俺の人生を決めたのは、幼なじみ姉妹のハミ毛・後編

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それから1年半、亜美は短大に入った。
この時に俺の中で印象的なエピソードがあったので書く。
ある日、亜美の家で遊んでた時のこと、ふとしたきっかけでバイブを発見したんだ。
ペンシルタイプの細いヤツ。
さすがに俺もニヤけて・・・。

俺「これ、何?」

亜美は赤面して黙ってる。

俺「どうやって買ったの?」

亜美「1人で買いに行った」

俺「どこで(ニヤニヤ)?」

亜美「あの商店街のお店」

1人でアダルトショップに買い物に行くとは大した根性だ。
ここまで考えて、ふと悲しいことに気付いた。

俺「ひょっとして、俺が早漏だから?」

しばらくの沈黙のあと、亜美はニヤけて頷いた。
俺がっくり。

亜美「でも、俺くんのより太いのは買っちゃいけないと思って」

なんて訳のわからないフォロー。
俺ますます凹む。
で、気が付くと攻守逆転。
後ろに回られて耳元で、「でも大好きだよ」って囁きながらチンコをモミモミ。

(『でも』って何だよ!)

そう思いつつも、俺も現金なものでどうでも良くなって、そのままエロに突入してしまった。
色んな意味で、この女には勝てないなと思った。

この頃には俺にMっ気も出てきて、例えば柔道の押さえ込みごっこをするんだが、こっちが本気でやっても上手に体を使われて押さえ込まれ、その体勢になったらどう頑張っても逃げられない。
その状況と敗北感にフル勃起してしまうんだよね。
そのまま上四方に入られて、太ももを顔に押し付けられながらモミモミされると、1分も我慢できずイッてしまう。

あと俺は亜美の脚線美が好きなんだが、ベッドに座った亜美に脚を差し出してもらい、床に跪いた俺が脚を舐めるってシチュエーションが好きだった。
1時間くらいかけて舐め続けると亜美も感じてくるんだが、俺はそれ以上に気持ち良くて、その頃には頭の中が真っ白になってる。
チンコも先走り液でビショビショ。
そうなると軽い刺激で射精してしまう。
手でどころか、足の裏でモミモミされただけでフィニッシュ。
亜美も呆れた顔で、「本当に脚が好きなのね。変態さんね」と。
でも、『変態』と言いつつも、嫌がったり蔑んだりって感じでもないので救われた感じだった。
俺は単に脚が好きなんじゃなくて、亜美の脚が好きだって事は亜美には伝わってたから。

ただこれらのプレイは、俺だけが気持ち良くなってしまうので、なるべく生理中とか以外は避けるようにしてた。
もちろん普通のセックスも、俺なりには頑張った。
挿入するときは、必ずクリイキさせてからって決めてたし、入れる日はフェラや手コキからは逃げ回り、少しでも長持ち出来るよう頑張った。
でもやっぱり早かったけどね。

その後、同じ年に大学と短大をそれぞれ卒業。
俺は地方都市に就職、亜美は地元でOL。
遠距離恋愛2年を経て、普通に結婚した。
二次会を終えて家に帰ると、亜美の実家で双方の家族が集まって酒盛りしてたのが笑えた。

結局俺らも合流して双方の家族、計8人で酒盛り。
俺と俺母は下戸、俺父、俺弟、亜美、亜美父は酒がそこそこ強く、由美と亜美母がうわばみ。
朝まで飲み明かした。
月並みな“ホテルのスイートで新婚初夜”とは違ったが、これはこれで楽しい結婚だったと思う。
由美は結婚式では泣いてた。
そして夜の飲み会では、いつになく笑顔で饒舌だった。

さて、式を終えて念願の2人暮らし。
亜美は地元親元を離れた生活で不安かと思ったが、早々にパート先を見つけて、よろしくやってた。
料理も社会人以降、お義母さんのスパルタがキツかったらしく、悪くない。
俺は一人暮らしの貧相な食生活からやっと解放されて幸せだった。

