事の始まりは『抱き枕ごっこ』 その2

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次の日、ぐっすり眠ったおかげですっきりとした朝だった。

いつものように飯を食って、家を出る前妹に「今日は早退すんなよ」と耳打ちした。

「しないよ!兄ちゃんこそ気を付けてよ」
「何に?」

「学校でコチコチになんないように!」
「あほ!」

教室に入ると友人が声を掛けてきた。

「おう、大丈夫か?」
「ああ、この通り」

「お前じゃねーよ、妹ちゃん」
「は?」

「お前は仮病だろ?気にすんな」

俺はメチャメチャ動揺した。

何で知ってんだ?どこまで知っている?どこから漏れた?
まさか、あいつ(妹)が余計なことを?

「・・・何動揺してんの?妹思いのオニーちゃん?」
「あ?」

昨日部活中に☆☆センセ来て、俺が部活休んだ件でお話いただいたらしい。
おかげで、部の人間、このクラスみんなの知ることとなった。

「別に気にすることねーよ。お前の株は上がったぞ?」

“シスコン”のレッテルを貼られてな。

妹は家と外では正反対、外では大人しく無口。
容姿に恵まれていることも相まって校内ではそれなりに人気があるらしい。

『その普段は大人しい妹が兄を頼って早退、それを心配して部活を休んだ』なんてことが広まってしまったのだ。

周りの目には、さぞ妹を溺愛しているように見えただろう。
妹の入学当初も、一緒に通学しただけでクラスの奴らにずいぶん冷やかされた。
家での、活発な姿を一度見せてみたいものだ。
・・・色んな意味で不味そうだが。

「☆☆め、余計なことを・・・」

その日の部活はいつも通りにこなした。
マネージャーである妹の友人の◯◯の胸を、つい目で追ってしまったりしたが・・・。

夕方家に帰ると、すでに妹が帰宅していた。
昨日と違い親が帰ってくるまで時間が無かったため、特にエロい事はしなかった。
両親が帰ってきて、揃って夕食を摂っていた時のこと。

「兄ちゃん?」
「ん~?」

「今夜から一緒に寝てもいい?」
「は?」

「どうしたの」と母。

何でも、最近同じような怖い夢を見るとかで夜中に目が覚めるとなかなか寝付けない。
だから一緒に寝たいと言う・・・。
妹の策略なことは明白。
とは言っても簡単に承諾しては真実味が欠けると思い・・・。

「はあ?中学にもなって怖い夢程度で眠れねーの?」
「しょーが無いでしょ、怖いんだから」(たぶん本気で怒ってる・・・)

「・・・わかったよ、ったく」
「ごめんな◯◯(俺)。勉強の邪魔しちゃだめだぞ、◯◯(妹)」と父。

会話の流れ的にいつの間にか賛成派の母。
これで、おおっぴらに一緒に寝ることが出来たわけだが、正直妹の大胆な言動には驚かされていた。

食事が終わり、風呂に入った後自分の部屋に戻った。
妹自ら快楽を欲していること、どんどんエスカレートしてきている事に多少の不安や罪悪感があった。
それでも女子の体がもたらす快楽は自分で行なうソレとは比べられない違った興奮があり、俺自身も盛りがついたサルのように溺れ始めていたので、全く些細なものだった。

しばらくすると、パジャマ姿の妹が俺の部屋にやってきた。
手には自分の枕と、大きめのバスタオルを持っていた。

「きたよ~」

「おう。・・・なにソレ?(タオル)」
「昨日、布団が汚れちゃったでしょ?これを敷けば敷き布団汚さないかな?と思って」

「・・・今日は父さん達いるから、あまり音たてられないぞ」
「・・・静かにしてれば大丈夫だよ」

「お前、学校であんまし俺の名前出さないでくれないか?」
「なんで?」

今日あったことを掻い摘んで話した。

すると妹は・・・。

「・・・嫌なの?」
「・・・嫌って言うか、恥ずかしいだろ。一応友達の目もあるし。あまり仲良すぎると色々噂になるから・・・そうなったら不味いだろ?」

既に噂ではなく、そんな関係になっているのだから余計まずい。
男女が一緒に帰っただけで、翌日『付き合っている』という噂が流れる環境だったので『慎重になった方がいい』と説得し、なんとか了解したようだった。

