいの?」

俺「うん、イッてもいい?結構ヤバいよお」

Q「じゃあしっかり出してね。イクとこ見といてあげるからね」

しかもゴックン付きである。
このとき俺はかなり出て、向こうもびっくりしてビクッてなるくらいである。
のちに『顔射男』と後輩にイジられたのは言うまでもない事実である。

Q「んーすっごい出るw若いっていいねえー」

俺「一回ヌいて来たのに出ちゃったwQが上手いからかな」

Q「しかも苦くないから美味しいw早くベッドいこw」

そう連れて行かれて風呂場からベッドへ。
Qは引き締まってはいないものの、まあまあいい肉のつき方をしていた。
デブではないが、ちょっとムチっとした感じ。

ベッドの中でかなり激しくキスをした。
向こうのキステクニックはかなりのものであり、俺はあっという間に復活してしまった。

Q「もうおっきくなってるよ、君の。そんなに私としたい?」

俺「したい。我慢できないよ」

Q「私もしたいの、ほら触って、こんなに濡れてるし」

俺「凄い、もっと触らせて、もっと見たいよ」

Q「よく言えました。じゃあ、私のを優しく舐めて」

人生初のオマンチーである。
パイパンであっても剃り残しが全くなく、ピンクで美しい。
クリを中心に攻めていくと、彼女の太ももに顔を挟まれながら彼女のオマンチーはどんどん濡れてきた。
かなり重要なことであるが、俺は女の太ももに顔を挟まれるのが大好きである。
彼女が俺を引っ張り、うまい具合で69の体勢へ。
舐められながら舐めるのはまたエロく、しかも無臭なのでいくらでも舐められる。

Q「ああんすっごい。もっと舐めてよお、気持ちいい。もっと舐めて」

俺「おっひい」

こんな感じで前戯は終了。
彼女のオマンチーはぐっちょんで今にも欲している。
いざ本陣である。

20年の時は満ち足り、ゴムを付けようとしたら、Qがいきなり泣き出した。
焦る俺は必死で抱き締めながら頭を撫でた。
どうやら人肌が恋しかったらしく、久しぶりに自分を受け入れてくれる事に嬉しかったみたいである。
仕事場に恋人が居たらしいのだが、社内恋愛がバレてしまって男は転勤させられ、残った自分は周りの目が辛く、自分の場所が無かったらしい。
重くてウザくてあんまり覚えてないけど大体こんな感じだったと思う。

俺はやらせてくれる女は大好きだが、お涙頂戴のメンヘラは大嫌いである。
しかも早くヤりたい。
しかし出会い系の女にはこういう傷心状態の女が多い。
というかほとんど全員そうである。
そこを上手くケアしてやれば即アポ即ヤリが可能になることを、このあと経験した。

目の前にオンマンチーがあるのに入れられないことにちょっと不満を持っていたが、俺は紳士なので動じない。
ホントはかなり震えていたかもしれないけど、ひたすら頭をポンポンしながら、「もう大丈夫だよ」と言っていた。
で、長い長いキスのあと、Qは耳元で囁く。

Q「ゴムを付けずにやって」

童貞にはこのミッションはかなり重荷である。
大体自分が遅漏か早漏かも知らないのに、いきなり膣出してしまったらオオゴトである。
だが美人の頼みは断らないようにしている俺は、二つ返事でQの耳を甘噛みしながら承諾の意を伝え、いざドッキングミッション開始である。

アバヨ童貞だった俺。
コンニチハ新たな俺。

なんと言うか、必死過ぎてあまり実感が無かった気がする。
と言うのも、最初に入れた瞬間にQが足を俺の胴に挟んできたので、かなり動きづらかったのは覚えている。

入れた瞬間は、「アア」って感じにキューって締まる。
だから“Q”と名前を付けてみたのだが、今さら手遅れである。
今でもはっきり覚えているのが、ちょうどその時Qの携帯電話が鳴って、ミッキーマウスの曲だったんだけど、そのリズムで突くと、かなりリズムがいいので今でもそのリズムでやる。

ズンズズンズンズズンズンズズンズズン、ズンズズンズンズズンズンズズンズズン。
(分かりにくかったら腰振りながらやっていただくことをお勧めします)

で、タンタンと正常位でピークが近づく。
Qはかなり感じやすく、アンアン言っており、突くたびにマンチーからマン汁が飛び出る。
凄いのがホントに飛び出る。
しかもおびただしい量である。
ベッドも俺の腹もあっという間に汁まみれになってしまった。
あとで聞いた限りでは、かなり感じやすく潮を吹きやすいらしい。
彼女の感覚では潮ではなく、おしっこっぽいのが出る感じらしい。
後にも先にもこんな潮を吹く女には会っていない。
というかQ以外に潮を吹かせたことが無い。
紅音ほたるよろしく、じゃんじゃん出るマンチー汁にシーツは濡れて、俺が膝をつくと滲み出るなんてあり得るだろうか。

五分くらいでQは、「イッちゃうー」と連呼していた。

そんなこんなで俺もかなり来ていた。
初めてだからか締まりがいいのか分からないが、オナニーとは違う。
イキそうになると全身の汗が噴き出る感じに俺は面白おかしく感じていた。

