バイク旅行中に猛者と遭遇

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俺は一人旅が好きだ。
特にバイクにキャンプ一式を搭載して日本中を周るのがとても好きだ。

一昨年のこと、屋久島に未定泊で旅行することにした。
バイクをフェリーに乗せ、屋久杉や、原生林に想いをめぐらせて、到着前から心弾んでいた。
港に到着して、まずはキャンプ地に向かったわけだが、記念すべき屋久島の初めての信号で、赤信号で突っ込んでくる車と衝突しそうになった。
幸先悪い出発だ・・・。

そんなこんなでキャンプ地に着いてテントを張ることにした。
周りにはバイクで渡島した人たちが3人ほどいた。

いつもの調子でテントを張り終えると、島をぶらっとバイクで流し、食材を買いに行くことにした。
色んなところを回りながら行ったので、テントに着いた頃には2時間が経過していた。
ふと近くのテントを見ると女性の下着が外に干してあるではないか。
色んなところを周ったが、女性で下着を外に干してるのはかなりの猛者だと判断した。

それはさて置き、飯を作り、夜になるのを待った。
というのも、星空を見に行きたかったからだ。
日も沈み、星が出てきた頃に、ヘッドライトをつけて外に出てみた。
付近の建物の明かりが強くてあまり星が見えなかったので、キャンプサイトの先の岬の方まで歩いていった。

上を見ながら歩いていたので、前には注意していなかった。
突然、人とぶつかった。
相当慌てたが、軽く謝り、そのまま岬へ行き星を眺めた。

ぶつかった人が下着を干していた女性と分かるまで時間はかからなかった。
テントに帰ったとこでその女性が「さっきぶつかりましたよね、すみません」と言ってきた。
その日は移動の疲れもありさっさと寝てしまった。

次の日の夕食時、女性が「カレー作るので一緒に食べませんか」と言ってきた。

特に断る理由もなく承諾した。
その夜はカレーを食べながらお互いの旅行歴などを話し合っていた。
こういう出会いがあるのも一人旅ならではないだろうか。
結局その日もそのまま寝てしまった。

事が起きたのは3日目。
夕方過ぎまでは晴れていたのだが、暮れなずむにつれて雨が降り出した。
年間降水量が多い屋久島とはいえ、スコールばりの雨量に戸惑いを感じながらもテントの中で雨がテントシートを打つ音を聞きながら、何も考えることなく佇んでいた。
そのとき、バッサバッサと雨音ではない音が聞こえてきた。

「すみません」

外を見てみると、隣の女性が雨に濡れて立っていた。
どうしたのかと尋ねると、テントが雨漏りしてるので荷物を移動させて欲しいとのこと。
荷物を取りに行ったが、中はかなりひどい状況。
キャンパーにとって雨漏りはの命取りである。
ひとまず荷物を移動したが、根本的解決にはならない。
フライ(テントの屋根の部分)にガムテープと防水スプレーを施し、これ以上の侵入は防いだ。
しかし彼女の寝具(シュラフ、マット)などはかなり濡れており、その役目を果たせそうにもない。

そこで彼女が突然「泊めてくれ」と。

「失礼なのは分かってますが」と。

食事のときに意気投合したとはいえ、やはりかなりの猛者だと思った。
色んなことに思いを巡らせながら泊めてやることにした。

俺のテントは2人用とはいえ、二人とも仰向けで寝るのは正直かなり辛いところがある。
彼女と逆方向を向いて寝ることにした。
自分とて男。
こんな密室で女性と二人になって変なことを考えずに入られない。
それに加え、雨に打たれていたにも関わらず、俺の好きなシャンプーの香りが鼻を突く。
ひしひしと下半身に血液が流れるのを感じながらも、欲望を理性で押さえ込もうとした。
眠気が襲ってくるまで話でもしようと、色んなことを話していたが、ついつい盛り上がってしまい彼女のほうを向いてしまった。

そのときである。
若干勃起したちんこが彼女の足に当たってしまった。

しまった!気まずい!という自分の気持ちとはよそに・・・。

彼女「やだー、へんなのがあたったー」

恥ずかしいやらなにやらで若干赤面してしまったが、立て続けに・・・。

彼女「変なこと考えてたんでしょう?」

さすがにこの状況ではうんぬんと適当に取り繕っていたが、そのときすでに彼女の手は自分の股間に伸びていたのだ。

彼女「ほらーこれなにー」

彼女はズボンの上から擦ってきた。

彼女「溜まってるのー?」

理性などというものはとっくに飛んでしまった。
自分は旅行中はほとんどオナニーしないからね、溜まってるよと、告げてしまった。
もうままよである。

次の瞬間、ズボンの中に手を滑らせてきて直にこねくり回し始めた。

彼女「泊めてくれるお礼に手でやってあげようか?」

ありがたいお言葉。
自分の中では、(もうやってるではないか?w)と思ったが、口では「じゃあ、お願い」と言ってしまっている。

俺はズボンを脱ぎ、彼女は上着を脱いだ。
下着はつけていなかったようで、いきなり乳房が現れた。
俺がそれを貪るのと同時に彼女は激しく手を突き動かしてきた。
その日風呂に入ってなかったのを後悔したのはこの時である。

彼女「カスがちょっと付いてるよー」

恥ずかしいやらなにやら・・・。

だが彼女は「大丈夫、キレイにするね」と、自分の唾液を垂れ流し、さらに濃厚に弄り始めた。
カウパーが出た亀頭をちょっと舐め、「しょっぱー」などと言われ、今度は両手で弄りだしたのである。
両手すごい!
なんかよく分からないけど、とにかく気持ちよかった。
テントの中という特異な状況と相まって、彼女の両手攻撃にもう極限寸前である。

俺「イキそうなんだけど」

彼女「胸にかけていいよー」

(こいつはつええ!)と思いながらも、ついに極限に達してしまった。

その液量といったら手コキとは思えないほどの量で、彼女の胸に向けて大量に発射された。
彼女は「すっごいいっぱい出たね」と言いつつ、その精液を手につけ、手に広げ、それを舐めたではないか!

確信した。
相当の好き者だと。

次の刹那、俺のペニスが萎縮するかしないかの間に、彼女の手が俺のモノに襲いかかってくる。
精液がまるでローションのような素晴らしい活躍ぶりで、瞬く間に元気を取り戻してしまった。
2回目だと言うのに彼女の技と、つばと、精液の相乗効果で、15分も経たずに果ててしまった。
彼女は今度はそれをすべて飲み干した。

ちょっとした驚きと感動に思いを馳せながら、彼女はついに言い放った。

彼女「やろっか」

私「はい!」

次の日、昼近くに目覚めると彼女はすでに居なく、外に出ても彼女のテントは撤収されていた。

(もうどこかへか行ったのだろうか?)

ふと見ると、自分の靴に雨でしわくちゃになったメモ用紙が置いてあった。

『昨日はありがと。面白かったし、気持ちよかったよ。またどこかで会えるといいね』

旅人はせわしいものである。

おわり。

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