「しかし、よく一緒に寝るなんて言い出せたな。昔じゃあるまいし」
「◯◯ちゃんが怖い映画見たとき、そう言ってお兄ちゃんと寝てるんだって」

「お兄ちゃん・・・って先輩か?・・・マジ?」
「何想像してんの。エロ兄ちゃんと違って、何もしてないと思うよ~」

「エロ言うな。お前も余計なこと言ってねーだろな」
「・・・抱き枕ごっこの事は言ったかも」

「お・ま・え・な~」
「兄ちゃん、今日部活出たんでしょ。◯◯ちゃんの胸どうだった?」

「うるせー!」
「ほらほら、谷間たにま」と言って自分で寄せて上げて谷間を作った。

第二ボタンまで外れた胸元から人工の谷間が見えた。

「・・・お前中に何も着てないの?」
「素肌で寝るんでしょ~。・・・コチコチになった?」

「あほ!」

ちょっとコチコチになった。

「とりあえず、先に寝てろよ、少し勉強するから。それに父さん達が起きてる間は・・・無理だろ?」
「漫画読んでるね~」と言いながら枕を並べて本棚を物色し始めた。

「お前には宿題とか無いの?」
「お夕飯前にとっくに終わったよ」

しばしの沈黙。
シャーペンの走る音と、妹のページを捲る音だけがしていた。
その間妹が何度か布団と本棚を往復したようだったが、早く終わらせるため集中していた。

時間が11時を過ぎた頃、茶の間から微かに聞こえていたテレビの音が消えた。
両親が寝たんだろう・・・。
途端に抑えていたモノがこみ上げ始め、妹の寝ている布団の方を向いた。
妹は相変わらず本を読んでいたが、泣く直前のように目が潤んでいた。
手に持っていたのは、成年マーク付の俺のオカズ漫画・・・。

「おい!・・・何読んでんだよ!」と妹の手から奪おうとした。

妹は俺の手をかわし・・・。

「本棚の奥にあったんだよ~、凄いねコレ」
「コレって中学生買えないんだよね。・・・エロ兄ちゃん?」

どうせ見つかってしまったもの。
俺は奪い取るのを諦めて言った。

「うるせーよ、お前だってソレ読んで興奮してんだろ、エロ女」
「まだ半分あるから、お願い!全部読ませてよ~」

「・・・別にいーけどよ。俺も寝るからソッチ寄れよ」
「うん」と言いながら本を両手で開いたまま、クネクネと端っこに寄った。

布団を捲り足を突っ込むと、腰の辺りに敷いてあったバスタオルをずらしてしまった。

「ちょっと~、兄ちゃん直してよ~」と、本を読みながら言った。

「めんどくせーな~」と言って布団を捲り、バスタオルを直そうとすると、ズボンどころかパンツすら履いていない妹の下半身が見えた。

呆気に取られていると、「お腹が冷えるから早くかけてよ!」と妹が言ってきた。

バスタオルを敷き直し、布団を掛けながら・・・。

「お前、もう脱いだのか?・・・ズボンとパンツは?」
「脱いで、布団の下の方に蹴飛ばしちゃった。だってこの本読んだらパンツ汚れそうだったんだもん」

「・・・恥ずかしくないのか?」
「なんで?昨日も散々見たでしょー」

やれやれと思いながら、まだ漫画は半分ほど残っているようだった。
完全に妹の興味がエロ漫画に行ってしまっていた。
俺は1、2分は静かにしていたが、すぐに堪えきれなくなり、妹の股間に手をやった。
・・・すでにしっとりと濡れていた。

「やぁっ!にーちゃん、読ませてよ~~」
「濡れてんじゃん。読んでていーよ、勝手に触ってるから・・・足開けよ」

「もー!」と言いながら、少し足を開いてまた読み始めた。

俺は構わず、妹のスジに沿って指を走らせた。
妹の呼吸が一瞬止まったのが判った。
奥のより柔らかい所はすでにヌルヌルになっていた。
指を上下させ、少しずつ力を込めて指を食い込ませていった。
濡れている範囲が徐々に広がってきた。
・・・奥の方からどんどん湧いてきている感じだった。