Q「もうイキそう。アン、あ、中で、出してアン」

俺「それまずいよ」

Q「大丈夫だからお願い」

俺「もう出るよ?ホントにいいん?」

Q「出ちゃうの?イッてー」

そんなコト言われるもんだから、思わず中出ししてしまった。
初エッチにして子作りなんてと思っても後の祭りであり、終わったことは仕方がない。
だいたい俺は彼女の許可を頂いて行ったので、何の問題すらない。
かなり気持ちよかったし、後で掻き出してみると、かなり大量の精子がドロドロ出た。
気分がかなり良かった。

しばらく繋がったまま横になり、激しいキスをしていた。
ついこの間まで童貞だった男が美人とエッチして潮吹きまくって中出しとか、どんなエロゲーだよ、と思う。
これが現実であることに俺は違和感を感じつつ、(サヨナラ今までの俺)と思いながらキスをしていた。
相変わらず彼女はぎゅーと俺を抱き締めて、激しく品が無く舌を絡ませてくる。
ここでQが俺の耳を噛んだり、キスマークを付けてきだした。

出会い系で会う品のない女に見られる特徴で、普段誰からも愛されないから、ちょっと優しくされるとすぐ図に乗る。
俺はこういう女は大嫌いである。
だから出会い系はセックスまでに留めておくに限る。
こういう恋愛慣れしていない奴ら(俺も含め)には、ロクなヤツはいない。
これは決して冗談でもなく真実である。
もしあなたが恋人がいて、出会い系をしていたら、紛れもなくそいつは腐っているか、恋愛出来ないヤツである。

ちなみに俺は今恋人は居ないが、後輩は結婚して今なお出会い系に夢中である。
奥さんにはバレないように、最近は俺が後輩の写メを使って引っ張ってきて会うという方法を行なっているくらいジャンクである。

しばらくした後、離れてQに聞いた。

俺「てか、中はやっぱまずくない?」

Q「大丈夫でしょ、何回かあるけど出来たことないから心配しないで。それよりチューしよ」

今日何回目のキスだよと思ったが、まいっか、と思いつつキスをする。

Qはべっぴんさんなのに、どこかアタマがイカれている。
大体会う前にパイパンにして蛇口をひねるが如くオマンチー汁を出し、挙句に中出し強要とは狂気の沙汰である。
けれども、(こういう女がいるから俺たちも助かってんだよなあ)と思いながら頭を撫でてあげる。
その後また復活して二回戦目に突入するが、前日に一回、本日三回目の射精は無理だった。
けれども彼女は相変わらず壊れた蛇口よろしく潮をジャンジャン吹きまくる。

俺「ごめん、イケそうにないかも」

Q「そっか、じゃあもうちょっと突いてもらってもいい?」

しばし突いて終了。
フリータイムで入ってよかったと思う。
時間にして大体6時間くらいホテルにいたと思う。
お昼過ぎに入ったのに既に外は真っ暗であった。

俺はホテルを出る時が一番怖かった。
これだけエッチすれば大丈夫とは思ったが、美人局という恐怖があった。
幸い俺の周りにはまだ誰も美人局には会ってないが、もしかしたら俺が最初の犠牲者かと死を覚悟した。
と言うのも、ホテルを出て車に乗ろうとした際に、駐車場に黒塗りのクラウンみたいな、いかついセダンが入って来たからである。
しかし何も起きないのが俺である。
実際はこんなものである。
虎穴に入らずんば虎児を得ずというがその通り。

そうしてホテルを出た後、待ち合わせ場所まで向かい、キスをして別れる。
後輩に無事を連絡をして詳細を話すと・・・。

「それもしかして病気持ってんじゃないすか?」

その言葉に恐怖を感じて、次の日すぐにエイズ検査を受けに行った。
それから今日までにも何度かエイズ検査に行ったが、俺はまだエイズも性病も罹ってない。
それどころか医者で検査するとき先生に、「エイズは性感染症の中で最も罹りにくい類だからねー」と、まるで金出して検査するほど心配しなくていいと遠回しに言われたレベル。

生でやるのは程々にしようと思っても、そうはいかない20の寒い冬であった。

ただ何というか、ゴムだとイケない体になっていた。
Qはつくづく俺に性癖を教え込んだみたいである。
これだから年上の淫乱には頭が上がらない。
駆け出しで1勝0敗1引き分け。
いい成績じゃないか俺は。

それからQとは何度もメールし、互いの都合のいい時に会っては、肉体的な関係を持ち続けた。
ある時は夜の公園で、ある時は小学校の非常階段で・・・。
ある時にケータイでハメ撮りした時の写真は今でも俺のズリネタである。

出会い系で出会った女は、もともと出会いを求めている女しかいないので、都合の良いセフレが見つかってしまえば、安全にセックスできる相手と飽きるまで肉体関係を持ち続ける傾向にある。
男も病気や美人局の危険を感じるだろうが、女は男のそれ以上に危険を感じながら知らない男と初対面するのである。
安全に楽しくセックスできる相手が見つかったら、そいつと肉体関係を持ち続けるのは当然といえば当然。

それから俺は色々な女とメールをしてエッチをしていくのであるが、一時期セフレが10人以上になってしまい、本気でセックスが嫌になりそうになったことがあり、今は2人だけに絞っている。

おしまい。

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