さて、2人の結婚生活も落ち着いた頃、亜美から衝撃的な話を聞く。

亜美「たぶん、お姉ちゃんの初恋の人って俺くんだよ」

俺は椅子から転げ落ちるほど驚いた。

俺「な、なんで?」

亜美「理由はないけど、姉妹だし、なんとなくわかる」

(そうだったのか・・・)

亜美「たぶん私らが付き合ってからも、しばらく俺くんが好きだったんじゃないかな?」

実は、亜美が薄い格好してたのも、早く大人の関係になりたかったのも、エロさ爆発してたのも、『由美に取られたくない』って動機があったらしい。
そりゃ相手が由美なら焦るのはわかる。

亜美「お部屋で薄い格好するのは反応が面白かったから良かったけど、外で会う時はちょっと恥ずかしかったんだよ」

これも驚いた。
ホント申し訳なく思った。

俺「え、バイブ買うのは恥ずかしくなかったのか?」

聞いたらグーで殴られた。
痛い。

いや、俺は端から“由美は高嶺の花”って感じしかなかったから、そんなこと考えもしなかった。
と言うか、何の取り柄もない俺を2人も好きになってくれる人がいるってこと自体が、自分の想像の範疇を超えていた。

しかし、言われてみれば、心当たりがないわけではない。
由美って、一緒の学校の時は告白に来たヤツを全員蹴飛ばしてたが、それも俺が本命なら筋は通る。
しかし、これが本当なら俺は酷い男だ。
由美に、「アイツはどう?」なんて言いながら、俺は告白なんて考えもしなかったんだから。

亜美「俺くんが鈍感すぎるんだよ」

確かにその通りだと思った。
この話の真偽は、結局由美には問いただしてない。
何か聞くのも失礼かなと思って、真相は藪の中ってことにした。

結婚してから、もうひとつ驚いたことがあった。
それまで、俗に言う“安全日”であっても、お義父さんとの約束を頑なに守り、ゴムは必ず付けてたんだけど、結婚したのでもう良いかと思い、“生外出し”を始めたんだが、今までとは別世界の気持ち良さで、5分以内が3分以内になってしまった。
初めての生挿入の時は、入れた瞬間思わず、「うへ!」みたいな情けない声が出て、30秒も我慢できなかったと思う。
亜美も下から俺を覗き込みながら、「え(笑)・・・」って固まってた。

いや、生は凄い。
世界が違った。

ちなみにこの頃の亜美は、立ったままオーソドックスなピンクローターをアソコに入れて、締めてスイッチ部分を落とさずにブラブラさせることが出来た。
外に出せない特技だから、まさに隠し芸だなぁなんて思ってたが、友達にこの美味しい体は自慢したかった。
もちろん出来ないけど。

あと、結婚後の事で笑える話を。
結婚して1年経った頃、「そろそろ子供作っても良いよね」と、中出しを始めたんだけど、それから2年子供が出来なかった。
さすがに2人とも少し焦ってきて、とりあえず亜美が婦人科に行くことになった。

(彼女に異常が無かったら、いよいよ俺の番か・・・。もし出来なかったら2シーターのオープンカーでも買って、2人で面白おかしく過ごすか)なんて、暗く考えてた。

帰ってきた亜美は、顔を真っ赤にしてショボンとしてる。

「どうだった?」と聞く俺に・・・。

亜美「先生はニヤけながら、『回数を減らしてみて下さい』だって。メチャクチャ恥ずかしかった」

いや、まぁ確かに余程忙しくない限りは、平日は毎朝フェラ抜きと夜1~2回、週末の夜はみっちりみたいな生活を飽きもせず続けてた。
で、“2日に1発”に変えたら、翌月早くも生理が止まった。
バカップルだなと思った。

余談だが、この頃に由美は結婚。
相手はフツメンだが俺よりも年収も身長も高いスポーツマン。
人柄も温和で、由美のために名字も捨てて由美家の人間になった。
まさにお似合いカップルだった。

それから10年ちょっと。
今に至る。
俺のところも由美のところも一姫二太郎の2人の子供、しかもそれぞれが同じ学年、幸せにやってる。
ただ、どうも亜美情報によると、由美の所はセックスレスらしい。
もともと数は多くなかったらしいが、旦那が2人目出産以降、全く性交渉をしなくなったらしい。
由美は相変わらず美人だし、体型も崩れてる感じもしないのに、なんと勿体ない。