妹の顔を横目で見ると、視線は漫画に行っていたが口を軽く開けて静かに息をしている様だった。
俺は指2本を駆使して、グチャグチャに濡れ始めた部分を開いた。

「やんっ!何するの~」

すでに妹の息は乱れ始めていた。

「いいから読んでろよ」

俺も息が荒くなっていた。

人差し指と薬指で開いたままにして、その中に中指を押し当てた。
中指はどんどん妹にめり込んだ。
突き当たることがなくめり込んでいった。

妹は「はぁ~」と深く息を吐いている。

(あ、妹の中に入ってんだ・・・)

妹はすでに漫画を読むのは諦めたようで、目を閉じて片手は本を掴んだまま、もう片方は口元に手を当てて声を押し殺していた。
昨日は一瞬しか感じることができなかった妹の体内の感触。
そこはとても熱く、とても柔らかく、とてもヌルヌルしていた。
入り口付近はちょっとボコボコしていて、奥は全く凹凸の無い肉の壁。
口の中の頬の裏側という感じの感触だった。
グチャグチャに濡れていた為、指は抵抗無くドンドン奥に入った。

(どこまで入るんだ?)と思い、指をゆっくり抜き挿しし始めた。

(ここに入れるのか?・・・確かに気持ち良さそうだなあ、・・・入れてみてぇえなぁ)

どんどん興奮し、頭に血が上っているのが分かった。
指の感触と、指の動きに声を出さないように耐えている妹の姿を見て堪らなくなっていた。

俺は突然布団を撥ね除け、立ち上がり、部屋の電気を消した。
そのまま足元に目をやると、下半身に何も着けていない妹が全身を弛緩させて横たわっていた。
まるで長距離を走った後のような息をしながらこちらを見ていた。

「はぁ、はぁ、に、兄ちゃん?」

俺は着ていたパジャマと下着を一気に脱ぎ去り裸となった。
妹を跨いでパジャマのボタンに手をかけた。
すべてのボタンを外し、思いっきり開いた。
妹の胸が露わになり、そのまま先程までのように妹の横に寝そべった。

「もっと足開けよ」
「ぅん」

俺がいる方とは反対側の足の膝を立てた。
先程と同様、妹の中に指を差し込んだ。
今度は探り当てることもなく、すんなり入れることができた。

「はぁ~。兄ちゃん、どうしたの?・・・なんか怖いよ?」

俺は返事をしないで空いているほうの腕で妹を抱き寄せ、胸にむしゃぶりついた。
徐々に出し入れしている指のスピードを上げつつ、硬くなったモノを妹の腰から腿の辺りに擦り付けた。
出し入れしている指に伝わる感触を、実際に妹に入れているようにイメージして。

俺の物も濡れていた為、妹の柔らかい体とヌルヌルとした感覚がたまらなく気持ちよかった。
妹からもどんどんヌルヌルしたものが出ているようだった。
妹の方もいつも間にか両腕で俺の頭を抱え、声を出さないように耐えているようだった。
やがで妹の体がこわばり、ピンっと張り詰めたように痙攣した。

「ん゛~~!」

その後、クタッと全身から力が抜けたようだった。
俺も突然のことに驚き、我に返った。
なんか色々暴走していた事に気がつき、妹の名前を呼んでみた。

「おい、◯◯(妹)!大丈夫か?」

ゆっくり目を開き、こちらを見た。
息を荒くしていたが、目は穏やかだったのでほっと胸を撫で下ろした。
その途端、俺も力が抜けて妹の隣に寝そべった。

5分か10分か・・・しばらくボーと天井を見ていた。
既に息は整い、しーんとした中で妹が口を開いた。

「ちょっと怖かったよ。・・・少し痛かったし」
「ごめん・・・ちょっとキレたわ」

「頭がおかしくなって、死んじゃうかと思った」

妹は「体に力が入んないよ~」と言いながら、俺の体の上に這うようにして乗っかってこようとした。

昨日のように跨がるのかな~などと思いながら、押し当てられる胸の感触を楽しんでいた。
しかし妹の目標は俺のコチコチだったらしく、顔を近づけると握ったり、匂いを嗅いだりして観察している様だった。

「おい!」
「見せてくれる約束だったでしょ~」

先程の暴走のこともあり、素直にならざるを得なかった。
しごいたり、強く握ったり、引っ張ったり、倒したり・・・様々弄ばれた。
ただそれのどれもが中途半端な感触だったため、イクことはできず生殺し状態だった。
すると妹、いきなり舌で先っちょをチロチロ舐めてきた。
いきなりの刺激に体がビクっとなってしまった。

「いまビクっとなったでしょ、さっきのお返し~」と言ってチロチロ舐め続けた。

「うっ、おい、出ちまうぞ」
「やっぱ漫画のとおり気持ちいいんだ」

そう言って妹は口を開けて咥え込んだ。

ガリッ!!

