憧れの先輩のパンツ

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俺が小5の時の夏の話。

水泳の強化訓練というものがあった。
これは小4~6年の代表者数十人で市の水泳記録会に出場するものを選ぶかたわら、泳げないものも教えるというもので何週間か生徒ほぼ全員が参加する。
ちなみに俺は前年も選ばれていたので早くもみんなとは別メニューでやらされていた。

さて、前置きが長くなったが当時の俺には憧れている先輩がいた。
先輩は明るく朗らかで顔も可愛い、いわゆる学校のアイドル的存在な人だった。
俺は家もわりと近く仲もそれなりに良かった。
当時の俺はやっとオナり方を覚えた小猿だったので、告白という選択肢はなく、ただただ悶々とするだけだった。

そしてついに純粋な恋心がネジ曲がり、ムーンサルトし、こう思うようになった。

「先輩がどんなパンツ穿いてるのか見たい!できれば脱ぎたての!!」などというブルセラ好きのオヤジのような願望を持つに至った。

数日後、悪智恵の働く俺はすでに計画を練っていた。
いや、それは最初からこの計画に基づいた目的だったのかもしれない。

計画はこうだ。
まず風邪と偽り強化訓練を休む。
見学の生徒は教室で自習。
録年生女子は理科実験室で着替える。
訓練の時間帯、校舎はほぼ無人となるので理科実験室に忍び込むことは容易なはずだ・・・。
あとは自分のアリバイを保証するものとしてクラス一の馬鹿をそそのかし一緒にさぼって遊ぼうと持ち掛ける。

「馬鹿が何して遊ぶ?」と聞くので、俺は「隠れんぼしよう」と言った。

これで鬼でも隠れるほうでも1人で行動できる。
もし先生に見つかっても「遊んでいた」と言うことができる。
当時の俺の脳をフルに使った完璧な計画だった。

そして当日、計画の全てを消化し俺は1人の自由な時間を得た。
俺が鬼なので(わざと)馬鹿を気にする必要もない。

まず手始めに隣のクラスへ向かった。
バッグをあけ手当たりしだいに蹂躙した特に可愛い子のは念入りに、ムカつく子のは上靴袋掛けに釣り下げ晒しものにしたりした。
そして意気揚々と本命の理科実験室に向かった。
理科実験室に入る時はさすがに少し緊張した。
ここは職員室からも近い、なにより同年代のガキどもじゃなく年上のおねーさんの下着を見るということに少々畏怖を覚えたのかもしれない。

少し探すと先輩の鞄が見つかった。
すこし震える手で開ける・・・ほのかに先輩の香りがした。
さらに鞄の中を掘り進むと先輩の下着を見つけた。
色や柄を今ははっきり覚えていないのが残念だが、淡いグレー調のスポーツタイプの上下セットだったと思う。
それを手に取った感動も醒めぬまま今度はパンツを裏返してみた。
少し汚れているがなんとも言えない感覚に襲われむしゃぶりついた。
舐めた、頭、顔にかぶった。

もはや我慢の限界にきていた俺は辺りに誰も居ないことを確認し先輩のパンツでオナニーをした。

グレーのパンツの裏生地の白い部分、少し汚れたあたりに擦り付けるように出した。
満足した俺は適当に他のかばんも漁って大満足して家に帰った。

次の日、朝の会が終わり、俺と例の馬鹿が担任に呼び出された。

嫌な予感がした。
今思えば当然だが俺は昨日何の後始末もせずに帰った。
女子は大パニックだっただろう。
当然先生にも話が行く。

で、廊下をうろつく俺とそいつを見た先生がいたのだ。

最初は冷静を装ってかくれんぼして遊んでいただけだといって誤魔化そうとしていたが、追求されるにつれ足が震えだし声も上擦っていた。
顔面も蒼白だったに違いない。
横の馬鹿はへらへら笑っている。
とてもムカついた(まあ彼はむしろ被害者なわけだが)。

そのうち俺の体がグラっと傾いだ軽い貧血、もう限界だ。
俺は腹をくくった。
先生は最後にこう言った。
暴れているうちに散らかしたのだろうと、今後こういうことのないようにと。
俺はハイとだけ返事をするのがやっとだった・・・。

◯谷先生、今の俺がまっとう・・・2ch程度で済んでるのは先生のおかげです。

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