対して、ウチは相変わらずのバカップルでヤりまくり。
女は30超えるとなんて言われてるが、亜美の中は出産を経てから、まわりの膣壁が柔らかくなった感じで、若いときより今の方が遥かに気持ち良く、楽しいエロライフを送ってる。

「よーし、由美の体の疼きは俺が癒やしてやると伝えといて」と言うと、「その前に10分頑張って私の疼きを癒やしてね」なんて嫌みを言われる。

これでも最近は少しは長持ちするようになったんだが、それでも5分は無理な感じ。
最近はスティックバイブの助けを借りて、それなりには満足させている。

由美の所のセックスレスの話を聞くと、「何が幸せなのか解らないよね」なんて2人で話してる。
いや、由美だけじゃなくて、子どもの同級生関係の親仲間でも、セックスレスorセックスレスだと予想される親は結構多い。
たぶん同級生関係でウチより沢山ヤッてる家はそうはないと思う。
2人の子を早く社会に追い出して、亜美と2人で面白おかしく過ごすことが、今の夢だなって2人で話してる。
ちなみに亜美には、「(病気以外で)セックスレスになったら離婚」なんて言われてる。
俺も同意見だけど。

先日、町内会の運動会があった。
田舎ってこういうイベントがあったりして、地域の結び付きが大都会より深く、楽しかったりする。
上の子が小学校に入って以降だから、今年で4回目の参加だ。
我が家は、女2人が俊足で男2人が凡人。
娘は一応学年女子では一番速いらしいが、嫁は30代女としては驚異の俊足で、他所の町内会からは恐れられる有名人になってる。
今年はうちの町内会の20代の奥さんが体調不良で急遽来れなくなり、最後の対抗リレーで20代のところに放り込まれて走ってたが、30代後半にして20代と走っても断トツで速かった。
俺は、この亜美の走ってる姿に惚れたんだよなぁ、と感慨深いものがあった。

亜美の脚線美は今でも変わらない。
亜美の脚を舐めてるだけで幸せになれるのも変わらない。

たまに、(相手が由美だったらどうなってただろう?)なんて考えることもあるが、どうもイメージが湧かない。
遠慮しまくってエロい願望をぶつけられなくて、悶々としてる姿しか想像が付かない。
逃がした魚は大きかったが、捕まえた魚はもっと大きかったと思うようにした。
いや、“捕まえた”と言うよりは“野獣に捕まった”んだけどね。

おわりにオマケ話を一つ。
娘が小4で足が速いのは書いたんだが、この娘、亜美によく似てるんだ。
ちょっと残念な顔も似てるんだけど、何より体型がそっくりで、後ろ姿を見ると当時の亜美にそっくりなんだよね。
学年でも長身だし。

で、娘は、お父さん(つまり俺)のことが大好きなんだけど、娘が4年になる時に「女の子は大人になると、お父さんとはお風呂に入っちゃいけないんだよ」って諭して、風呂に一緒に入らないようにした。
娘は寂しがってたんだけどね。
そんな事を言いつつも、実は俺が娘と風呂に入りたくない理由は「嫁と似すぎて、昔を思い出して勃起しそうになるから」って情けない理由。
いや、娘とヤリたいなんて事は神に誓ってないけどね。

理由を聞いて嫁爆笑。

「猿かよ!」って言いつつも、満更でもない様子。
今でも小5にしてモシャモシャだった亜美の股間のハミ毛はよく覚えてる。
それが亜美を女として意識したきっかけだったから。
嫁も、「毛深いのはずっと嫌だったけど、その話を聞いたとき、生まれて初めて毛深くてよかったと思った」なんて言ってる。
ちなみに嫁情報では、由美も発毛は早く、結構剛毛らしい。
中高は体操でレオタード着てたので処理が大変だったとか。

あの時見たモシャモシャがもし由美だったら・・・、由美に女を強く意識して、結果由美と付き合ってたかも知れないと妄想する。
亜美予想が正しければ、俺は由美と付き合えただろうから。
人生の転機と言うか、分水嶺が“(髪じゃない)毛”って思うと、何か笑えてしまうなと思った。

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