「って!」

天国から地獄とはまさにこのこと。
激痛、俺の中では大流血。
思わず妹を突き飛ばし、息子を抱えてうずくまった。
萎むように硬度は無くなり、血が出ていないか握っていた手を開いてみた。
幸い血は出ていないようで、強く歯が当たっただけのようだった。

「・・・大丈夫?」

恐る恐る声を掛けてきた妹。
大丈夫なわけねーだろっと怒ろうと思ったが、さっきの事もあったので「これで“おあいこ”だな」と声をかけた。
結局、この後痛みで興奮は冷め(妹も一気に冷めたようだった)時計を見た。

「・・・そろそろ寝るか」
「うん。・・・漫画と違うのかな?」と呟いた気がしたが、突っ込む気がしなかった。

時間は12時を回っていた。
その後、タオルを片付け、お互いパジャマを着ると抱き合うように眠りについた。

眠る前に「ごめん、本当に大丈夫?」と妹。

「まだちょっと痛てぇけど、血が出てないからOKだろ」
「でも今日の兄ちゃん怖かったよ。・・・オチンチン入れてくるかと思った」

「そこまではしねーよ。・・・子供できたら困るだろ」
「・・・大丈夫だと思うんだけどな~」

「は?兄妹でも男と女だから出来るんじゃないのか?」

当時の俺は、学校で習ったくらいとエロ漫画でしか性の知識は無かったが、女は女子だけで性教育を受けていたようだったので、女は俺の知らない事をいっぱい知ってるような感覚を持っていた。

「明日調べる」

「・・・お前、変なこと聞いて回んじゃないぞ(汗)」
「そこまで馬鹿じゃないよ。私だって恥ずかしいよ」

そこまで言われると、俺も自信が無い。

(親、兄弟と結婚できない=エッチ出来ないんだよな?でも実際は出来るわけだし・・・子供が出来ないからやっても意味が無いって事か??)

当時『近親相姦』なんて単語を知るわけもなく、どんどんわけが分からなくなっていたが、“出来るのなら是非、ヤリたい”これが俺の結論だった。

「あと、ほかの本も貸してよ?」

同じ場所に隠していたため、一網打尽で見つかったわけだ。
なんかすべてが、どーでもよくなっていた。

俺は諦め半分で「ああ、見つからないように戻しておけよ・・・」と言って眠りについた。

翌日の朝、目が覚めると妹の顔が目の前にあった。
妹と俺の脚はお互い絡み合っていて、下手に動くと妹も目を覚ましそうだった。
まだ外は薄暗い。
体勢的に時計を確認できなかったが、母が起きている音が聞こえない。
4時か5時といったところか。

もう一眠りしようかと思ったが、思ったよりもスッキリ目が覚めた為か5分ほど目を閉じても全く眠気が襲ってこなかった。
眠ることを半分諦め、再び目を開くとまた妹の寝顔が目の前にあり、スヤスヤと安らかな寝息を立てていた。
その顔を見て、昨夜の声を殺して快楽に耐えていた妹の顔を思い出した。
それとは関係なく俺の股間は毎朝恒例の生理現象を起こしていた。

(そういえば昨日は一度も出していないな・・・)

当時の俺は、ほとんど毎日自慰行為に励んでいた。
最低2~3回は・・・。
そのことも関係しているのだろうか?
痛みも引いたようで、カチンコチンになっていた。
何気なく妹の胸に触れてみた。
薄いパジャマの生地越しに柔らかい感触を感じることが出来た。
しばらく妹を起こさないように触っていた。
静かに胸の部分だけボタンを外し、手を中に入れた。
寝ている時独特の暖かい体温を感じながら直に揉んでみたが、妹の寝顔を見るとこれ以上事を起こす気になれず、ただ静かに揉んでいた。
いつの間にか睡魔が襲ってきてそのまま眠ってしまった。

再度目を覚ますと、そこに妹は居なかった。
時計を見ると時間は7時を回っており、起きなければならない時間だった。
顔を洗い食卓に行くと既に妹が飯を食べていた。

「おはよう、◯◯(妹)が邪魔しなかった?」と母。
「邪魔じゃなかったよねー」と妹。

「・・・ああ、別に。ただ今夜は一人で寝るしかないぞ?」
「え、何で!」と妹。

母はそりゃそーだって感じの表情。
今日の放課後から、土曜、日曜の午前まで合宿だよ。

「え、聞いてない!なにそれ!」妹むくれる。
「今週だった?」と母。

なんか先週には伝えていた事だったが、全く覚えていないらしい。

すると母・・・。

「日曜できるだけ早く帰ってきてくれない?」
「何で?」

何でも母と父、それぞれ用事があり日曜は出掛けるらしい。
帰りも遅くなるため、早く帰ってきて妹と留守番して欲しいそうだ。

「出来るだけ早く帰ってくるよ」と伝えて席を立った。

自分の部屋で準備やら着替えをしていると妹がやってきた。

「寝てる時胸触ったでしょう?」
「あ~~・・・そうだっけ?」

「パジャマの中に手が入ってたよ!」
「あ~~あー!ごめん、そうだった」

「それより今夜と明日の夜居ないんだよね?」
「そーだな、知らなかったのか・・・」

「私に言ってないし!・・・今夜もココで寝てだめ?」

既にエロ本類はすべて見つかってしまったため、見られて不味いモノはもはや無い。

「いーけど、俺の布団で漏らすなよ」
「あれはオシッコじゃない!」

そんなやり取りをしつつも、俺の視線は妹の胸や尻のラインを見ていた。

(溜まって来てんのかな?)と思いつつ、時折見えるブラや下着のラインを目で追いかけていた。

学校に行き、普段と変わらない日常を過ごした。
いつもと違ったのは、無意識のうちに女子の胸や尻ばかり目で追っていたような気がする。

授業も終わり、普通であれば楽しい週末が待っているハズがこのまま合宿である。
合宿と言っても校内に泊まり込める建屋があり、そこに泊まりがけで部活をみっちりやることだった。
どの部も使用している施設だったが、比較的毎年良い成績をおさめている我が部は、この時期は毎年恒例となっていた。
その部活もいつも通りこなしたが、何故かマネージャーの◯◯とよく目が合った。
俺は只単に◯◯の体が気になっただけだったが、向こうもこちらを見ていることが多かったようだ。

(ヤバイ、胸ばかり見てることに気が付かれた?)

これ以上注視するのはまずいと思い、極力見ないようにしていたが、相変わらず見られているような感じはしていた。
その後特に何事もなく初日が終了。
部全員で夜は学校近くの銭湯に繰り出した。

(たぶん俺は標準レベルだな)などと確認しつつ、その日の夜部の連中と盛り上がり、その後眠りについた。

(今頃、俺のエロ本読み漁ってんだろーなー)

二日目、◯◯からの視線を感じつつも普通に練習に精を出した。
そんなこんなで2日目も無事終了し、練習が終わった後、◯◯に呼び出された。
◯◯も活発な感じで中々可愛い。
うちの連中も目を付けている者は多いだろう。
普通なら心躍らせる事だろうが、何を聞かれるか判らなかった為、少々気分は鬱だった。
土曜日の誰も居ない教室に入ると◯◯から声を掛けてきた。

「◯◯先輩(俺)、◯◯ちゃん(妹)から何か聞いてませんか?」

(何のことだ?・・・思い当たるのは胸が綺麗な事と、あの事か?)と思い・・・。

「は?・・・。先輩と一緒に寝てるってこと?」

すると◯◯は顔がみるみる真っ赤となった。

「何で知ってるんですか!◯◯ちゃん(妹)酷い!」

ヤバイと思いつつ、「『抱き枕ごっこ』を知ってるだろ?おあいこだよ」と、なんとかなだめた。

ようやく本題を聞き出すと、何でも妹から切羽詰った感じで相談を受けたらしい。
具体的にどんな事かは「女の子の秘密」とかで教えてくれなかったが、恋愛にまつわること、みたいだった。
大体想像はついたが、「妹の行動に気をつけてみるよ」と答え、話は終わった。

最後に「兄とのことは絶対秘密にしてください」と釘を刺されて。

この事がきっかけで妹のことを考えるようになり、練習で忘れかけていた悶々とした気持ちが頭をもたげ始めていた。

一昨日、昨日、そして今夜。
考えてみれば妹との行為の最中でも自慰でも一度も出していない。
溜まっていることが実感できるくらい悶々とした気持ちは静まらなかった。

極めつけはその日の夜、どう見ても妹としか思えない女とSEXをする夢を見た。
その内容は鮮明で、目が覚めた後もかなりどきどきしていた。
幸いにも、『合宿中に夢精』といった痴態をさらすことは無かった。

(もうたまらない!妹の体を貪りたい!)と考えた俺は、その日の午前中まで練習の予定だったが、朝一に顧問に体調が優れないことを伝え、家路を急いだ。

午前九時頃、家に着いた。
居間には誰も居なく、両親が既に出かけていた事がわかった。
時間的には妹はまだ寝てるはずだったので、妹の部屋へ直行した。

部屋に行ってみると妹はいない。

もしかして俺の部屋か?と思い、自分の部屋に戻るも妹は居ない。

(俺が帰って来るの午後だと思って出かけたか・・・?)

思えば今日(日曜)の予定を聞いていたわけでは無かったので、落胆しつつも半分諦めた。
学校から走りっぱなしで帰ってきたため、気が付くと体はかなり汗ばんでいた。
着替えを持って風呂場へ向かうと、風呂場から音がする。
脱衣所を覗くと、脱衣籠を見て誰が入っているか一目瞭然だった。

すると「あれ、おかーさーん?忘れ物?」という声が聞こえた。

俺は返事をせず、そのまま服を脱ぎ風呂場へ入っていった。
妹は頭を洗っていたらしく、泡にまみれた状態で目を開くことが出来ないようだった。

「え、誰!」

妹は驚いてこちらを向こうとしたが、俺はそのまま後ろから抱きつき妹の胸を鷲掴みにした。

「イタッ!・・・兄ちゃん?」
「わかるか?」

「こんな事するの兄ちゃんしかいないよ~。早かったね。部活って午後までじゃなかったっけ?」

まさか本人を目の前にして、「お前の体が欲しくなったから」とはさすがに言えず、予定が変更になったと適当に誤魔化した。

「お前こそ、何で朝から風呂入ってんだよ?」
「・・・なんとなくだよ」

なんか歯切れが悪い。

「またココでもグショグショにしたんだろう~」と言って、妹の股間に手をやり強めにさすってみた。

「痛いって!なんか兄ちゃん強すぎるよ?まさかまたキレちゃったの?」
「そうかも知れない・・・、なんか滅茶苦茶にしたい」

「お願いだから洗い終わるの待って!」

妹が本気で嫌がったため、妹から離れ大人しく湯船に使った。

泡を流す妹の姿を見ながら、手はカチコチになったモノをしごいていた。
中学生になったばかりの体。
胸は綺麗に膨らみ始め、背中から尻にかけてのラインも女性特有の緩やかなものになってきていた。
妹はこちらに背を向けてシャワーを浴びていたため、ほぼ真正面に妹の尻があった。
俺は湯船に入ったまま妹の近くに寄って行き、妹の尻を凝視した。
可愛い尻の奥に、まだ気が生えていない(後ろからは見えない)割れ目がある。
男と違い股に余計なものがぶら下がっていないため、足の付け根の輪郭がはっきり見える。
指2本分だろうか?足を閉じて足と足の隙間に出来る細長い三角の隙間がたまらなくエロい。
片手でモノを扱きながら、もう片方の手をその隙間に差し込んだ。

「きゃっ!ちょっと待ってってば~!」

妹が慌てて足を閉じるも、既に俺の手は妹の股間に入り込み、中指を妹の中に突き入れた。
お湯で濡れた俺の指は何の抵抗感も無く入っていき、お湯とは違う妹の体温を直に感じた。
妹はシャワーを浴びたまま尻を振るように抵抗する。
その動きがたまらなくエロく、指が抜けないように妹の動きにあわせて指を抜き挿しした。

「やめよ~よ~」

次第に妹の声に力が無くなり、やがて壁に手をついて嫌がる素振りをやめた。

丁度こちらに腰を突きだす形となり、妹の尻の距離がさらに近くなった。
立ったままの行為、しかも後ろから弄るのは初めてだった。
新鮮なアングルと時折腰をヒクつかせる妹を見ながら、自分のを扱くのお忘れて指を動かした。
シャワーに打たれたままの妹の背中に濡れた髪が張り付き、息が上がってきたのか肩が動いていた。
指をさらに動かした。
今度は妹の穴の内壁を擦るように、ちょうど『の』の字を書くように・・・。
すると「うんっ!」と妹から声が漏れ、腰が大きく動いた。
さらに『の』字を書くように動かした。
するとキツキツと思っていた妹の穴に若干のスペースが出来ているのがわかった。

(2本入るんじゃないか?)と思った俺は、一旦指を抜き、人差し指の上に中指を重ねて、秘部にあてがった。

ゆっくりと入れるとズブズブズブ・・・と入っていった。
妹の表情は見ることが出来なかったが、痛がっている様子は無い。

(俺の入るんじゃないか?)と思ったが、問題は解決していない。

入れた指2本をグリグリ動かしていると妹はその場にへたり込んでしまった。

息を切らしながら妹は「兄ちゃん立ってられないよ~。やめてっていったのに~」と弱々しく言った。
俺は「ごめん」と謝ると、シャワーを止めてやった。

妹は立ち上がろうとしたが、危なっかしかったので風呂から出て妹を支えた。

「ごめん、ふざけすぎた。・・・大丈夫か?」と聞くと、コクっと頷いた。

「出るか?」

再度頷く。

俺は妹に肩を貸し、そのまま浴室から出た。

「大丈夫か?痛かったか?」
「痛くはないけど、力入んないよ・・・」

軽く体を拭いてやり、そのまま居間のソファーに座らせた。

「ドライヤー持ってくる」
「うん」

脱衣所からドライヤーを持ってきて近くのコンセントに繋いだ。

そのまま妹に渡し・・・。

「乾かせよ、自分できんだろ?」
「うん、体は兄ちゃんが拭いてよ~。こうなったの兄ちゃんのせいだからね!」

「・・・わかったよ」

俺は脱衣所で自分の体を軽く拭き、新しいタオルを持って妹の所へ戻った。
妹はソファーに座ったまま髪を乾かしていた。
タオルで拭いてやろうとすると「変なことしないでよ~」と言ってきたが、無視して拭いてやった。

体を拭いてやりながら・・・。

「そういやぁ、お前◯◯ちゃんに何相談したんだよ?」
「え?何で知ってるの・・・?」

妹の動きが止まった。

「昨日の夕方呼び出されて言ってたんだよ、何か変なこと言っただろ?◯◯ちゃん心配してたぞ」

「・・・聞いただけ」
「何を?」

「・・・生理来る前にSEXしたら妊娠するかどうか」と小声で言った。

「は?・・・ってお前、生理来たようなこと言ってたじゃないか」
「は、はっきり来たって言ってないでしょー!大体、兄ちゃんにいちいち言うわけないよ」と恥ずかしそうに答えた。

俺は俺で、中学生にもなったらとっくに始まっているだろうと勘違いをしていたが、妹は妹で、俺が勘違いしている事に気づいていたが、あえて否定しなかったとのこと。
まだ子供だと思われるのが嫌だったということだ。

「ってことは、今入れても子供出来ないって事か?」
「・・・なんで知ってるの?」

「ってお前、理屈から言ったらそうだろう」
「教科書とかには書いてなかったよ?」

「教科書作った人だって、生理来る前の子供がSEXするなんて考えてないだろよ。◯◯ちゃんは何だって?」
「たぶん大丈夫だと思う・・・だって」

「お前、それ以外のこと言ってないよな?」
「言うわけないでしょ。相手のこともしつこく聞かれたけど、そんなんじゃないって言ったし。抱き枕ごっこの事だって言ってないよ?」

「は?この前言ったって?・・・俺言っちゃったよ」
「あれは冗談だったのに~!何で!」

「呼び出された理由って先輩のこと?って聞いたら取り乱したから・・・落ち着かせるために“おあいこ”だろ?って」
「最悪!・・・あした◯◯ちゃんに怒られる~」

妹は頭を抱えた。

俺は俺で、俺たち兄妹のことが先輩にばれることを心配した・・・が、向こうの秘密も握ってるわけだし、大丈夫かな?

「・・・ところで体は?」

妹はうな垂れながらも・・・。

「もう平気」

すぐにでも続きがしたかったが、さっきの事もありちょっと切り出しづらかった。
ふと気付くと、妹が俺の股間を凝視している。
そういえばお互い真っ裸。

「・・・なんだよ」
「兄ちゃん、ずっと元気だね」

「そりゃそうだ。お前に噛まれた後一回も出してないからな」
「え?ここ2日ずっと?出さないとそうなるの?」

「そうじゃないけど、出さないと溜まるな・・・。こうなりやすくもなる」
「なりやすいって、いっつもじゃん」

「お前な~、ヤっちゃうぞ」
「・・・いいよ」

キレた。

妹はソファーに座ったままだった。
足を開かせ、その間に俺は膝立ちになった。
そのまま妹の腰を両腕で掴み引き寄せた。

「キャッ!」と小さい悲鳴を上げ、妹が背もたれからズリ下がる。

何か言いたそうな視線を俺に送っていたが、俺は興奮でそれどころではなく呼吸すらも震えていた。
妹の秘部の一番深いところにあてがい、一気に腰を押し進めた。
しかし、めり込むだけで一向に入りそうでなかった。
何とか無理やり突っ込もうとグイグイ押し付けたが、亀頭がめり込むのみ。

「はぁ、はぁ、・・・ん?」

妹が異常に気付いたようだった。

「入んないの?」

なんかとてもバツが悪く感じた俺はモノを妹から放し、顔を近づけた。
指を入れた。
・・・入る、でも風呂場のときのようなスムーズ感が無い。
舐めてみた。

「ひゃ!ちょっと!なに?」

慌てて妹が顔を起こす。

「ちょっと、汚いよ~」
「風呂上がりだろうが。大丈夫、噛まないから」

「ちがう~」と言って足を閉じてきた。

さらに頭を放そうと俺の頭を両腕で支えてきた。
柔らかい太ももでキツく絞められる俺の頭。

「大人しくしろ!」と両腕でカッチリと足を抱え一心不乱に舐め続けた。

しばらくは、ぎゃーぎゃー騒いでいた妹だが、力で敵うはずもなく、諦めたのか両足の力を抜いた。

腕は声が漏れないようにか、自分の口を押さえていた。
程なく妹の奥の方から濡れはじめ、舌が突起に触れるたびにピクッとした反応があった。
舌が触れて反応がある所を重点的に舐めてみた。
1、2分で全身を痙攣させ果てたようだった。

全身をぐったりさせた妹を見ながら、溢れ出している液体を俺のモノに塗りつけた。
そのまま、指が入った辺りにあてがって、妹の腰を掴んで突き出した。
俺のモノ全体が熱く包まれた。
包まれた瞬間、「んっ!」と声が聞こえた気がしたが、妹をいたわる余裕は全く無い。
その時点ですでに達しそうになっていたが、なんとか堪えた。
3分の1くらい埋まっただろうか、俺はそのままグイグイ腰を進めた。
どんどん込み上げてくる射精感に堪えながら残り1センチくらいで付け根まで入ろうとしたとき、先っちょが何か硬いものに当たった。
不意に感じた先端の感触に耐えていたものが決壊した。

「うぁ」と情けない声を上げて(らしい、覚えてないけど)ビクッドビクッ・・・と妹の中で果ててしまった。

いつもなら3、4回で収まるはずの放出がなかなか終わらない、そして止まらない。
まるで溜まっていたものを一気に吐き出しているように・・・次第にトク、トク、と弱くなり、やがて止まった。
すべての力が吸い出されたような脱力感を感じ、そのまま妹のほうへ倒れこんだ。
力尽きて、ソファーに突っ伏した俺とは反対に、俺が支えていた腰を離された妹はソファーからずり落ちる形で床に座り込んだ。

俺とは違い「あれ?」という表情の妹。

「兄ちゃん、入れたんだよね」
「ああ」

「終わったの?」
「あ~なんというかな、そうなるのか?」

「ふーん」と床に女の子座りした妹は、自分の腰に手をあてて俺の出したモノの匂いを確認していた。

「出たんだ・・・よね?てっきりお腹の中にオシッコされたかと思ったよ」
「あのなあ・・・思ったようには出来てないけど。それより痛くなかったのか?」

「何で?」
「女の初めてって痛いんじゃないの?」

「うーん。あまり痛くなかったかも?散々指入れられたから慣れたのかな?一瞬だったし」
「そんなもんか・・・一瞬だったしな・・・」

自分が情けなくもあり、あまり納得できなかったが、本人が良いなら特に気にすることでもなく、「もう一回入れてみていいか?」と聞くと「うん」と返ってきた。

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